2021年04月13日

Side Effect『Side Effect』

Fantasy移籍第一弾☆Side Effect『Side Effect』

発表年:1975年
ez的ジャンル:Wayne Henderson系メロウ・ファンク/ソウル・グループ
気分は... :松山快挙!

マスターズでの松山の快挙に大興奮の昨日でしたね。
徹夜のTV観戦で昨日は仕事にならない人も多かったのでは?
僕もそんな一人でした(笑)

Augie Johnson率いるヴォーカル・グループSide Effectの2ndアルバム『Side Effect』(1975年)です。

単独未CD化であろ、上記はa href="http://eastzono.seesaa.net/article/386821140.html">『What You Need』(1976年)との

1972年にL.A.でA結成されたSide Effectの紹介は、『What You Need』(1976年)、『Portraits』(1981年)に続き3回目となります。

本作『Side Effect』(1975年)は、Fantasy Records移籍第一弾アルバムであり、CrusadersWayne Hendersonとのタッグの幕開けとなります。

本作におけるメンバーは、Augie JohnsonLouis PattonGregory MattaSylvia Naborsという4名。紅一点のメンバーSylvia Naborsの参加が目を引きます。

プロデュースはWayne HendersonAugie Johnson

レコーディングにはThe Brothers JohnsonLouis Johnson(b)、Ray Parker, Jr.(g)、Arthur Adams(g)、Marlon McClain(g)、Jerry Peters(key)、Joe Sample(key)、Spider Webb(ds)、Leonard Stretching(ds)、Herman Riley(bs)、Jackie Kelso(bs)、Ralph Jones(ts)、Ronnie Laws(ts)、Al Aarons(tp)、Oscar Brashear(tp)、Melvin Moore(tp)、Rostelle Reese(tp)、Dick Burdell(tp)、Thara Memory(tp)、Donald Cooke(tb)、Dan Brewster(tb)等のミュージシャンが参加しています。

Wayne Hendersonとのタッグらしい爽快ジャズ・ファンク・サウンドと、女性1、男性3というメンバー構成を生かしたヴォーカル・ワークが上手く噛み合った全編充実の1枚に仕上がっています。

爽快ジャズ・ファンクを楽しみたい方には、「Baby Love (Love You Baby) 」「What The Heck, Let's Discotheque」「Checkin' It Out」「Dancin' Shoes」がおススメです。ファンキー・メロウな「Oh Baby」も僕好み。

バラード系であれば、「There She Goes Again」「Spend It On Love」「Tree Of Love」が好きです。

Side EffectWayne Hendersonの相性の良さを実感できる1枚です。

全曲紹介しときやす。

「Baby Love (Love You Baby) 」
Paul Allen作。Wayne Hendersonプロデュースらしい爽快ジャズ・ファンクがオープニング。素晴らしいヴォーカル・ワークとジャズ・ファンク・サウンドがよくマッチしています。
https://www.youtube.com/watch?v=rQKO0ahSvMo

Black Moon feat. Louieville Sluggah「Come Get Some」、Camp Lo「Glow」のサンプリング・ソースとなっています。
Black Moon feat. Louieville Sluggah「Come Get Some」
 https://www.youtube.com/watch?v=ygWSpyytHM4
Camp Lo「Glow」
 https://www.youtube.com/watch?v=BRwOaJYOtlU

「Oh Baby」
Ebony Rhythm Funk Campaignのカヴァー(Lester Johnson/Pamela Tanner/Tony Roberts作)。紅一点のメンバーSylviaの女性ヴォーカルを生かしたファンキー・メロウ。爽快な躍動感がいいですね。

「There She Goes Again」
Augie Johnson/Steve Beckmeier作。AugieとSylviaのデュエットによるスロウ。ソウル・ヴォーカル・グループらしい1曲に仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=mMSS1W8ncpw

Young Nudy and Pi'erre Bourne feat. Lil Uzi Vert「Extendo」のサンプリング・ソースとなっています。
Young Nudy and Pi'erre Bourne feat. Lil Uzi Vert「Extendo」
 https://www.youtube.com/watch?v=yEV8mA-4szM

「What The Heck, Let's Discotheque」
Augie Johnson/Gregory Matta/Louie Patton/Wayne Henderson作。Louis Johnsonのベースが牽引する爽快ジャズ・ファンク。開放的なホーン・サウンドもいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=20f5QU9v9nI

「Spend It On Love」
Doris McNeil/Jean Johnson作。Jerry Petersの美しいピアノと共に始まるメロウ・ミディアム。Sylviaのヴォーカルが素敵です。
https://www.youtube.com/watch?v=NSEZbaeS9j4

Styles P feat. Lil' Mo「Daddy Get That Cash」のサンプリング・ソースとなっています。
Styles P feat. Lil' Mo「Daddy Get That Cash」
 https://www.youtube.com/watch?v=rRJwOZQhMDc

「Checkin' It Out」
Augie Johnson/Reg Wilson/Steve Beckmeier作。素晴らしいヴォーカル・ワークと充実のジャズ・ファンク・サウンドが噛み合った完成度の高い1曲。
https://www.youtube.com/watch?v=dx93vL0Bkl8

「I Love You So Much」
Wayne Henderson作。Louisがリード・ヴォーカルをとるラブ・バラード。オーセンティックな魅力があります。
https://www.youtube.com/watch?v=maQn-Eya0C4

「Dancin' Shoes」
Augie Johnson/Wayne Henderson作。躍動するファンキー・メロウ。ダイナミックなジャズ・ファンク・グルーヴがAugieのヴォーカルを引き立てます。
https://www.youtube.com/watch?v=tX-5ciWgoqw

「Tree Of Love」
Jim Gilstrap作。ラストは爽快メロウ・ミディアムで締め括ってくれます。女性1、男性3というメンバー構成を生かしたヴォーカル・ワークがいいですね。

Side Effectの他作品もチェックを!

『Effective』(1973年)
Effective

『What You Need』(1976年)
What You Need

『After the Rain』(1980年)
After The Rain

『Portraits』(1981年)
Portraits

『All Aboard』(1982年)
All Aboard
posted by ez at 03:04| Comment(0) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年04月11日

Antonio Neves『A Pegada Agora E Essa』

刺激的な次世代ブラジリアン・ジャズ☆Antonio Neves『A Pegada Agora E Essa』

発表年:2021年
ez的ジャンル:次世代ブラジリアン・ジャズ
気分は... :カオス!

新作アルバムから次世代ブラジリアン・ジャズAntonio Neves『A Pegada Agora E Essa』です。

Antonio Nevesはブラジル出身のトロンボーン奏者/ドラマー。

父はジュリアード音楽院やカリフォルニア・ジャズ音楽院で教授も務めるEduardo Neves

そんな恵まれた音楽環境の中でドラマー、トロンボーンを演奏し、特にトロンボーン奏者としてリオの音楽シーンで頭角を現すようになります。

そんなAntonio Nevesの初リーダー作が本作『A Pegada Agora E Essa』です。

レコーディングにはAntonio Neves(tb、ds、vo、g)以下、父Eduardo Neves(fl)、Leda(vo)、Ana Frango Eletrico(vo)、Gus Levy(g、back vo)、Marcelo Costa(per)、Marcos Esguleba(vo、per)、Alice Caymmi(vo)、Hamilton de Holanda(mandolin)、Leo Gandelman(as)、Joana Queiroz(bass clarinet)、Alberto Continentino(b)、Andre Vasconcellos(b)、Luiz Otavio(el-p)、Eduardo Farias(p)、Eduardo Santana(tp、back vo)、Filipe Castro(per)、Lucas Videla(per)、Marcos Alcides Filho(per)、Gabriel Balleste(back vo)、Jose Castro(back vo)、Rudah Guedes(back vo)等のミュージシャンが参加しています。

Ana Frango Eletrico(vo)、Gus Levy(g、back vo)、Marcelo Costa(per)といった当ブログでもお馴染みの注目ミュージシャンの参加が目を引きます。

