2017年04月26日

『今の気分は...2017年4月26日編』

過去記事から10曲セレクトするシリーズです。

今回は1970年代ファンク/ディスコ/メロウ・ソウルから10曲セレクトしました。

全て過去記事で紹介済なので、気に入った曲があれば過去記事もご参照下さい。

Thelma Houston「Saturday Night, Sunday Morning」
http://www.youtube.com/watch?v=IbEsQ2RlARE
From 『Ride To The Rainbow』(1979年)
ライド・トゥ・ザ・レインボウ

Instant Funk「I Got My Mind Made Up (You Can Get It Girl)」
https://www.youtube.com/watch?v=a1K2Z5Y0Ur4
From 『Instant Funk』(1979年)
INSTANT FUNK + 5

First Choice「Double Cross」
https://www.youtube.com/watch?v=G-MhdmBo7Fc
From 『Hold Your Horses』(1979年)
HOLD YOUR HORSES + 7

Side Effect「Always There」
https://www.youtube.com/watch?v=9cs4tJCG39Y
From 『What You Need』(1976年)
What You Need

Keith Barrow「If It's Love That You're Looking For」
http://www.youtube.com/watch?v=a4m2ij6KbUw
From 『Physical Attraction』(1978年)
Physical Attraction

Sharon Ridley「Changin'」
https://www.youtube.com/watch?v=GOQfbf0uZ58
From 『Full Moon』(1978年)
フル・ムーン+1

L.T.D.「Promise You'll Stay」
https://www.youtube.com/watch?v=fxd_7ixLIak
From 『Devotion』(1979年)
Devotion

Pockets「Happy For Love」
https://www.youtube.com/watch?v=algbB3AQ8MI
From 『Take It On Up』(1978年)
戦士の凱旋(紙ジャケット仕様)

Real Thing「Wan't You Step Into My World? 」
https://www.youtube.com/watch?v=0GK76Y-_qN0
From 『Step Into Our World』(1978年)
ステップ・イントゥ・アワ・ワールド

Gwen McCrae「I Can Only Think Of You」
https://www.youtube.com/watch?v=Hfeh-98dRyM
From 『Melody Of Life』(1979年)
Melody Of Life ~ Expanded Edition [from UK]
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2017年03月30日

特別企画:『Jazz The New Chapter 4』掲載ディスクのご紹介

話題の"今ジャズ"ムック本の第4弾『Jazz The New Chapter 4』が今月発売となりました。

『Jazz The New Chapter 4』
Jazz The New Chapter 4 (シンコー・ミュージックMOOK)

『Jazz The New Chapter』(左)
『Jazz The New Chapter 2』(中央)
『Jazz The New Chapter 3』(右)
Jazz The New Chapter~ロバート・グラスパーから広がる現代ジャズの地平 (シンコー・ミュージックMOOK)Jazz The New Chapter 2 (シンコー・ミュージックMOOK)Jazz The New Chapter 3 (シンコー・ミュージックMOOK)

当ブログでは『Jazz The New Chapter 2』が発売された2014年9月に、"Jazz The New Chapter(JTNC)強化月間"と称して、『Jazz The New Chapter』および『Jazz The New Chapter 2』の掲載ディスクを集中的に紹介しました。

さらに、その月の終わりにJazz The New Chapterと自分の音楽嗜好を整理した記事『Jazz The New Chapter(JTNC)強化月間のおわりに』をエントリーしたところ、大きな反響をいただきました。

また、『Jazz The New Chapter 3』発売時には、掲載ディスクの紹介記事をエントリーしました。

2014年9月30日
 『Jazz The New Chapter(JTNC)強化月間のおわりに』
2015年9月16日
 特別企画:『Jazz The New Chapter 3』が発売になりました・・・

こんな流れなので、『Jazz The New Chapter 4』にも触れないわけはいかないでしょう(笑)

ということで、『Jazz The New Chapter 4』で紹介されている作品から、当ブログでもエントリー済みの作品26枚を紹介したいと思います。

僕自身のスタンスを最初に明確にしておきたいと思います。僕自身はJazz The New Chapter(JTNC)の熱狂的な信奉者というわけではありません。特に『Jazz The New Chapter 3』あたりから、音楽シーンの新しい動きを無理矢理"JTNC"という枠に押し込めようとする窮屈さを感じるようになりました。

したがって、『Jazz The New Chapter 4』も楽しく読めた部分と、少し批判的に読んだ部分とがありました。掲載ディスクについても、大層な謳い文句の割には、ショップで試聴して僕にはピンと来なかった作品がかなりあるのも事実です。

まぁ、今回紹介する26枚は当ブログで紹介した作品なので、僕のお気に入りの26枚であることは間違いありません。

★JTNCのトップ・ランナーたち★

Robert Glasper Experiment『ArtScience』(2016年)(上段左)
Miles Davis & Robert Glasper『Everything's Beautiful』(2016年)(上段右)
Gregory Porter『Take Me To The Alley』(2016年)(下段左)
Jose James『Love In A Time Of Madness』(2017年)(下段右)
アートサイエンスエヴリシングス・ビューティフル
希望へのアレイラヴ・イン・ア・タイム・オブ・マッドネス

JTNCという流れを生み出すのに、大きな役割を果たしたRobert Glasper。やはり、彼の動向は気になりますね。ただし、Robert Glasper参加というだけで、今ジャズ重要作品のように持ち上げるやり口にはウンザリしてきますが。

Gregory PorterJose JamesというJTNCを代表する男性ヴォーカリストの作品も僕の中では別格です。ただし、Joseの新作は既にJTNCという枠からはみ出していると思います。

★JTNCを支える女性アーティストたち★

Tillery『Tillery』(2016年)(上段左)
Becca Stevens『Regina』(2017年)(上段右)
Esperanza Spalding『Emily's D+Evolution』(2016年)(下段左)
Camila Meza『Traces』(2016年)(下段右)
ティレリーレジーナ【日本先行発売】
Emily's D+Evolution(deluxe)Traces

Gretchen Parlato、Rebecca Martin、Becca Stevensによるスペシャル・ユニットTilleryの初アルバムは本当に嬉しかったですね。そのTilleryを経由してリリースされたBecca Stevensの最新作は強力でした。

プレイヤーとしても今ジャズらしいEsperanza SpaldingCamila Meza。Esperanzaの最新作はコンセプト・アルバムなのにスタジオ・ライヴというのがジャズの才女らしいですね。『ezが選ぶ2016年の10枚』にも選んだCamilaはワールド・ジャズ感と今ジャズ感が絶妙にバランスしている逸品でした。

★L.A.シーンの注目アーティストたち★

Carlos Nino & Friends『Flutes, Echoes, It's All Happening!』(2016年)(上段左)
Dexter Story『Wondem』(2016年)(上段右)
Terrace Martin『Velvet Portraits』(2016年)(中段左)
Josef Leimberg『Astral Progressions』(2016年)(中段右)
Thundercat『Drunk』(2017年)(下段左)
Anderson .Paak『Malibu』(2016年)(下段右)
Flutes, Echoes, It's All Happening! [日本限定流通輸入盤CD / ボーナストラック4曲収録] (LR081)_251Wondem
Velvet Portraits [日本語解説・帯付]Astral Progressions
Drunk [帯解説・ボーナストラック1曲収録 / 国内盤]  (BRC542)MALIBU [国内仕様盤 / 帯・解説付き](ERECDJ218)

L.A.ジャズの首領Carlos Ninoや彼の盟友Dexter Storyの動きは、今ジャズとは別文脈でも興味深いですね。

プロデュース・ユニットLoveDragonを組むTerrace MartinJosef Leimbergの作品は、ジャズ・ミュージシャン兼Hip-Hopプロデューサーという点で、J Dilla等の影響を受けた今ジャズを楽しむことができます。

Flying Lotusの右腕としても活躍する天才ベーシストThundercatは、JTNCという枠で語るには窮屈なアーティストかもしれませんね。昨年R&B/Hip-Hopシーンを席巻したAnderson .Paakに関しては、JTNCではないですよね(笑)

★ブラジル音楽とJTNC★

Kurt Rosenwinkel『Caipi』(2017年)(上段左)
Luciana Souza『Speaking In Tongues』(2015年)(上段右)
Antonio Loureiro『So』(2012年)(下段左)
Andre Mehmari & Antonio Loureiro『MehmariLoureiro Duo』(2016年)(下段右)
カイピ Caipi (Japan Edition)Speaking in Tongues
ソーMehmariLoureiro duo メマーリロウレイロ・デュオ

『Jazz The New Chapter 4』で印象的であったのが、ブラジル音楽と今ジャズとの関わりでした。それを象徴するのが現在ジャズ・ギターの皇帝Kurt Rosenwinkelの最新作です。

Luciana SouzaAntonio LoureiroAndre MehmariはJTNC云々を抜きにしても楽しめるジャズ作品です。

★ネオ・ソウル/Hip−HopとJTNC★

The Roots『...And Then You Shoot Your Cousin』(2014年)(上段左)
A Tribe Called Quest『We Got It From Here…Thank You 4 Your Service』(2016年)(上段右)
Common『Black America Again』(2016年)(下段左)
Musiq Soulchild『Life On Earth』(2016年)(下段右)
And Then You Shoot Your..We Got It From Here… Thank You 4 Your Service
Black America AgainLife on Earth

JTNCの流れでいくと、The Soulquarians系アーティストやネオソウル・アーティストと今ジャズの接点は大事なんだろうけど、JTNCという枠に強引に押し込めるのはどうなんですかね。上記4枚で僕がJTNC的なものを感じたのはCommonのアルバムくらいです。

★その他★

GoGo Penguin『Man Made Object』(2016年)(上段左)
Corey King『Lashes』(2016年)(上段右)
New Zion w. Cyro『Sunshine Seas』(2016年)(下段左)
Jordan Rakei『Cloak』(2016年)(下段右)
Man Made ObjectLashes [日本語解説付]
Sunshine Seasクローク

GoGo PenguinこそがJTNCという形容が最も相応しい新世代ジャズ・ユニットかもしれませんね。Corey Kingは期待のジャズ・トロンボーン奏者ですが、本作はSSWサイドの1枚に仕上がっています。

ピアノ・ジャズ・ミーツ・レゲエ/ダブなNew Zion w. Cyroの独自の音世界はJTNCを超越しているのでは?オーストラリア出身の男性SSW、Jordan Rakeiのデビュー作にはRichard Spavenも参加していますが、これをJTNCで括るのは少し無理がある気がします。

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この26枚はいずれも作品自体としては充実していると思います。
ただし、これをJTNCと感じるか否かはあなたの感性次第・・・

僕自身はこれからも少し斜め視線で、賛否両論含めてJTNCの動きを注視したいと思います。
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2017年02月25日

『今の気分は...2017年2月25日編』

過去記事から10曲セレクトするシリーズです。

今回は1990年代前半のHip-Hop10曲をセレクトしました。

全て過去記事で紹介済なので、気に入った曲があれば過去記事もご参照下さい。

De La Soul「Ring Ring Ring (Ha Ha Hey) 」
https://www.youtube.com/watch?v=gC1xuVCBl4o
From 『De La Soul Is Dead』(1991年)
De La Soul Is Dead

Queen Latifah「Fly Girl」
https://www.youtube.com/watch?v=TZACI-PtHYI
From 『Nature Of A Sista'』(1991年)
Nature of a Sista

A Tribe Called Quest「Scenario (Young Nation Mix)」
https://www.youtube.com/watch?v=LLumT169L3M
From 『Revised Quest for the Seasoned Traveller』(1992年)
リヴァイズド・クエスト・フォー・ザ・シーズンド・トラヴェラー

Brand Nubian「Feels So Good」
https://www.youtube.com/watch?v=QZ1bI1BX1pw
From 『One For All』(1990年)
One for All

Digital Underground「Kiss You Back」
https://www.youtube.com/watch?v=qei_zG_kkUI
From 『Sons Of The P』(1991年)
Sons of the P

Black Sheep「Strobelite Honey」
http://www.youtube.com/watch?v=A_JtkSmw808
From 『A Wolf In Sheep's Clothing』(1991年)
Wolf in Sheep's

The U.M.C.'s「One to Grow On」
http://www.youtube.com/watch?v=9X4uZqxcwSU
From 『Fruits Of Nature』(1991年)
Fruits of Nature

Fu-Schnickens「True Fuschnick」
https://www.youtube.com/watch?v=bGGTvpc584E
From 『F.U. Don't Take It Personal』(1992年)
Fu-Don't Take It Personal

The Beatnuts「Props over Here」
https://www.youtube.com/watch?v=8_rett5RfSk
From 『The Beatnuts:Street Level』(1994年)
ビートナッツ(紙ジャケット仕様)

The Pharcyde「Bullshit」
https://www.youtube.com/watch?v=Kc9sh4SfvSI
From 『Labcabincalifornia』(1995年)
Labcabincalifornia
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2017年01月01日

新年特別企画『2016年の音楽ライフを振り返る』

Happy New Year!
今年もよろしくお願い致します。

大晦日(昨日)は 『ezが選ぶ2016年の10枚』として新作の中からマイベスト10をセレクトしましたが、今日は昨年のエントリーから新譜以外のお気に入りアルバムを10枚選んでみました。

60年代、70年代、80年代、90年代、2000年代の各カテゴリーから2枚ずつセレクトしています。
※全て当ブログで紹介した作品です。作品の詳細は各エントリーをご参照下さい。

Bobbi Boyle & The Trio『A Day in The Life』(1967年)
ア・デイ・イン・ザ・ライフ+2
「Love So Fine」
https://www.youtube.com/watch?v=6Z4RpXB7m9o

Sestetto Basso-Valdambrini『The Best Modern Jazz in Italy 1962』(1962年)
バッソヴァルダンブリーニセクステット
「Monotonia」
https://www.youtube.com/watch?v=dcC97_DXrtg

Gino Cunico『Gino Cunico』(1976年)
ジノ・クニコ(生産限定紙ジャケット仕様)
「Fanny (Be Tender With My Love) 」
https://www.youtube.com/watch?v=joPELMFVyO4

Lesley Duncan『Moon Bathing』(1975年)
Moon Bathing
「I Can See Where I'm Going」
https://www.youtube.com/watch?v=KmhmsaCEA3Q

Switch『This Is My Dream』(1980年)
This Is My Dream
「All I Need Is You」
https://www.youtube.com/watch?v=LRcqfHj3t7Y

Cidinho E O Som Tropical『Muito Suingue』(1980年)
MUITO SUINGUE ムイトスインギ
「Samba, Carinho E Amor」
https://www.youtube.com/watch?v=nKo7oJq-78o

Shello『The Home Girl』(1994年)
Homegirl
「Sweet Love And Ecstasy」
https://www.youtube.com/watch?v=2Yhvo9QhNXQ

Les Nubians『Princesses Nubiennes』(1998年)
Princesses Nubiennes
「Tabou (Roots Remix)」
https://www.youtube.com/watch?v=foICj8_vdgo

The Juju Orchestra『Bossa Nova Is Not A Crime』(2007年)
Bossa Nova Is Not A Crime
「No Posso Demorar」
https://www.youtube.com/watch?v=S4U8LeD3m0w

Georgia Anne Muldrow『Umsindo』(2009年)
Umsindo
「Slice It」
https://www.youtube.com/watch?v=k2oPD5ZoaTs
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2016年12月31日

ezが選ぶ2016年の10枚

年末最後のエントリーは、毎年恒例の年末特別編『ezが選ぶ2016年の10枚』です。今年購入した新譜CDからお気に入りの10枚を紹介します(順不同)。
※全て当ブログで紹介した作品です。作品の詳細は各エントリーをご参照下さい。

KING『We Are KING』
We Are King
「The Greatest」
https://www.youtube.com/watch?v=UbpSV3gBRfk

Anderson .Paak『Malibu』
MALIBU [国内仕様盤 / 帯・解説付き](ERECDJ218)
「The Season/Carry Me」
https://www.youtube.com/watch?v=niDDE91qBgI

Phonte & Eric Roberson『Tigallerro』
TIGALLERRO (ティガレロ) (直輸入盤帯付国内仕様)
「It's So Easy」
https://www.youtube.com/watch?v=waSG69WNeuw

Sacha Vee『Luminous』
Luminous
「Leave Me All Your Love」
https://www.youtube.com/watch?v=Tf7nHQ9UwDo

SouLutions『Destiny』
デスティニー
「Listen (Drizabone Extended Version)」
https://www.youtube.com/watch?v=iYYjCvDYFyk

Virginia『Fierce For The Night』
FIERCE FOR THE NIGHT
「1977」
https://www.youtube.com/watch?v=BJXeAowT4mE

Los Stellarians『Los Stellarians』
Los Stellarians
「I Can't Understand You」
https://www.youtube.com/watch?v=7K77wgTJAJM

Bacao Rhythm & Steel Band『55』
55
「Bacao Suave」
https://www.youtube.com/watch?v=6ZDs_Te-rRg

Camila Meza『Traces』
Traces
「Para Volar」
https://www.youtube.com/watch?v=pAkoUj96wOo

Robert Glasper Experiment『ArtScience』
アートサイエンス
「Day To Day」
https://www.youtube.com/watch?v=YjQxpPkeQRI

リストからわかるように、今年は久々にブラジルものが1枚も入りませんでした。その分、R&B/ソウル比率が高まっています。今年の僕の音楽ライフを象徴しているかもしれません。

まず今年のR&Bの顔として挙げたいのがKINGAnderson .Paakの2組。

R&B新時代を予感させる女性R&BユニットKINGは、Robert Glasper Experiment『Black Radio』(2012年)でフィーチャリングされて以来、フル・アルバムをずっと心待ちにしていました。そんな期待を遥かに上回るドリーミーなデビュー・アルバムに大満足です。

今最も注目を集める西海岸Hip-Hop/R&BアーティストAnderson .Paakの2nd『Malibu』は、僕にとって今年最大のインパクトでした。同時に西海岸Hip-Hop/R&Bの勢いを見せつけられました。Knxwledgeとの強力タッグの初フル・アルバムNxWorries『Yes Lawd!』や1stアルバム『Venice』も含めて、Paakワールドに席巻された1年でした。西海岸Hip-Hop/R&Bでいえば、Knxwledgeとも親交のある期待のプロデューサー/ビートメイカーの作品、Mndsgn『Body Wash』もよく聴きました。

The Foreign Exchange(FE)のメンバーとしても活躍するR&Bシンガー/ラッパーPhonteと実力派R&BシンガーEric Robersonの共演アルバム『Tigallerro』は、モロに僕好みのR&B作品でした。音源に挙げておいた「It's So Easy」は、今年の僕の再生回数No.1楽曲です。FEファミリーでいえば、FEのミュージック・ディレクターZo!『SkyBreak』も候補でしたが『Tigallerro』を入選させたので泣く泣く選外に・・・。インディR&BではHeston『Transparency』が次点といったところでしょうか。

オルタナティブ/クロスオーヴァー感のある次世代ネオソウルからはSacha Veeをセレクト。欧州産の次世代ネオソウルには、USのR&B/ソウルとは異なるハイブリッドな魅力がありますね。次世代ネオソウルの他作品でいえば、オーストラリア出身、ロンドンを拠点に活動する男性SSW作品、Jordan Rakei『Cloak』もかなり気に入っています。

今年もブームが続いたバック・トゥ・80'sなディスコ/ファンク/モダン・ソウル。Ryle『The Adventures Of Jefferson Keyes』The Doggett Brothers『Colours』あたりも気に入っていましたが、最も多く聴いていたのはUKモダン・ソウル作品SouLutions『Destiny』でした。

クラブミュージックからは、ベルリンを拠点に活動する女性ヴォーカリスト/プロデューサーによるモダンなベルリン・スタイルのハウス作品Virginia『Fierce For The Night』をセレクト。シカゴ・ハウス/アシッド・ハウスの香りを感じるディープ・ハウスが癖になります。ハウス作品ではハウス界のレジェンドの最新作Louie Vega『Louie Vega Starring...XXVIII』もよく聴きました。

夏のヘビロテだったのが、カリフォルニア産ミクスチャー・ソウルLos Stellarians、ドイツ産カリビアン・ファンクBacao Rhythm & Steel Bandというラテン/トロピカルな2作品。特にLos Stellariansは痛快でしたね。今の僕の音楽嗜好でいえば、このタイプの音は欠かせません。同じ系統であれば、バルセロナ産ジャマイカン・ジャズThe Oldians『Out Of The Blue』、ピアノ・ジャズ・ミーツ・レゲエ/ダブNew Zion w. Cyro『Sunshine Seas』も愛聴していました。

ジャズからはCamila MezaRobert Glasper Experimentをセレクト。

チリ出身でN.Y.を拠点に活動している女性ジャズ・シンガー/ギタリストCamila Mezaは、透明感があると同時に変幻自在なヴォーカルの魅力に加え、ギタリストとしても楽しませてもらえる今ジャズ的ワールド・ジャズでした。

Robert Glasperは、帝王Miles Davisの伝記映画『Miles Ahead 』のサントラ、Miles音源を再構築したMiles Davis & Robert Glasper『Everything's Beautiful』でも話題になりました。RGEとしての新作『ArtScience』は豪華ゲストは一切なく、『Black Radio』のような衝撃はないかもしれませんが、逆にレギュラー・メンバーのみでこのユニットの真髄を力強く示してくれました。

ジャズの他作品でいえば、Gretchen ParlatoRebecca MartinBecca Stevens Bandという女性アーティスト3名によるスペシャル・ユニットTillery『Tillery』や、先日紹介したばかりのJosef Leimberg『Astral Progressions』も、最後まで候補に残っていました。

さて、例年の如く今年も10枚で収まらず、特別賞として3枚をセレクトしました。

功労賞
A Tribe Called Quest『We Got It From Here…Thank You 4 Your Service』
We Got It From Here… Thank You 4 Your Service
「The Space Program」
https://www.youtube.com/watch?v=Fbuf6VbVQBQ

Phifeの死という悲報を乗り越えて、正真正銘のラスト・アルバムをリリースしたA Tribe Called Quest(ATCQ)。アルバムは全米チャートNo.1となり有終の美を飾りました。これまでのATCQ作品に感謝すると共に、Phifeの冥福を祈りたいと思います。

ベテランHip-Hopアーティストであれば、Common『Black America Again』も復調を感じさせる素晴らしい1枚でした。

最優秀ホープ賞
BJ The Chicago Kid『In My Mind』
In My Mind
「The New Cupid」(feat. Kendrick Lamar)
https://www.youtube.com/watch?v=OrzTkP2bJpk

Anderson .Paakと並び、R&B期待のホープとして俄然注目度が高まったBJ The Chicago Kid。今後益々目が離せない存在となりそうですね。

殊勲賞
Terrace Martin『Velvet Portraits』
Velvet Portraits [日本語解説・帯付]
「Curly Martin」(feat. Robert Glasper, Thundercat & Ronald Bruner Jr.)
https://www.youtube.com/watch?v=hO10m-t0jNI

ジャズ・ミュージシャンであると同時に、ビートメイカーでもあるTerrace Martin『Velvet Portraits』は、L.A.ジャズとHip-Hop/R&Bの融合を楽々やってのけた意欲作でした。参加メンバーのピープル・ツリーを整理するだけも楽しめる1枚でもありました。

素晴らしい音楽の数々に感謝!
当ブログの閲覧者の皆様に感謝!
それでは良いお年を!
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