2018年01月14日

Mike Lebrun『Shades』

L.A.ジャズの新星、初の単独アルバム☆Mike Lebrun『Shades』
シェイズ
発売年:2017年
ez的ジャンル:新世代L.A.ジャズ
気分は... :NFL波乱は起きるか!

NFLはいよいよディビジョナルプレーオフの2日間です。
ポストシーズンでもディビジョナルプレーオフの4試合が一番面白い気がします。

AFCはペイトリオッツ、スティーラーズという上位シードの2チームが順当に勝ち進む気がしますが、NFCはアンダードッグのファルコンズ、セインツの2チームが生き残る予感がします。

結果はいかに・・・

今回は新作ジャズからMike Lebrun『Shades』です。

Mike Lebrunは、L.A.を拠点とするマルチリード奏者。

シカゴ郊外のノースウェスタン大学でジャズを学び、2009年にはシカゴを拠点とするピアニスト/キーボード奏者Josh Moshierと共同名義でアルバム『Joy Not Jaded』(2009年)をリリースしています。同時に、音楽活動と並行して、ソフトウェア業界にも10年以上身を置き、テクノロジーにも精通しているようです。

初の単独アルバムとなる本作『Shades』は自身が設立したレーベルBeakerboxからのリリースです。

Mike Lebrun自身がプロデュース/アレンジ/作曲を手掛け、レコーディングには、Mike Lebrun(ts、as、ss、fl、clarinet、prog、glockenspiel)以下、Josh Johnson(as)、Daniel Szabo(p)、Anna Butterss(b)、Nick Mancini(vibe)、Kevin Van Den Elzen(ds)、Aaron Serfaty(per)、Amber Navran(vo)といったミュージシャンが参加しています。

特に、注目のL.A.ネオソウル・バンドMoonchildの紅一点ヴォーカリストAmber Navranが注目です。また、ヴァイヴ奏者Nick ManciniKamasi Washington『Harmony Of Difference』にも参加していました。

販売元は、UKの次世代ジャズ・ユニットGoGo Penguinを引き合いに出し、L.A.の次世代ジャズという点を強く訴求しています。ジャケもGoGo Penguinっぽいですね(笑)

確かに、プログラミングも駆使し、ビートミュージック、ポストロックなどの影響も感じるL.A.ジャズは、今ジャズ好きの人であれば気に入る1枚だと思います。

特に、目新しさばかりを追求した作品ではなく、彼の考えるジャズの中に自然と今ジャズ的なエッセンスが消化されている感じがいいですね。

その意味では、インパクトよりも迷いのない潔さに共感を受けるジャズ作品という気がします。

全曲紹介しときやす。

「Flute Party」
アルバムのイントロ。今ジャズらしいビート感覚が印象的です。

「Now, Then, or Some Other Time」
プログラミングのビートをバックに、Lebrun、Josh Johnsonの二菅、Nick Manciniのヴァイヴが軽快なアンサンブルを織り成します。

「Click 'n' Slap」
シンプルなビートとLebrunのサックスのみのサウンドですが、逆にLebrunのセンスのあるプレイが際立つ格好良い演奏となっています。

「Clusterduck」
ストレート・アヘッドな演奏ですが、Lebrunのジャズ・ミュージシャンの美学のようなものを感じます。特にDaniel Szaboの繊細なピアノがいいですね。

「Going Through the Emotions」
注目のL.A.ネオソウル・バンドMoonchildの紅一点ヴォーカリストAmber Navranをフィーチャー。本作のハイライトですね。Moonchildの陽だまりのネオソウル感覚を受け継いだ演奏で、コケティッシュなAmber Navranのヴォーカルを盛り上げます。

「Saxophones Crash a Flute Party」
Lebrunのサックス&フルートにプログラミング・ビートを組み合わせたサウンドは、確かにGoGo Penguinを引き合いに出したくなるのがわかります。

「Drive There」
ミニマル感覚の演奏はライナーノーツに指摘があるようにポスト・ロック/シカゴ音響派の影響があるのかもしれませんね。

「Summon the Hope」
Lebrunの美しいフルート・アンサンブルを楽しめる演奏です。最初は「君が代」のジャズ演奏かと思いましたが。

「Melt」
爽快なドライヴ感のある演奏が心地好いです。Nick Manciniのヴァイヴがいいアクセントになっています。

「Step by Leap」
Daniel Szaboのピアノ、Lebrun、Josh Johnsonの二菅、Nick Manciniのヴァイヴらの寛いだ雰囲気の演奏が印象的です。

「Jamovaland」
30秒強の小曲。

「Eleven Toe Waggle」
電子音ビートが支配するエレクトロニカ感覚の1曲。このタイプの曲がもっとあっても面白かったかも?

「Drive Back」
Anna Butterssのベースが牽引します。ゆっくりとサウンドが表情を変えていく感じがいいですね。

「Surfer Girl」
ラストはThe Beach Boysの名曲カヴァーで締め括ってくれます。The Beach Boysのようなハーモニーもサックス、フルート、クラリネットで再現している感じがいいですね。

Josh Moshier & Mike Lebrun『Joy Not Jaded』(2009年)
Joy Not Jaded
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2018年01月07日

Bootsy Collins『World Wide Funk』

爆裂P-Funkワールドは健在!☆Bootsy Collins『World Wide Funk』
WORLD WIDE FUNK [CD]
発表年:2017年
ez的ジャンル:P-Funkアイコン系べーシスト(☆_☆)
気分は... :現役バリバリ!

新年一発目の新作はP-Funkアイコン、ウルトラ・ファンキー・べーシストBootsy Collinsの久々の新作『World Wide Funk』です。

新年一発目に相応しい、爆裂P-Funkサウンドを満喫できる1枚です。

これまで当ブログで紹介したBootsy Collins作品は以下の5枚。

 『Bootsy? Player of the Year』(1978年)
 『This Boot Is Made For Fonk-N』(1979年)
 『Ultra Wave』(1980年)
 Sweat Band『Sweat Band』(1980年)
 『The One Giveth, The Count Taketh Away』(1982年)

2011年の『Tha Funk Capital of the World』以来となるBootsyの新作です。

僕の場合、ベテラン・アーティストの新作に対して、必ずしも好意的ではなく、本作に対しても「Bootsyにかつてのようなサウンドは期待できないのでは?」なんて懸念していました。しかしながら、そんな事は杞憂でした。

多彩なゲスト陣のサポートも受けながら、Bootsyらしい爆裂P-Funkサウンドを満喫できます。

オールドスクールHip-Hopを代表するラッパー/ビートボクサーDoug E. Fresh、覆面ギタリストBuckethead、スイス生まれの女性ベーシストAlissia BenvenisteVictor WootenStanley ClarkeManou Galloという実力派ベーシストの面々、オークランド出身のラッパーDru Down、アーティスト・コレクティブBlvckseeds、クリスチャン・トークボクサーMr. TalkboxMusiq SoulchildBig Daddy Kane、コンプトン出身のラッパーMC Eiht、コロンビア人女性シンガーKali Uchis、男性R&BシンガーOctober London、盟友Dr. G. Bernie Worrell、ナッシュビルを拠点とするブルース・アーティストJustin Johnson、メンフィス出身のブルース・ロック・ギタリストEric Gales、敏腕ドラマーDennis ChambersPublic EnemyのリーダーChuck D等がフィーチャーされています。

それ以外にDJ QuikSnoop Dogg等も参加しています。

キュートな爽快ファンク「Candy Coated Lover」、トークボックスを交えた重量ファンク「Pusherman」、キャッチーなディスコ・ファンク「Hot Saucer」、新旧ベース・プレイヤーの競演「Bass-Rigged-System」、DJ Quikが関与した「Ladies Nite」、セクシーなディスコ・ファンク「Snow Bunny」、パワフルなファンク・ロック「Illusions」がオススメです。

Bootsyが現役バリバリであることを強烈に印象づける1枚です。

全曲紹介しときやす。

「World Wide Funk」
オールドスクールHip-Hopを代表するラッパー/ビートボクサーDoug E. Fresh,覆面ギタリストBuckethead,スイス生まれの女性ベーシストAlissia Benvenisteをフィーチャー。ゴジラのような雄叫びと共にスタートするタイトル曲。怒涛のファンキー・サウンドで本作の本気度が伝わってきます。

「Bass-Rigged-System」
オススメその1。Victor Wooten, Stanley Clarke, Manou Gallo,Alissia Benvenisteという新旧ベース・プレイヤーおよびWorld-Wide-Funkdriveをフィーチャー。ベース好きにはたまらないファンキー・ベースの競演です!これぞBootsyワールド!
https://www.youtube.com/watch?v=wn7-cPIX5dM

「Pusherman」
オススメその2。オークランド出身のラッパーDru Down, アーティスト・コレクティブBlvckseeds,そしてクリスチャン・トークボクサーMr. Talkboxをフィーチャー。Mr. Talkboxのトークボックスやターンテーブルがいいアクセントになっているキャッチーな重量ファンク・チューン。
https://www.youtube.com/watch?v=BBbNRmLoEoo

「Thera-P」
Tyshawn Colquittとスイス生まれの女性ベーシストAlissia Benvenisteをフィーチャー。Alissiaのベース・プレイが格好良いヘヴィー・ファンク。

「Hot Saucer」
オススメその3。Musiq Soulchild & Big Daddy Kaneという大物R&Bシンガー&ラッパーをフィーチャー。キャッチーなディスコ・ファンクで盛り上げてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=e4sw54XwFpU

「Heaven Yes」
美しいバラードで一度落ち着かせてくれます。

「Ladies Nite」
オススメその4。コンプトン出身のラッパーMC Eiht,アーティスト・コレクティブBlvckseedsをフィーチャー。さらにはDJ Quikも加わったウエッサイな1曲に仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=nVL7WUPvjnc

「Candy Coated Lover」
オススメその5。X-Zact, コロンビア人女性シンガーKali Uchis,World-Wide-Funkdriveをフィーチャー。僕の一番のお気に入り。疾走感が心地好い爽快ファンク・チューン。キュートなKali Uchisのヴォーカルもサイコーです。
https://www.youtube.com/watch?v=VmIboR12D40

「Snow Bunny」
オススメその6。Tyshawn Colquitt, Snowbunny & World-Wide-Funkdriveをフィーチャー。セクシーなディスコ・ファンクで妖しく盛り上がります。ホーン・サウンドもグッド!

「Hi-On-Heels」
男性R&BシンガーOctober Londonをフィーチャー。トラック作りにはSnoop Doggも参加しています。妖しげなムードのミディアム。

「A Salute To Bernie」
P-Funkの盟友Dr. G. Bernie Worrellをフィーチャー。BootsyとBernieの共演を楽しむスペイシー・ミディアム。

「Boomerang」
ナッシュビルを拠点とするブルース・アーティストJustin Johnsonをフィーチャー。ブルース・ロック的な演奏で楽しませてくれます。

「Worth My While」
コロンビア人女性シンガーKali Uchisをフィーチャー。Kali Uchisの透明感のあるヴォーカルを生かしたミディアム・バラードです。
https://www.youtube.com/watch?v=xgqPq3MKbcI

「Come Back Bootsy」
メンフィス出身のブルース・ロック・ギタリストEric Gales, 敏腕ドラマーDennis Chambers,World-Wide-Funkdriveをフィーチャー。Dennis Chambersのドラムをはじめ、ライブ感のある演奏が印象的です。
https://www.youtube.com/watch?v=XgWDcsKaPMU

「Illusions」
オススメその7。Public EnemyのリーダーChuck D, 覆面ギタリストBuckethead,アーティスト・コレクティブBlvckseedsをフィーチャー。ラストはパワフルなファンク・ロックで締め括ってくれます。Chuck Dのラップにはこういう重量サウンドがフィットしますね。
https://www.youtube.com/watch?v=fV6k2bNAj4I

Bootsy Collinsの過去記事もご参照下さい。

『Bootsy? Player of the Year』(1978年)
Player of the Year

『This Boot Is Made For Fonk-N』(1979年)
This Boot Is Made for Fonk-N

『Ultra Wave』(1980年)
Ultra Wave

Sweat Band『Sweat Band』(1980年)
SWEAT BAND

『The One Giveth, The Count Taketh Away』(1982年)
灼熱のP-ファンカー
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2017年12月24日

Lucas Heredia『Sinfin』

素敵なコンテンポラリー・フォルクローレ作品☆Lucas Heredia『Sinfin』
シンフィン
発表年:2017年
ez的ジャンル:アルゼンチン・コンテンポラリー・フォルクローレ
気分は... :バルサ完勝!

サッカー注目のエル・クラシコ、レアル対バルサはアウェーのバルサが3対0で完勝しました。

前半は完全にレアルが主導権を握っていただけに、後半のバルサの攻勢は意外でした。1人退場になった時点でレアルの勝機はなくなってしまいましたね。前半は死んでいたかのようなメッシが後半は尻上がりに調子を上げたのはさすがでした。やはり役者が違う!

毎週日曜は新作アルバムを紹介していますが、大晦日は恒例の『ezが選ぶ2017年の10枚』をエントリー予定のため、今回が年内最後の新作紹介となります。

セレクトしたのはメッシの母国アルゼンチンのコンテンポラリー・フォルクローレ作品Lucas Heredia『Sinfin』です。

Lucas Herediaはアルゼンチン、コルドバを拠点に活動する、現在30代半ばの男性シンガー・ソングライター。アルゼンチン・コンテンポラリー・フォルクローレを代表するAca Seca Trio等とも交流があるようです。

これまでソロ名義では『Adentro Hay Un Jardin』(2010年)、『Luz De Cerca』(2012年)の2枚、Julian Venegasと共同名義で『Puente Invisibles』(2014年)といったアルバムをリリースしています。

僕の場合、当ブログでは未紹介ですが、1stアルバム『Adentro Hay Un Jardin』(2010年)を保有しており、良質のコンテンポラリー・フォルクローレ作品として愛聴していました。

しかしながら、Lucas Herediaというアーティスト名はしっかりインプット出来ておらず、最近ではすっかり忘却していました。本作『Sinfin』はCDショップで試聴し、気に入って購入したのですが、今回記事のエントリーに際して、下調べをしているときに初めて『Adentro Hay Un Jardin』と同じアーティストであることに気づいた次第です。

なので、『Adentro Hay Un Jardin』も聴き直しながら、本作『Sinfin』の素晴らしさを再認識しています。

レコーディングにはLucas Heredia(vo、g、p、el-p、org、syn、vibe、charango、bombo、cajon、etc)以外に、Julian Venegas(vo、g)、Jorge Fandermole(vo)、Gustavo Bustillo(poetry reading)、Vicky Nycz(viola)といったアーティストが参加しています。

楽曲はすべてLucas Herediaのオリジナルです(共作含む)。

コンテンポラリー・フォルクローレがお好きな人であれば、間違いのない1枚だと思います。シンプルながらも美しいサウンドと、繊細かつ優しいLucasのヴォーカルが創り出す音世界は、静けさの中にもポジティブなものを感じます。

個人的にはAndre Mehmari/Juan Quintero/Carlos Aguirre『Serpentina』と並ぶコンテンポラリー・フォルクローレ作品だと思います。

国内盤CDには1曲毎にLucas本人の解説の日本語訳が付いているので、歌詞内容も踏まえて聴くと、感動が倍増すると思います。

心の奥まで浄化してくれる美しいフォルクローレ・ワールドをぜひ!

全曲紹介しときやす。

「Este Tiempo」
ピアノ、ギターのみのシンプルなバックとLucasの歌のみで深遠な音世界を紡ぎあげるオープニング。
https://www.youtube.com/watch?v=81Y7Jt3o1dQ

「Raiz」
オススメその1。この曲を試聴し、本作の購入を即決しました。コンテンポラリー・フォルクローレらしい軽快さと透明感のある仕上がり。美しいメロディを歌い上げるLucasのヴォーカルに生きる力のようなものを感じます。
https://www.youtube.com/watch?v=9a45blH2vIc

「Descalzo」
オススメその2。子供時代の思い出を回想した歌のようですが、美しいフォーキー・サウンドとLucasの歌い回しが時空を超えていくようでいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=r2SEfT3SQpg

「Atrapa Sueno」
Julian Venegasとのツイン・ヴォーカル&ツイン・ギターによるメロディアスなフォーキー・チューンです。
https://www.youtube.com/watch?v=C_DtLRbYINY

「Murmullo De La Ciudad」
ロサリオの街の喧騒を歌ったもの。フォルクローレらしい美しくも愁いを帯びた仕上がりがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=1mb7mTG6eOQ

「Asi Sin Mas」
オススメその3。2012年に逝去したアルゼンチン・ロック界のレジェンドLuis Alberto Spinettaに捧げられた曲。アルバム・タイトル『Sinfin』は"終わりなきもの"を意味するらしいですが、Spinettaの死を「生と死のサイクル」という視点から捉え、歌っています。アーティストが死しても、その作品は死なず!といったニュアンスですかね。アルバム・ジャケの大樹も、この生と死のサイクルを表現したもののようです。肝心の音の方も感動的で透明感のある素晴らしい1曲に仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=tcOQV9QSsnc

「Estrella De Fe」
本作の共演者の一人であるVicky Nyczに捧げた曲。どうやらLucasの公私のパートナーのようですね。二人の永遠の愛を優しく歌い上げます。
https://www.youtube.com/watch?v=hQXPmj05xe0

「Hijos De La Flor」
Gustavo Bustilloの詩の朗読と共に始まり、本編ではJorge Fandermoleとデュエットする美しいアコースティック・チューン。子供たちへの慈愛に満ちた1曲に仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=sGTsgt6sS4I

「Nuestras Casas」
Lucasの3人の姉妹の人生を歌ったもの。紆余曲折ありながらも3人の姉妹が再会するというヒューマン・ドラマ仕立ての感動的な1曲に仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=2qXFqDQOybc

「Razon De Manana」
オススメその4。僕の一番のお気に入り。最愛のパートナーについて歌った素敵なラブ・ソング。美しいサウンドとLucasの優しい歌声が聴く者の心をホッコリさせます。
https://www.youtube.com/watch?v=7DvfFEAtoh4

「Pan De Cielo」
静かな語り口の中にも力強いメッセージを感じる社会派ソング。何処となくアルゼンチンらしさを感じるサウンドも印象的です。
https://www.youtube.com/watch?v=0qZB68EegVQ

「Todos Tus Nombres」
オススメその5。落ち込んだとき、孤独を感じたときに聴くと、くじけずに前向きに生きる勇気をもらえそうな1曲です。こういう曲好きだなぁ。
https://www.youtube.com/watch?v=Yzk4A3Q95A8

「Dias De Aire」
ラストは感動的なピアノの弾き語りで締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=I2FYNFvYLns

Amazonで『Adentro Hay Un Jardin』(2010年がの取扱いがないのが残念です。

Julian Venegas/Lucas Heredia『Puente Invisibles』(2012年)
julian venegas lucas heredia puente invisibles.jpg
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2017年12月17日

The Breathing Effect『The Fisherman Abides』

Alpha Pupが送り出す注目のクロスオーヴァー・デュオ☆The Breathing Effect『The Fisherman Abides』
The Fisherman Abides (ザ・フィッシャーマン・アバイズ)
発表年:2017年
ez的ジャンル:L.A.クロスオーヴァー・デュオ
気分は... :悪夢の日韓戦・・・

サッカーのE-1選手権の日韓戦は日本の完敗。
ここまで酷い代表戦を観たのは久々ですね。

これでハリルは戦えない国内組に見切りをつけ、より海外組志向になるのでは?
今回招集されなかった浦和メンバーは幸運でしたね(笑)

特に酷かったDF陣については、スペイン2部で戦っている鈴木 大輔に一度チャンスを与えて欲しいですね。

さて、今回は新作アルバムからL.A.クロスオーヴァー作品The Breathing Effect『The Fisherman Abides』です。

The Breathing Effectは、L.A.出身のEli Goss(key)とHarry Terrell(ds、b)が結成したデュオ。

Harryがボストンのバークリー音楽院でエレクトリック・ミュージックを、HarryがN.Y.のニューヨーク大学でジャズを学んでいるときに、デビュー作「The Breathing Effect EP」(2014年)、1stアルバム『Mars Is a Very Bad Place for Love』(2015年)を制作しています。

これらの作品はL.A.ビートミュージックを牽引するイベントLow End Theoryの主宰者Daddy Kevが運営するレーベルAlpha Pup Recordsからのリリースされました。

2ndアルバムとなる本作『The Fisherman Abides』もこれまで同様、Alpha Pupからのリリースです。レコーディングには、

Eli Goss(key、vo、g)、Harry Terrell(ds、b、syn、g)に加え、前作にも参加していたL.A.生まれの日本人ミュージシャンMoki Kawaguchi(syn)が参加しています。

アルバム全体は、エレクトリック・ミュージックとジャズという2人が学んできたバックボーンが反映されたクロスオーヴァー・サウンドを楽しめる1枚に仕上がっています。個人的には進化形ジャズの観点から、かなり楽しめました。また、テープ・ディレイやヴィンテージ機材を使った効果も印象的です。

僕の場合、某大手CDショップのクラブミュージックのコーナーで本作を試聴し、購入しました。生音を大切にした仕上がりは、クラブミュージックのコーナーよりも、ジャズ・コーナーの今ジャズ作品群と一緒に置いた方が売れる気がしますが・・・

ジャズとビートミュージックが熱いL.A.だからこそ生まれたクロスオーヴァー・サウンドだと思います。

全曲紹介しときやす。

「Water Static (Blinding Phoenix)」
このオープニングを聴いて、本作をゲットしようと思いました。エレクトリック・ミュージックとジャズを学んだ2人の個性が融合したサウンドは進化形ジャズを感じます。ダイナミックな生音感とコズミックなエレクトリック感がいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=WP0W01Rlgc4

「The Morning Swim」
穏やかなエレクトリックの音色に優しく包み込んでくれます。夜明けと共に柔らかな朝陽を浴びているような気分になります。
https://www.youtube.com/watch?v=zVxoUoD62Ks

「The Grove」
コズミックな音世界が広がりの中に、ジャズ・ロック的なエッセンスも感じます。
https://www.youtube.com/watch?v=CtgA5rIGeok

「Walking Backwards」
トリップ感のあるエレクトリック・サウンド、浮遊するヴォーカル、今ジャズなドラミングが融合した素晴らしい仕上がり。「Water Static (Blinding Phoenix)」と並ぶ僕のお気に入り。
https://www.youtube.com/watch?v=rSPiVMSwoOE

「Driftwood Dialogue」
2分強の小曲。テープ・ディレイを駆使した幻想的な仕上がりです。
https://www.youtube.com/watch?v=IlqPDWRN-eQ

「Josephine」
アコースティック・ギターの音色が印象的な美しくも儚いメランコリック・ワールド。
https://www.youtube.com/watch?v=vKumtW_d5As

「The Pier (New Eyes)」
静寂の中にもパワーも感じる演奏です。ジワジワと高揚してくる感じがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=nTrOoVXQDC4

「The Ode」
Weather Reportへのオマージュ。エレクトリック・ミュージック×ジャズなクロスオーヴァー・サウンドを楽しめます。
https://www.youtube.com/watch?v=6VgHJd6GOLk

ご興味がある方は1stアルバム『Mars Is a Very Bad Place for Love』(2015年)もチェックを!

『Mars Is a Very Bad Place for Love』(2015年)
Mars Is A Very Bad Place For Love
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2017年12月10日

Space Captain『All Flowers in Time』

Moonchildに続け!N.Y.出身の新世代ネオソウル・バンド☆Space Captain『All Flowers in Time』
All Flowers in Time
発表年:2017年
ez的ジャンル:新世代ネオソウル・バンド
気分は... :ドリーミー&チル!

新作アルバムから新世代ネオソウル・バンドSpace Captainのデビュー・アルバムSpace Captain『All Flowers in Time』です。

Space Captainは2013年にN.Y.ニュースクール大学の仲間らで結成されたネオソウル・バンド。

メンバーはMaralisa Simmons-Cook(vo)、Gray Hall(g)、Mike Haldeman(g)、Alex Pyle(b)、Joy Morales(key)、Joey Ziegler(ds)、Lessie Vonner(tp)という6名。

これまでUKの人気レーベルTru Thoughtsから「In Memory」(2015年)、「Two」(2015年)という2枚のEPをリリースしています。

Tru Thoughts所属のネオソウル・バンドということで、同じTru Thoughts所属のL.A.ネオソウル・バンドMoonchildが引き合いに出されますが、確かにMoonchild好きの人であれば気に入る"陽だまりのネオソウル"的なサウンドだと思います。

あるいはHiatus KaiyoteThe Internetあたりが好きな人の嗜好にも合致するはずです。

紅一点のヴォーカルMaralisa Simmons-Cookのコケティッシュなヴォーカルとドリーミー&チルなサウンドが織り成す音世界は、"新世代ネオソウル"という括りに惑わされずに聴いた方が楽しめると思います。きっと、音響ポップ好きの人はフィットするはずです。

何も考えず、マッタリしながら聴いていたい1枚です。

全曲紹介しときやす。

「Side Eye」
透明感のあるフォーキー・チューンがオープニング。ドラムが加わり、リズミック&ドラマチックになる中盤以降の展開もグッド!

「Blue」
少し気怠いメロウネスが印象的です。Maralisaのコケティッシュなヴォーカルが栄えます。
https://www.youtube.com/watch?v=DcuvC-_-zF0 ※スタジオ・ライブ音源

「Daybreak」
タイトル通り、夜明けモードの柔らかなメロウ・サウンドにグッとくる小曲。1分で終わってしまうのが残念です。もっと長尺で聴きたいですね。

「Sycamore」
アルバムからの先行シングル。ドリーミー&チルな雰囲気にグッときます。Maralisaのヴォーカルが非日常的な夢の世界へ誘ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=RQyJmqJ20Jw

「Loveline/The Drive Home」
ボッサ・フィーリングの仕上がり。Maralisaのコケティッシュ・ヴォーカルがボッサ・サウンドによくマッチします。

「Cells」
Moonchildに通じる陽だまりフィーリングが魅力の1曲。マッタリ・モードにぴったりです。

「Hollow」
空虚なドリーミー・ワールドに惹き込まれます。この音響ポップな雰囲気も新世代ネオソウル・バンドらしいかもしれませんね。。

「Hours」
アコースティック・ギターの響きとMaralisaのヴォーカルがシンクロした1曲。この曲も音響ポップな魅力があります。

「Flood」
ラストは新世代ネオソウル・バンドらしいオルタナな魅力に溢れた1曲で締め括ってくれます。

未聴の方は同じTru Thoughts所属のL.A.ネオソウル・バンドMoonchildもチェックを!

Moonchild『Please Rewind』(2014年)
Please Rewind

Moonchild『Voyager』(2017年)
Voyager [帯解説・歌詞対訳 / ボーナストラック2曲収録 / 国内盤] (BRC549)
posted by ez at 04:59| Comment(0) | 2010年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする