2017年01月29日

The Seshen『Flames & Figures』

ベイエリア産フューチャー・ソウル・バンド☆The Seshen『Flames & Figures』
Flames & Figures [帯・解説付 / 国内流通仕様盤CD] (BRTRU330)
発表年:2016年
ez的ジャンル:ベイエリア産フューチャー・ソウル
気分は... :睡蓮の花言葉は清純な心・・・

今回は新作アルバムからベイエリア産フューチャー・ソウル作品、The Seshen『Flames & Figures』(2016年)です。

昨秋に購入し、年内に紹介しようと思っていたのですが、他作品の関係で後回しにしてしまい、気づけば紹介がかなり遅くなってしまいました。

The Seshenは日系4世のAkiyoshi Ehara(b)を中心に、サンフランシスコで結成されたフューチャー・ソウル・バンド。

現在のメンバーはAkiyoshi Ehara(b)、Lalin St. Juste(vo)、Kumar Butler(software instrument)、Mahesh Rao(key)、Kasha Rockland(vo)、Mirza Kopelman(per)、Chris Thalmann(ds)という7名。ハイチ系アメリカ人の女性シンガーLalin St. JusteはAkiyoshi Eharaの公私のパートナーです。

グループは2012年に1stアルバム『The Seshen』をセルフ・リリース。これが評判となり、Tru Thoughtsとの契約に成功し、2014年にEP『Unravel EP』をリリースいています。

また、Hiatus KaiyoteThundercatTune-Yards等のオープニング・アクトも務めています。

そして、満を持して制作されたのがTru Thoughtsでの第1弾アルバムとなる本作『Flames & Figures』(2016年)です。

アルバム全体としては、鮮やかなエレクトリック・サウンドによる音空間とLalin St. Justeのキュートなヴォーカルが印象的なフューチャー・ソウル作品に仕上がっています。ベイエリアからこういったサウンドが生まれてくるのは少し意外な気もしました。

独特のポップ感覚は聴き重ねるうちにクセになります。

Hiatus Kaiyoteあたりがお好きな人は楽しめるのでは?

全曲紹介しときやす。

「Distant Heart」
ミステリアスなエレクトリック・ソウルがオープニング。

「Right Here」
僕好みのフューチャー・ソウル。ヴィヴィドなエレクトリック・サウンドをバックに、Lalin St. Justeのキュートなヴォーカルが栄えます。

「Spectacle」
幻想的なフューチャー・ソウル。近未来的なポップ感覚がいい感じです。

「Other Spaces」
トライバル感覚のフューチャー・ソウル。このバンドらしいハイブリッド・サウンドを楽しめます。

「Already Gone」
エレクトロ・ポップ的な味わいの仕上がり。B級的な味わいが逆にいい感じです。

「Flames & Figures」
タイトル曲はアンビエントR&B感覚の深淵な雰囲気です。目を閉じて聴いていると引き込まれます。
https://www.youtube.com/watch?v=h-T6dIWpxWU

「Waiting For You」
オルタナ感覚のフューチャー・ソウル。キュートなのに儚い歌声の哀愁感が印象的です。

「Firewalker」
本作らしい立体感のあるエレクトリック・サウンドとLalin のキュートなヴォーカルのマッチしたドリーミー・ソウル。

「Fallen Skies」
音空間の広がりが印象的なハイブリッド・ダンス・チューン。白日夢の中のダンス・チューンといった趣ですね。

「Periphery」
ヴィヴィドなポップ感覚が魅力のエレクトリック・ソウル。アルバムの中でも一番キャッチーな仕上がりなのでは?

「Time's Up」
オルタナな面白さのあるフューチャー・ソウル。このバンドらしい個性を楽しむことができます。

「All I Know」
幻想的なエレクトリック・サウンドによるサウンド・スケープ的な仕上がり。

「Colors Collide」
ラストがバンドらしいドライブ感のあるサウンドで躍動します。こういった曲があと1、2曲あっても良かった気が・・・

バンド名はエジプトの言葉で睡蓮(すいれん)を意味するらしいです。
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2017年01月26日

Roman Andren『Rain King』

進化した北欧クロスオーヴァー☆Roman Andren『Rain King』
レイン・キング
発表年:2016年
ez的ジャンル:北欧系ブラジリアン・フュージョン+アフロビート
気分は... :雨王・・・

今回は"北欧のDeodato"ことスウェーデンのキーボード奏者Roman Andren『Rain King』(2016年)です。

これまで当ブログで紹介したRoman Andren作品は以下の5枚。

 『Juanita』(2007年)
 『Color Green』(2010年)
 『Lovin' You』(2011年)
 『Cabra Negra』(2012年)
 『Oyster Of Basatan』(2013年)

これまでRoman Andrenの最新作はいつもタイムリーに紹介してきましたが、本作(昨年6月にリリース)は半年遅れになってしまいました。

『Juanita』(2007年)で日本における熱烈なファン獲得に成功したRoman Andrenですが、ここ数作は注目度も低かったかもしれませんね。きっとヴォーカル曲が少ないインスト中心のアルバムが地味な印象を与えたからかもしれません。やはり、みんなが求めるのは『Juanita』のようなヴォーカル入りのメロウなブラジリアン・フュージョンなのでしょうね。

本作『Rain King』は、前作と同じくスウェーデンのアフロビート・バンドKakaraka Bandとの共演盤となっています。前作はアフロビート・バンドをバックに従えつつ、サウンドは初期のブラジリアン・フュージョンに近いものがありました。それに対して、本作ではKakaraka Bandのアフロビート色をより強調したブラジリアン・フュージョン+アフロビートのクロスオーヴァー・サウンドも楽しめます。

また、ヴォーカル曲も多くなっています。ただし、ヴォーカル曲はKakaraka BandのフロントマンPositive Ganiu Oluwoらによるアフロビート的なヴォーカルが中心ですが・・・

アフロビート/アフロ・ファンク、ブラジリアン・フュージョン、ディスコ・ファンク、カリビアン、ボッサ+アフロなどバリエーション豊かなRoman Andrenワールドを楽しめます。

僕のように聴き逃していた方は、ぜひチェックを!

全曲紹介しときやす。

「The Child That I Am (Omo Kekere Ti Moje)」
本作らしいアフロビート色の強いサウンドでアルバムは幕を開けます。アフロビートの中にメロウ・フュージョン的なエッセンスを取り入れているのがいいですね。

「It's A Beautiful Day」
フェンダー・ローズの音色が心地好いメロウなブラジリアン・フュージョン。『Juanita』好きの人はグッとくるはず!これで女性ヴォーカル入りだったら文句ナシなのですが・・・

「My Heart Belongs To You (Tie nin se)」
アフロ・ファンク的なディスコ・チューン。AndrenのDJ的センスが反映されたダンサブル・サウンドです。

「And You Never Said Goodbye」
Roman Andrenお得意のメロウなブラジリアン・フュージョン。『Juanita』に収録されていてもおかしくない雰囲気です。70年代CTIクロスオーヴァー/フュージョンがお好きな人は気に入るはず!

「Rain King (Oba Ojo)」
タイトル曲はアフロ・ファンク調のディスコ/ブギー。アフロビート+フュージョン+ディスコ/ブギーを見事に融合させた本作を象徴する1曲なのでは?

「Where You Go, I Go (Osope Kin Duro Moduro)」
ボッサ+アフロなミステリアスな雰囲気が印象的です。

「You Said You're Sorry」
Andrenらしいフェンダー・ローズの音色を楽しめるメロウなブラジリアン・フュージョン。初めて聴いたのに懐かしい感じがします。

「Morning Dew」
マリンバ、スティール・パン、アナログ・シンセが織り成すカリビアン・テイストのサンバ・フュージョン。独特のトロピカル感が面白いです。

「Say It, Then I Listen (So Kingbo)」
パワフルなファンク・チューン。この曲はKakaraka Bandの色が強く出た演奏なのでは?

「Joy, Look For Me (Idu Nu Wa Mi Wa)」
壮大なスケールのアフロ・フュージョン。映画のサントラとかにありそうな雰囲気ですね。

「And The Wind Blows」
Gee Belloをフィーチャー。サンセット・モードのメロウ・チューン

「A Brand New Start」
Eric Galeを思い出すソウルフルなギターが印象的なメロウ・フュージョン。70年代のサマー・モード全開です。

「The Child That I Am (reprise)」
ラストはフェンダー・ローズのみでの「The Child That I Am」のリプライズ。

Roman Andrenの過去記事もご参照下さい。

『Juanita』(2007年)
ファニータ

『Color Green』(2010年)
カラー・グリーン

『Lovin' You』(2011年)
ラヴィン・ユー

『Cabra Negra』(2012年)
カブラ・ネグラ

『Oyster Of Basatan』(2013年)
ジ・オイスター・オブ・バサタン
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2017年01月22日

Omar『Love in Beats』

UKソウルの重鎮の最新作☆Omar『Love in Beats』
LOVE IN BEATS
発表年:2017年
ez的ジャンル:UKソウルの重鎮
気分は... :オリジネーター!

今回はUKソウルを代表する男性シンガーOmarの最新8thアルバム『Love in Beats』です。

アシッド・ジャズ期から活躍するUKソウルの重鎮Omar(Omar Lye-Fook)について、当ブログでこれまで紹介したのは以下の4枚。

 『There's Nothing Like This』(1990年)
 『Best By Far』(2001年)
 『Sing (If You Want It)』(2006年)
 『The Man』(2013年)

前作『The Man』(2013年)から約3年半ぶりの新作となる本作『Love in Beats』ですが、Omarらしいジャズ、ワールド・ミュージック、Hip-Hop、クラブミュージックのエッセンスを取り入れた独自のUKソウルで楽しませてくれます。

現代ジャズをリードするピアニストRobert Glasper、UKのベテラン・ラッパーTyCool MillionのレーベルSedSoulに所属するUKの実力派女性シンガーNatasha Watts、メロウ大王Leon WareGrant Windsor's Big Beat Band、かつてMarsha Ambrosiusと女性R&BデュオFloetryを組んでいたFloacist(Natalie Stewart)、キューバ出身、フランスを拠点に活動する女性シンガーMayra AndradeThe Moteane - Lyefooks、元JamiroquaiStuart ZenderLes Nubiansのプロデュースもしたフランス人男性シンガーJean-Michel Rotinといったミュージシャンがゲスト参加しています。

大半の曲はOmar本人もしくは実弟Scratch Professerとの共同プロデュースです。それ以外に、Richard EarnshawMaurice Brownとの共同プロデュース曲がそれぞれ1曲あります。

突出した曲はありませんが、Omarワールドを十分楽しめる1枚だと思います。
UKソウル好きの人はぜひチェックを!

全曲紹介しときやす。

「Vicky's Tune」
Robert GlasperとTyをフィーチャー。フューチャー・ジャズ的なソウル・チューンに仕上がっています。ファンの期待を軽く飛び越えてくれた絶好調のオープニングです。

「Insatiable」
Richard Earnshawとの共同プロデュース。Natasha Wattをフィーチャー。ジャジー・フィーリングのメロウ・ソウルで盛り上げてくれます。息の合ったデュエットで盛り上げてくれます。

「Gave My Heart/It's So Interlood」
「Gave My Heart」はメロウ大王Leon Wareをフィーチャー。
メロウ大王の「Rockin' You Eternally」をサンプリングし、さらにフルート、ハープも加わったネオ・ソウル調のメロウ・チューンです。本編に続き、Grant Windsor's Big Beat Bandをフィーチャーした「It's So Interlood」が挿入されています。

「Feeds My Mind」
Floacistをフィーチャー。OmarらしいネオソウルにFloacistのポエトリーがアクセントで加わります。オトナのUKソウルといった趣です。

「De Ja Vu」
Mayra Andradeをフィーチャー。UKネオソウル・シンガーDon-Eがギターを奏でるレトロなワルツ調のジャジー・ソウルです。

「Girl Talk」
The Moteane - Lyefooksをフィーチャー。このThe Moteane - LyefookとはOmarの家族のことだと思います。家族の会話を収めたインタールード的な1曲。Maurice Brownとの共同プロデュース。

「This Way That Way」
コーラス・アレンジが特徴的です。ジャズ・フレイヴァーのアレンジも含めてベテランならではのセンスが冴えるネオソウル・チューンです。

「Hold Me Closer」
Stuart Zenderのギターをフィーチャー。バカンス・モードのメロウ・グルーヴです。フリーソウル好きの人は気に入るであろうサマー・ブリーズです。

「I Want It To Be」
配信で先行リリースされたリード曲。軽くカリビアン・フィーリングの効いたリラックスしたソウル・グルーヴが心地好いです。
https://www.youtube.com/watch?v=Az17VbA8CwU

「Doobie Doobie Doo」
Omar自身のラップも交えつつ、寛いだ雰囲気が本作らしくていいのでは?

「Grey Clouds」
スコールの効果音と共に始まるカリビアン・フィーリングのソウル・バラード。

「Destiny」
Jean-Michel Rotinをフィーチャー。ラストはOmarらしい雰囲気のソウル・グルーヴで締め括ってくれます。特に終盤の盛り上がりがいいですね。

Omarの過去記事もご参照下さい。

『There's Nothing Like This』(1990年)
There's Nothing Like This

『Best By Far』(2001年)
Best By Far

『Sing (If You Want It)』(2006年)
Sing (If You Want It)

『The Man』(2013年)
Man
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2017年01月15日

Andre Mehmari & Antonio Loureiro『MehmariLoureiro Duo』

現代ブラジル音楽が生んだ天才2人のデュオ・アルバム☆Andre Mehmari & Antonio Loureiro『MehmariLoureiro Duo』
MehmariLoureiro duo メマーリロウレイロ・デュオ
発表年:2016年
ez的ジャンル:現代ブラジル音楽スーパー・デュオ
気分は... :目を閉じて・・・

新作アルバムからAndre MehmariAntonio Loureiroという現代ブラジル音楽が生んだ天才2人のデュオ・アルバム『MehmariLoureiro Duo』です。

1977年リオデジャネイロ生まれのピアニスト/コンポーザーAndre Mehmariを作品レベルで紹介するのは今回が初めてになります。もう一人の主役であるサンパウロ出身のマルチ奏者/コンポーザーAntonio Loureiroについては2ndアルバム『So』(2012年)を紹介済みです。

久々に"静かなる音楽"の紹介になるかもしれませんね。

これまでフェスティバルで共演したり、共演動画をYouTubeにアップしてきた2人が遂にデュオ・アルバムをリリースしました。

演奏は2人のみですが、Andre Mehmari(p、syn、el-p、bass fl、g、charango、bandolim、accordion、vo)、Antonio Loureiro (ds、vibe、vo)のように多様な楽器を駆使しています。

僕の場合、器楽奏者のデュオ・アルバムって、構成にメリハリをつけにくく単調に思えることも多いのですが、本作にそうした危惧は不要です。正直、ピアノとヴァイヴ、あるいはピアノとドラムのみの演奏でも、ここまで魅了されるとは思っていませんでした。

ジャズ、クラシック、現代音楽、ブラジル音楽を"引き算の音世界"で融合させた名盤だと思います。

目を閉じて、一音一音をしっかり感じながら聴きたい作品です。

全曲紹介しときやす。

「A Brisa」
Andre Mehmari作。Mehmariの美しいピアノに、Loureiroのヴァイヴが寄り添う瑞々しいオープニング。心が浄化されます。

「Laginha」
Antonio Loureiro作。冒頭Mehmariのピアノに魅了されますが、Loureiroのドラムが加わった途端にワールド・ジャズ的な面白さが増します。今ジャズ好きの人も楽しる演奏のはず!

「Ciranda da Serra」
Antonio Loureiro作。この2人の共演らしいクラシック〜現代音楽的な雰囲気の演奏です。

「Baiao de Miguelim」
Andre Mehmari作。ピアノ、ヴァイヴにアコーディオンが加わり、いいアクセントになっています。

「Um Mapa de Tres de Pontas」
Andre Mehmari作。ヴォーカル(というよりヴォイスか)を前面に打ち出した美しい演奏です。80年代Pat Metheny作品がお好きな人であれば気に入るはず!

「Na!」
Andre Mehmari作。ピアノ、ヴァイヴ、アコーディオンによる現代音楽的な演奏ですが、一音一音が生き生きしているのがいいですね。

「Lamento」
Antonio Loureiro作。ここでのMehmariはバス・フルートをメインに演奏しています。神秘的な雰囲気の演奏です。

「Valsa Nostalgica」
Andre Mehmari作。ここではバンドリンの音も加え、鍵盤+弦の組み合わせでアクセントをつけたワールド・ミュージックらしい演奏で魅了します。

「Ninguem Compreende」
Andre Mehmari作。哀愁モードのヴォーカル曲。静と動のメリハリがいいですね。

「Festa Junina」
Andre Mehmari作。僕の一番のお気に入り。MehmariのピアノとLoureiroのドラミング、さらにスキャット・ヴォーカルも加わった大地のジャズを楽しめます。この演奏もPat Metheny好きの人は気に入るはず!

「Pra Abrir o Apetite」
Antonio Loureiro e Andre Mehmari作。ピアノとヴァイヴのデュオ演奏の魅力を余すことなく伝えてくれます。

「Episodio Valseado」
Antonio Loureiro e Andre Mehmari作。アルバムの中では最もオーソドックスなジャズ演奏かもしれません。

「Episodio Inquieto」
Antonio Loureiro e Andre Mehmari作。Mehmariのピアノ、Loureiroのドラムによるインプロを楽しめます。

「Episodio da Surpresa」
Antonio Loureiro e Andre Mehmari作。音と音の間を楽しむ"わびさび"的演奏です。

「Episodio das Quartas」
Antonio Loureiro e Andre Mehmari作。Mehmariの美しいピアノを堪能できます。

「Episodio das Sombras」
Antonio Loureiro e Andre Mehmari作。余計なことをしない引き算的な演奏が印象的です。

「Episodio Em Do Maior」
Antonio Loureiro e Andre Mehmari作。ピアノとドラムのみでこんなに素晴らしい今ジャズ的な演奏ができるのかと脱帽です。

Antonio LoureiroAndre Mehmariの他作品もチェックを!

Antonio Loureiro『Antonio Loureiro』(2010年)
Antonio Loureiro

Antonio Loureiro『So』(2012年)
ソー

Antonio Loureiro『Tokyo Solo』(2014年)
in Tokyo

Antonio Loureiro/Chico Pinheiro/Sergio Santos 『Triz』(2012年)
Triz

Andre Mehmari『Canto』(2003年)
Canto

Andre Mehmari『Lachrimae』(2003年)
Lachrimae

Andre Mehmari & Na Ozzetti 『Piano e Voz』(2005年)
Duo: Piano & Voz

Andre Mehmari『MPBaby Clube da Esquina』(2008年)
MPBABY - CLUBE DA ESQUINA

Andre Mehmari『...De Arvores E Valsas』(2008年)
De Arvores E Valsas

Andre Mehmari & Gabriele Mirabassi『Miramari』(2008年)
Miramari

Hamilton de Holanda & Andre Mehmari『Gismontipascoal』(2011年)
Gismontipascoal a Musica De Egberto & Hermeto

Andre Mehmari『Afetuoso』(2011年)
Afetuoso

Andre Mehmari『Canteiro』(2012年)
Canteiro

Andre Mehmari『Angelus』(2012年)
Angelus

Andre Mehmari/Francois Morin『Arapora』(2014年)
Arapora

Andre Mehmari『In Tokyo』(2014年)
Tokyo Solo

Andre Mehmari『As Estacoes Na Cantareira』(2015年)
As Estacoes Na Cantareira
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2017年01月08日

Cerrone『Red Lips』

ディスコ・レジェンド約7年ぶりの新作☆Cerrone『Red Lips』
Red Lips
発表年:2016年
ez的ジャンル:ディスコ・レジェンド
気分は... :老いてはますます壮なるべし・・・

1970年代のユーロ・ディスコ・シーンを代表するアーティストCerroneの約7年ぶりの新作『Red Lips』(2016年)です。

Cerrone(本名:Marc Cerrone )は1952年フランス、パリ郊外のヴィトリ・シュル・セーヌ生まれのミュージシャン/プロデューサー/コンポーザー。

アフロ/ラテンのエッセンスを取り入れたディスコ・バンドKongasを経て、1976年からソロ名義での活動を開始します。

そして、「Love In C Minor」「Cerrone's Paradise」「Supernature」等のディスコ・ヒットを飛ばし、Giorgio Moroderと並びユーロ・ディスコ・シーンを牽引する存在となりました。

その後もコンスタントに作品をリリースしてきたディスコ・レジェンドが昨年末にリリースした最新作が『Red Lips』(2016年)です。

アルバムには、Disclosure「Moving Mountains」でフィーチャーされていた男性シンガーBrendan Reilly、UKのシンガー・ソングライターSam Gray、カナダの女性シンガー・ソングライターKiesza、USの人気R&Bシンガー/ラッパーAloe Blacc、人気R&BプロデューサーであるMike City、UKのデュオHot ChipのメンバーAlexis Taylor、フレンチ・エレクトリック・ファンク・ユニットDax Riders、アフロビートのレジェンドTony Allen等の多彩なアーティストがフィーチャリングされています。また、レジェンド・ギタリストNile Rodgersも参加しています。

現在、64歳となったディスコ・レジェンドCerroneですが、本作のサウンドはバリバリの現役モードであり、昨今のディスコ/ブギー作品と比較しても、遜色ないどころか、他を凌駕する出来栄えだと思います。どこを切っても極上ディスコのオンパレードです。

老いてはますます壮なるべし!
ディスコ好き必聴の1枚だと思います。

全曲紹介しときやす。

「Therapy」
オススメその1。James Hartをフィーチャー。美しいピアノのイントロと共に始まるキャッチーなダンス・チューンでアルバムは幕を開けます。ストリングス&ホーンも巧みに取り入れたサウンドにレジェンドの熟練を感じます。
https://www.youtube.com/watch?v=Ie9UDlYgcIg

「Move Me」
オススメその2。Brendan Reillyをフィーチャー。アルバムからの1stシングルにもなっています。70〜80年代N.Y.ディスコ好きの人であれば、間違いない王道ディスコ・チューン。軽やかなKamil Rustamのギター・カッティングが心地好いですね。Brendan ReillyもDisclosure作品に起用されるのも頷ける魅惑のヴォーカルを披露してくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=MVR3W3qJO3A

「Illuminate Me」
Sam Grayをフィーチャー。Nile Rodgers参加曲でもあります。ディスコ・レジェンド2人の共演というだけでも興奮しますね。Nile Rodgersが彼らしいギター・プレイで盛り上げてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=FETICezT1uk

「Ain't No Party(like Monday Night」
Kiezsaをフィーチャー。Kiezsaのコケティッシュな歌声を生かした妖艶なダンス・チューンに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=e5ob07DLXDU

「Take Over」
オススメその3。Brendan Reillyをフィーチャー。昨今のディスコ/ブギー・ブーム好きの人ならば、きっと気に入るであろうキャッチーな仕上がりです。
https://www.youtube.com/watch?v=6I0qe85EmbI

「C'est Bon」
オススメその4。Aloe Blaccをフィーチャー。歯切れのいい疾走感にグッとくるダンス・チューン。2016年仕様のCerroneを実感できる1曲なのでは?
https://www.youtube.com/watch?v=MF7xT0ownro

「Red Lips」
Wallace Turrellをフィーチャー。タイトル曲には甘く危険な香りが漂います。Robert "J.J." Smithのベースが格好良いです。
https://www.youtube.com/watch?v=nm4k70dITYM

「Kiss It Better」
オススメその5。Yasminをフィーチャー。Yasminのフェミニンな魅力を生かした華やかなディスコ・チューンに仕上がっています。ここでもRobert "J.J." Smithの格好良いベースが目立っています。
https://www.youtube.com/watch?v=qDgDdYofHtc

「You Only Live Once」
オススメその6。Mike Cityをフィーチャー。Mike Cityの何処となく儚いヴォーカルが栄えるディスコ・チューン。こういうの大好きです。
https://www.youtube.com/watch?v=wDc_qLnWjyU

「Steal Your Love」
オススメその7。Alexis Taylorをフィーチャー。Alexis Taylorの男の色気を感じるヴォーカルがソウルフル・ハウス調のサウンドとよくマッチしています。
https://www.youtube.com/watch?v=FKl_hZuqmks

「Jane」
Dax Ridersをフィーチャー。トークボックスを使ったエレクトリック・ファンク調の仕上がり。アルバムのいいアクセントになっています。
https://www.youtube.com/watch?v=P1_5RfOnVbY

「I Want」
Chelcee Grimes & Mike Cityをフィーチャー。キュートなChelcee、儚いMike Cityという対照的な2人のヴォーカルを上手く活かしています。
https://www.youtube.com/watch?v=qdx4PjS3Qbc

「Time Machine」
オススメその8。Sam Grayをフィーチャー。Kamil RustamがNile Rodgersばりのカッティング・ギターで盛り上げてくれるディスコ・ファンク。
https://www.youtube.com/watch?v=6SMd1apTR-I

「2nd Chance」
オススメその9。アフロビートのレジェンドTony Allenをフィーチャー。アフロなエッセンスを取り入れたトライバルなディスコ・ファンクで締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=f2SlTqUpG4Y

ご興味がある方はCerroneの他作品や、かつて在籍していたKongasの作品もチェックを!

『Love in C Minor (Cerrone I)』(1976年)
Love in C Minor

『Cerrone's Paradise (Cerrone II)』(1977年)
Cerrone's Paradise

『Supernature (Cerrone III)』(1977年)
Cerrone 3 Supernature

『Cerrone IV: The Golden Touch』(1978年)
The Golden Touch

『Angelina (Cerrone V)』(1979年)
Angelina

『Portrait of a Modern Man (Cerrone VI)』(1980年)
Cerrone VI by Cerrone

『You Are The One (Cerrone VII)』(1980年)
You Are the One

『Back Track (Cerrone VIII)』(1982年)
Back Track

『Your Love Survived (Cerrone IX)』(1982年)
9 (Your Love Survived)

『Where Are You Now』(1983年)
Cerrone X-Where Are You Now

『The Collector (Cerrone XI)』(1985年)
Cerrone XI-the Collector

『Way In (Cerrone XII)』(1989年)
Way in

『Dancing Machine (Cerrone XIII)』(1990年)
Cerrone 13: Dancing Machine

『Dream (Cerrone XIV)』(1992年)
Cerrone XIV-Dream

『X-Xex (Cerrone XV)』(1993年)
Cerrone XV-X-Xex

『Human Nature (Cerrone XVI)』(1994年)
Human Nature [European Import]

『Hysteria (Cerrone XVIII)』(2002年)
Hysteria

『Celebrate! (Cerrone XXI)』(2007年)
Celebrate !

『Love Ritual (Cerrone XXII)』(2008年)
Love Ritual

Kongas『Africanism』(1977年)
Africanism

Kongas『Anikana-O』(1978年)
Anikana-O
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