2017年02月13日

Mongo Santamaria『Feelin' Alright』

ヒット曲をソウルフル&ファンキーにカヴァーしたラテン作品☆Mongo Santamaria『Feelin' Alright』
Feelin Alright
発表年:1970年
ez的ジャンル:ソウルフル&ファンキー・ラテン・グルーヴ
気分は... :レジリエンス・・・

今回はラテン/ジャズ・パーカッション奏者Mongo Santamaria『Feelin' Alright』(1970年)です。

キューバ、ハバナ出身のパーカッション奏者Mongo Santamaria(1917-2003年)の紹介は、『Mongo '70』(1970年)、『El Bravo!』(1965年)に続き3回目となります。

Atlanticからリリースされた本作『Feelin' Alright』(1970年)は、Jerry WexlerTom Dowdプロデュースの下、ロック/ソウルのヒット曲カヴァーで網羅したソウルフル&ファンキーなラテン・グルーヴを楽しめます。

Pete Rock & C.L. Smooth「Straighten It Out」のサンプリング・ソースとして知られる「Heighty-Hi」が今日のハイライトかもしれませんね。

個人的には「I Can't Get Next To You」(The Temptations)、「Hip-Hug-Her」(Booker T. & The M.G.'s)といったソウル系カヴァーがオススメです。

ロック系カヴァーの「Feelin' Alright」Traffic)、「Sunshine Of Your Love」Cream)、「In-A-Gadda-Da-Vida」(Iron Butterfly)あたりもオリジナルを聴いていた方は楽しめるはず!

お馴染みのヒット曲をラテン・フィーリングで楽しみましょう。

全曲紹介しときやす。

「Feelin' Alright」
Trafficのカヴァー(Dave Mason作)。オリジナルはTraffic『Traffic』(1968年)に収録されています。また、Joe Cocker、Grand Funk Railroad、Three Dog Night、The 5th Dimension、Rare Earth、Mother's Finest、Jackson 5等数多くのアーティストがカヴァーしている名曲です。本ヴァージョンはシングルにもなりました。ソウルフルで格好良いファンキー・ラテン・グルーヴに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=lUS7yCiRRaA

「Fever」
Peggy Leeヴァージョンで知られるEddie Cooley/John Davenport作の名曲(オリジナルはLittle Willie John)をカヴァー。妖しげなフルートが印象的なラテン・ジャズです。
https://www.youtube.com/watch?v=X-Jau2EhJXA

「Hip-Hug-Her」
Booker T. & The M.G.'sのカヴァー(Steve Cropper/Donald "Duck" Dunn/Booker T. Jones/Al Jackson, Jr.作)。Atlanticらしいソウルフルなファンキー・サウンドにMongoのパーカッションがよく馴染んでいます。パーカッション・ブレイクもキマっています。

「Hold On, I'm Comin'」
Sam & Dave、1966年の大ヒット曲をカヴァー(Isaac Hayes/David Porter作)。オリジナルの雰囲気にラテンのエッセンスを加えたカヴァーです。
https://www.youtube.com/watch?v=ygFNv2nCXFQ

「I Can't Get Next To You」
The Temptations、1969年の大ヒット曲をカヴァー(Barrett Strong/Norman Whitfield作)。スリリングでダンサブルなビートがかなり格好良い演奏です。パーカッシヴなサウンドを求めている方にオススメです。

「Sunshine Of Your Love」
Creamの名曲カヴァー(Jack Bruce/Pete Brown/Eric Clapton作)。この名曲に案外ラテンのリズムがフィットするんですね。面白い!
https://www.youtube.com/watch?v=6sMd0ZwPSs0
https://www.youtube.com/watch?v=i_HiUZ4G9xg

「Heighty-Hi」
オルガン奏者Lee Michaelsのカヴァー。今日的にはブレイクが格好良いこの演奏が本作のハイライトかもしれませんね。Atlanticらしいソウルフルなホーン隊もグッド!
https://www.youtube.com/watch?v=dwTG1yK2QW0

Pete Rock & C.L. Smooth「Straighten It Out」のサンプリング・ソースとしてもお馴染みですね。
Pete Rock & C.L. Smooth「Straighten It Out」
 https://www.youtube.com/watch?v=FI4X7Dd4XDk

「In-A-Gadda-Da-Vida」
Iron Butterflyの名曲カヴァー(Doug Ingle作)。改めて聴くと、オリジナルにもサイケなラテン・フィーリングが効いていますね。その意味ではMongoにピッタリのカヴァーかもしれません。
https://www.youtube.com/watch?v=Wy52jTtoexk

「On Broadway」
The Driftersのヒット曲をカヴァー(Jerry Leiber/Barry Mann/Mike Stoller/Cynthia Weil作)。開放的なラテン・ジャズです。

「Tracks Of My Tears」
Smokey Robinson & The Miracles、1965年のヒット曲をカヴァー(Warren "Pete" Moore/Warren Moore /Smokey Robinson/Marvin Tarplin作)。少しムーディーな演奏です。

「By The Time I Get To Phoenix」
Glen Campbellのヒット(オリジナルはJohnny Rivers)で知られるJimmy Webb作品をカヴァー。当ブログではGary McFarlandDorothy AshbyBobbi Boyle & The Trioヴァージョンも紹介済みです。この演奏も前曲に続きムーディーです。

Mongo Santamariaの他作品もチェックを!

『Sabroso』(1960年)
Sabroso

『Mongo Introduces La Lupe』(1963年)
Mongo Introduces La Lupe

『Mongo at the Village Gate』(1963年)
Mongo at the Village Gate

『Watermelon Man/Mongo Explodes』(1963/1964年)
Mongo Explodes / Watermelon Man! by Mongo Santamaria (1993-04-27) 【並行輸入品】

『La Bamba』(1965年)
ウォーターメロン・マン

『El Bravo!』(1965年)
エル・ブラーヴォ!

『Soul Bag/Stone Soul』(1968/1969年)
Soul Bag/Stone Soul

『Mongo '70』(1970年)
Mongo '70

『At Montreux』(1971年)
モンゴ・アット・モントルー

『Mongo's Way』(1971年)
モンゴズ・ウェイ(紙ジャケット仕様)(BOM24077)

『Up From the Roots』(1972年)
Up From Roots

『Afro Indio』(1975年)
Afro Indio

『Sofrito』(1976年)
Sofrito

『A La Carte』(1976年)
La Carte

『Dawn (Amanecer)』(1977年)
夜明け

『Red Hot』(1979年)
レッド・ホット

『Soy Yo』(1987年)
Soy Yo
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2017年02月12日

James Tillman『Silk Noise Reflex』

期待の黒人SSWのデビュー・アルバム☆James Tillman『Silk Noise Reflex』
Silk Noise Reflex [ボーナストラック5曲収録]
発表年:2016年
ez的ジャンル:新世代黒人シンガー・ソングライター
気分は... :ストレスを力に変える・・・

今回は新作R&Bアルバムから期待のシンガー・ソングライターのデビュー・アルバムJames Tillman『Silk Noise Reflex』です。

James TillmanワシントンDCの出身の黒人シンガー・ソングライター。

N.Y.のニュー・スクール大学のジャズ・ヴォーカル・クラスに在学中の2013年にデビュー・シングル「And Then」をリリース。翌年には4曲入りEP『Shangri La EP』をリリースしています。

『Shangri La EP』がレコーディングされたのは意外にもブラジル。大学の友人のブラジル人ギタリストのコネクションでブラジル録音が実現したのだとか。作品にはその影響は反映されていませんが、TillmanはCaetano Velosoがフェイバリット・アーティストの1人なのだとか。

『Shangri La EP』収録曲は各種コンピでも人気であり、Gilles Petersonがコンパイルした『Brownswood Bubblers Eleven』「Love Within」が、橋本徹(SUBURBIA)氏コンパイルの『Free Soul〜2010s Urban-Sweet』『Folky-Mellow FM 76.4』「Shangri La」「And Then」がそれぞれ収録されています。

『Shangri La EP』は、Terry Callierあたりの系譜を継ぐフォーキー・ソウルといった印象を受けます。また、ジャズ・フィーリングも感じがします。

そんな期待の黒人SSWJames Tillmanのデビュー・アルバムが『Silk Noise Reflex』です。

詳細なデータはありませんが、このデビュー・アルバムではUSインディー・ロック系の制作陣が関与している模様です。

その意味では『Shangri La EP』とは少し雰囲気が異なり、より繊細で幻想的なJames Tillmanの世界に出会うことができます。

さらに本作には本編に加え、『Shangri La EP』の4曲にデビュー・シングル「And Then」の5曲が追加収録されています。

全曲を紹介しときやす。

「Intrinsic Infinite」
チルアウトな雰囲気のアルバムのイントロ。

「Ms. Urbane」
ファルセット・ヴォーカルの哀愁ソウル。ただし、モロにソウルというより、インディー・ロック的なフィーリングも感じます。

「Ms. Malaise」
多重録音のヴォーカルとハイブリッド・サウンドが印象的なミステリアスなソウル・チューン。

「Human Behavior」
ソウル+ジャズ+インディー・ロックな雰囲気は、Tillmanならではの独特の魅力を感じます。

「Self Portrait of a New Yorker」
デモ・テープのようなラフな仕上がりが印象的です。

「Tabloid Theory」
バンドの感のあるソウル・サウンドがグッド・ヴァイヴを醸し出します。

「Rat Race」
UKクラブミュージックに通じるダンサブルなクロスオーヴァー・サウンドが魅力です。
https://www.youtube.com/watch?v=1f59QtvsKvc

「Death of a Star」
アトモスフィアな雰囲気が支配すりチルアウトな仕上がり。

「Casual Encounters」
ボッサ・フィーリングも取り入れたメロウ・チューン。

「Missed Encounters」
繊細な美しさはが支配する幻想的なヴォーカル・ワークで締め括ってくれます。

ここからは『Shangri La EP』収録曲をはじめとするボーナス・トラック。

「Love Within」
フォーキー・ソウルなTillmanの魅力を存分に楽しめます。
https://www.youtube.com/watch?v=LsLngcHzziI

「And Then」
ジャジーなメロウ・ソウルといった趣です。シンガー・ソングライターらしい雰囲気です。
https://www.youtube.com/watch?v=936_oet56OA

「Loved」
美しいアコースティック・ソウルをしっとりと歌い上げます。

「Shangri La」
前述のように、コンピ作品でも人気のメロウ・フィーキー。やっぱりコレが一番キャッチーかもしれませんね。
https://www.youtube.com/watch?v=BQBtShfLyoM

「And Then (Single Version)」
デビュー曲のシングル・ヴァージョンはより今ジャズ感が強いかもしれませんね。実はコレが一番完成度高かったりして・・・

昨日は1つ安易な決断をしてしまい自己嫌悪・・・
でも冷静に考えれば、事を起こすいい機会になるかも?
ピンチをチャンスに変えるべき善処してみよう!
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2017年02月11日

Stanley Cowell『New World』

再評価されるべきスピリチュアル・ジャズ☆Stanley Cowell『New World』
ニュー・ワールド
発表年:1981年
ez的ジャンル:スピリチュアル・ジャズ
気分は... :新世界は何処に向かう・・・

今回はスピリチュアルな作品で人気のジャス・ピアニストStanley Cowell『New World』(1981年)です。

1941年オハイオ州トレド生まれのジャス・ピアニストStanley Cowellの紹介は、『Musa・Ancestral Streams』(1974年)、『Regeneration』(1975年)に続き3回目となります。

Stanley Cowellといえば、自身のレーベルStrata-East Recordsからリリースした『Musa・Ancestral Streams』(1974年)、『Regeneration』(1975年)という2枚の印象が鮮烈ですが、1981年にリリースされた本作もCowellらしいスピリチュアル・ジャズを楽しめます。

Galaxy Recordsからの4作目となる『New World』はリリースは1981年ですが、レコーディングされたのは1978年です。それまでGalaxyからは『Waiting for the Moment』(1977年)、『Talkin' 'Bout Love』(1978年)、『Equipoise』(1978年)といったアルバムをリリースしています。

レコーディング・メンバーはStanley Cowell(p、el-p、org、kalimba、back vo)、Cecil McBee(b)、Roy Haynes(ds)、Kenneth Nash(per)、Pat Patrick(fl、clarinet、sax)、Eddie Henderson(tp、flh)、Julian Priester(tb)、Terry Adams(cello)、Nate Rubin(violin)、Judy Lacey(vo)、Linda Mandolph(vo)、Robert Mandolph(vo)。

プロデュースはEd Michel

スタンダードをスピリチュアル・ジャズへ変貌させた「Come Sunday」、ソウルフルな「Ask Him」、カリプソ・フィーリングの「Island Of Haitoo」、名作『Regeneration』収録の人気曲の再演「I'm Trying To Find A Way」、コズミックな「El Space-O」、美しいピアノ・ソロ「Sienna: Welcome To This New World」と6曲6様の演奏で魅了します。

再評価されるべきスピリチュアル・ジャズ作品だと思います。

全曲を紹介しときやす。

「Come Sunday」
Duke Ellington作のスタンダード・カヴァーがオープニング。Cowellの美しいピアノでスタートし、鐘の音と共にコーラスやパーカッションが加わり、スピリチュアルな展開へ・・・秀逸アレンジの都会的スピリチュアル・ジャズといった趣がいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=LE-Bpk6Jx9c

「Ask Him」
Stanley Cowell/Cecil McBee作。実にソウルフルな演奏です。Cowellのエレピやゴスペル調のコーラスが印象的です。
https://www.youtube.com/watch?v=aWvKRQA8dfA

「Island Of Haitoo」
Stanley Cowell/Scott作。タイトルから想像できるようにカリプソ・フィーリングのフュージョン/クロスオーヴァー・サウンドです。カリンバがいいアクセントになっています。

「I'm Trying To Find A Way」
Viki McLaughlin/Stanley Cowell作。名作『Regeneration』のオープニングを飾った人気曲「Trying To Find A Way」の再演。エレガントなチェロやヴァイオリンを交えたスピリチュアル・ジャズな演奏は、『Regeneration』ヴァージョンとは異なる魅力で楽しませてくれます。ブラジリアン・ジャズとセットで聴いてもいいかもしれません。
https://www.youtube.com/watch?v=zOXalVwXBr4

「El Space-O」
Stanley Cowell/Cecil McBee/Roy Haynes作。少しダークでコズミックなブラック・ジャズ的な演奏が印象的です。Eddie Hendersonのプレイが印象的です。
https://www.youtube.com/watch?v=i_WPyrjIppc

Cella Dwellas「Hold U Down」のサンプリング・ソースとなっています。
Cella Dwellas「Hold U Down」
 https://www.youtube.com/watch?v=cNEcAJwNgwI

「Sienna: Welcome To This New World」
Stanley Cowell作。ラストはCowellの美しいピアノ・ソロで締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=ONMnvNWq244

Stanley Cowellの他作品もチェックを!

『Blues for the Viet Cong』(1969年)
ブルース・フォー・ザ・ヴェトコン

『Brilliant Circles』(1969年)
ブリリアント・サークルズ

『Illusion Suite』(1973年)
幻想組曲

The Piano Choir『Handscapes』(1974年)
Handscapes

『Musa・Ancestral Streams』(1974年)
Musa Ancestral Streams

『Regeneration』(1975年)
リジェネレーション(紙ジャケット仕様)

『Equipoise』(1979年)
エクイポイズ+3

『New World』(1981年)
ニュー・ワールド

Stanley Cowell/Buster Williams/Frederick Waits『We Three』(1987年)
ウィー・スリー

『Sienna』(1989年)
Sienna

『Back to the Beautiful』(1989年)
Back to the Beautiful

『Close to You Alone』(1990年)
クロース・トゥ・ユー・アローン

『Bright Passion』(1993年)
Bright Passion

『Angel Eyes』(1993年)
Angel Eyes

『Live at Copenhagen Jazz House』(1993年)
Live: At Copenhagen Jazz House

『Setup』(1993年)
Setup

『Departure 2』(1994年)
Departure #2

『Games』(1994年)
Games by Stanley Cowell (2010-01-01) 【並行輸入品】

『Mandara Blossoms』(1995年)
Mandara Blossoms

『Hear Me One』(1997年)
Hear Me One

『Dancers in Love』(1999年)
恋のダンサー

『Prayer For Peace』(2010年)
Prayer For Peace

『It's Time』(2012年)
It's Time

『Welcome To This New World』(2013年)
Welcome To This New World

『Are You Real?』(2014年)
Are You Real?

『Reminiscent, Plus A Xmas Suite』(2015年)
Reminiscent, Plus A Xmas Suite
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2017年02月10日

People's Choice『Turn Me Loose』

70年代後半のフィリー・ディスコ/ファンク☆People's Choice『Turn Me Loose』
ターン・ミー・ルーズ
発表年:1978年
ez的ジャンル:フィリー・ディスコ/ファンク
気分は... :寒い日がディスコ/ファンク・・・

今回は70年代ファンク作品からPeople's Choice『Turn Me Loose』(1978年)です。

People's ChoiceFrankie BrunsonDavid Thompsonを中心にフィラデルフィアで結成されたファンク・グループ。

1971年に全米R&Bチャート第8位となったシングル「I Likes to Do It」でデビュー。1975年には全米チャート第11位、同R&Bチャート第1位となったグループ最大のヒット・シングル「Do It Any Way You Wanna」をリリースしています。

アルバムとしては『Boogie Down U.S.A.』(1975年)、『We Got the Rhythm』(1976年)、『Turn Me Loose』(1978年)、『People's Choice』(1980年)、『Still in Love with You』(1982年)といった作品をリリースしています。

TSOPからリリースされた1st『Boogie Down U.S.A.』(1975年)、2nd『We Got the Rhythm』(1976年)に続く3rdアルバムとなる本作『Turn Me Loose』(1978年)は、親レーベルPhiladelphia International Records (PIR)からのリリースとなっています。

ジャケに写るメンバー5名はFrankie Brunson(key、vo)、David Thompson(ds)、Stanley Thomas (b)、Darnell Jordan(g)、そして紅一点のValerie Brown(vo)だと思います。

プロデュースはRoland Chambers。また、Raymond Ellis (congas)、Dexter Wansel(syn)等がレコーディングに参加しています。

キラー・チューンはありませんが、ディスコ/ファンク・チューンを中心にヴォーカル&インストゥルメンタル・グループとして楽しませてくれる1枚です。

個人的には「Got That Feelin'」「Changin' My Life」「A Greater Truth」「Soft And Tender」あたりがお気に入りです。

楽曲はすべてメンバーらのオリジナルです。

全曲紹介しときやす。

「Turn Me Loose」
タイトル曲はブレイクと共に始まるファンキー・グルーヴ。ファンキー気分で盛り上げてくれます。インストゥルメンタル・グループとしての魅力を楽しめます。
https://www.youtube.com/watch?v=3FYFi6d9KY8

「Got That Feelin'」
Valerie Brownのリード・ヴォーカルをフィーチャーしたフィリー・ディスコ。Valerie Brownのパンチのあるヴォーカルが栄えるダンス・チューンです。
https://www.youtube.com/watch?v=4Im_qG6O1zg

「Changin' My Life」
軽やかに疾走するダンス・チューン。ギターが牽引する感じがいいですね。ホーン・サウンドも盛り上げてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=qd5DdGZ1bZE

「Stay With Me」
ヴォーカル・グループとしての魅力を楽しめるソウル・バラード。

「Rough-Ride」
Frankie Brunsonのヴォーカルと共にゴリゴリと突き進む男臭いディスコ・ファンク。
https://www.youtube.com/watch?v=dgIYpum3G6I

「A Greater Truth」
少しルーズなヴォーカルが雰囲気を醸し出すダンス・チューン。妖しげな感じがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=t5yT1wSvkaA

「Your Love Stays On My Mind」
Valerie Brownのリード・ヴォーカルをフィーチャー。男臭いFrankie BrunsonのヴォーカルとValerie Brownのコントラストがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=0JjtoosRC_k

「Soft And Tender」
ラストはアーバンなミディアム・ソウルでメロウに締め括ってくれます。このタイプがあと1、2曲あっても良かったかも?
https://www.youtube.com/watch?v=51UvK-d8Ntc

CDには「Turn Me Loose (Single Version)」「Rough-Ride (Single Version)」「Turn Me Loose (12" Disco Version)」といったボーナス・トラックが追加収録されています。

『Boogie Down U.S.A.』(1975年)
ブギー・ダウンU.S.A.
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2017年02月09日

Tony Allen『Home Cooking』

アフロビートのレジェンドによる進化形アフロ・ファンク☆Tony Allen『Home Cooking』
ホーム・クッキング
発表年:2002年
ez的ジャンル:レジェンド系アフロビート/アフロ・ファンク
気分は... :余計なことは気にしない・・・

今回はアフロビートのレジェンドTony Allenが2002年にリリースした『Home Cooking』です。

Fela Kutiと並ぶアフロビートのパイオニアでる、ナイジェリア人ドラマーTony Allenの紹介は、『Black Voices Revisited』(2010年)に続き2回目となります。

本作『Home Cooking』は前作『Black Voices』(1999年)と同じくComet Recordsからのリリースであり、レジェンド復活を印象づけた重要作品です。

UKのHip-HopチームUnsung Heroes(Barnaby Young/Brad Evans)、エンジニアとして数々の作品に関与してきたAlan Mawdsley、前作『Black Voices』(1999年)もプロデュースしていたDoctor Lがプロデュースを務めています。

また、後にThe Good, The Bad & The Queenで一緒にプレイすることになるBlurのDamon Albarn、UKのベテラン・ラッパーTy一昨年に自身初のアルバム『Eska』をリリースした、ザンビア出身でロンドンを拠点に活動する女性シンガーEska(Eska Mtungwazi)等がゲスト参加しています。

レジェンドTony Allenの持つアフロビート/アフロ・ファンクDNAにHip-Hop、ソウル、クラブミュージック、クラブジャズ等のエッセンスを融合させた進化形アフロ・ファンクを楽しめる1枚です。

レジェンド復活を印象づけるアフロビート「Home Cooking」、進化形アフロ・ファンクを堪能できる「Kindness」「Every Season」、Unsung Heroesの手腕が光るクラブ仕様の「Woman To Man」、ソウル・テイストの「Calling」「What's Your Fashion」、ジャズ・テイストの「Eparapo」が僕のオススメです。

"アフロビートは少し苦手"という人でも楽しめる、格好良い進化形アフロ・ファンク作品です。

全曲紹介しときやす。

「Every Season」
Damon AlbarnとTyをフィーチャー。アフロビートを2000年モードにアップデートさせた進化形アフロ・ファンクを披露してくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=m4bCr8DDblU

「Home Cooking」
タイトル曲はレジェンド復活を印象づけるアフロビート/アフロ・ファンクで楽しませてくれます。アフロビートらしい覚醒感のあるサウンドもいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=265H5xRr4Tc

「Woman To Man」
Tyをフィーチャー。UKクラブミュージック/アブストラクトHip-Hopのエッセンスを取り込んだUnsung Heroesの手腕が光る1曲。UKクラブミュージック好きの人も楽しめるはず!
https://www.youtube.com/watch?v=grGQpl3bPQ8

「Calling」
Mary & Normonをフィーチャー。アフロ・テイストのソウル・チューンといった仕上がりです。アーバンな雰囲気の中でAllenのドラムがいいアクセントになっています。
https://www.youtube.com/watch?v=Sxjr4wRSUxU

「Don't Fight」
アフリカン・パーカッションも加わったトライバル・リズムが印象的な軽快なアフロ・ファンク。
https://www.youtube.com/watch?v=VVRoEEw_mp4

「Kindness」
疾走感が格好良い進化形アフロ・ファンク。呪術師のようなAllenの不気味なヴォーカルもサウンドの雰囲気とマッチしています。
https://www.youtube.com/watch?v=1RyTf_AHbYM

「Jakelewah」
抜けのいいAllenのドラミングと共に始まる開放的なアフロ・ファンク。ワールド・ミュージック好きの人向けのサウンドなのでは?
https://www.youtube.com/watch?v=sP-sk4X_zww

「What's Your Fashion」
Eskaをフィーチャー。Eskaの素晴らしいヴォーカルがソウルフルな仕上がり。『Eska』(2015年)で大きな注目を浴びたEskaですが、その才能の片鱗はこの1曲のみでも十分実感できます。
https://www.youtube.com/watch?v=AjU9ABIFxaA

ご興味がある方はEska『Eska』もチェックを!
Eska『Eska』(2015年)
ESKA

「Crazy Afrobeat」
豪快なホーン隊と共に盛り上がるアフロビート。現行アフロ・ファンク好きの人であれば気に入る演奏だと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=qmTnSLlBrjo

「Eparapo」
ラストは格好良いダブルベースとヴァイヴが牽引するジャズ・テイストに疾走する演奏で締め括ってくれます。クラブジャズ好きの人はグッとくるはず!
https://www.youtube.com/watch?v=EOoovEdPU9o

他のTony Allen作品もチェックを!

『Jealousy』(1975年)/『Progress』(1977年) ※2 in 1
Jealousy / Progress

『No Accomodation for Lagos』(1979年)/『No Discrimination』(1980年) ※2 in 1
No Accommodation for Lagos / No Discrimination

『N.E.P.A. (Never Expect Power Always) 』(1985年)
N.E.P.a.

『Black Voices』(1999年)
Black Voices

『Live』(2004年)
Live

『Lagos No Shaking』(2006年)
Lagos No Shaking

The Good, The Bad and The Queen『The Good, The Bad and The Queen』(2007年)
ザ・グッド,ザ・バッド・アンド・ザ・クイーン

『Secret Agent』(2009年)
シークレット・エイジェント

Jimi Tenor & Tony Allen『Inspiration Information 4』(2009年)
Inspiration Information 4

『Black Voices Revisited』(2010年)
BLACK VOICES : REVISITED (10TH ANNIVERSARY REISSUE)

『Film of Life』(2014年)
Film of Life
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