2017年03月05日

Thundercat『Drunk』

メロディアスな新境地を示した3rdアルバム☆Thundercat『Drunk』
Drunk [帯解説・ボーナストラック1曲収録 / 国内盤]  (BRC542)
発表年:2017年
ez的ジャンル:Brainfeeder系天才ベーシスト
気分は... :酔・・・

今回は新作アルバムから最も旬な天才ベーシストThundercatの最新作『Drunk』です。

黒人ドラマーRonald Bruner Sr.を父に、グラミー受賞歴を持つ敏腕ドラマーRonald Bruner Jr.を兄に持つ天才ベーシストであり、Flying Lotusの右腕としてBrainfeederを牽引するThundercat(本名Stephen Bruner)の紹介は、2ndアルバム『Apocalypse』(2013年)、1stアルバム『The Golden Age of Apocalypse』(2011年)に続き3回目となります。

3rdアルバムとなる最新作『Drunk』では、従来にはないヴォーカル重視のメロディアスな新境地を示しています。

一昨年末にリリースしたミニ・アルバム『The Beyond / Where The Giants Roam』(2015年)でメロディアスな方向性の予感はありましたが、それを前面に打ち出してきたのは少し意外でした。

『The Beyond / Where The Giants Roam』(2015年) ※ミニ・アルバム
【Amazon.co.jp限定】The Beyond / Where the Giants Roam [解説・ボーナストラック収録 / 国内盤] (BRC491AMZ)

(クレジットはありませんが多分)Thundercat自身がプロデュースし、Flying Lotusがアディショナル・プロデューサーとして名を連ねています。また、Kendrick Lamar『To Pimp A Butterfly』にもプロデューサーとして関与したSounwaveが3曲でプロデュースしています。

アルバムにはMichael McDonaldKenny LogginsKendrick LamarWiz KhalifaPharrell WilliamsMac Millerといったアーティストがフィーチャリングされています。

また、Brainfeederの仲間であるKamasi Washington(sax)やMiguel Atwood-Ferguson(strings)といった現在L.A.ジャズ・シーンを代表するミュージシャンをはじめ。Genevieve ArtadiとのユニットKNOWERとしても活動するLouis Cole(ds、key、Programming)、Zack Sekoff(Programming)、Dennis Hamm(key)、Zane Carney(g)、Deantoni Parks(ds)、Charles Dickerson(key、Programming)、Taylor Graves(key、Programming)といったミュージシャンが参加しています。

個人的には超絶ベース・プレイ全開の演奏がもっと欲しかった気もしますが、新境地に挑んだ姿勢は評価したいと思いますし、彼のファルセット・ヴォーカルは意外に悪くありません。

Thundercatの新たな魅力を楽しみましょう。

全曲紹介しときやす。

「Rabbot Ho」
Thundercatのヴォーカル&ベース、Dennis Hammのキーボードによるメロディアスなアルバムのイントロ。
https://www.youtube.com/watch?v=V4xGQDKDHBI

「Captain Stupido」
「Rabbot Ho」の流れを受け継ぐメロディアスな仕上がり。そんな中でもThundercatらしいベース・プレイも忘れず楽しませてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=66Vrcyqu0_Q

「Uh Uh」
Thundercatの超絶ベース全開!Brainfeederらしいビートミュージック的な演奏で楽しませてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=9lHjeEkS1WE

「Bus In These Streets」
Genevieve ArtadiとのユニットKNOWERとしても活動するLouis Coleが参加しています。Thundercatのポップな新境地を示してくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=zxNHJXpH9QM

「A Fan's Mail (Tron Song Suite II)」
Sounwaveプロデュースの1曲目。本作らしいメロディアスな仕上がり。♪ミャオウ、ミャオウ♪という猫の鳴き声ヴォーカルまで披露してくれます。Mountain「Long Red」をサンプリング。
https://www.youtube.com/watch?v=g8f5CtP0nT4

「Lava Lamp」
Sounwaveプロデュースの2曲目。Thundercatのファルセット・ヴォーカルが栄えるメロウ・チューンで彼の新たな魅力を楽しめます。
https://www.youtube.com/watch?v=KMPjX_3snfM

「Jethro」
1分半の小曲ですが、コズミックなメロウ・チューンはBrainfeederらしいのでは?
https://www.youtube.com/watch?v=_ukKdTBwxCA

「Day & Night」
コズミック・ファンクな調のインタールード的な小曲。
https://www.youtube.com/watch?v=i4pNOBIAaLI

「Show You The Way」
Michael McDonaldKenny Logginsという往年のAORの人気ミュージシャン2人をフィーチャー。意外な人選にも思えますが、Thundercatがファンなのだとか。Michael McDonaldのスモーキー・ヴォイスが似合う、Thundercat作品とは思えないメロウなAORに仕上がっています。終盤にはソニック・ザ・ヘッジホッグの効果音のサンプリングも聴くことができます。
https://www.youtube.com/watch?v=62EmHhZSjEI

「Walk On By」
Kendrick Lamarをフィーチャー。Thundercatが『To Pimp A Butterfly』に参加したお返しといったところでしょうか。本作らしいメロウ・トラックと、Kendrick Lamarのフロウがよくマッチしています。
https://www.youtube.com/watch?v=GNCd_ERZvZM

「Blackkk」
Sounwaveプロデュースの3曲目。従来のThundercat作品らしいミニマル感と本作らしいメロディアス感が融合した仕上がりです。
https://www.youtube.com/watch?v=REF5JzqQa4c

「Tokyo」
日本人には気になる東京を歌った曲。ビートミュージックらしいミニマル・サウンドにのって、♪ガンダムカフェ〜♪パチンコ屋〜♪(北斗の拳の)ケンシロウ〜♪なんてフレーズも聴くことができます。
https://www.youtube.com/watch?v=gN2PjkfH8CI

「Jameel's Space Ride」
「Bus In These Streets」に続くLouis Cole参加曲。1分強の小曲ながらもポップな魅力に溢れています。
https://www.youtube.com/watch?v=pt0qx99PzDs

「Friend Zone」
コズミック・ファンク調の仕上がり。個人的なこういった演奏がもう少し多くても良かった気がします。Kendrick Lamar「Bitch, Don't Kill My Vibe」のヴォーカルの引用も挿入されています。
https://www.youtube.com/watch?v=FqE_H1A-8B4

「Them Changes」
ミニ・アルバム『The Beyond/Where The Giants Roam』収録曲。Thundercat本人が甲冑姿で登場するMVも印象的でした。The Isley Brothers「Footsteps in the Dark」のドラム・ループにのったヴォーカル重視のミディアム・ファンクは『Drunk』の予告編のような1曲でした。ソニック・ザ・ヘッジホッグの効果音もサンプリングしています。
https://www.youtube.com/watch?v=GNCd_ERZvZM

「Where I'm Going」
ミニ・アルバム『The Beyond / Where The Giants Roam』収録曲。Deantoni ParksのドラムとThundercatのベースの絡みがいい感じです。
https://www.youtube.com/watch?v=VDWSQ6fI9TE

「Drink Dat」
Wiz Khalifaをフィーチャー。哀愁サウンドにThundercatの寂しげなヴォーカルとWiz Khalifaのラップが絡みます。
https://www.youtube.com/watch?v=_pxpTZpdZ-U

「Inferno」
本作らしいヴォーカルワーク重視の1曲。Miguel Atwood-Fergusonによる美しいストリングスも印象的です。
https://www.youtube.com/watch?v=5VshM5FjpDo

「I Am Crazy」
30秒に満たないインタールード的小曲。
https://www.youtube.com/watch?v=KnA6ZG6sxTQ

「3AM」
1分強の小曲ですが、美しいヴォーカル&サウンドが印象的です。
https://www.youtube.com/watch?v=C1y2aFFD8Ok

「Drunk」
タイトル曲はFlying Lotusとの共作。メロディアスな中にもBrainfeederらしさを感じることができます。
https://www.youtube.com/watch?v=McA_CgwoG-w

「The Turn Down」
Pharrellをフィーチャー。内省的なサウンド&歌詞が印象的な哀愁メロウ・ソウル
https://www.youtube.com/watch?v=wktuQhDLYic

「DUI」
本編のラストはDennis HammのシンセとMiguel Atwood-Fergusonのストリングスを配した美しくも儚いサウンドで締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=DA9DLEyo1e0

「Hi」
国内盤ボーナス・トラック。Mac Millerをフィーチャーしたシンプルながらも深淵な仕上がり。
https://www.youtube.com/watch?v=_lRqsAVBonI

Thundercatの過去記事もご参照下さい。

『The Golden Age of Apocalypse』(2011年)
The Golden Age of Apocalypse [帯解説・ボーナストラック1曲収録 / 国内盤] (BRC302)

『Apocalypse』(2013年)
Apocalypse [帯解説・ボーナストラック1曲収録 / 国内盤] (BRC383)
posted by ez at 02:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 2010年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月04日

Fauna Flash『Fusion』

Truby Trioメンバーによる別ユニット☆Fauna Flash『Fusion』
Fusion
発表年:2001年
ez的ジャンル:コンポスト系フューチャー・ジャズ
気分は... :混迷・・・

今回はドイツのフューチャー・ジャズ・ユニットFauna Flash『Fusion』(2001年)です。

Fauna FlashChristian PrommerRoland AppelというDJ、プロデューサー、ミュージシャンとしても活躍する2人が活躍するユニット。

2人はJazzanovaと並ぶドイツの人気Nu Jazz/クロスオーヴァー・ユニットTruby Trioのメンバーとしても知られています。

さらに2人はPeter Kruderを加えた<トリオVoom : Voomとしても作品をリリースしています。

これまで当ブログではFauna Flashメンバー関連作品として、以下の3枚の作品を紹介済みです。

 Truby Trio『Elevator Music』(2003年)
 Christian Prommer's Drumlesson『Drum Lesson Vol. 1』(2007年)
 Christian Prommer『UberMood』(2014年)

Fauna Flash名義では、『Aquarius』(1997年)、『Fusion』(2001年)、リミックス集『Confusion Remix』(2002年)といったアルバムをリリースしています。

本作『Fusion』はドラムンベース多めのフューチャー・ジャズ作品に仕上がっています。フューチャリスティックなジャズ・フィーリングのドラムンベースって大好きです。

アルバムではヴォーカルでMartin "Sugar B" ForsterDeidra JonesMarzenka、オーストリアのHip-HopユニットAphrodelicsといったアーティストが参加しています。

僕好みのドラムンベース「Free」「Morning」、ラテン・パーカッション+ドラムンベースな「Percussion」、コズミック・ハウス「Alone Again」、フューチャー・ソウルなクロスオーヴァー「Ten」がオススメです。

今の気分にはドラムンベースがフィットします。

全曲紹介しときやす。

「Mother Nature」
Martin "Sugar B" Forsterのヴォーカルをフィーチャー。エフェクトを駆使したエレクトリック・ファンク調のクロスオーヴァー・ジャズがオープニング。。
https://www.youtube.com/watch?v=b5WfTt5wF2E

「Percussion」
オススメその1。ラテン・パーカッション+ドラムンベースな仕上がり。パーカッシヴなラテン・リズムでアッパー感がマシマシです。

「Free」
オススメその2。Deidra Jonesのヴォーカルをフィーチャー。フューチャリスティックに疾走するドラムンベースです。こういうドラムンベース大好き!
https://www.youtube.com/watch?v=x7ID09Ci1RM

「Tel Aviv」
フューチャリスティックな雰囲気のフュージョン・ハウス。サックスによる入りジャジー感もあります。
https://www.youtube.com/watch?v=FzHZzNg8fCg

「Alone Again」
オススメその3。コズミック・ハウス。シャープなリズムとコズミックなジャズ・フィーリングがいい感じです。
https://www.youtube.com/watch?v=Teu7g0FPmmY

「Referee」
ディープなドラムンベース。ブラジリアン・テイストの高速リズムで脳内が侵食されていきます。
https://www.youtube.com/watch?v=ebx9aF6qiTM

「Ten」
オススメその4。Deidra Jonesのヴォーカルをフィーチャー。フューチャー・ソウル的な魅力もあるクロスオーヴァー・チューン。

「Morning」
オススメその5。Marzenkaのヴォーカルをフィーチャー。妖しげな雰囲気に包まれたドラムンベース。聴く者が吸い込まれてしまいそうです。
https://www.youtube.com/watch?v=gFiLef6VrCs

「Sunday At The Getty」
壮大な雰囲気のクロスオーヴァー・ジャズ。サウンド・スケープ的な魅力もありますね。

「Question」
オーストリアのHip-HopユニットAphrodelicsをフィーチャー。ラストはジャジーHip-Hopで締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=BlI8Njax2-I

Fauna Flashの他作品もチェックを!

『Aquarius』(1997年)
Aquarius

『Confusion Remix』(2002年)
Confusion Remix

メンバーの関連作品の過去記事もご参照下さい。

Truby Trio『Elevator Music』(2003年)
エレベーター・ミュージック

Christian Prommer's Drumlesson『Drum Lesson Vol. 1』(2007年)
Drumlesson 1

Christian Prommer『UberMood』(2014年)
Ubermood
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2017年03月03日

Barry White『The Message is Love』

愛の伝道師、捨てがたい魅力の1枚☆Barry White『The Message is Love』
The Message Is Love
発表年:1979年
ez的ジャンル:愛の伝道師系ソウル/ディスコ
気分は... :慈愛の心・・・

今回は愛の伝道師Barry White『The Message is Love』(1979年)です。

Love Unlimited Orchestraを率いて70〜80年代に大活躍した巨漢の男性R&Bシンガー/プロデューサーBarry Whiteの紹介は、『Sheet Music』(1980年)に続き2回目となります。

本作『The Message is Love』の全米R&Bアルバム・チャートの最高位は第14位。同チャート第1位を連発した全盛期ほどチャート・アクションが振るわなかったため、スランプを囁かれた作品ですが、それでも全米ゴールド・ディスクを獲得しています。

スランプのレッテルを貼られたため、あまり注目されない作品ですが、内容的には悪くないと思います。

ダンサブルな「It Ain't Love, Babe (Until You Give It)」「Any Fool Could See (You Were Meant for Me)」、メロウな「You're the One I Need」「Hung Up In Your Love」、ラブ・バラード「Love Ain't Easy」「I'm on Fire」、軽快メロウ・グルーヴ「I Found Love」と全7曲充実しています。

Barry Whiteが発掘した女性ソウル・グループLove Unlimitedも参加しています。

数あるBarry White作品の中で埋もれがちな1枚ですが、捨てがたい魅力があります。

全曲紹介しときやす。

「It Ain't Love, Babe (Until You Give It)」
Barry White/Paul Politi作。アルバムからの2ndシングル。パーカッシヴなリズムとLove Unlimitedのコーラスがキャッチーなダンサブル・チューン。Barryのアレンジ・センスの良さを実感できるオープニングです。
https://www.youtube.com/watch?v=GSwvo2fy-RI

「Hung Up In Your Love」
Barry White/Paul Politi作。Barryが低音ヴォーカルで迫るミディアム・メロウ・グルーヴ。Big Sean「How It Feel」のサンプリング・ソースになっています。
https://www.youtube.com/watch?v=l7ixuhFhjCo

「You're the One I Need」
Barry White/Smead Hudman作。今日的にはサンプリング・ソースとしても人気のこのメロウ・チューンが本作のハイライトかもしれませんね。エレガントなオーケストレーションが栄える愛の伝道師らしいラブ・ソングなのでは?Love Unlimitedのコーラスもグッド!
https://www.youtube.com/watch?v=5ifzvbmHy20

2Pac「The Streetz R Deathrow」、Heavy D, 2Pac, The Notorious B.I.G. & Grand Puba feat. Spunk Bigga「Let's Get It On」 、Big Daddy Kane「「Lyrical Gymnastics」、Lost Boyz「Keep It Real」、Suga「What's Up Star」、Mystidious Misfitss「I Be (Buckwild Remix)」、Smoothe Da Hustler「Hustlin'」、Anthony Hamilton「Total XTC」、Almighty Arrogant「The Almighty Way」、9th Wonder「Say Hello」のサンプリング・ソースになっています。

2Pac「The Streetz R Deathrow」
 https://www.youtube.com/watch?v=vd2AapIzjr8
Heavy D, 2Pac, The Notorious B.I.G. & Grand Puba feat. Spunk Bigga「Let's Get It On」
 https://www.youtube.com/watch?v=l_UW9BJUIkA
Big Daddy Kane「Lyrical Gymnastics」
 https://www.youtube.com/watch?v=FGXN1Aq2bBs
Lost Boyz「Keep It Real」
 https://www.youtube.com/watch?v=49fd4uAipC0
Suga「What's Up Star」
 https://www.youtube.com/watch?v=hXl9d4jSe98
Mystidious Misfitss「I Be (Buckwild Remix)」
 https://www.youtube.com/watch?v=ZdNkx1kTnxQ
Smoothe Da Hustler「Hustlin'」
 https://www.youtube.com/watch?v=UYA93B3ZfPE
Anthony Hamilton「Total XTC」
 https://www.youtube.com/watch?v=JSlitQjYkDk
Almighty Arrogant「The Almighty Way」
 https://www.youtube.com/watch?v=TyQvl7EyeNQ

「Any Fool Could See (You Were Meant for Me)」
Barry White/Paul Politi作。アルバムからの1stシングル。開放的なアーバン・ディスコ・チューン。1stシングルに相応しいキャッチーな仕上がりです。モヤモヤ気分を吹き飛ばしてくれる痛快さがあります。
https://www.youtube.com/watch?v=g1yUaJoq8Zs

「Love Ain't Easy」
Barry White/Paul Politi作。アルバムからの3rdシングル。愛の伝道師に相応しい壮大なラブ・バラード。低音ヴォーカルが栄えるオトナのbラードです。VNM「Nic Nie Przychodzi Iatwo」のサンプリング・ソースになっています。
https://www.youtube.com/watch?v=OKcY7kRgZbI

「I'm on Fire」
Robert Jason作。あまり話題にならない曲かもしれませんが、素敵なバラードだと思います。秘めた愛の火がともる感じがいいですね。Sean Price feat. Skyzoo「You Already Know」のサンプリング・ソースになっています。
https://www.youtube.com/watch?v=CD2H121ggyw

「I Found Love」
Barry White/Paul Politi作。ラストはBarry Whiteらしさ全開の軽快メロウ・グルーヴで締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=5NJI2TQHIFw

Barry Whiteの他作品もチェックを!

『I've Got So Much to Give』(1973年)
I've Got So Much to Give

『Stone Gon』(1973年)
Stone Gon

『Can't Get Enough』(1974年)
Can't Get Enough

The Love Unlimited Orchestra『Rhapsody in White』(1974年)
Rhapsody in White

Barry White, Love Unlimited & Love Unlimited Orchestra『Together Brothers』(1974年)
Together Bros

The Love Unlimited Orchestra『White Gold』(1974年)
White Gold

『Just Another Way to Say I Love』(1975年)
Just Another Way to Say I Love

『Let the Music Play』(1976年)
Let the Music Play

『Is This Watcha Want?』(1976年)
Is This Watcha Want?

『Sings for Someone You Love』(1977年)
Sings for Someone You Love

『The Man』(1978年)
Man

『Sheet Music』(1980年)
Sheet Music

『Beware!』(1981年)
BEWARE!

The Love Unlimited Orchestra『Let 'Em Dance!』(1981年)
LET’EM DANCE

Barry & Glodean『Barry & Glodean』(1981年)
Baray&Glodean

『Change』(1982年)
CHANGE

『Dedicated』(1983年)
DEDICATED

『The Right Night & Barry White 』(1987年)
The Right Night

『The Man Is Back』(1989年)
The Man Is Back

『Put Me in Your Mix』(1991年)
Put Me In Your Mix by Barry White (2004-09-21) 【並行輸入品】

『The Icon Is Love』(1994年)
The Icon Is Love

『Staying Power』(1999年)
スティング・パワー
posted by ez at 02:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月01日

Galliano『:4』

アシッド・ジャズ人気ユニットのスタジオ・ラスト作☆Galliano『:4』
4our
発表年:1996年
ez的ジャンル:アシッド・ジャズ最終形
気分は... :有終の美・・・

今回はRob Gallagher率いるGallianoの4thアルバム『:4』(1996年)です。

アシッド・ジャズの人気ユニットGallianoの紹介は、2ndアルバム『A Joyful Noise Unto The Creator』(1992年)、3rdアルバム『The Plot Thickens』(1994年)に続き3回目となります。

4thアルバムとなる本作『:4』(1996年)は、結果としてグループのラスト・スタジオ作となってしまいました。

プロデュースはDominic "Ski" Okenfull Demus

本作におけるメンバーはRob Gallagher(vo、g)、Crispin "Spry" Robinson(per)、Valerie Etienne(vo)。さらにDominic "Ski" Okenfull(key、vibe、programming)もサウンド面で大きく貢献しています。

それ以外に、Young Disciplesでお馴染みのMarco Nelson(b)、Ernie McKone(b)、Crispin Taylor(ds、per)、Nemo Jones(g)、Linda Lewis(back vo)等が参加しています。また、UKの人力アブストラクト・バンドRed Snapperをフィーチャーした楽曲もあります。

前作『The Plot Thickens』(1994年)でフォーキー/レイドバックの色合いを強め、アシッド・ジャズという枠に囚われないスタイルを追求していました。ラスト作となる本作ではスワンプ調のフォーキー/レイドバック路線のライブ・サウンドを重視しつつも、ドラムンベース、ダブのエッセンスを取り入れたサウンドも披露し、グループの総仕上げを行っています。

円熟の中にもエッジーなアプローチを忘れないアシッド・ジャズの最終形を楽しみましょう。

全曲紹介しときやす。

「Who Ate The Fly? (Gonna Getcha)」
ファンキー&アーシーなロッキン・サウンドが印象的なオープニング。
https://www.youtube.com/watch?v=dRyOZcpulCE

「Ease Your Mind」
シングルにもなりました。Valerieのソウルフル・ヴォーカルを活かしたファンキー・グルーヴ。骨太な感じがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=uu0RUjU4pX4

「Slack Hands」
Samuel L. Jackson主演の映画『187』(1997年)のサントラにも収録された楽曲です。同じTalkin' Loud発のHip-HopユニットUrban Speciesの代表曲「Spiritual Love」あたりに通じる魅力を持ったオーガニックHip-Hop調の仕上がり。Neil Young「The Old Laughing Lady」を引用した バック・コーラスには、あのLinda Lewisが参加しています。
https://www.youtube.com/watch?v=FZhQTsQfzu4

「Roofing Tiles」
ストリングスを配した哀愁フォーキー。美しいアレンジがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=mBO0dGTxhxg

「Slightly Frayed」
美しさと退廃が同居するフォーキー・グルーヴ。ダウナーな隠し味が効いています。
https://www.youtube.com/watch?v=5hJX9flTvKQ

「Best Lives Of Our Days」
UKの人力アブストラクト・バンドRed Snapperをフィーチャー。ライブ・バンド感のあるラップはThe Rootsあたりに通じる魅力があるのでは?
https://www.youtube.com/watch?v=oFNQUmz7SE8

「Thunderhead」
ファンキーな疾走感に一発KOされてしまった1曲。スワンプ・テイストのファンキー・ロック+エレクトロニカなサウンドがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=uMFLLHikH50

「Freefall」
サイケ&コズミックな雰囲気のドラムンベース。ドラムンベース・サウンドとValerieのソウルフル・ヴォーカルがフィットしています。
https://www.youtube.com/watch?v=b7qx1fC7574

「Some Came」
レゲエ/ダブのエッセンスを取り入れたサウンドが印象的な哀愁チューン。
https://www.youtube.com/watch?v=JO2-k5k56FA

「Funny How」
Valerieのヴォーカルを前面に打ち出したビューティフル・フォーキー。
https://www.youtube.com/watch?v=P3qL0VJcA5A

「Western Front」
スワンプ・フィーリングたっぷりの仕上がり。アシッド・ジャズ経由のスワンプ・リヴァイバルと感じですかね
https://www.youtube.com/watch?v=PwMVSR-KeXU

「Who's In Charge」
ダークな肌触りのHip-Hopサウンド。この音を聴くと、大好きなThe Roots「75 Bars」に通じる魅力を感じます(Gallianoの方が先ですが)。
https://www.youtube.com/watch?v=TS68Uu7xGfI

強引ですが、The Roots「75 Bars」のドラム・ブレイクはサイコーに格好良いし、今だからこそ聴くべき曲なのでは?
The Roots「75 Bars」
 https://www.youtube.com/watch?v=5pcu6dbTb00

「Battles Are Brewing (Reprise)」
ラストは美しく締め括ってくれます。さらばアシッド・ジャズよ・・・
https://www.youtube.com/watch?v=aIZCrMctDR0

『In Pursuit of the 13th Note』(1991年)
In Pursuit of the 13th Note

『A Joyful Noise Unto The Creator』(1992年)
ジョイフル・ノイズ・アントゥ・ザ・クリエーター

『The Plot Thickens』(1994年)
Plot Thickens
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2017年02月28日

Tony Terry『Forever Yours』

シングル「She's Fly」、「Lovey Dovey」を含むデビュー作☆Tony Terry『Forever Yours』
Forever Yours
発表年:1987年
ez的ジャンル:初期NJS系男性R&B
気分は... :多様性・・・

今回はNJS好きにはお馴染みのアーティストTony Terryのデビュー・アルバム『Forever Yours』(1987年)です。

Tony Terryは1964年ワシントンD.C.生まれの男性R&Bシンガー。

1987年にシングル「She's Fly」でデビュー。同年にはデビュー・アルバムとなる本作『Forever Yours』をリリース。同作からのシングル「Lovey Dovey」は全米R&Bチャート第4位となりました。

1990年には2ndアルバム『Tony Terry』をリリース。シングル「With You」「Everlasting Love」は共に全米R&Bチャート第6位になりました。1994年には3rdアルバム『Heart of a Man』をリリースしています。僕のTony Terryの記憶はこの辺りまで。

NJSのイメージがあるアーティストですが、このデビュー・アルバムはモロにNJSという感じでもなく、さまざまな音楽スタイルが入り混じった80年代後半ならではの面白さがあります。リミックス・ヴァージョンのようなハウス調の楽曲も含まれているのが、この時代らしいかもしれません。

主役であるTonyのヴォーカルは、巧いというより雰囲気で聴かせる魅力があります。

シングルにもなった「She's Fly」「Lovey Dovey」が目立ちますが、「Day Dreaming」「Here With Me」あたりも好きです。

チープな中にも80年代後半ならではの味わいがあるR&B作品です。

全曲紹介しときやす。

「Forever Yours」
アルバムからの2ndシングル。スウィート・ソウル調のバラードですが、歌唱力ではなく雰囲気で聴かせてしまう当りがTony Terryらしいのでは?
https://www.youtube.com/watch?v=m2cLPcqNxCs

「Lovey Dovey」
アルバムからの3rdシングル。全米R&Bチャート第4位となりました。胸キュンは雰囲気のダンサブル・チューン。初期NJSの魅力を楽しめます。
https://www.youtube.com/watch?v=DwjsaMeU0Bk

「Fulltime Girl」
ハウス調のダンス・チューン。この時期のリミックス・ヴァージョンによくあった感じの音ですね。
https://www.youtube.com/watch?v=mT02DR10Y20

「Day Dreaming」
ファンク調ながらもメロディアスでキャッチーな仕上がり。妖しげなデイ・ドリーム感がありますね。ラテンな隠し味も効いています。
https://www.youtube.com/watch?v=cpAafwvpQQI

「Here With Me」
メロディアスなミディアム。チープなサウンドが逆にTonyの雰囲気で聴かせるヴォーカルにフィットしています。
https://www.youtube.com/watch?v=qNkr9zeb9uw

「She's Fly」
全米R&Bチャート第10位となったデビュー・シングル。初期NJSというよりGo-Goスタイルって感じですかね。このあたりはワシントンD.C.出身らしいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=TIeXl6K6fqw

「Wassup Wit U」
妖しげなファンク・チューン。The Beatles「Come Together」をダンサブルなファンクにした雰囲気です。
https://www.youtube.com/watch?v=6Iz2zhbAL4Q

「Up & Down Love」
ポップな味わいのファンク・チューン。チープなんだけど憎めない魅力があります。
https://www.youtube.com/watch?v=KNgAyIc83fg

「Young Love」
共同プロデューサーとしてDavid Sanchezが加わっています。リミックス仕様な雰囲気のハウス調のダンス・チューン。
https://www.youtube.com/watch?v=juCQFA8fP-w

「What Would It Take」
ラストは哀愁バラード。Flameの女性ヴォーカルも加わります。この曲もTed CurrierとDavid Sanchezのプロデュース。
https://www.youtube.com/watch?v=RstyWsObEbk

Tony Terryの他作品もチェックを!

『Tony Terry』(1990年)
Tony Terry

『Heart of a Man』(1994年)
Heart of a Man

『My Best』(2001年)
My Best

『Changed!』(2006年)
Changed

『I Tony 6』(2015年)
I Tony 6
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