内容としては、現在進行形ジャズ、伝統的なブラジル音楽、リオのオルタナ・ポップ第三世代のエッセンスのカオス状態といった次世代ブラジリアン・ジャズです。

アヴァンギャルドなファンキ・カリオカ「Simba」、アフロ・ブラジリアン「A Pegada Agora E Essa」、呪術的ブラジリアン・ジャズ「Noite De Temporal」、Ana Frango Eletricoをフィーチャーした「Luz Negra」、エキサイティングな「Forte Apache」など刺激的な演奏が並びます。

ブラジル音楽好きもジャズ好きも刺激を受ける1枚だと思います。

全曲紹介しときやす。

「Simba」
Ledaのヴォーカルをフィーチャー。リオ発のゲットー・ミュージック=ファンキ・カリオカ(バイレ・ファンキ)のリズムなのだとか。アヴァンギャルドなブラジリアン・ジャズといった印象です。
https://www.youtube.com/watch?v=iCClDvf8--g

「A Pegada Agora E Essa」
Esgulebaのヴォーカルをフィーチャー。アフロ・ブラジリアン・リズムとジャズを巧みに融合した演奏です。原始的な衝動と知的ジャズが同居している感じが面白いですね。
https://www.youtube.com/watch?v=oLx0Yi2Rx4Y

「Noite De Temporal」
Alice Caymmiのヴォーカルをフィーチャー。カンドンブレの影響を感じる呪術的ブラジリアン・ジャズ。
https://www.youtube.com/watch?v=-JMmJSy1YzE

「Luz Negra」
Nelson Cavaquinho/Amancio Cardoso作。注目のアーティストAna Frango Eletricoのヴォーカルをフィーチャー。幻想的な美しさに引き込まれる演奏です。
https://www.youtube.com/watch?v=h4xUynHu7kc

「Forte Apache」
Hamilton de Holandaのマンドリンをフィーチャー。バス・クラリネットの穏やかな響き、ノイジーなギターの響きのコントラストを突き破るかのようにマンドリンの幻想的な音色が突き抜けていきます。いやぁ、なかなかエキサイティングな演奏です。
https://www.youtube.com/watch?v=v4pjerpUzZU

「Lamento De Um Perplexo」
Leo Gandelmanのアルト・サックスをフィーチャー。本作のなかでは一番穏やかな演奏です。
https://www.youtube.com/watch?v=p8q2MbJadCE

「Summertime」
George Gershwin/Ira Gershwinのスタンダードをカヴァー。お馴染みの名曲を現在進行形ジャズとして聴かせてくれます。これぞ21世紀ジャズらしい「Summertime」だと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=7RWDe0gEgdo

「Jongo No Feudo」
Edu Nevesのフルートをフィーチャー。ラストはトロンボーンとフルートの親子共演で締め括ってくれます。現在進行形ジャズとして聴いてもフツーに格好良いと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=kK2S1Jz1kx0

国内仕様の輸入CDもあるようですが入手しづらいので、通常の輸入盤で購入しました。
posted by ez at 00:01| Comment(0) | 2020年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年04月10日

Tyler Collins『Tyler』

N.Y.出身の女性R&Bシンガー☆Tyler Collins『Tyler』

発表年:1992年
ez的ジャンル:女性R&Bシンガー
気分は... :美脚!

90年代女性R&B作品からTyler Collins『Tyler』(1992年)です。

Tyler Collinsは1965年N.Y.ハーレム生まれの女性R&Bシンガー/女優。

1989年にデビュー・アルバム『Girls Nite Out』をリリース。1stシングル「Whatcha Gonna Do」がUS R&Bチャート第8位、2ndシングル「Girls Nite Out」がUS R&Bチャート第6位、同R&Bチャート第8位のヒットとなりました。

2ndアルバムとなる本作『Tyler』(1992年)は、NJSだったデビュー・アルバム『Girls Nite Out』と比較して、よりポップに音楽性の幅が広がったアルバムに仕上がっています。

Andres LevinCamus CelliJake SmithTuhin RoyDaddy-OStetsasonic)、Guy RocheDarric GrahamPhillip GordyTom Keaneがプロデュースを手掛けています。

多彩なプロデューサーの起用が、本作の音楽性の幅につながっているのかもしれません。

レコーディングにはTrey Lorenz(back vo)、Jean McClain(back vo)、Portia Griffin(back vo)、Niki Haris(back vo)、Craig Derry(back vo)、Karen Anderson(back vo)、Josh Sklair(g)、James Wirrick(g)、Paul Pesco(g)、Michael Landau(g)、Herman Jackson(p)、Brian Transeau(syn、prog)、Andy Hess(b)、Lyndon Achee(steel drums)、Donny McCaslin(ts)、Stan Harrison(ts)、Dave Koz(sax)、Mark Pender(tp)、Chuck Findley(tp)等のミュージシャンが参加しています。

ヒット・メイカーDianne Warrenや女性R&BシンガーSiedah Garrettがソングライティングを手掛けた楽曲もあります。

シングル曲はMica Parisのカヴァー「Just Make Me The One」と、Siedah Garrettもソングライティングに名を連ねる「It Doesn't Matter」の2曲。

それ以外であれば、素敵なビューティフル・バラード「I Can't Stand The Pain」、ダンサブルな「I Can Take You Higher」「The Sound Of Thunder」Dianne Warrenがソングライティングを手掛けた「Good Things Take Time」がおススメです。

デビュー・アルバムほどの商業的成功を収めることはできませんでしたが、内容的にはコチラの方が充実しているのでは?

全曲紹介しときやす。

「Just Make Me The One」
本作からの1stシングル。Andres Levin/Camus Celliプロデュース。Wolf & Epicがリミックスを手掛けています。Mica Parisのカヴァー。オリジナルはアルバム『Contribution』(1990年)収録。そのせいか、少しUKソウル・テイストのダンサブル・チューンに仕上がっています。Mica Paris好きの僕としては嬉しいカヴァーです。
https://www.youtube.com/watch?v=ZpL-ntraOtQ

「Pain」
Daddy-OStetsasonic)プロデュース。ラップあり、ロッキン・ギターありのミディアム・グルーヴ。
https://www.youtube.com/watch?v=GRRHEybeIFI

「It Doesn't Matter」
Andres Levin/Camus Celliプロデュース。ソングライティングにはSiedah Garrettの名もクレジットされています。アルバムからの2ndシングルにもなりました。派手さはありませんが、ポジティヴな気分にさせてくれる素敵なミディアム・グルーヴ。
https://www.youtube.com/watch?v=7703chrFt3s

「Good Things Take Time」
Guy Rocheプロデュース。ヒット・メイカーDianne Warrenがソングライティングを手がけています。そんな楽曲の良さを満喫できるミディアム・グルーヴです。
https://www.youtube.com/watch?v=F1HXm8_MMYg

「Slide」
Darric Graham/Phillip Gordyプロデュース。前作の流れを汲むNJS調のダンサブル・チューン。

「I Can't Stand The Pain」
Tom Keaneプロデュース。Tylerの透明感のあるヴォーカルが映える素敵なビューティフル・バラード。
https://www.youtube.com/watch?v=yyfdxa8TB3M

「Freedom」
Jake Smith/Tuhin Royプロデュース。ゴスペル調コーラス隊を従えたエレクトリック・ファンク。

「I Can Take You Higher」
Andres Levin/Camus Celliプロデュース。Mica Parisあたりと一緒に聴きたく僕好みのダンサブル・チューン。
https://www.youtube.com/watch?v=kyEaETHB_y4

「Yesterday's Song」
Jake Smith/Tuhin Royプロデュース。アッパーな躍動感に充ちたダンサブル・チューン。

「The Sound Of Thunder」
Jake Smith/Tuhin Royプロデュース。クラブ仕様のダンサブル・チューン。僕好みの仕上がりです。
https://www.youtube.com/watch?v=uvRjBloTqFc

「I've Never Really Known Love」
Andres Levin/Camus Celliプロデュース。ラストはアコギを織り交ぜたミディアム・バラードで締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=T9V-6nP4U24

『Girls Nite Out』(1989年)
tyler collins girls nite out.jpg
posted by ez at 01:57| Comment(0) | 1990年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年04月09日

Herbie Hancock『Head Hunters』

新時代のサウンドを提示したヒット・アルバム☆Herbie Hancock『Head Hunters』

発表年:1973年
ez的ジャンル:ブラック・ミュージック/ジャズ・ファンク
気分は... :新時代の幕開け!

今回はスーパー・ピアニストHerbie Hancockが1973年にリリースした『Head Hunters』です。

これまで紹介したHancock作品は以下の13枚(録音年順)。

 『Inventions And Dimensions』(1963年)
 『Empyrean Isles』(1964年)
 『Maiden Voyage』(1965年)
 Original Soundtrack『Blow-Up』(1966年)
 『Speak Like A Child』(1968年)
 『The Prisoner』(1969年)
 『Fat Albert Rotunda』(1969年)
 『Sextant』(1973年)
 『Thrust』(1974年)
 『Sunlight』(1978年)
 『Feets Don't Fail Me Now』(1979年)
 『Magic Windows』(1981年)
 『Lite Me Up』(1982年)

『Sextant』(1973年)に続くColumbia Recordsへの移籍第2弾アルバムとなる本作『Head Hunters』

それまでジャズ・アルバム・チャート以外のチャート・アクションに乏しかったHerbie Hancock作品ですが、本作はUSアルバム・チャート第13位、同ジャズ・アルバム・チャート第1位、同R&Bアルバム・チャート第2位となった大ヒット・アルバムです。

ヒットの要因は、Sly & The Family Stoneあたりを意識しつつ、ジャズ・サイドから新時代のファンク/ブラック・ミュージックを提示した点にあると思います。

プロデュースはDavid Rubinson

レコーディング・メンバーは(el-p、clavinet、syn)以下、Bennie Maupin(ts、ss、bass cla、fl)、Paul Jackson(b、g、marimbula)、Harvey Mason(ds)、Bill Summers(per、congas)という5名。

Paul Jacksonは先月惜しくも逝去しましたね。ご冥福をお祈りいたします。

このレコーディングをきっかけに、Bennie MaupinPaul JacksonBill SummersThe Headhuntersを結成することになります。

本作を象徴するファンク・グルーヴ「Chameleon」、自身の名曲をジャズ・ファンクに変貌させた「Watermelon Man」Sly Stoneを意識した「Sly」の3曲がサイコーです。

Herbie Hancockが提示した新時代のブラック・ミュージックを満喫しましょう。

全曲紹介しときやす。

「Chameleon」
Herbie Hancock/Paul Jackson/Harvey Mason/Bennie Maupin作。シングルにもなりUSチャート第42位、同R&Bチャート第18位となっています。本作を象徴する新時代のファンク・グルーヴ。JacksonとMasonによる最高のリズム隊を従え、Hancockがカメレオンのような変幻自在の色彩の音色を響かせます。特にJacksonの地を這うベース・ラインが印象的です。今聴いてもフツーに格好良いですが、当時は斬新なサウンドとして大きなインパクトを与えたのでしょうね。
https://www.youtube.com/watch?v=UbkqE4fpvdI

Buddy Rich、Maynard Ferguson、Lionel Hampton、笠井紀美子、BreakestraAzymuth等がカヴァーしています。

また、当ブログで紹介したKool G Rap feat. B-1 and MF Grimm「Money on My Brain」、Digital Underground「Underwater Rimes (Remix)」213「Groupie Luv」、2Pac「Words of Wisdom」、Organized Konfusion「Open Your Eyes」、Spoonie Gee「Did You Come to Party?」、Hell Razor「No More James」、Schoolly D「We Don't Rock, We Rap」等45トラック以上のサンプリング・ソースとなっています。
Buddy Rich「Chameleon」
 https://www.youtube.com/watch?v=jhEJWZd5NPs
Maynard Ferguson「Chameleon」
 https://www.youtube.com/watch?v=3Ipns0jneLY
笠井紀美子「Chameleon」
 https://www.youtube.com/watch?v=7-GccyrnCtk
Breakestra「Chameleon」
 https://www.youtube.com/watch?v=iRw5OUQe1qc
Azymuth「Chameleon」
 https://www.youtube.com/watch?v=8Xhu8EhP8bI
Kool G Rap feat. B-1 and MF Grimm「Money on My Brain」
 https://www.youtube.com/watch?v=2AsSZLbT-oY
Digital Underground「Underwater Rimes (Remix)」
 https://www.youtube.com/watch?v=ru7RVQs3P6o
213「Groupie Luv」
 https://www.youtube.com/watch?v=cWUYBtxaflg
2Pac「Words of Wisdom」
 https://www.youtube.com/watch?v=NhvwbnB5WTo
Organized Konfusion「Open Your Eyes」
 https://www.youtube.com/watch?v=03a4_rA2Big
Spoonie Gee「Did You Come to Party?」
 https://www.youtube.com/watch?v=zOMebB9zYx8
Hell Razor「No More James」
 https://www.youtube.com/watch?v=FTz9CnczjMk
Schoolly D「We Don't Rock, We Rap」
 https://www.youtube.com/watch?v=fPPWGkvKHLw

「Watermelon Man」
初リーダー作『Takin' Off』(1962年)収録曲の再演(Herbie Hancock作)。自らのジャズ名曲を本作らしいジャズ・ファンクに変貌させています。密林をイメージさせるアクセントが印象的です。ブラックスプロイテーションのサントラ的な格好良さがありますね。
https://www.youtube.com/watch?v=4bjPlBC4h_8

J Dilla「Zen Guitar」、Madonna「Sanctuary」、Schoolly D「Here We Go Again」、Ultramagnetic MC's「Chilling with Chuck Chill Out」、LL Cool J「1-900 L.L. Cool J」、Geto Boys「Cereal Killer」、Heavy D & the Boyz feat. Johnny Gill「Letter to the Future」Da Bush Babees「Get on Down」Xscape「Feels So Good (Untouchables Flava Mix)」、Aaliyah「Death of a Playa」、Les Nubians「Demain」、George Michael「Spinning the Wheel」、Rapsody「Whoopi」等90トラック以上のサンプリング・ソースとなっています。
J Dilla「Zen Guitar」
 https://www.youtube.com/watch?v=fhJZjndYrdY
Madonna「Sanctuary」
 https://www.youtube.com/watch?v=4acqFSN0Sjg
Ultramagnetic MC's「Chilling with Chuck Chill Out」
 https://www.youtube.com/watch?v=69BqCuGV4R0
LL Cool J「1-900 L.L. Cool J」
 https://www.youtube.com/watch?v=Bidz80HF6Jg
Geto Boys「Cereal Killer」
 https://www.youtube.com/watch?v=XuttUtUrF-o
Heavy D & the Boyz feat. Johnny Gill「Letter to the Future」
 https://www.youtube.com/watch?v=sjWS9ElBC70
Xscape「Feels So Good (Untouchables Flava Mix)」
 https://www.youtube.com/watch?v=mms3l9PlU2E
Aaliyah「Death of a Playa」
 https://www.youtube.com/watch?v=SxyLwcjUglE
Les Nubians「Demain」
 https://www.youtube.com/watch?v=Lux9J5ckKFw
George Michael「Spinning the Wheel」
 https://www.youtube.com/watch?v=qSoMTkn_Qfg
Rapsody「Whoopi」
 https://www.youtube.com/watch?v=fFPvw43l7dk

「Sly」
Herbie Hancock作。タイトルはSly Stoneを意識したものでしょうね。スピーディーに駆け抜けるスリリングなジャズ・ファンクにアドレナリン出まくりです。
https://www.youtube.com/watch?v=hNlm-W3m1qc

Mark Murphyがカヴァーしています。また、Keith Murray「Media」、Nas「You Can't Kill Me」等のサンプリング・ソースとなっています。
Mark Murphy「Sly」
 https://www.youtube.com/watch?v=izs6BU53fUo
Keith Murray「Media」
 https://www.youtube.com/watch?v=l9T2g-svN6s
Nas「You Can't Kill Me」
 https://www.youtube.com/watch?v=RpqNzFOWq9E

「Vein Melter」
Herbie Hancock作。ラストはテンポを落としたゆったりとした美しくも幻想的な演奏で締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=mZy7v_-ss74

Supreme NTM「Old Skool」のサンプリング・ソースとなっています。
Supreme NTM「Old Skool」
 https://www.youtube.com/watch?v=orr2ZZLaUGA

Herbie Hancock作品の過去記事もご参照下さい。

『Inventions And Dimensions』(1963年)
Inventions & Dimensions

『Empyrean Isles』(1964年)
エンピリアン・アイルズ+2

『Maiden Voyage』(1965年)
処女航海

Original Soundtrack『Blow-Up』(1966年)
Blow Up

『Speak Like A Child』(1968年)


『The Prisoner』(1969年)
ザ・プリズナー

『Fat Albert Rotunda』(1969年)
ファット・アルバート・ロトゥンダ<紙ジャケット仕様>

『Sextant』(1973年)
Sextant by Herbie Hancock

『Thrust』(1974年)
Thrust

『Sunlight』(1978年)


『Feets Don't Fail Me Now』(1979年)
フィーツ

『Magic Windows』(1981年)
マジック・ウィンドウズ(期間生産限定盤)

『Lite Me Up』(1982年)
Lite Me Up
posted by ez at 03:09| Comment(0) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年04月08日

Mark Murphy『Rah』

人気男性ジャズ・ヴォーカリストの代表作☆Mark Murphy『Rah』

発表年:1961年
ez的ジャンル:男性ジャズ・ヴォーカル
気分は... :技巧派!

60年代男性ジャズ・ヴォーカル作品からMark Murphy『Rah』(1961年)です。

Mark Murphy(1932-2015年)はN.Y.出身のジャズ・ヴォーカリスト。ヴォーカリーズを代表するシンガーとして人気を博しました。また、クラブDJ方面からも再評価の高いアーティストですね。

そんなMark Murphyの初期代表作が本作『Rah』(1961年)です。

レコーディング・メンバーはMark Murphy(vo)、Blue Mitchell(tp)、Clark Terry(tp)、Joe Wilder(tp)、Bernie Glow(tp)、
Ernie Royal(tp)、Jimmy Cleveland(tb)、Urbie Green(tb)、Melba Liston(tb)、Wynton Kelly(p)、Bill Evans(p)、Barry Galbraith(g)、Sam Herman(g)、George Duvivier(b)、Art Davis(b)、Jimmy Cobb(ds)、Ray Barretto(congas)、Ernie Wilkins(arr、conductor)

プロデュースはOrrin Keepnews

ポピュラー・スタンダードのカヴァーを中心に彼らしいジャズ・ヴォーカルを存分に楽しめます。

有名なのはシングルでにもなった「My Favorite Things」ですが、個人的にはRay Barrettoのコンガが効いた「Out of This World」「I'll Be Seeing You」「Stoppin' the Clock」や、疾走感のある「Milestones」、彼の技巧が冴えわたる「Twisted」あたりがおススメです。

Mark Murphyならではの男性ジャズ・ヴォーカル・ワールドを満喫しましょう。

全曲紹介しときやす。

「Angel Eyes」
Earl Brent/Matt Dennis作のスタンダード(1946年作)。当ブログではSidsel StormDuke Pearsonのカヴァーを紹介済みです。雰囲気のあるバラードを独特の表現で歌い上げます。
https://www.youtube.com/watch?v=9VkeMiuJTm8

「On Green Dolphin Street」
Ned Washington/Bronislau Kaper作のスタンダードをカヴァー。当ブログではWynton KellyGene Russellのカヴァーを紹介済みです。味わい深くかつスタイリッシュなバラードに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=YXFzVxzpQhk

「Stoppin' the Clock」
Roy Kral/Fran Landesman作。スウィンギーな雰囲気ながらもRay Barrettoのコンガがいいアクセントになっています。
https://www.youtube.com/watch?v=xz9oyZXAv70

「Spring Can Really Hang You up the Most」
Fran Landesman/Tommy Wolf作のスタンダード。当ブログではBobbi Boyle & The TrioBobby Timmonsのカヴァーを紹介済みです。オーセンティックな雰囲気のバラードです。
https://www.youtube.com/watch?v=nhFh9zC3G0U

「No Tears for Me」
Mark McIntyre/Floyd Huddleston作。ロマンティックなバラードをしっとり歌い上げます。
https://www.youtube.com/watch?v=N1qt4CWg2ro

「Out of This World」
Harold Arlen/Jimmy McHugh/Johnny Mercer作のポピュラー・スタンダードをカヴァー。当ブログではJanet Lawson Quintetのカヴァーを紹介済みです。派手さはありませんが、疾走感が格好良い1曲。やはりRay Barrettoのコンガが効いています。
https://www.youtube.com/watch?v=fOxF2j78s1c

「Milestones」
Miles Davisの名曲カヴァー。オリジナルは『Milestones』収録。当ブログではThe Latin Jazz Quintetのカヴァーを紹介済みです。疾走感のある演奏をバックに、小粋な語り口のヴォーカルで楽しませてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=jmU2CZ4gxPI

「My Favorite Things」
Richard Rodgers/Oscar Hammerstein II作のポピュラー・スタンダードをカヴァー。お馴染みの名曲を軽やかに歌い上げますが、ここではオリジナルの歌詞を織り交ぜています。John ColtraneMiles Davisをはじめ、有名ミュージシャンの名が続々登場します。
https://www.youtube.com/watch?v=rTkCQrya35A

当ブログでは本曲カヴァーの決定版John Coltraneのカヴァーをはじめ、Sidsel StormThe Kenny Clarke-Francy Boland Big BandThe Louis Hayes Groupのカヴァーを紹介済みです。

「Doodlin'」
Horace Silver作品をカヴァー。抑えたバッキングがMurphyのお洒落な語り口を引き立てます。お酒片手に聴きたくなる1曲。
https://www.youtube.com/watch?v=XBlC5bwdndQ

「Li'l Darlin'」
Neal Hefti/Jon Hendricks作。しっとりとしたバラードを雰囲気たっぷりに歌い上げます。
https://www.youtube.com/watch?v=gGBABzIlXck

「Twisted」
Annie Ross/Wardell Gray作。当ブログではLambert, Hendricks & RossMarlena Shawのカヴァーを紹介済みです。Mark Murphyには、こういう技巧が必要な楽曲が良く似合います。彼のジャズ・ヴォーカリストとしての格好良さを実感できます。
https://www.youtube.com/watch?v=AHGQ6VHYTcU

「I'll Be Seeing You」
Irving Kahal/Sammy Fain作。エレガントに疾走するバッキングを従えて、Murphyが華麗なヴォーカルでキメてくれます。ここでもRay Barrettoのコンガがいい感じです。

「My Favorite Things」
「My Favorite Things」のシングル・ヴァージョン。こちらはオリジナルの歌詞なしのヴァージョンです。
https://www.youtube.com/watch?v=2-goATsWJI0

Mark Murphyの他作品もチェックを!

『Mark Murphy's Hip Parade/Playing the Field』(1959/1960年) ※2in1CD


『That's How I Love the Blues』(1962年)


『Who Can I Turn To ?』(1966年)
mark murphy who can i turn to.jpg

『Midnight Mood』(1968年)


『Sings』(1975年)
mark murphy sings.jpg

『Stolen Moments』(1978年)


『Bop for Kerouac』(1981年)


『Night Mood: The Music of Ivan Lins』(1987年)
mark murphy night mood.jpg
posted by ez at 01:42| Comment(0) | 1960年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする