2017年08月05日

Marcos Valle『Nova Bossa Nova』

Marcos復活!Far Outからの第1弾アルバム☆Marcos Valle『Nova Bossa Nova』
Nova Bossa Nova
発表年:1997年
ez的ジャンル:ブラジル最高のメロディ・メーカー
気分は... :♪虫、虫♪

ブラジルを代表するシンガー・ソングライターMarcos Valle『Nova Bossa Nova』(1997年)です。

当ブログでこれまで紹介したMarcos Valle作品は以下の11枚。

 『Samba '68』(1968年)
 『Viola Enluarada』(1968年)
 『Mustang Cor De Sangue』(1969年)
 『Marcos Valle (1970)』(1970年)
 『Garra』(1971年)
 『Vento Sul』(1972年)
 『Previsao Do Tempo』(1973年)
 『Marcos Valle (1974)』(1974年)
 『Vontade De Rever Voce』(1981年)
 『Pagina Central』(2009年) ※Celso Fonsecaとの共演作
 『Esphera』(2010年)

UKの人気レーベルFar Out Recordingsからリリースされた本作『Nova Bossa Nova』(1997年)は、80年代半ばからアルバムをリリースしていなかったMarcosが健在ぶりを示した復活アルバムです。

プロデュースはJoe DavisMarcos Valle

Marcos Valle(vo、g、key)以下、Marcosの公私のパートナーPatricia Alvi(vo)、Paulo Ceasar Barros(b)、Ivo "Stick" Caldes (ds)、Caneca(g)、Ricardo Pontes (sax、fl)、Don Chacal(per)、Zezinho (per)、Roc Hunter(prog)等のメンバーがレコーディングに参加しています。

楽曲はすべてMarcosのオリジナルです。

Far Out色の強い楽曲、インスト重視の楽曲、Patricia Alviをフィーチャーしている楽曲などもあり、Marcosらしさ全開という感じのアルバムではありません。しかしながら、復活の第一歩としては十分満足できますし、いろいろ模索している感じが逆にアルバムにバリエーションを与えて楽しめるのでは?

Far OutならではのMarcos作品に仕上がっていると思います。

全曲紹介しときやす。

「Novo Visual (New Look)」
メロウ・エレピの音色が心地好いオープニング。都会的かつ爽快なブラジリアン・サウンドを楽しめます。Canecaのギター・ソロもグッド!
https://www.youtube.com/watch?v=DInC8VB0R2g

「Abandonu (Abandon)」
Marcosらしいメロディを楽しめる1曲。少しミステリアスな雰囲気もいい感じです。
https://www.youtube.com/watch?v=PUbIvWz5Odk

「Cidade Aberto (Open City)」
Patricia Alviのヴォーカルと共に始まる爽快ブラジリアン・メロウ。Marcosらしい感じはしませんが、涼しげなフルートも含めてサマー・モードにフィットします。
https://www.youtube.com/watch?v=XNf_ElzZ4ZE

「Bahia Blue」
タイトルの通り、バイーアのトライバルなエッセンスを強調したインスト・チューン。アルバムの中でいいアクセントになっています。
https://www.youtube.com/watch?v=H5dDruAvAWM

「Freio Aerodynamico」
Far Outらしいクラブ仕様のダンス・チューンに仕上がっています。Marcosの鍵盤が軽やかな響きに魅了されるブラジリアン・グルーヴです。
https://www.youtube.com/watch?v=D5tXjgSJHaQ

「Mushi Mushi」
ブラジル最高のメロディ・メーカーMarcosならではの1曲に仕上がっているのでは?Marcosが鎌倉に訪れて食した"くずきり"にインスパイアされて作った楽曲で、タイトルは日本語の「もしもし」のことらしいです。空耳アワー的には♪虫、虫♪に聴こえてしまいますが(笑)
https://www.youtube.com/watch?v=OExPFGkXTdY

「Nova Bossa Nova (New Bossa)」
タイトル曲はタイトルの通り、アップデートされたボッサ・グルーヴです。オトナのビター・スウィートな感覚がいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=YBwMeilZGzo

「Nordeste (North East)」
バイーアの香りがするヴォーカル入りのイントロに続き、本編はブラジリアン・メロウ・グルーヴのインストに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=r7Xrbc67TuY

「Bar Ingles (English Bar)」
Marcosらしいとは思いませんが、Far Outらしさでいえば、ダンサブルなブラジリアン・グルーヴのコレが一番かも?
https://www.youtube.com/watch?v=IBJRJ6bBLwE

「A Vontage de Rever Voce (Rocking You)」
ラストはPatricia Alviを前面にフィーチャーし、Marcos自身は演奏にも参加せず裏方に専念しています。特に終盤に一気にスパークルする瞬間にグッときます。
https://www.youtube.com/watch?v=73BnP3dKCKs

Marcos Valleの過去記事もご参照下さい。

『Samba '68』(1968年)
サンバ’68

『Viola Enluarada』(1968年)
ヴィオラ・エンルアラーダ

『Mustang Cor De Sangue』(1969年)
Mustang Cor De Sangue Ou Corcel Cor De Mel

『Marcos Valle(1970)』(1970年)
marcos valle 1970.jpg

『Garra』(1971年)
Garra

『Vento Sul』(1972年)
ヴェント・スル

『Previsao Do Tempo』(1973年)
Previsao Do Tempo

『Marcos Valle (1974)』(1974年)
マルコス・ヴァーリ(1974)

『Vontade De Rever Voce』(1981年)
ヴォンタージ・ジ・レヴェール・ヴォセ

『Pagina Central』(2009年)
パジナ・セントラウ [ボーナス・トラック付]

『Esphera』(2010年)
ESPHERA
posted by ez at 02:51| Comment(0) | 1990年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月04日

Silver『Silver』

ヒット曲「Wham Bam」収録のウエスト・コーストAOR☆Silver『Silver』
ファースト(期間生産限定盤)
発表年:1976年
ez的ジャンル:AOR系ウエスト・コースト・ロック
気分は... :恋のバンシャガラン・・・

今回は70年代ウエスト・コースト・ロック/AORからSilver『Silver』(1976年)です。

SilverはL.A.で結成されたロック・バンド。

Eric Andersen『Sweet Surprise』(1976年)のレコーディングで知り合った、元Batdorf & RodneyJohn Batdorfと、後にGrateful Deadへ加入するBrent Mydlandが意気投合したのがSilver結成のきっかけです。

やがて、John Batdorf(vo、g)、Greg Collier(vo、g)、Tom Leadon(vo、b)、Brent Mydland(vo、key)※EaglesのBernie Leadonの弟、Harry Stinson(vo、ds)という5名のラインナップが揃い、BatdorfがBatdorf & Rodneyとして所属していたAristaとの契約に成功します。

1年にも満たない短命バンドでしたが、シングル3枚、アルバム1枚をリリースしています。中でもシングル「Wham Bam」を全米チャート第16位のヒットとなりました。

僕の場合、世代的に少しだけ下なので、リアルタイムで聴くことができなかったアルバムですが、いつ聴いても懐かしい気分にさせてくれる1枚です。

ヒットしたデビュー・シングル「Wham Bam」をはじめ、「Memory」「Musician (It's Not An Easy Life)」という3枚のシングルが目立ちますが、個人的には「All I Wanna Do」「It's Gonna Be Alright」「No Wonder」「Climbing」あたりもかなりオススメです。

プロデュースはSilver自身とTom Sellers
楽曲はすべてメンバーのオリジナルです。

全曲紹介しときやす。

「Musician (It's Not An Easy Life)」
3rdシングルになったメロウ・バラード。ミュージシャンとしての生き方を歌った感動バラードです。ミュージシャンとして生きていくのは楽じゃない・・・
https://www.youtube.com/watch?v=geMC_LDXt1Y

「All I Wanna Do」
僕の一番のお気に入りはコレ。素敵なコーラス・ワークと共に始まる爽快ウエスト・コースト・ロックです。西海岸らしいヴァイヴスに満ちています。
https://www.youtube.com/watch?v=SAKYGFymDZs

「Memory」
アルバムからの2ndシングル。美しいハーモニーを聴かせるメロディアスなバラードはSilverの魅力がよく伝わってくる1曲だと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=W10qO9WqR8Q

「No Wonder」
サンセット・モードなメロウネスにグッとくるミディアム。夏のサンセット・タイムにジャスト・フィットするのでは?
https://www.youtube.com/watch?v=QBEDTHtWxUU

「Trust In Somebody」
ウエスト・コーストらしい開放的なロック・チューン。ウエスト・コースト・ロック好きの人であれば、気に入るはず!
https://www.youtube.com/watch?v=EfSB5hX4va0

「It's Gonna Be Alright」
「All I Wanna Do」と並ぶ僕のお気に入りがコレ。さり気ないですが、素敵なコーラス・ワークと寛いだ雰囲気のメロウネスに魅了されます。
https://www.youtube.com/watch?v=yOFpzfPoXcI

「Climbing」
このグループらしいコーラス・ワークが栄えるメロディアスなミディアム。自分たちの魅力を心得た音作りがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=Fq-R8CtKZcQ

「Wham Bam」
邦題「恋のバンシャガラン」。前述のように全米チャート第16位のヒットとなったデビュー・シングル。甘く切ないヴォーカル・ワークと印象的な込み上げギターにグッとくるメロウなミディアム・ロックです。エヴァーグリーンな魅力を持った名曲だと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=zB5dsglj25o

「Right On Time」
カントリー・ロック調でマッタリと・・・。イモ臭いカントリーが苦手な僕ですが、彼らの場合にはメロウな味わいも加味されているので大丈夫!
https://www.youtube.com/watch?v=5ZgM73B-CGo

「Goodbye, So Long」
ラストはカントリー・バラードを美しいヴォーカルで歌い上げて締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=ThovKF_LVi4

今日は更新がかなり遅め・・・
この2日間かなり集中して仕事に取り組んだので脳がかなりお疲れモード!
殆ど寝ていないので、少し仮眠します・・・
posted by ez at 18:00| Comment(0) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月03日

Slick & Rose『Objects In The Mirror』

オーガニックな女性R&Bデュオ☆Slick & Rose『Objects In The Mirror』
オブジェクツ・イン・ザ・ミラー
発表年:2003年
ez的ジャンル:オーガニック系女性R&Bデュオ
気分は... :キュート&オーガニック!

今回は2000年代R&B作品からSlick & Rose『Objects In The Mirror』(2003年)です。

Slick & RoseNikki Ervin(アラバマ出身)とSabrina Harvey(N.Y.出身)が結成した女性R&Bデュオ。

2002年にフィリーの登竜門"Black Lily"に出演して注目を集めたことから、ネオ・フィリーの文脈で語られることもあるデュオですが、活動拠点はアトランタです。

元々トリオで活動していたようですが、1999年よりデュオとして再スタート。そんな時にA Tribe Called Questの活動を休止したばかりの故Phife Dawgと出会い、本作でもプロデュースを手掛けるDJ Rasta Rootを紹介されます。

その後、DJ Rasta RootがプロデュースしたPhife Dawgのシングルへのフィーチャリングを経て、リリースされたアルバムが本作『Objects In The Mirror』(2003年)です。

アルバム全体としてはキュート&オーガニックな女性R&B作品といった印象です。きっとJazzyfatnasteesFloetryLes Nubiansあたりがお好きな人であれば気に入る1枚になると思います。

アルバムにはDJ Rasta Rootをはじめ、元Arrested DevelopmentKemit HymanDJ Kemit)等多彩なプロデューサーが起用されています。

キュートなアコースティック・ソウル「Bonafide」、ラブリーな「Gods」、しっとりとした「Watch U Weary」、カリビアン・フレイヴァーの「Runaway」、メロウな「Love Is」、ダークなHip-Hopトラックにグッとくる「Number 9」あたりが僕のオススメです。

改めて聴き直すとサマー・モードにフィットするR&B作品だと思います。

全曲紹介しときやす。

「What You Hear」
ア・カペラによるオープニング。

「Hey You」
DJ Dan Speakプロデュース。Hip-Hop調トラックによるミディアム・グルーヴ。抑えたトーンながらも2人のキュートな魅力が伝わってきます。

「Runaway」
DJ Rasta Rootプロデュース。カリビアン・フレイヴァーの効いた哀愁グルーヴ。夏モードのR&Bグルーヴとしてフィットするのでは?

「Space」
DJ Kemitプロデュース。2人のコケティッシュで切ないヴォーカルと哀愁トラックがよくマッチしています。
https://www.youtube.com/watch?v=Wb1U0XIKAf4

「Love Is」
Don Cannonプロデュース。メロウ・ギターと2人のキュートなヴォーカル・ワークが織り成す素敵なオーガニック・グルーヴ。

「Mean」
DJ Rasta Rootプロデュース。オーガニック感が印象的なR&Bグルーヴ。アンプラグドな雰囲気がお好きな人は気に入るはず!

「Bonafide」
Marc Baldwinプロデュース。本作のハイライト!このデュオのキュートな魅力を存分に堪能できるアコースティック・ソウル。こんなキュートな歌声を聴いたら、誰でもメロメロになるはず!

「Objects」
DJ Rasta Rootプロデュース。オトナな雰囲気ですが、哀愁メロウなギター・サウンドで夏モードのR&Bに仕上がっています。

「Watch U Weary」
Marc Baldwinプロデュース。「Bonafide」と同じく素敵なアコースティック・ソウルですが、ここではしっとりと雰囲気で楽しませてくれます。

「Gods」
DJ Rasta Root プロデュース。「Bonafide」と並ぶ僕のお気に入り。ラブリーな雰囲気にグッとくる素敵なメロウ・グルーヴ。毎日、こんな曲で目覚めたい!

「Number 9」
T. the Beat Specialistプロデュース。ビートの効いたダークな哀愁トラックが印象的です。Hip-Hop好きの人は一番グッとくる音かもしれません。

「Milk & Honey」
Slick & Roseプロデュース。フィリー出身のビートボクサーDres The Beatnikをフィーチャー。素敵なヴォイス・セッションで楽しませてくれます。

「Hip-Hop」
Fly Fridayプロデュース。ラストはラガ調で艶やかに締め括ってくれます。さらに隠れトラックとして、Slick & RoseをフィーチャーしたPhife Dawgのシングル「U Know U Want It」が収録されています。

こんな素敵なアルバムをリリースしたにも関わらず、次の作品をリリースできなかった事実に音楽ビジネスの厳しさを感じます。
posted by ez at 00:38| Comment(0) | 2000年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月01日

Laurindo Almeida『Guitar From Ipanema』

サマー・モードの素敵なイージー・リスニング☆Laurindo Almeida『Guitar From Ipanema』
ギター・フロム・イパネマ
発表年:1964年
ez的ジャンル:偉大なブラジル人ギタリスト系イージー・リスニング
気分は... :8月突入・・・

今回はブラジル出身の偉大なギタリストLaurindo Almeida『Guitar From Ipanema』(1964年)です。

Laurindo Almeida(1917-1995年)はブラジルを代表する世界的ギタリスト。クラシック、ジャズ、ラテンと幅広い分野で長きに渡り活躍しました。

膨大なレコーディング作品を残している人ですが、ボサノヴァな魅力に満ちた本作『Guitar From Ipanema』(1964年)は今日ポピュラーなLaurindo Almeida作品の中の1枚だと思います。

レコーディング・メンバーはLaurindo Almeida(g)以下、Jack Marshall(g、whistling)、Al Hendrickson(g)、Djalma Ferreira (org)、Harry Klee(fl)、Justin Gordon(fl)、George Fields(harmonica)、Fafa Lemos(violin)、Irene Kral(vo)。

アルバム全体としては、ボサノヴァ/ジャズ・サンバ調のイージー・リスニングといった印象です。

曲構成としては、ボサノヴァ名曲カヴァーとオリジナルが半々となっています。アルバム全編をカヴァーが占めるのではなく、オリジナルも半分混ぜているあたりに、単なるイージー・リスニング・アルバムではない魅力があると思います。

と言いつつ、目立つのは「The Girl From Ipanema」「Manha De Carnaval」といったボサノヴァ名曲カヴァーです。Almeidaのギターが魅力的なのは勿論ですが、前者ではJack Marshallの口笛、後者ではGeorge Fieldsのハーモニカがいい味出しています。

オリジナルではジャズ・サンバ調の「Sarah's Samba」、素敵なボサノヴァ「Choro For People In Love」がオススメです。

また、「Winter Moon」「Old Guitaron」ではIrene Kralの女性ヴォーカルをフィーチャーしています。

参加メンバーFafa Lemosのオリジナル「The Fiddler's Wolf Whistle」も完成度の高いイージー・リスニングです。

ジャケも含めてサマー・モードの素敵なイージー・リスニング作品だと思います。

全曲紹介しときやす。

「The Girl From Ipanema」
Antonio Carlos Jobim/Vinicius de Moraes作の名曲「イパネマの娘」をカヴァー。お馴染みの名曲をAlmeidaのギターとJack Marshallの口笛がリードするジャズ・サンバ調の極上イージー・リスニングに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=PMIEx24G5BQ

本曲について、当ブログではTamba TrioAgustin Pereyra LucenaDiane Denoir/Eduardo MateoRoberto MenescalBossacucanova & Roberto MenescalSheila Landis/Rick MatlePapikTrio 3DFreddie McCoyのカヴァーも紹介済みです。ご興味がある方はチェックを!

「Manha De Carnaval」
Antonio Maria/Luiz Bonfa作の名曲「カーニバルの朝」をカヴァー。絶品の哀愁ギターにグッときます。George Fieldsのハーモニカもいい味出しています。サイコーのイージー・リスニングです。
https://www.youtube.com/watch?v=2-GKRUWRLhU

本曲について、当ブログではDexter GordonGerry MulliganBalancoAstrud GilbertoJack Marshall & Shelly ManneSteen Rasmussen Feat. Josefine CronholmOscar PetersonAkua AllrichClaude Ciari, Bernard Gerard And The Batucada's SevenDiana PantonCountry ComfortIsabelle AubretO QuartetoQuarteto Formaのカヴァーも紹介済みです。ご興味がある方はチェックを!

「Sarah's Samba」
Laurindo Almeida作。「The Girl From Ipanema」と同タイプの軽快な哀愁ジャズ・サンバ。フルートの音色が似合う演奏です。
https://www.youtube.com/watch?v=31qzEMGYg40

「Winter Moon」
Laurindo Almeida/Portia Nelson作。Irene Kralのヴォーカルをフィーチャーしたロマンティックな仕上がりです。タイトルは冬モードでしが・・・
https://www.youtube.com/watch?v=fy5cPmS8A6c

「Izabella」
Djalma Ferreira作。グルーヴィーなオルガンにAlmeidaのギターが絡む軽快なジャズ・サンバ。Walter Wanderleyあたりとセットで聴きたくなる音です。

「Choro For People In Love」
Laurindo Almeida作。(ジャズ・サンバではなく)ボサノヴァを期待する人にはコレが一番雰囲気があるのでは?

「Quiet Nights Of Quiet Stars (Corcovado)」
Antonio Carlos Jobim作のボサノヴァ名曲をカヴァー。さり気ないですが品のいいボサノヴァにまとまっています。

本曲について、当ブログではJoanie SommersCannonball AdderleyWanda Sa(Wanda De Sah)Mario Castro-Neves & Samba S.A.Diane Denoir/Eduardo MateoEarl OkinDardanellesCassandra WilsonO QuartetoJon HendricksGenaiTillery
のカヴァーも紹介済みです。ご興味がある方はチェックを!

「Old Guitaron」
Johnny Mercer/Laurindo Almeida作。Irene Kralのヴォーカルをフィーチャー。哀愁モードのサウンドにIreneの声質がよくマッチしています。
https://www.youtube.com/watch?v=9sa1nzeSX_c

「Um Abraco No Bonfa」
Joao Gilberto作。『Getz/Gilberto Vol. 2』(1966年)にも収録されていた楽曲です。軽快なギター・アンサンブルにJack Marshallの口笛も絡む、実に小気味いい演奏です。

「Twilight In Rio」
Laurindo Almeida作。George Fieldsのハーモニカとフルートがトワイライト気分を盛り上げてくれます。

「The Fiddler's Wolf Whistle」
Fafa Lemos作。ヴァイオリンの軽やかな音色が先導する素敵なボッサ・イージー・リスニングでアルバムは幕を閉じます。
https://www.youtube.com/watch?v=KVvOjziEjYQ

Laurindo Almeidaの他作品もチェックを!

『Viva Bossa Nova/Ol! Bossa Nova!』(1962/1963年) 2in1CD
Viva Bossa Nova + Ol! Bossa Nova!

Laurindo Almeida Feat. Bud Shank 『Brazilliance Vol. 1/Brazilliance Vol. 2』(1962/1963年) 2in1CD
Vol. 1&2 -Brazilliance of

Sammy Davis, Jr. & Laurindo Almeida 『Sammy Davis, Jr. Sings, Laurindo Almeida Plays』(1966年)
Sings & Plays

Stan Getz & Laurindo Almeida『Stan Getz With Guest Artist Laurindo Almeida』(1966年)
STAN GETZ WITH GUEST ARTIST LAURINDO ALMEIDA

『A Man and a Woman 』(1967年)
男と女

『The Look of Love』(1968年)
ザ・ルック・オブ・ラヴ
posted by ez at 02:55| Comment(0) | 1960年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月31日

Special Delivery『Special Delivery』

スウィート・ソウルだけではない魅力が詰まった1枚☆Special Delivery『Special Delivery』
スペシャル・デリヴァリー[国内プレス盤 / 最新リマスター / 日本語解説付き](CDSOL-5652)
発表年:1978年
ez的ジャンル:T.K.系ソウル・ヴォーカル・グループ
気分は... :嫌われる勇気・・・

今回は70年代ソウル・グループ作品からSpecial Delivery『Special Delivery』(1978年)です。

Special Deliveryの前身は、70年代前半、Raeford Geraldを中心に結成されたソウル・グループAct 1

1973年に「Friends Or Lovers」「Takes Two Of Us」の2曲を全米R&Bチャートへ送り込み、1974年には唯一のアルバム『Act 1』をリリースしています。

しかし、中心メンバーのRaeford Geraldが離脱し、グループは活動停止状態に・・・

そこでグループに加入したのが、元Andy & The MarglowsのメンバーであったTerry Huff。彼の加入を機にグループはSpecial Deliveryを名乗るようになります。

1975年にSpecial Deliveryとしての初シングル「I Destroyed Your Love」をリリースしますが、新加入のTerryと他メンバーの間の溝が深まり、1976年のTerry Huff & Special Delivery名義のデビュー・アルバム『The Lonely One』は、Terry主導で制作され、先のデビュー・シングル以外にはTerryを除くメンバーは参加せず、代わりにあのAl Johnsonがサポートしていました。

そんな状態でグループを継続できるはずもなく、Terryはグループを去ることになります。

残ったGeorge BarkerChet FortuneReginald Rossの3人に、紅一点の新メンバーVeronica Martiが加わり、新生Special DeliveryとしてT.K.傘下のShieldからリリースしたアルバムが本作『Special Delivery』(1978年)です(がディストリビューター)。

グループはさらにメンバー・チェンジを経て1981年にアルバム『Living On The Run』をリリースしています。

Terry Huff & Special Delivery名義の『The Lonely One』(1976年)のスウィート・ソウルなイメージが強いグループかもしれませんが、本作『Special Delivery』はT.K.傘下のShieldからリリースということもあり、スウィート・バラードのみならず、ファンキー&ダンサブルな楽曲も充実しています。

一般的にはシングルにもなった王道スウィート・ソウル「Oh Let Me Know It」がハイライトなのでしょうが、個人的には素敵なスウィート・バラード「Your Love Is My Love Song」、夏らしいファンキー・メロウ「Do It」、フリーソウルなメロウ・グルーヴ「This Kind Of Love」がイチオシです。

アルバム全体のバランスの良い1枚だと思います。

全曲紹介しときやす。

「Your Love Is My Love Song」
オススメその1。Chet Fortune/Nick Mann/Bill Beard作。素敵なスウィート・バラードでアルバムは幕を開けます。スロウ系ではコレが一番好き!
https://www.youtube.com/watch?v=HEj5X_owGHo

「Day Dreamer」
Chet Fortune/George Parker/Reginald Ross/Veronica Martin作。ファルセット・ヴォーカルで迫るファンキー・ディスコ。
https://www.youtube.com/watch?v=igutKt1WtuA

「Do It」
オススメその2。George Parker作。夏らしいギター・カッティングのイントロだけでグッとくるファンキー・メロウ。突き抜けた解放感がたまりません。
https://www.youtube.com/watch?v=zfseh8J-L-U

「You Say」
George Parker/Veronica Martin作。Veronicaのヴォーカルを前面に打ち出したバラード。アルバムのいいアクセントになっています。
https://www.youtube.com/watch?v=Za-jVe5kXjY

「This Kind Of Love」
オススメその3。Chet Fortune/George Parker/Reginald Ross/Veronica Martin作。フリーソウル好きの人はグッとくるであろうメロウ・グルーヴ。T.K.プロダクション好きの人にもフィットするサマー・モードの仕上がり。
https://www.youtube.com/watch?v=NMygR8ZBvoY

「I've Got To Be Free」
George Parker作。ホーン・サウンドが雰囲気を盛り上げてくれる哀愁バラード。
https://www.youtube.com/watch?v=UM3vUIDxvyI

「Oh Let Me Know It」
オススメその。Chet Fortune/George Parker/Reginald Ross/Veronica Martin作。シングルにもなったスウィート・バラード。少しイナたい感じがいい本格的なソウル・バラードです。
https://www.youtube.com/watch?v=IN7ElBRXy00

「Get Up-Express Yourself」
オススメその5。George Parker作。ラストはファンキー・ディスコで締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=ZrCSnFxM1FY

CDにはボーナス・トラックとして「Oh Let Me Know It Pt.1 (Single Version)」「Oh Let Me Know It Pt.2 (Single Version)」が追加収録されています。

少し集中力が低下気味・・・
生活にメリハリをつけないといけませんな。
posted by ez at 01:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする