2017年02月07日

Intro『New Life』

実力派男性R&Bグループの2nd☆Intro『New Life』
intro new life.jpg
発表年:1995年
ez的ジャンル:N.Y.ブルックリン出身男性R&Bグループ
気分は... :まさかの大逆転負け・・・

NFLスーパーボウルはペイトリオッツを土俵際まで追い詰めたファルコンズがまさかの大逆転負け。ファルコンズを応援していた僕はショック大です。

第4QのRBコールマン負傷後の3rdダウンで、ファルコンズがランではなくパスを選択してターン・オーバーを喫したのが全てでした。その後のWRジョーンズのミラクル・キャッチを活かせず、大幅ロスでFGさえできなかったのも痛手でしたね。

尻上がりに調子を上げてきたブレイディの攻撃をファルコンズ守備陣が踏ん張り切れなかったですね。相手の弱点を徹底的に狙うペイトリオッツが見事だったのでしょが、アンチ・ペイトリオッツの僕としては、もう少しファルコンズに打ち手はなかったのか・・・とボヤきたくなります(泣)

今回は90年代に活躍した男性R&BグループIntroの2ndアルバム『New Life』(1995年)です。

N.Y.ブルックリンで結成されたKenny "G-Love" GreeneJeff SandersClinton "Buddy" Wikeの3人組男性R&BグループIntroの紹介は、デビュー・アルバム『Intro』(1993年)に続き2回目となります。

デビュー・アルバム『Intro』(1993年)が高い評価を得たIntro

2ndアルバムとなる本作『New Life』(1995年)は、1stの「Come Inside」「Ribbon In The Sky」のようなヒット・シングルはありませんが、実力派男性R&Bグループに相応しい内容になっています。

1st『Intro』にも関与していたDave "Jam" HallNevelle HodgeといったThe Untouchablesの面々や、グループの中心メンバーKenny Greene、さらにはRodney Jerkins等がプロデュースを務めています。

アルバム前半はIntro To Street、後半はIntro To New Lifeというタイトルが付けられています。

前半Intro To Streetであれば、「Strung Out On Your Lovin'」「Funny How Time Flies」「Feels Like The First Time」「My Love's On The Way」、後半Intro To New Lifeであれば、「Spending My Life With You」「What You Won't Do For Love」「Somebody Loves You」が僕のお気に入り。

90年代男性R&Bグループ好きにはたまらない、安定感のある1枚です。

全曲紹介しときやす。

まず前半のIntro To Street

「Strung Out On Your Lovin'」
Rodney Jerkinsプロデュース。Rodney Jerkinsの手腕が光るキャッチーなダンサブル・チューンでアルバムは幕を開けます。
https://www.youtube.com/watch?v=P_kQt5GM_nM

「Funny How Time Flies」
Dave "Jam" Hallプロデュース。アルバムからの1stシングル。Black Moon「Reality... (Killing Every Nigga)」のビートをサンプリングしたミディアム・グルーヴはDave Hallらしい仕事ぶり。Steve Miller Band「Fly Like an Eagle」、Hall & Oates「Maneater」、Biz Markie feat. T.J. Swan「Nobody Beats the Biz」ネタも用いられています。
https://www.youtube.com/watch?v=Khq6Vd_gX8k

「Love Me Better」
Kenny Greene/Maurice Wilcherプロデュース。美メロのミディアム・バラードを素晴らしいリード・ヴォーカル&コーラス・ワークで歌い上げます。
https://www.youtube.com/watch?v=owJ1t5F0EHE

「Feels Like The First Time」
Nevelle Hodgeプロデュース。2ndシングルにもなった絶品スロウ。90年代男性R&Bグループ好きには間違いのない仕上がり。グループの素晴らしいヴォーカル・ワークを実感できます。
https://www.youtube.com/watch?v=SqxRvQA73k0

「My Love's On The Way」
Dave "Jam" Hallプロデュース。定番ブレイクLou Donaldson「Ode to Billie Joe」をサンプリングしたキャッチーなダンサブル・チューン。実力派グループならではのダンサブル・チューンですね。
https://www.youtube.com/watch?v=m871dlke-j8

ここからは後半のIntro To New Life

「New Life」
Kenny Greene/Dave Cintronプロデュース。タイトル曲はオーセンティックなバラード。僕には正攻法すぎて少し面白味に欠ける気も・・・
https://www.youtube.com/watch?v=SiXz6YYg82Y

「There Is A Way」
Kenny Greene/Dave Cintronプロデュース。込み上げ系ヴォーカル・ワークにグッとくるビューティフルなミディアム・バラード。
https://www.youtube.com/watch?v=cKfUtvxC6Pw

「Spending My Life With You」
Kenny Greene/Dave Cintronプロデュース。爽快コーラス・ワークで始まる素敵なラブ・バラード。透明感のある歌声が心地好いです。
https://www.youtube.com/watch?v=qwxJZNrVHOE

「My Song」
Kenny Greene/Dave Cintronプロデュース。素晴らしいヴォーカル・ワークを生かしたメロウ・ミディアム。Bobby Caldwell「What You Won't Do For Love」のサンプリングを薄っすら挿入して次曲へつなぎます。
https://www.youtube.com/watch?v=VABdmrSEgXg

「What You Won't Do For Love」
Freedom Lyles/Ike Lee IIIプロデュース。Bobby Caldwellの名曲「風のシルエット」をカヴァー(Bobby Caldwell/Alfons Kettner作)。前曲「My Song」がいい前フリになっています。ヴォーカルも何処となくBobby Caldwellっぽいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=354_PiAAD3I

「Somebody Loves You」
Kenny Greene/Alex Moselyプロデュース。ラストは少しニュー・クラシック・ソウル調のグルーヴィー・ソウルで締め括ってくれます。伸びやかなヴォーカルが栄えます。
https://www.youtube.com/watch?v=exAkOxIsPTg

『Intro』(1993年)
Intro
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2017年02月06日

Labi Siffre『For The Children』

黒人SSWのポップ・センスが発揮された1枚☆Labi Siffre『For The Children』
For The Children
発表年:1973年
ez的ジャンル:UK黒人シンガー・ソングライター/ギタリスト
気分は... :ファルコン達よ羽ばたけ!

いよいよNFLスーパーボウルですね。アンチ・ペイトリオッツの僕は、ファルコンズを応援します。

悔しいけど、地力ではペイトリオッツの方が1枚だと思いますが、ファルコンズ自慢のハイパー・オフェンスでペイトリオッツをねじ伏せて欲しいですね。

今日はUKの黒人シンガー・ソングライターLabi Siffreの4thアルバム『For The Children』(1973年)です。

1945年ロンドン生まれの黒人シンガー・ソングライター/ギタリスト/詩人であるLabi Siffreの紹介は、フリーソウルの人気作品『Remember My Song』(1975年)、美しいフォーキー作品『Crying Laughing Loving Lying』(1972年)に続き3回目となります。

本作『For The Children』(1973年)は、『Labi Siffre』(1970年)、『The Singer and the Song』(1971年)、『Crying Laughing Loving Lying』(1972年)に続くPye Recordsからの4thアルバムとなります。

本作『For The Children』は、他のLabi Siffre作品と比較して、地味な存在のアルバムですが、彼のSSWとしての成熟を感じる1枚です。子供達や友人、自分の少年時代や家族への想いを歌った優しいシンガー・ソングライター作品に仕上がっています。

これまで紹介した2枚とサウンド面を比較すると、「I Got The...」「The Vulture」といったソウル/ファンク色の強い人気曲を収録した『Remember My Song』、人気シングル曲「It Must Be Love」をはじめとするフォーキー色の強かった『Crying Laughing Loving Lying』に対して、本作はロック、フォーク、ソウルのエッセンスも取り入れた彼のポップな側面が強調されているのが特徴です。

ギターのイメージが強いSiffreですが、本作ではピアノ/エレピの演奏割合が高く、そのあたりもアルバムを特徴づけているかもしれません。

プロデュース&アレンジはLabi Siffre自身。
楽曲もすべてLabi Siffreのオリジナルです。

個人的なオススメは「Odds And Ends」「Prayer」「Let's Pretend」「Someday」「Entertainment Value」「For The Children」です。

まずは『Remember My Song』(1975年)、『Crying Laughing Loving Lying』(1972年)あたりを聴くべきだと思いますが、その2枚を経て聴くと、かなり楽しめる1枚だと思います。

全曲紹介しときやす。

「Somesay」
イントロのエレピが印象的な哀愁のピアノ・ポップがオープニング。メドレー風の構成です。
https://www.youtube.com/watch?v=fk1i8pn7LVQ

「Children Of Children」
牧歌的なフォーキー・チューン。じんわりと心に沁みます。
https://www.youtube.com/watch?v=NDSD0HbfvCo

「Entertainment Value」
彼のポップ・センスを実感できる1曲。軽快に跳ねるピアノを中心にホーン・サウンドも織り交ぜたポップなアレンジが冴えます。
https://www.youtube.com/watch?v=cHiFticaLhQ

「Odds And Ends」
僕の一番のお気に入り。フリーソウル好きの人が気に入るであろうグルーヴィーなフォーキー・チューンです。格好良いですね。
https://www.youtube.com/watch?v=Nc-YrQ4YdWU

「Prayer」
モノラル録音のギター弾き語りですが、実に優しく、味わい深くグッときます。
https://www.youtube.com/watch?v=0DdjP35Tf1o

「Let's Pretend」
9分超の大作。ストリングスを配した壮大なフォーキー・チューンは実に感動的です。ピースフルな雰囲気もいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=scSHVXdiqyw

「Someday」
哀愁エレピのイントロが印象的なポップ・チューン。哀愁の前半と軽やかな後半のコントラストがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=UqhDCpHJUwU

「If You Have Your Faith」
彼の真摯な歌声にグッとくるフォーキー・チューン。本作らしい壮大なアレンジが印象的です。
https://www.youtube.com/watch?v=mSExyjENrHw

「For The Children」
タイトル曲はエレピとエレクトリック・ギターによるビューティフル・バラード。子供達への切なるメッセージが感動的です。
https://www.youtube.com/watch?v=GCURxOs9p6Y

「Give Love」
ラストはピアノ弾き語りで美しく締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=rMKssBBTh-8

CDボーナス・トラックとっして「So What!」が追加収録されています。

Labi Siffreの他作品もチェックを!

『Labi Siffre』(1970年)
Labi Siffre

『The Singer and the Song』(1971年)
Singer & Song

『Crying Laughing Loving Lying』(1972年)
Crying Laughing Loving Lying

『Remember My Song』(1975年)
REMEMBER MY SONG

『So Strong』(1988年)
So Strong

『Man of Reason』(1991年)
Man of Reason

『The Last Songs』(1998年)
Last Songs
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2017年02月05日

Nosizwe『In Fragments』

Georgia Anne Muldrowプロデュースの北欧ネオソウル☆Nosizwe『In Fragments』
IN FRAGMENTS
発表年:2016年
ez的ジャンル:北欧ネオソウル
気分は... :民族の母!

今回は新作アルバムから北欧ネオソウルNosizwe『In Fragments』です。

Nosizwe(本名:Nosizwe Baqwa)はノルウェー出身の女性ソウル・シンガー。彼女自身はオスロ生まれですが、母親は南アフリカ出身であり、Nosizwe自身も南アフリカというルーツを強く意識しているようです(彼女の名前には"民族の母"という意味が込められているようです)。

2012年にSisi「Stay」にフィーチャーされたことで注目され、同年にデビュー・シングル「Do You」をリリース。さらに翌年にもシングル「The Beat」をリリースしています。

そして、満を持して昨年末リリースされた1stアルバムが本作『In Fragments』です。アルバムをプロデュースしたのは、なんとUS女性ソウル・シンガーGeorgia Anne Muldrow。彼女もNosizweと同じくアフリカを強く意識しているアーティストであり、ベクトルが合っているのでしょうね。

アルバムにはGeorgia Anne Muldrow以外にも、ノルウェーのラッパーSon Of Light、デトロイト出身のラッパーGuilty Simpson、Nosizweの旧友である女性シンガーNaima Mclean、Naimaの父でサックス奏者のRene McLean、Tru Thoughtsから2枚のアルバムをリリースしているカナダ出身でノルウェーを拠点に活動する女性シンガーKinny、デトロイト出身のラッパーDenmark Vesseyといったアーティストがフィーチャーされています。

北欧ソウルとGeorgia Anne Muldrow的な雰囲気が融合した今の時代らしいネオソウル作品に仕上がっています。

上記のジャケは輸入盤ですが、国内盤ジャケは異なるのでご注意を!
僕が購入したのは国内盤です。

全曲紹介しときやす。※国内盤

「Songs From Nosizwe」
アフリカにルーツを持つ自身の紹介も兼ねたオープニングといった趣のエレクトリック・ネオソウル。

「The Best Drug」
オススメその1。Georgia Anne Muldrowをフィーチャー。コズミック&ダンサブルな雰囲気のエレクトリック・ソウル。僕は本曲を試聴してアルバム購入を決めました。
https://www.youtube.com/watch?v=vlc1B2qW9v8

「Hey Ya」
オススメその2。北欧ソウルらしい雰囲気のネオソウルなミディアム・グルーヴ。J Dillaにも通じるビートがいい感じです。

「Acapella」
タイトルそのままのア・カペラの小曲。
https://www.youtube.com/watch?v=MUc1EXSJ3JE

「The Lesson」
ミステリアスな雰囲気の漂うネオオウル。北欧らしいヒンヤリ感があります。

「Nordic Lights」
Son Of Lightをフィーチャー。シンセ・ポップ風のトラックが印象的です。

「Breathe」
Guilty Simpson/Naima Mclean/Rene McLeanをフィーチャーしたアルバムからの先行シングル。2014年にN.Y.で起きたエリック・ガーナー窒息死事件がモチーフとなっています。分断・差別が懸念される現在の世界に警鐘を鳴らす社会派ソングです。

「Bags & Stairs (Skit)」
スキット。

「So Gone」
オススメその3。この曲もシングルになりました。アルバムの中でも完成度の高さでは随一。USネオソウル好きの人も気に入るはず!
https://www.youtube.com/watch?v=0UKeyZwKPTM

「Aella Song (Skit)」
Nosizweの娘Aellaの歌声によるスキット。

「Can't Keep A Good Woman Down」
オススメその4。Kinnyをフィーチャー。クラブミュージック好きの人もグッとくるであろうクール&ダンサブルなエレクトリック・ソウル。

「Breathe Reprise」
Denmark Vesseyをフィーチャーした「Breathe」のリプライズ。

国内盤には「The Beat」「Push」の2曲がボーナス・トラックとして追加収録されています。2曲共にGeorgia Anne Muldrow以外のプロデュース曲なので、本編とは異なるNosizweの魅力を楽しめます。
「The Beat」
https://www.youtube.com/watch?v=NsLTZEjh-LI

疲れているのか、身体が少し重い・・・
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2017年02月04日

Shirley Scott『Latin Shadows』

ラテン/ボサノヴァなオルガン・ジャズ作品☆Shirley Scott『Latin Shadows』
ラテン・シャドゥズ
録音年:1965年
ez的ジャンル:ジャズ・オルガンの女王
気分は... :土曜の午後はソフトに・・・

土曜の午後はラウンジ・テイストのソフトな音が聴きたい気分・・・

セレクトしたのは、ジャズ・オルガンの女王Shirley Scott『Latin Shadows』(1965年)です。

Shirley Scott(1934-2002年)の紹介はShirley Scott & The Soul Saxes名義の『Shirley Scott & The Soul Saxes』(1969年)、The Latin Soul Quintetとの共演盤、『Mucho Mucho』(1960年)に続き3回目となります。

本作はタイトルが示唆しているように、ラテン/ボサノヴァにアプローチした作品に仕上がっています。

Gary McFarlandをアレンジャーに迎え、McFarlandらしいラウンジ・テイストのソフト・ボッサ・サウンドを随所で楽しめます。

レコーディング・メンバーは、Shirley Scott(org、vo)以下、Gary McFarland(vibes)、Jerome Richardson(fl)、Jimmy Raney(g)、Bob Cranshaw(b)、Richard Davis(b)、Mel Lewis(ds)、Willie Rodriguez(per)等のミュージシャンが参加しれています。

特にShirleyのオルガン、McFarlandのヴァイヴ、Jimmy Raneyのギターが織り成すソフト・ボッサ・サウンドが絶品です。

ラウンジ・テイストのラテン・ジャズ「Downtown」、本作らしい絶品ソフト・ボッサ「Can't Get Over the Bossa Nova」、オルガン・ジャズらしいボッサ・フィーリングの「This Love of Mine」、Shirleyのヴォーカル入り「Soul Sauce」、グルーヴィー・ボッサ・ジャズ「Hanky Panky」、クラブジャズ好きはグッとくる「Noche Azul」、アフロ・ブラジリアンな「Feeling Good」が僕のオススメです。

Shirley Scottファンのみならず、Gary McFarland好きの人も要チェックな1枚だと思います。

全曲紹介しときやす。

「Latin Shadows」
Gary McFarland作。タイトル曲はGary McFarlandらしいソフト・ボッサを楽しめます。McFarlandのヴァイヴや彼が指揮するオーケストレーションが印象的です。
https://www.youtube.com/watch?v=Q7u9GvcDSPs

「Downtown」
オススメその1。Petula Clark、1964年の大ヒット曲をカヴァー(Tony Hatch作)。ラウンジ・テイストのラテン・ジャズ・カヴァーは僕好み。小気味よいラテン・リズムをバックに、ShirleyのオルガンとMcFarlandのヴァイヴがメロウに響きます。
https://www.youtube.com/watch?v=jxo9sL0CoPQ

「Who Can I Turn To? (When Nobody Needs Me)」
Leslie Bricusse/Anthony Newley作。1964年のミュージカル『The Roar of the Greasepaint – The Smell of the Crowd 』挿入曲をカヴァー。華やかなオーケストレーションを従えたイージーリスニング的なボッサ・ジャズに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=LqTldycx_8w

「Can't Get Over the Bossa Nova」
オススメその2。Eydie Gormeのカヴァー(Eydie Gorme/Steve Lawrence作)。 Shirleyのオルガン、Jimmy Raneyのギター、McFarlandのヴァイヴの絡みが絶品のボッサ・ジャズ。僕が土曜の午後に聴きたかったのは正にこんな音です。
https://www.youtube.com/watch?v=eaHlWrevazA

「This Love of Mine」
オススメその3。Frank SinatraをフィーチャーしたTommy Dorsey & His Orchestraヴァージョンでお馴染みのスタンダードをカヴァー(Sol Parker/Hank Sanicola/Frank Sinatra作)。この演奏もソフト・ボッサ好きにはたまりませんね。オルガン・ジャズならではのソフト・ボッサ・フィーリングがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=eaHlWrevazA

「Perhaps, Perhaps, Perhaps (Quizas, Quizas, Quizas)」
キューバ出身のコンポーザーOsvaldo Farresによるスタンダードをカヴァー。しっとりとした哀愁ボッサ・ジャズで聴かせてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=nDBwUVTJBVI

「Soul Sauce」
オススメその4。Dizzy Gillespie/Chano Pozo作。当ブログではCal Tjaderのカヴァーも紹介済です。ここではShirleyのキュートなヴォーカル入りのメロウなラテン・ジャズを楽しめます。
https://www.youtube.com/watch?v=AqlZLRKefpA

「Hanky Panky」
オススメその5。Gary McFarland作。軽やかに疾走するグルーヴィー・ボッサ・ジャズはオルガンが栄えます。
https://www.youtube.com/watch?v=JPJIZLY5hI0

「Noche Azul」
オススメその6。Shirley Scott作。オルガン・ジャズらしいボッサ・グルーヴはクラブジャズ好きの人も気に入るのでは?
https://www.youtube.com/watch?v=cFXa0fZmQdU

「Dreamsville」
Andy Williamsのヒットでお馴染み、Ray Evans/Jay Livingston/Henry Mancini作のスタンダードをカヴァー。スタンダードのカヴァーらしいロマンティックなラウンジ・ボッサ・ジャズ。
https://www.youtube.com/watch?v=fTpa6d1VpcA

「Feeling Good」
オススメその6。「Who Can I Turn To? (When Nobody Needs Me)」と同じくミュージカル『The Roar of the Greasepaint – The Smell of the Crowd 』挿入曲のカヴァー(Leslie Bricusse/Anthony Newley作)。ラストはアフロ・ブラジリアンなジャズ・サンバ調の演奏で締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=4VyqDI3xCxI

Shirley Scottの他作品もチェックを!

Shirley Scott With The Latin Soul Quintet『Mucho Mucho』(1960年)
ムーチョ・ムーチョ

Shirley Scott & Stanley Turrentine『Blue Flames』(1964年)
Blue Flames

Shirley Scott & Clark Terry『Soul Duo』(1966年)
Soul Duo

『Soul Song』(1968年)
ソウル・ソング

Shirley Scott & The Soul Saxes『Shirley Scott & The Soul Saxes』(1969年)
シャーリー・スコット&ザ・ソウル・サックシーズ

『Something』(1970年)
Something

『Superstition』(1973年)
Superstition
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2017年02月03日

Lou Ragland『Understand Each Other』

Hot Chocolateの中心メンバーによるモダン・ソウル名盤☆Lou Ragland『Understand Each Other』
Lou Ragland Is The Conveyor - Understand Each Other
発表年:1977年
ez的ジャンル:男性モダン・ソウル
気分は... :恵方巻き?食べません

クリーブランドのファンク・バンドHot Chocolateの中心メンバーLou Raglandのソロ・アルバム『Understand Each Other』(1977年)です。

Hot Chocolate『Hot Chocolate』(1971年)と並んで再評価の高いモダン・ソウル作品ですね。

レコーディング・メンバーはLou Ragland(vo)以下、Tom Tichar(g)、Herbert Pruitt(b)、Tony Roberson(ds)、Dunn Pearson(p)、James D. Johnson III(org)、Carlos Martinez(per)、Joe Jenkins(per)、Rasoul Carey(sax、fl)、S.O.U.L.のメンバーGus Hawkins(sax、fl)、後のDazz BandのメンバーPierre DeMudd(tp)、Watson Vaughn(tp、flh)、Fred Wheatt(tb)、Ulysses Young(tb)等です。

プロデュースはMahmud & Mustafa。楽曲はすべてRaglandのオリジナルです(共作含む)。

何の予備知識もないと、1977年というより70年代初めの作品という印象を受けます。また、レア盤ならではの音質の悪さもありますが、それらを差し引いても魅力的なソウル・アルバムだと思います。

オーソドックスながらも、タイプの異なるソウル・チューンで楽しませてくれるのがいいですね。ソウル・シンガーLou Raglandの魅力を余すことなく伝えてくれます。

派手さはありませんが、充実の1枚だと思います。

全曲紹介しときやす。

「Understand Each Other」
タイトル曲はMarvin Gayeライクなニューソウル感覚のソウル・グルーヴ。Raglandのヴォーカル、絶妙なバッキングも含めて、本作の魅力が凝縮されているのでは?
https://www.youtube.com/watch?v=3Rs58VyC88c

「What Happened To The Feeling」
「Understand Each Other」とは異なるアーシーな味わいのソウル・チューン。Raglandのヴォーカルのソウルフルな味わいを楽しめます。
https://www.youtube.com/watch?v=4NBRwI-FW_8

「Since You Said You'd Be Mine」
軽快に疾走する男性ソウル・ヴォーカル・グループ風のダンサブルなソウル・チューン。
https://www.youtube.com/watch?v=eUGZ5ug9JuY

「Just For Being You (Lovin' You)」
ずっしりとしたファンキー・リズムをバックに、Raglandが味わいのあるヴォーカルを聴かせてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=IeQLScMEp0k

「What Should I Do?」
Raglandとバック・コーラス隊のエモーションが伝わってくるミディアム・ソウル。
https://www.youtube.com/watch?v=f0DnAeRjDJs

「It's Got To Change」
優しく歌いかける素敵なソウル・バラード。ジワジワと胸に沁みてきます。

Skyzoo「Bottom Line」のサンプリング・ソースとなっています。
Skyzoo「Bottom Line」
 https://www.youtube.com/watch?v=4_zW12xtfd8

「The Next World」
Hot Chocolate時代に戻ったかのようなファンキー・ソウル。『Hot Chocolate』(1971年)を聴いてしまうと、このタイプも聴きたくなりますね。
https://www.youtube.com/watch?v=7xvMR7GIk-g

「Understand Each Other (Inst.)」
「Understand Each Other」のインスト・ヴァージョン。

ご興味がある方は関連アルバムもチェックを!

Hot Chocolate『Hot Chocolate』(1971年)
ホット・チョコレート[紙ジャケット仕様/完全限定生産]

Lou Ragland & The Great Lakes Orchestra『Lou Ragland & The Great Lakes Orchestra』(1983年)
Lou Ragland & The Great Lakes Orchestra

Lou Ragland & G.L.O.『Love Moods/Prime Time Gospel』(1985/1986年)
ラヴ・ムーズ・アンド・ザ・プライム・タイム・ゴスペル[紙ジャケット仕様/完全限定生産/初CD化]
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