2019年07月16日

Kool G Rap『4, 5, 6』

ソロ名義の第一弾にしてHip-Hopクラシック☆Kool G Rap『4, 5, 6』
4, 5, 6
発表年:1995年
ez的ジャンル:N.Y.クイーンズ系Hip-Hop
気分は... :激しい雨...

90年代イーストコーストHip-HopからKool G Rap『4, 5, 6』(1995年)です。

Kool G Rap(本名:Nathaniel Thomas Wilson)は1968年N.Y,クイーンズ出身の男性ラッパー。

Marley Marlらが作ったクイーンズのHip-HopクルーJuice Crewの一員として、DJ Poloと組みKool G Rap & DJ Polo名義で活動を開始します。

Kool G Rap & DJ Poloとして、『Road to the Riches』(1989年)、『Wanted: Dead or Alive』(1990年)、『Live and Let Die』(1992年) という3枚のアルバムをリリースしています。

DJ Poloとのコンビ解消後はソロ名義での活動を開始し、本作『4, 5, 6』(1995年)を皮切りに最新作Kool G Rap & 38 Spesh『Son of G Rap』(2018年)まで8枚のアルバムをリリースしています(共演作含む)。

結局、ソロ第一弾となった本作『4, 5, 6』(1995年)が最も商業的に成功したアルバムなりました(US アルバム・チャート第24位、同R&Bアルバム・チャート第1位)。

アルバムにはNasB-1MF Grimmがフィーチャリングされています。

また、プロデューサーにはDr. ButcherNaughty ShortsT-RayBuckwildが起用されています。

1stシングル「It's a Shame」Nasをフィーチャーした2ndシングル「Fast Life」Bobby Caldwell「What You Won't Do For Love」ネタの「Blowin' Up in the World」といったHip-Hopクラシックが収録されています。

それ以外に不穏な空気に包まれたタイトル・トラック「4,5,6」、メロウ・トラックによる鎮魂歌「For Da Brothaz」、男気のある「Ghetto Knows」、キャッチーなジャズ・ファンク・トラックの「Money on My Brain」あたりもおススメです。

正直、ギャングスタ系Hip-Hop作品は得意ではない僕ですが、そんな僕でも惹かれてしまうサムシングがある1枚です。

全曲紹介しときやす。

「Intro」
Dr. Butcherプロデュース。アルバムのイントロ。
https://www.youtube.com/watch?v=AkzU_CcVCqE

「4,5,6」
Dr. Butcherプロデュース。Weather Report「Mysterious Traveller」をサンプリングした張り詰めた空気の不穏なトラックとハードコアなラップが印象的なタイトル曲。Nas「N.Y. State of Mind」の声ネタも挿入されています。
https://www.youtube.com/watch?v=2x0-TPYWxRY

「It's a Shame」
Naughty Shortsプロデュース。アルバムからの1stシングルにもなったHip-Hopクラシック。Southside Movement「Love Is for Fools」をサンプリングした哀愁トラックをバックに、Kool G Rapが鋭いリリックを畳みかけます。
https://www.youtube.com/watch?v=hzgLBv3z_Bo

「Take 'Em to War」
B-1、MF Grimmをフィーチャー。T-Rayプロデュース。David Axelrod「A Divine Image」をサンプリング。 後半はBumpy Knuckles feat. Kool G Rap「Cook a Niggaz Ass」のリリックが再現されます。
https://www.youtube.com/watch?v=wjE-4UPwLhg

「Executioner Style」
Dr. Butcherプロデュース。Gary Burton「Leroy the Magician」をサンプリング。ハードコアなストリートの空気感が伝わってきます。
https://www.youtube.com/watch?v=0pcMCrKwrmk

「For Da Brothaz」
T-Rayプロデュース。Art Farmer「Soulsides」、Idris Muhammad「Power of Soul」をサンプリングしたメロウ・トラックをバックに、仲間を鎮魂しています。
https://www.youtube.com/watch?v=UaqVc7oo2jU

「Blowin' Up in the World」
Buckwildプロデュース。このトラックもHip-Hopクラシックとして人気が高いのでは?個人的にも一番のお気に入りです。Bobby Caldwell「What You Won't Do For Love」、Milly & Silly「Gettin Down for Xmas」をサンプリングしたメロウ・トラックをバックに、男気のあるラップを披露してくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=n491xFgN8PA

「Fast Life」
Nasをフィーチャー。アルバムからの2ndシングルにもなったHip-Hopクラシック。Buckwildプロデュース。Nas参加という話題も含めてアルバムのハイライトかもしれませんね。Surface「Happy」をサンプリングし、映画『Scarface』におけるAl Pacinoの語りの挿入も印象的です。
https://www.youtube.com/watch?v=zp5EOREHcuY

A Tribe Called Quest「Jam」(1996年)、Raekwon「Still Strugglin'」等のサンプリング・ソースとしても人気です。

「Ghetto Knows」
Naughty Shortsプロデュース。Sons of Champlin「You Can Fly」をサンプリング。 Kool G Rapらしい野太い迫力のあるラップが映えます。
https://www.youtube.com/watch?v=rqtdkJ1ddR8

「It's a Shame (Da Butcher's Mix)」
Dr. Butcherプロデュース。「It's a Shame」のリミックス。コチラはRyo Kawasaki「Bamboo Child」をサンプリングしています。
https://www.youtube.com/watch?v=Ud5Jd7H_KQU

「Money on My Brain」
B-1、MF Grimmをフィーチャー。Dr. Butcherプロデュース。Herbie Hancock「Chameleon」、Avalanche「Overnight Sensation」をサンプリングしたジャズ・ファンク・トラックがキャッチーです。
https://www.youtube.com/watch?v=2AsSZLbT-oY

Kool G Rapの他作品もチェックを!

Kool G Rap & DJ Polo『Road to the Riches』(1989年)
ロード・トゥ・ザ・リッチーズ

Kool G Rap & DJ Polo『Wanted: Dead or Alive』(1990年)
ウォンテッド・デッド・オア・アライヴ

Kool G Rap & DJ Polo『Live and Let Die』(1992年)
リヴ・アンド・レット・ダイ

『Roots of Evil』(1998年)
Giancana Story

『Click of Respect』(2003年)
クリック・オブ・リスペクト

『Return of the Don』(2017年)
RETURN OF THE DON (CD)

Kool G Rap & 38 Spesh『Son of G Rap』(2018年)
Son of G Rap
posted by ez at 01:07| Comment(0) | 1990年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月15日

『今の気分は...2019年7月15日編』

過去記事から10曲セレクトするシリーズです。

今回は70年代カテゴリーから10曲セレクトしました。メロウ系が多いかな。

全て過去記事で紹介済なので、気に入った曲があれば過去記事もご参照下さい。

Cortex「L'enfant Samba」
https://www.youtube.com/watch?v=qa8zR4hU-So
From 『Troupeau Bleu』(1975年)
Troupeau Bleu

Pacific Express「We Got A Good Thing Going On」
https://www.youtube.com/watch?v=lHPmQ0oidlc
From 『On Time!』(1978年)
オン・タイム!

Marilyn Scott「Let's Be Friends」
https://www.youtube.com/watch?v=uwqXC5YhSPo
From 『Dreams Of Tomorrow』(1979年)
ドリームス・オブ・トゥモロウ + 2(SHM-CD紙ジャケット仕様)

Chicago「Take a Chance」
https://www.youtube.com/watch?v=hRKF7b8ie_E
From 『Hot Streets』(1978年)
ホット・ストリート(紙ジャケット)

SpaceArk「Sweet Hitch Hiker」
https://www.youtube.com/watch?v=FbNLquqm-sA
From 『SpaceArk Is』(1978年)
spaceark spaceark is.jpg

Brooklyn Dreams「Touching In The Dark」
https://www.youtube.com/watch?v=aT73DhnWA54
From 『Sleepless Nights』(1979年)
スリープレス・ナイト

Crackin'「Feel Alright」
https://www.youtube.com/watch?v=rRo8D1AW5es
From Crackin'『Makings Of A Dream』(1977年)
メイキングス・オブ・ア・ドリーム

Alan Sorrenti「Figli Delle Stelle」
http://www.youtube.com/watch?v=z2tSpwKCp8g
From 『Figli Delle Stelle』(1977年)
Figli Delle Stelle

Jess Roden「Misty Roses」
https://www.youtube.com/watch?v=w4qZmHzFzuc
From 『The Player Not The Game』(1977年)
愛の狩人

Severin Browne「Romance」
https://www.youtube.com/watch?v=o97LhI4FzhA
From 『New Improved Severin Browne』(1974年)
ニュー・インプルーヴド・セヴリン・ブラウン
posted by ez at 01:21| Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月14日

Rubel『Casas』

2018年ブラジル・ディスク大賞の第1位作品☆Rubel『Casas』
カーザス CASAS
発表年:2018年
ez的ジャンル:新世代ブラジル人シンガー・ソングライター
気分は... :新しいサウダージ...

今回はブラジル人アーティストの新作からRubel『Casas』です。

『ラティーナ (Latina)』誌の2018年ブラジル・ディスク大賞の第1位に選ばれたことでも話題になった1枚です。今年に入って国内盤がリリースされました。

GW前に購入し、愛聴していましたが、他作品の紹介を優先していたらこのタイミングになってしまいました。

Rubel(本名:Rubel Brisolla)はリオデジャネイロ出身の男性シンガー・ソングライター。現在26歳前後だと思います。

音楽一家に生まれ、十代半ばにはロック・バンドを組んでいましたが、大学では映像を学び、交換留学生としてアメリカ、テキサス州オースティンへ行きます。そして、オースティンで録音機材を借り、2週間でレコーディングした作品が2015年にデビュー・アルバム『Pearl』としてリリースされました。

そして、ブラジルに帰国後の2018年に制作されたのが2ndアルバムとなる本作『Casas』です。

(未聴ですが)シンプルなアコースティック作品だった『Pearl』に対して、本作『Casas』は映像にも造詣の深いRubelのアーティスティックなサウンド・センスが発揮された1枚に仕上がっています。

アコースティック・サウンドとエレクトロニカを巧み融合させつつ、しっかりブラジルらしさも感じられるメロウ・サウンドがいいですね。

レコーディングにはAntonio Guerra(p、el-p、org)、Gus Levy(g)、Pablo Arruda(b)、Pedro Fonte(ds、MPC)、Rodrigo Martins(prog)、Bubu Silva(tp)等が参加しています。

また、EmicidaRincon Sapienciaといったブラジル人ラッパーをフィーチャリングした楽曲もあります。これが違和感なくハマっています。

国内盤ライナーノーツで当ブログでも紹介したSilva『Brasileiro』(2018年)と本作には「新しいサウダージ」という共通点がある指摘されていましたが納得です。

新しいサウダージをぜひご堪能あれ!

全曲紹介しときやす。

「Intro」
美しいストリングスによるイントロ。
https://www.youtube.com/watch?v=itDuYlWS4vk

「Colegio」
アコギ&ストリングスに薄っすらとエレクトロニカを効かせたサウダージ感覚のメロウ・チューン。クールなトーンがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=RBtKFwUhLAA

「Cachorro」
SSWらしいブラジリアン・フォーキー。さり気なさの中に、ブラジル人SSWならではの味わいがあります。エンディングを迎えたようでそうではない遊び心も心憎い!
https://www.youtube.com/watch?v=EZ_oBZrQWT0

「Pinguim」
ホーン&ストリングスを巧みに配したメロウ・チューン。ジワジワと心の中に浸透してくる感じがたまりません。
https://www.youtube.com/watch?v=Qtc_9Lefxpg

「Casquinha」
哀愁サンバ調の枯れた味わいが魅力の1曲。このさり気なさ大好きです。
https://www.youtube.com/watch?v=TODSIBzRw7k

「Batuque」
次曲のイントロ的な土着的パーカッションの小曲。
https://www.youtube.com/watch?v=kIvYUDyLC5M

「Mantra」
ブラジルの人気ラッパーEmicidaをフィーチャー。ラップ入りですが、寛いだ雰囲気で軽くパーカッシヴなメロウ・チューンは実にブラジルらしいと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=avRmAJE9jLI

「Passagem」
1分強のインタールード的な小曲。
https://www.youtube.com/watch?v=aYN3d2sbLbE

「Explodir」
シンプルな弾き語りによるフォーキー・チューン。飾らない切々とした感じがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=tFNiC50aEQ0

「Sapato」
エレクトロニカを効かせたアーバン・メロウ・サウンドとブラジル人らしい哀愁メロディがよくマッチした1曲。次世代アーティストらしい雰囲気がいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=UTlwffREQCw

「Chiste」
ブラジル人ラッパーRincon Sapienciaをフィーチャー。ブラジリアンHip-HopとRubelの音世界が違和感なく融合しています。エレクトロニカなアクセントもグッド!
https://www.youtube.com/watch?v=mgYZZRR4rhc

「Fogueira」
美しいストリングスを配した1分強のインスト。
https://www.youtube.com/watch?v=205yaApdGQI

「Partilhar」
Rubelのポップ・センスを垣間見ることができる1曲。やり過ぎないポップ・ワールドが僕好みです。
https://www.youtube.com/watch?v=ivHE7pQEEHI

「Santana」
ラストは美しいバラードで締め括ってくれます。ここでもサウンド・センスの良さが感じられます。
https://www.youtube.com/watch?v=YDothilEitw

本作が気に入った方は、前述のSilva『Brasileiro』(2018年)もチェックしてみは?

Silva『Brasileiro』(2018年)
BRASILEIRO ブラジレイロ
posted by ez at 01:14| Comment(2) | 2010年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月13日

Les DeMerle『Live At Concerts By The Sea』

『Concerts By The Sea』、『Transcendental Watusi!』の2in1CD☆Les DeMerle『Live At Concerts By The Sea』
ライヴ・アット・コンサーツ・バイ・ザ・シー
発表年:2004年
ez的ジャンル:レア・グルーヴ系ジャズ・ドラマー
気分は... :強力2in1!

今回はレア・グルーヴ方面で人気のファンキー・ジャズ・ドラマーLes DeMerle『Concerts By The Sea』(1978年)、The Les DeMerle Transfusion名義の『Transcendental Watusi!』(1979年)という人気作2枚の2in1CD『Live At Concerts By The Sea』です。

1946年N.Y.ブルックリン生まれのジャズ・ドラマーLes DeMerleの紹介は、『Transfusion』(1977年)に続き2回目となります。

本CDは上記のように、『Concerts By The Sea』(1978年)、『Transcendental Watusi!』(1979年)というレア・グルーヴ人気の高い2作品の2in1CDです。

そもそもこの2作品は1978年8月23日にConcerts By The Seaで行われたライブ録音を2枚のアルバムに分けたものなので、本CDが本来の姿なのかもしれません。

上記ジャケは『Concerts By The Sea』のものですが、『Transcendental Watusi!』のオリジナル・ジャケはこんな感じです。

The Les DeMerle Transfusion『Transcendental Watusi!』(1979年)
Transcedental Watusi

レコーディング・メンバーはLes DeMerle(ds)以下、Rex Robinson(b)、Ronald Muldrow(g)、Ramsey Embick(el-p、clavinet、syn)、Dido Morris(congas、per)、Jim Coile(as、ts、ss、fl)、Don Menza(ts、ss、fl)、Ralph Rickert(tp、flh)、Josh Hanna(vo)。

Disc1(『Concerts By The Sea』)で目立つのは、「Music Is The Message」「Freedom Jazz Dance」というJosh Hannaのヴォーカルをフィーチャーしたジャズ・ファンク2曲。

それ以外にソウルフル&ファンキーな「Ambidextrous」、爽快ジャズ・ファンク「San Quentin Quail」、高速ブラジリアン・グルーヴ「Sambandrea Swing」もおススメです。

Disc2(『Transcendental Watusi!』)では、レア・グルーヴ好き向けの「Manfred S」、ミステリアスなメロウ・グルーヴ「Transcendental Watusi」、格好良いベースが牽引するエキサイティングな高速グルーヴ「Daggerpoint」がおススメです。

レア・グルーヴ人気盤2枚の2in1。
悪いはずがありません。

全曲紹介しときやす。

Disc1(『Concerts By The Sea』)

「Quetzal」
Stu Goldberg作。歓声と共に始まるオープニング。エレピや絶妙なホーン・アンサンブルと軽快に駆け抜けるフュージョン・ファンク風の仕上がり。ギター・シンセのソロで盛り上げてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=jppYmnfp9dY

「Ambidextrous」
Eddie Harris作品をカヴァー。オリジナルは『How Can You Live Like That』(1977年)に収録されています。ソウル・フィーリングのファンキー・チューンに仕上がっています。芳醇な味わいがあっていいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=Fhsqd-4sj0I

「Island Winds」
Robby Robinson作。コンガ、ベース、エレピで始まり、DeMerleのドラムやフルート、さらにはホーン隊と音が加わっていくレイヤー感が格好良い演奏です。
https://www.youtube.com/watch?v=G28F53l0ElQ

「Music Is The Message」
Brian Atkinson作。Josh Hannaのヴォーカルをフィーチャーした格好良いジャズ・ファンク。推進力のあるグルーヴと鮮やかなホーン・サウンドの組み合わせがサイコーです。
https://www.youtube.com/watch?v=lpT3mlKZncM

「San Quentin Quail」
Les DeMerle作。抜けのいい爽快ジャズ・ファンク。サマー・モードにフィットします。ライブらしい各プレイヤーの見せ場もあって楽しめます。

「Freedom Jazz Dance」
Eddie Harris作のダンス・クラシックをカヴァー。Josh Hannaのスキャット・ヴォーカルをフィーチャーしたタイトなジャズ・ファンクに仕上がっています。DeMerleの格好良いドラミングも存分に堪能できる好カヴァーです。
https://www.youtube.com/watch?v=7D7Ix6r8iac

本曲に関して、当ブログではMiles DavisWoody HermanBrian Auger's Oblivion ExpressHarold McKinneyのカヴァーも紹介済みです。

「Sambandrea Swing」
Don Menza作。タイトルの通り、高速ブラジリアン・グルーヴで一気に駆け抜けていきます。エキサイティングなホーン・アンサンブルにもグッときます。
https://www.youtube.com/watch?v=iT6C1nSR8cE

Disc2(『Transcendental Watusi!』)

「Manfred S」
Sid Blair作。DeMerleの格好良いドラム・ブレイクと共に始まるジャズ・ファンク。レア・グルーヴ好みの演奏を満喫できます。
https://www.youtube.com/watch?v=Y_OjztXzpKM

「Once Upon A Time」
Robby Robinson作。哀愁モードの演奏ですが適度にパーカッシヴなのがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=KG2AcBGx_7I

「Ear Food」
Les DeMerle作。ジャズ・ユニット的な演奏で楽しませてくれます。また、DeMerleのドラム・ソロもたっぷり満喫できます。
https://www.youtube.com/watch?v=-nue6qOSk2o

「Transcendental Watusi」
Roland Vasquez作。フルートがナビゲートする少しミステリアスなメロウ・グルーヴ。
https://www.youtube.com/watch?v=QLJj7REsu1s

「Daggerpoint」
Bettie Ross作。Rex Robinsoの格好良いベースが牽引する高速グルーヴ。アドレナリン出まくりな感じがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=e5nbxXlJYr0

「In Transit」
Eddie Harris作。ラストは10分超の演奏です。前半は美しく優雅なアンサンブルで楽しませてくれます。後半は一変し、DeMerleのドラム・ソロ・タイムに・・・

ご興味がある方はLes DeMerleの他作品もチェックを!

『Spectrum』(1970年)
Spectrum

『Transfusion』(1977年)
トランスフュージョン
posted by ez at 04:01| Comment(0) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月12日

RSVP『Don't Look Back』

マイアミ産モダン・ソウル/AOR☆RSVP『Don't Look Back』
Don’t Look Back
発表年:1985年
ez的ジャンル:マイアミ産モダン・ソウル/AOR
気分は... :今シーズンのマイアミ・ドルフィンズは・・・

今回はマイアミ産モダン・ソウル/AOR作品、RSVP『Don't Look Back』(1985年)です。

再評価が高く、アナログ盤の価格が高騰したことで話題となり、2014年に日本で世界初CD化が実現しました。

RSVPは、リーダーのRey Sanchezを中心としたマイアミのグループ。

メンバーはRey Sanchez(g)、Cheryl Sanchez(vo)、Jim Scott(vo)、Ed Smart(woodwinds、key、vo)、Billy Paul Williams(b、vo)、Manny Martinez(ds)という6名。ラテン系メンバーが多いみたいですね。

グルーの唯一のアルバムとなるのが本作『Don't Look Back』(1985年)です。

再発CDの帯には"マイアミ産モダン・ソウル"となっていますが、内容的にはAOR好きの人に一番フィットする気がします。特にAOR/シティ・ポップ好きの日本人との相性はいいのでは?また、ラテン/ブラジリアン・テイストが散りばめられているのも僕好みです。

「On The Run」「Destiny」「When You Realize」という冒頭3曲に本作のAOR的な魅力が凝縮されています。それ以外であればAORバラード「Secret Sin」も人気なのでは?

個人的にはラテン/メロウ・ボッサ調の「Where I'm Going」もお気に入りです。

楽曲はすべてメンバーらのオリジナルです。

NFLドルフィンズ好きの僕としては、"マイアミ"という言葉にすぐ反応してしまいますが、そんなマイアミ好きの僕を満足させてくれるAOR作品です。

全曲紹介しときやす。

「On The Run」
AORファンも気に入りそうなアーバン・メロウがオープニング。ホーン・サウンドも交えた寛いだ雰囲気が80年代らしくていいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=QJj4l_uS2nI ※音質悪いです

「Destiny」
日本人好みのシティ・ポップ的な魅力があります。80年代らしい華やかさもいいですね。やりすぎないシンセ・サウンドのさじ加減も絶妙です。
https://www.youtube.com/watch?v=4Lx8Pc5xSBg ※音質悪いです

「When You Realize」
AOR×アーバン・メロウ・ファンクな仕上がり。爽快アーバン・サウンドとシンセ・ファンクのいいとこ取りな感じがたまりません。
https://www.youtube.com/watch?v=FT61a1rri74 ※音質悪いです

「Where I'm Going」
ラテン/メロウ・ボッサ調の仕上がり。このあたりはマイアミのグループらしいですね。

「P.I.」
ブラジリアン・フュージョン調のインスト・チューン。軽快メロウ・サウンドで疾走します。
https://www.youtube.com/watch?v=oDxzTBOFGzo ※音質悪いです

「Secret Sin」
AOR調の哀愁バラード。ラテン・フレイヴァーの都会的サウンドがいい感じです。
https://www.youtube.com/watch?v=ROulFnrFiZM

「Rat Race」
ポップな楽曲ですが、僕はスルー。イモ臭さが目立ってしまい失敗していますね。

「Gethsemane」
ラストはCheryl Sanchezのしっとりとした歌声によるバラードで締め括ってくれます。

マイアミ・ドルフィンズの今シーズンがどうなるのか楽しみです。
新たなエースQBとしてチームを牽引するジョシュ・ローゼンの活躍に期待しています。
posted by ez at 00:48| Comment(0) | 1980年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする