2019年10月21日

Forecast『Forecast』

元The Kay-Geesメンバーらによるファンク・バンド☆Forecast『Forecast』
FORECAST I (REMASTERED)
発表年:1982年
ez的ジャンル:オハイオ産ファンク
気分は... :日本代表、感動をありがとう!

ラグビーW杯では、惜しくも南アフリカに敗れ、日本代表の劇的な1か月に終止符が打たれました。

私もそうですが、多くの人がラグビーW杯でこれほど盛り上がり、感動できるとは想像していなかったのではないでしょうか。

下馬評を覆す大躍進、日本代表としての誇り、ノーサイドの精神の素晴らしさ、特別なギフトを届けてくれたラグビー日本代表に感謝したいと思います。

その反動で日本代表ロスが大きい気がしますが・・・

さて、今回は80年代ファンク作品からForecast『Forecast』(1982年)です。

Forecastは元The Kay-GeesのメンバーでKool & The Gang作品にも参加していたAmir BayyanKevin Bell)を中心にオハイオで結成されたファンク・バンド。

グループのメンバーはAmir Bayyan(g、key、b、ds、per)、Adil Bayyan(ds、per)、Royal Bayyan(g)、Armenta(vo、per)、Greg Fitz(vo、b、key、ds、per、back vo)、Huey Harris(key、per)という5名。

メンバーのうち、Greg FitzHuey HarrisはP-FunkバンドQuazarの元メンバーです。

また、Amir BayyanAdil BayyanRoyal BayyanらはKool & The GangRonald Bellも加わったユニットMajik名義での作品もリリースしています。

Forecastとしては、「Non Stop」(1980年)、「Love Line」(1981年)という2枚のシングルに続きリリースされたグループ唯一のアルバムが本作『Forecast』(1982年)です。

プロデュースはAmir BayyanAdil BayyanRoyal Bayyanというメンバー3名。

80年代初めらしいディスコ・ファンクが魅力のアルバムです。

ディスコ・ファンクという点では、「Hold On Tight」「Never Too Much」「Happy Days」あたりがおススメです。

また、ミネアポリス・ファンク調の「Too Much For My Mind」、ポップ・ファンクな「You're My One And Only」「Don't Stop」も僕の好みです。

B級ならではの魅力に満ちた80年代ファンク作品です。

全曲紹介しときやす。

「I Want Your Number」
Amir Bayyan/Meekaaeel Muhammad/Michael A. Smith作。リラックスしたミディアム・グルーヴ。晴れた日に太陽を浴びながら聴きたい感じ。

「Too Much For My Mind」
Gregg Fitz/Jeff Adams作。少しミネアポリス・テイストのシンセ・ファンク。この時代らしいシンセの響きがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=2c68a41iFI0

「Hold On Tight」
Amir Bayyan/Gregg Fitz/Michael A. Smith作。昨今のディスコ/ブギー・ブームともベクトルが合致するアーバン・ダンサー。
https://www.youtube.com/watch?v=Am6eAok0B_Q

「Never Too Much」
Amir Bayyan/Meekaaeel Muhammad/Michael A. Smith/Vilya Bayyan作。ギター・カッティングが先導するヴォコーダー入りディスコ・ファンク。
https://www.youtube.com/watch?v=mTZNAZTi1Ks

「Party Up」
Amir Bayyan/Armenta Richardson/Gregg Fitz/Royal Bayyan作。タイトルの通り、ファンキーなパーティー・ファンク。
https://www.youtube.com/watch?v=ASex5gNwCYE

「Happy Days」
Amir Bayyan/Royal Bayyan/William "Brisko" Harrison作。みんなで大音量で聴きたいハッピー・モードのディスコ・ファンク。
https://www.youtube.com/watch?v=pRExyOiFSyE

「Same Old Game」
Gregg Fitz/Michael A. Smith作。本作唯一のバラードを感動的に歌い上げます。
https://www.youtube.com/watch?v=5bkqkt2FtzM

「You're My One And Only」
Amir Bayyan/Armenta Richardson/Meekaaeel Muhammad/Michael A. Smith/Raymond Jones作。僕の一番のお気に入り。紅一点Armentaのキュート・ヴォーカルが映えるシンセ・ポップ調の仕上がりです。
https://www.youtube.com/watch?v=y_XJ78DwEIQ

「Don't Stop」
Amir Bayyan/Royal Bayyan/Vilya Bayyan作。ラストはポップなシンセ・ファンクで締め括ってくれます。何故かTom Tom Clubあたりと一緒に聴きたくなります。
https://www.youtube.com/watch?v=12gWSLfjjmU

ご興味がある方は、Quazar『Quazar』(1978年)あたりをチェックするのも楽しいのでは?

Quazar『Quazar』(1978年)
QUAZAR ~ EXPANDED EDITION
posted by ez at 00:07| Comment(0) | 1980年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月20日

Joe Armon-Jones『Turn To Clear View』

Ezra Collectiveメンバーの2ndソロ☆Joe Armon-Jones『Turn To Clear View』
Turn to Clear View
発表年:2019年
ez的ジャンル:ロンドン新世代ジャズ
気分は... :数寄の美学!

新作から南ロンドンのアフロ・ジャズ・ファンク・バンドEzra Collectiveのキーボード奏者Joe Armon-Jonesの2ndソロ・アルバム『Turn To Clear View』です。

1993年オックスフォード生まれ、南ロンドン・ジャズの活況を象徴するアフロ・ジャズ・ファンク・バンドEzra Collectiveのメンバーとして活動する白人キーボード奏者Joe Armon-Jonesの紹介は、1stソロ・アルバム『Starting Today』(2018年)に続き2回目となります。

本作も前作『Starting Today』(2018年)同様、ジャズの枠に囚われないクロスオーヴァーな作品に仕上がっています。

アルバムにはL.A.出身の異才女性R&BアーティストGeorgia Anne Muldrow、ロンドン次世代ジャズを代表する女性サックス奏者Nubya Garcia、前作にも参加していたRas Asheber、UKのHip-HopアーティストJehst、ナイジェリア出身のシンガーObongjayar、ロンドンのアフロビート・バンドKokorokoのメンバーMutale Chashiがフィーチャリングされています。

それ以外にEzra Collectiveの同僚であるJames Mollison(ts)とDylan Jones(tp)、ロンドン次世代ジャズの牽引者の一人であるMoses Boyd(ds)、KokorokoのメンバーOscar Jerome(g)、Shabaka Hutchingsらとのユニット1000 Kingsにも参加したKwAkE BaSs(ds)、David Mrakpor(b)、Luke Newman(vo)といったミュージシャンがレコーディングに参加しています。多くが前作『Starting Today』にも参加していたメンバーです。

プロデュースはJoe Armon-Jones自身。
楽曲はすべてJoe Armon-Jonesのオリジナルです(フィーチャリング・アーティストとの共作含む)。

前作と同じくBrownswood Recordingsからのリリースです。

ダビー感覚の「Icy Roads (Stacked)」「Try To Walk With Me」Georgia Anne Muldrowをフィーチャーしたコズミック・ネオソウル「Yellow Dandelion」、Jehstをフィーチャーした生音Hip-Hop調の「The Leo & Aquarius」Nubya Garciaをフィーチャーしたクラブミュージック的な「You Didn't Care」、アフロ・ビート感覚の「Self:Love」あたりがおススメです。

ロンドン新世代ジャズ・アーティストらしいクロスオーヴァーな音世界を楽しみましょう。

全曲紹介しときやす。

「Try To Walk With Me」
Ras Asheberをフィーチャー。本作を特徴づけるダビーなオープニング。ダビー感覚のコズミック・ジャズはジャケ・イメージとも合致します。
https://www.youtube.com/watch?v=yHo5mqN9eLQ

「Yellow Dandelion」
Georgia Anne Muldrowをフィーチャー。J Dilla的ビートとツボを心得たホーン・アンサンブルが印象的なコズミック・ネオソウルに仕上がっています。主役Joe Armon-Jonesのキーボードの音色も冴えわたります。
https://www.youtube.com/watch?v=R1Li_bri66k

「Gnawa Sweet」
哀愁たっぷりのホーン・アンサンブルとJoe Armon-Jonesのキーボードが印象的なロンドン新世代ジャズらしいインスト。
https://www.youtube.com/watch?v=5-BBvxCltg8

「Icy Roads (Stacked)」
先行シングルにもなった曲。KokorokoのメンバーMutale Chashiのベースをフィーチャーした、ドープなダビー感覚が特徴です。今ジャズ×ダブなクロスオーヴァーがたまりません。
https://www.youtube.com/watch?v=INGbirNwZAI

「(To) Know Where You're Coming From」
寛いだ雰囲気のなかにもロンドン新世代ジャズならではの風を感じるインスト。Ezra Collectiveの同僚Dylan Jonesのトランペットが格好良いです。
https://www.youtube.com/watch?v=aUYz4jaTKhQ

「The Leo & Aquarius」
Jehstをフィーチャーした生音Hip-Hop調の仕上がり。ジャジーなアングラHip-Hop好きの人も気に入るはず!
https://www.youtube.com/watch?v=-HngeKiMcxA

「You Didn't Care」
Nubya Garciaをフィーチャー。クラブミュージック的かつコズミックな疾走感が格好良いロンドンらしい演奏です。クラブジャズ好きの人も気に入るのでは?
https://www.youtube.com/watch?v=fmPo9k1YaBI

「Self:Love」
Obongjayarをフィーチャー。ラストはアフロ・ビート感覚の演奏で締め括ってくれます。後半はコズミック・ジャズへ展開します。
https://www.youtube.com/watch?v=DcodODZIGCg

「Aquarius」
国内盤ボーナス・トラック。エクスペリメンタルな演奏が刺激的です。本編にはない面白さがあります。

Joe Armon-Jones関連の他作品もチェックを!

『Starting Today』(2018年)
Starting Today [帯解説 / ボーナストラック1曲収録 / 国内盤] (BRC572)

Ezra Collective『Chapter 7 + Juan Pablo: The Philosopher』(2017年)
Chapter 7 + Juan Pablo: The Philosopher [日本限定独自企画盤]

Ezra Collective『You Can't Steal My Joy』(2019年)
You Can't Steal My Joy
posted by ez at 01:06| Comment(0) | 2010年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月19日

The Fantastic Four『Alvin Stone (The Birth and Death of a Gangster)』

復活を遂げたWestbound第一弾☆The Fantastic Four『Alvin Stone (The Birth and Death of a Gangster)』
the fantastic four alvin stone night people.jpg
発表年:1975年
ez的ジャンル:デトロイト・ソウル・グループ
気分は... :市中の山居・・・

今回はデトロイトのソウル・グループThe Fantastic Four『Alvin Stone (The Birth and Death of a Gangster)』(1975年)です。

※単独CD化は未実現であり、上記ジャケおよびリンクは『Night People』(1976年)との2in1CDです。

The Fantastic Fourは1965年デトロイトで結成されたソウル・グループ。

60年代後半、Ric-Ticからコンスタントにシングルをリリースし、中でも「The Whole World Is a Stage」はUS R&Bチャート第6位のヒットとなりました。

その後、Ric-Ticを買収したMotownから1stアルバム『The Fantastic Four』(1969年)をリリースしています。

70年代に入り、しばし活動が停滞していましたが、Westboundと契約し、ディスコ路線で復活を遂げます。

Westboundからは『Alvin Stone (The Birth and Death of a Gangster)』(1975年)、『Night People』(1976年)、『Got to Have Your Love』(1977年)、『B.Y.O.F. (Bring Your Own Funk)』(1978年)という4枚のアルバムをリリースしています。

本作『Alvin Stone (The Birth and Death of a Gangster)』(1975年)は、Westboundでの第一弾アルバム。

本作におけるメンバーはJames EppsJoseph PruittCleveland HorneErnest Newsomeの4名。

プロデュースはAl Kent

ディスコ路線といっても、それに該当するのはタイトル曲「Alvin Stone (The Birth And Death Of A Gangster)」のみであり、残りはソウルフルなミディアム〜スロウでデトロイト・ソウルを満喫できます。

本領発揮のスウィート・ソウル「Have A Little Mercy」、ファンキーなミディアム「County Line」、王道ソウル・バラード「Let This Moment Last Forever」、ニューソウル的な「Words」、サンプリング・ソースとして人気の「My Love Won't Stop At Nothing」と充実の全7曲です。

デトロイト・ソウルの底力を満喫しましょう。

全曲紹介しときやす。

「Alvin Stone (The Birth And Death Of A Gangster)」
Al Kent/Calvin Colbert作。新路線を象徴するディスコ路線のタイトル曲。架空のギャングスタの生涯を歌っており、ブラックスプロイテーションのサントラ的な格好良さもあります。
https://www.youtube.com/watch?v=0uGdFkoNmEg

「Have A Little Mercy」
Al Kent/Calvin Colbert作。このグループの本領発揮のスウィート・ソウル・バラード。歌良し、曲良し、サウンド良し三拍子揃っています。
https://www.youtube.com/watch?v=n33nuE9e6Mo

Gavlyn「What I Do」のサンプリング・ソースとなっています。
Gavlyn「What I Do」
 https://www.youtube.com/watch?v=pyuRM3D4iSA

「County Line」
Al Kent作。ファンキーなミディアム・グルーヴ。オトナな余裕を感じるソウル・グルーヴがたまりません。
https://www.youtube.com/watch?v=aG2SM5QUVN0

「Let This Moment Last Forever」
Al Kent/Calvin Colbert作。王道ソウル・バラードですが、ビター・スウィートな味わいがたまりません。
https://www.youtube.com/watch?v=nY61HrwrMcQ

「Words」
Al Kent作。ニューソウル的な魅力を感じるミディアム。ストリングスも効果的です。このグループの持つシブい魅力を存分に満喫できます。
https://www.youtube.com/watch?v=0KPy9Wn44pI

「My Love Won't Stop At Nothing」
Al Kent作。ラストはソウルフルな魅力に満ちたメロウ・ミディアム・グルーヴで締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=dl_rhsjRWE4

Jaheim「Diamond in Da Ruff」、Jahi feat. Linn Segolson「Heartbreak Hip Hop」、Saigon「No Idea」、Curse「Konsequenzen」、9th Wonder「ForFanSoul!!!!」等のサンプリング・ソースとなっています。
Jaheim「Diamond in Da Ruff」
 https://www.youtube.com/watch?v=AYl9lACr3qY
Jahi feat. Linn Segolson「Heartbreak Hip Hop」
 https://www.youtube.com/watch?v=bCHRgUxbGNg
Saigon「No Idea」
 https://www.youtube.com/watch?v=33fhcwPJEXM
Curse「Konsequenzen」
 https://www.youtube.com/watch?v=4Y3V8tEnzpY
9th Wonder「ForFanSoul!!!!」
 https://www.youtube.com/watch?v=GzgFM3s5hCo

The Fantastic Fourの他作品もチェックを!

『The Fantastic Four』(1969年)
ベスト・オブ・ファンタスティック・フォー

『Got to Have Your Love/B.Y.O.F. (Bring Your Own Funk) 』(1977年/1978年)
GET TO HAVE YOUR LOVE
posted by ez at 01:52| Comment(0) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月17日

Lisa Bassenge Trio『A Sigh, A Song』


秋の夜長のジャズ・バラード☆Lisa Bassenge Trio『A Sigh, A Song』
A Sigh A Song
発表年:2002年
ez的ジャンル:ドイツ産女性ジャズ・ヴォーカル
気分は... :面影ジャズ

今回はLisa Bassengeを中心としたドイツのジャズ・ユニットLisa Bassenge Trio『A Sigh, A Song』(2002年)です。

Lisa Bassenge TrioLisa Bassenge(vo)、Andreas Schmidt(p)、Paul Kleber(b)によるジャズ・トリオ。

『Going Home』(2001年)、『A Sigh, A Song』(2002年)、Lisa Bassenge Trio『Three』(2004年)という3枚のアルバムをリリースしています。

トリオの中心Lisa Bassengeは1974年ベルリン生まれの女性ジャズ・シンガー。Lisa Bassenge Trio解散後、ソロ名義で作品をリリースし続けています。

本作『A Sigh, A Song』(2002年)はLisa Bassenge Trioとしての2ndアルバム。

上記ジャケは国内盤ですが、ドイツのオリジナル盤ジャケはこんな感じです。

『A Sigh, A Song』 ※オリジナル・ジャケ 
A Sigh, a Song

Lisa Bassengeのコケティッシュ・ヴォーカルが魅力のアルバムです。

ドラムレスのシンプルなバッキングでLisaのヴォーカルを引き立てています。

殆どがカヴァー曲ですが、スタンダードからJoni Mitchell、Tom WaitsといったSSW作品、Edu Lobo、さらにはKylie Minogue、Depeche Modeという意外なセレクトまで幅広い選曲でも楽しませてくれます。

秋の夜長のコケティッシュなジャズ・バラード、なかなかいいですよ。

全曲紹介しときやす。

「Can't Get You Out Of My Head」
Kylie Minogueのカヴァー(Cathy Dennis/Rob Davis作)。Lisaの寂しげなコケティッシュ・ヴォーカルがたまらないオープニング。ピアノ、ベースのみのバッキングならではの面影ジャズといった雰囲気がいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=EwUPzxWlYEQ

「Pra Dizer Adeus」
Edu Lobo/Lani Hall/Torquato Neto作。Edu Lobo『Edu E Bethania』収録の人気曲をカヴァー。当ブログではオリジナルに加え、『Sergio Mendes Presents Lobo』収録の英語ヴァージョンも紹介済みです。ここではポルトガル語の男性ヴォーカルも加わったデュエットで聴かせてくれます。この曲がこんなジャズ・バラードになるとは・・一度聴いただけでは、「Pra Dizer Adeus」のカヴァーとは気づかないかもしれません。
https://www.youtube.com/watch?v=r99-_EGuWYc

本曲に関して、当ブログではLuciana SouzaMaria BethaniaSebastiao Tapajos/Maria Nazareth/Arnaldo HenriquesAgustin Pereyra LucenaElis ReginaStacey KentFlora Purimのカヴァーも紹介済みです。

「Blue Suede Shoes」
Carl Perkins作のロカビリー名曲をカヴァー。ドラムレス・ジャズ・ユニットならではのセンスで楽しませてくれます。

「It's Now Or Never」
Aaron Schroeder/Eduardo di Capua/Wally Gold作。Elvis Presleyのヒットで知られる名曲をカヴァー。美しいストリングスも加わり、哀愁たっぷりのジャズ・バラードを聴かせてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=XyHBao-m_rQ

「Everybody Loves Somebody Sometimes」
Sam Coslow/Irving Taylor/Ken Lane作。Dean Martinの大ヒットで知られる楽曲をカヴァー。お馴染みの名曲ですが、ここではLisaの優しい歌声が映える素敵なロマンティックなバラードを聴かせてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=pj1SDRi53SQ

「Shake The Disease」
Depeche Mode、1985年のシングル曲をカヴァー(Martin L. Gore作)。これは意外なカヴァー・セレクトですね。オリジナルがシンセ・ポップだとは気づかない、キュート&レイジーなジャズ・バラードに仕上がっています。

「My Guy」
タイトルや作者クレジットをみると、Mary Wellsのヒット・シングル「My Guy」をイメージしますが、実際にはThe Temptationsの大ヒット曲「My Girl」のカヴァー(Smokey Robinson/Ronald White作)。ここでは♪My Boy♪と歌われます。

「Blue」
Joni Mitchellのカヴァー。このトリオにフィットするカヴァー・セレクトですね。ここではヴァイヴも加わり、Lisaのコケティッシュ・ヴォーカルを好サポートします。

「A Sigh, A Song」
Lisa Bassenge/Andreas Schmidt/Paul Kleber/Michael Merkelbach作。タイトル曲はオリジナル。秋らしいセピア色のジャズ・バラードを寂しげに歌います。
https://www.youtube.com/watch?v=3-J9RwybClE

「My Heart Belongs To Daddy」
Cole Porter作品をカヴァー。当ヌログではAnita O'DayThe Kenny Clarke-Francy Boland Big Bandのカヴァーも紹介済みです。思わせぶりなLisaのヴォーカルが実にキュートです。
https://www.youtube.com/watch?v=FGeVIcGoWiU

「Are You Lonesome Tonight (Intro)」
次曲のイントロ。美しいピアノが本編への期待を高めます。
https://www.youtube.com/watch?v=d_-hKia8VOY

「Are You Lonesome Tonight」
Elvis Presleyのカヴァー(Lou Handman/Roy Turk作)。ストリングス入りのビューティフル・バラードに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=RdQHEEH6fvM

「Ol' 55」
Tom Waits、1973年のシングルをカヴァー。このカヴァー・セレクトも納得ですね。Tom Waitsの歌世界をじみじみと歌い上げます。
https://www.youtube.com/watch?v=edsNLLixqq0

「Golden Earrings」
映画『Golden Earrings』(1947年)の主題歌をカヴァー(Jay Livingston/Ray Evans/Victor Young作)。ジャズ・ヴォーカルらしい歌い回しでスタンダードを聴かせてくれます。

「Interlude」
インタールード。

「Junimond」
ドイツのロック・ミュージシャンRio Reiser、1986年のシングル曲をカヴァー。ラストはLisaのコケティッシュ・ヴォーカルの満喫できる小粋なバラードで締め括ってくれます。さらに本編終了後、隠しトラックが収録されています。

Lisa Bassenge TrioLisa Bassengeの他作品もチェックを!

Lisa Bassenge Trio『Going Home』(2001年)
Going Home

Lisa Bassenge Trio『Three』(2004年)
Three

Lisa Bassenge『A Little Loving』(2006年)
Little Loving

Lisa Bassenge『Won't Be Home Tonight... (Live) 』(2008年)
Won't Be Home Tonight

Lisa Bassenge『Nur fort』(2011年)
Und Fort (180gr)

Lisa Bassenge『Wolke 8』(2013年)
Wolke 8

Lisa Bassenge『Canyon Songs』(2015年)
Canyon Songs

Lisa Bassenge『Borrowed and Blue』(2018年)
Borrowed & Blue
posted by ez at 02:18| Comment(0) | 2000年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月16日

Link『Sex Down』

LSG「My Body」作者のデビュー・アルバム☆Link『Sex Down』
Sex Down by Link (2000-01-01)
発表年:1998年
ez的ジャンル:官能男性R&B
気分は... :フルーツ・サンド!

今回は90年代男性R&BからLink『Sex Down』(1998年)です。

Link(本名:Lincoln Browder)は1964年テキサス州ダラス出身の男性R&Bシンガー。

スーパーR&BユニットLSGの大ヒット曲「My Body」のソングライティングで注目を浴びたことで、ソロ・デビューの契約を獲得し、デビュー・アルバムとなる本作『Sex Down』(1998年)をリリースします。

メイン・プロデューサーは共にLSG「My Body」のソングライティングを手掛けたDarrell "Delite" Allamby

それ以外にKenneth "Kenny Flav" DickersonKenny Whitehead & Errol "Jam" JohnsonTimothy "Tyme" RileyPercy WilliamsSteve Moralesがプロデュースを手掛けています。

タイトル通り、セクシーな男性R&B作品に仕上がっています。ミディアム〜スロウが魅力の1枚です。

R&Bチャート第15位となったシングル「Whatcha Gone Do」、同じくシングルとなった「I Don't Wanna See」、LSG「My Body」ネタの「I Really Wanna Sex Your Body」、ヴォコーダー入りの「Gimmie Some」The Isley Brothers「Footsteps in the Dark」ネタの「All Night Freakin'」ヴォーカル・ワークが秀逸な「Spill」、美メロの「One Of A Kind Love」、感動的な「Don't Runaway」と粒揃いのバラードがズラリと並びます。ダンサブルなミディアム・グルーヴ「D.A.N.C.E. With Me」もおススメです。

90年代R&Bバラード好きの方はぜひチェックを!

全曲紹介しときやす。

「Club Scene At Club Gigi's In Dallas (Intro)」
Darrell "Delite" Allambyプロデュース。アルバムのイントロ。

「D.A.N.C.E. With Me」
Darrell "Delite" Allambyプロデュース。アルバムの充実度を予感させるダンサブルなミディアム・グルーヴ。
https://www.youtube.com/watch?v=0y2YCEb4a6Y

「Whatcha Gone Do」
Darrell "Delite" Allambyプロデュース。アルバムからの1stシングルとして、USチャート第23位、同R&Bチャート第15位のヒットとなりました。甘く危険な香りのするセクシー・ミディアム。シングル向きのキャッチーな仕上がりです。
https://www.youtube.com/watch?v=cKLWyDELH3A

「Gimmie Some」
Darrell "Delite" Allambyプロデュース。ヴォコーダーや女性コーラスも入った華のあるミディアム・バラード。90年代らしさに満ちた僕好みの1曲に仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=fH4_4o_WSe0

「I Really Wanna Sex Your Body」
Kenneth "Kenny Flav" Dickerson/Darrell "Delite" Allambyプロデュース。LSG feat. Missy Elliott「My Body (Remix)」のヴォーカル・ネタを使っています。Linkの魅力を満喫できるセクシー・ミディアム。R. Kelly好きだった人は気に入るのでは?BeatKing「Frfr」のサンプリング・ソースとなっています。
https://www.youtube.com/watch?v=qIUCnvLEru8

「Sex Down」
Darrell "Delite" Allambyプロデュース。雨音と雷の音と共に始まるタイトル曲。ジワジワとエロさが漂ってくる官能スロウです。
https://www.youtube.com/watch?v=gi5SH8M1DZ8

「Sex-Lude」
Darrell "Delite" Allambyプロデュース。前曲のパート2といった雰囲気です。エロ度がさらにアップしていきます(笑)
https://www.youtube.com/watch?v=v1Hg40JO0q4

「911-0024」
Timothy "Tyme" Riley/Darrell "Delite" Allambyプロデュース。今となって時代を感じるテレフォンのプッシュ音ネタのミディアム・バラード。ここでもLSG「My Body」のフレーズを引用しています。
https://www.youtube.com/watch?v=dHXg-c8PHBU

「Link's Messages」
Kenneth "Kenny Flav" Dickerson/Darrell "Delite" Allambyプロデュース。この曲も時代を感じる留守電メッセージ・ネタのスロウ・チューン。長尺のインタールードといった雰囲気です。
https://www.youtube.com/watch?v=BMFavG4ykIs

「All Night Freakin'」
Kenneth "Kenny Flav" Dickerson/Darrell "Delite" Allambyプロデュース。The Isley Brothers「Footsteps in the Dark」をサンプリング。「Footsteps in the Dark」好きの僕には嬉しいミディアム。
https://www.youtube.com/watch?v=Uz3aRmWl-9s

「Spill」
Kenny Whitehead & Errol "Jam" Johnsonプロデュース。他曲と異なるプロデューサー&ソングライターのため、新鮮に聴こえるミディアム・バラード。ヴォーカル・ワークが秀逸なので男性R&Bグループの曲だと錯覚しそうです。
https://www.youtube.com/watch?v=vTmeKFBTZT8

「One Of A Kind Love」
Darrell "Delite" Allambyプロデュース。アコギの質感がいいビューティフル・バラード。女性コーラスが華を添えてくれます。Allamby/Linkのソングライティングの才を感じます。
https://www.youtube.com/watch?v=jlpUbjJtLIY

「I Don't Wanna See」
Steve Morales/Darrell "Delite" Allambyプロデュース。アルバムからの2ndシングル。素敵なピアノのイントロと共に始まる90年代R&B好きにはたまらない美メロ・スロウ。
https://www.youtube.com/watch?v=H_vFyicWj8I

「Don't Runaway (Prelude)」
Darrell "Delite" Allambyプロデュース。次曲のイントロ。

「Don't Runaway」
Timothy "Tyme" Riley/Percy Williams/Darrell "Delite" Allambyプロデュース。切々と歌い上げる感動バラード。エロ・モードだけではないLinkの魅力を堪能できます。
https://www.youtube.com/watch?v=A4ina6RhLxc

「Thank You」
Darrell "Delite" Allambyプロデュース。感謝を伝えるエピローグでアルバムは幕を閉じます。。
https://www.youtube.com/watch?v=LoZXnEpWrTg

ご興味がある方は2008年にリリースされた『Creepin'』もチェックを!

『Creepin'』(2008年)
Creepin
posted by ez at 01:40| Comment(0) | 1990年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする