2005年09月19日

Style Council『Our Favorite Shop』

僕の永遠の憧れの人Paul Wellerが率いたStyle Council(通称スタカン)の2ndアルバム『Our Favorite Shop』
アワ・フェイヴァリット・ショップ
発表年:1985年
ez的ジャンル:オシャレ&硬派系スタイリッシュ・ポップ
気分は... :昼下がりのカフェで、たまにはマジメにいろいろ考えてみる...

僕はJam時代からPaul Wellerの信奉者だ。
Jamを知らない人のために簡単に説明しておくと、1970年代後半のパンク・ムーヴメント真っ只中のUK音楽シーンに登場したモッズ・バンドがThe Jamであり、その中心人物であるPaul Wellerは、若者の期待を一身に集めた時代のリーダー的存在だったってカンジかな。

1982年のJam解散に少なからずショックを受けていた僕の目前に、突如現れたのがPaul Wellerの新グループ(というか新ユニット)Style Councilであった。Style Councilの魅力は、Jam時代のエッジの効いたビート感溢れるモッズ・サウンドは影を潜め、グループ名(Style Council=スタイル討議会)の通りRock、Soul/R&B、Funk、Jazz、Latin、Bossa Novaなど様々な音楽スタイルを取り入れた何でもアリの、とにかくカッコイイ、オシャレなPOPソングということに尽きる。ただし、サウンドはオシャレだけど、歌詞はシニカルで硬派なのがPaul Wellerらしい。さすが兄貴!

オススメ曲を紹介しときやす。

「With Everything To Lose」
ラテン調の小粋なナンバー。個人的にはアルバムで一番好き☆
この曲を気に入った方には、曲はそのままで歌詞違い、アレンジが少しブルージーな「Have You Ever Had It Blue」という曲もアリマスのでぜひお試しを!1粒で2度美味しい気分。

「The Lodgers」
D.C LeeのボーカルをフューチャーしたR&Bナンバー。
イントロの彼女のボーカルを聴いただけで、ゾクゾク☆ワクワクする。
この曲はシングルバージョンとアルバムバージョンで異なるのでご注意を!

「Luck 」
涼しげな躍動感が心地よいナンバー。
僕のスタカン・ベストソング「My Ever Changing Moods」(シングルバージョン)とセットで聴くと、かなり気持ちイイ!

「Walls Come tumbling Down」
後期Jamを彷彿させるガッツ溢れるナンバー。
これを気に入った人はJam時代も聴いてみてねっ。

「Shout To The Top」
彼らの代表曲の1つ。フジテレビの朝の情報番組「特ダネ」のテーマ曲なので聴いた人も多いハズ。

去年発表のPaul兄貴のソロアルバム『Studio 150』もオススメです。全曲カバーだけど、彼ほどR&B系カバーがハマるRockアーティストもいないと思いマス。
posted by ez at 19:43| Comment(4) | TrackBack(2) | 1980年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月17日

Steely Dan『Aja』

クロスオーバー&AORの最高峰Steely Dan『Aja』
彩(エイジャ)
発表年:1977年
ez的ジャンル:クール摩天楼AOR
気分は... :昔はオシャレな音楽と言えばコレだった!

僕が中学・高校時代に最もオシャレな音楽だと思っていたのはAORだった。
僕がAOR(Adult Oriented Rock)というジャンルを最初に強く意識させたのが中学生の時に 聴いたこのアルバムである。こんな洗練された音楽があることを知り、少なからずショックを受けた。それからBobby Caldwell、Boz Scaggsなんかに興味を持つようになった。

Steely Danの魅力と言えば、多数の腕利きミュージシャンを贅沢に使い、ROCK、JAZZ、R&B、POPSなど様々なスパイスを絶妙にブレンドしたクロスオーバーな音世界だ。今思うと、Donald Fagenのあのクールでキザな鼻づまりボーカルにも中毒気味だったのかもしれないかな?

オススメ曲を紹介しときやす。

「Peg」
当時、シングルカットされたこの曲が一番キャッチーで好きだったなぁ。
Hip-HopファンにはDe La Soul「Eye Know」のサンプリング・ネタと言えばわかるかも。
今でもこのイントロを聴いただけで嬉しくなり、顔がニヤけるね。

「Black Cow」
アルバムのオープニングを飾るゴージャスムードの曲。
最初は不思議なカンジの曲に聴こえたが、聴くたびにいい曲だと思えるようになってきた。

「Aja」
中学生の僕にとって、この曲こそ“大人の音楽”ってイメージが強かったなぁ。
アルバムジャケットのイメージとも合致する幻想的でクールな世界に憧れたよね。

「Deacon Blues」
Donald Fagenのキザなボーカルが最も堪能できる曲。
中学生の僕に断片的に聞こえてきたgamblers、saxophone、Scoth whiskeyなどの歌詞の一部が、僕のイメージを増幅させていた気がする。

「Josie」
都会のクールで少し怪しげなカンジを醸し出す曲
もしかしたら、今聴くとこの曲が一番好きかも?

Steely Dan活動停止後に発表されたDonald Fagenのソロアルバム『The Nightfly』(1982年)も高校時代に我が家のターンテーブルを最も占領したアルバムです。
posted by ez at 03:13| Comment(2) | TrackBack(0) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月15日

Brownstone『From The Bottom Up』

90年代女性R&Bグループの中では地味だけど大好きなBrownstoneのデビューアルバム『From The Bottom Up』デス。
From the Bottom Up
発表年:1994年
ez的ジャンル:胸キュン&ゴスペルフィーリング系女性R&B
気分は... :ノリだけじゃなく心に響くR&Bを聴きた〜い!

90年代に活躍した女性R&Bグループと言えば、En Vogue、SWV、TLCあたりが有名だと思うけど、この時代の僕のダントツNo1はBrownstoneだった。Michael Jacksonが絡んでいたにも関わらず、当時はかなり地味な存在だったよね。

彼女達の魅力は、何といってもゴスペルフィーリング溢れるコーラスワークにある。
コーラスがパワフルで分厚く、3人の声が見事にシンクロして響きわたるカンジがイイ!
3人のコーラスワークが紡ぎ出す世界は歌好きにはたまらんですよ。

オススメ曲を紹介しときやす。

「If You Love Me」
正直このアルバムを購入した理由は、この1曲をどうしても手元に置きたかったから。
胸キュンのイントロから、静かにボーカルが絡み、ミディアム加減がメチャカッチョ良いサビ部分へ...ホント完璧ツボにハマった曲。当時タバコのCMソングとして流れていたので、サビ部分は結構覚えている人もいるんじゃないかな?

「Grapevyne」
彼女達らしいコーラスワークが堪能できる1曲。「If You Love Me」1曲狙いで買った僕だったけど、この「Grapevyne」を聴いて“こりゃ大変、ホンモノに出会ったぜ!”と確信した。

「I Can't Tell You Why」
Eaglesのヒット曲のカバー。やや抑え目なボーカルが逆にいいカンジです。

「Half Of You」
アルバムのエンディングを飾る感動の1曲。
ピアノ伴奏のみなので、歌の持つパワーをホント実感できる。途中から絡んでくる男性シンガーもバッチリだし、なんてずっと思っていたら、最近になってこのシンガーがGordon Chambersであることが分かった。ちなみに彼が今年出したアルバム『Introducing... Gordon Chambers』も大スイセン盤です。

2nd『Still Climbing』もメンバーチェンジしているけど、1stに負けず劣らずの傑作です。この2枚は今後も僕の魂を揺さぶり続けるんだろうな。
posted by ez at 23:34| Comment(8) | TrackBack(0) | 1990年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月14日

Bill Evans『Alone』

最も好きなジャズピアニストであるBill Evansの美しすぎるピアノソロアルバム『Alone』
アローン+2
発表年:1968年
ez的ジャンル:水墨画系、快眠系Jazzピアノ
気分は... :不安で眠れない夜に安らぎを・・・

現在の僕はいろんな面で軌道修正を余儀なくされ、今後自分が進むべき道について、かなり迷っている。人前ではそんな姿は極力見せないようにしているが、実際自宅に一人でいるとかなり煮詰まることも多い。そんな状況になると不安で眠れなくなってしまう悪循環に陥る。

そんなピンチを救ってくれるアルバムがBill Evans『Alone』である。ガラス細工のような繊細なピアノ・サウンドは、不安な気持ちを忘れてしまうほど、ただただ美しい。

彼の無駄を省いたシンプルかつ美しい演奏スタイルは、日本文化特有の「わび、さび」に通じる感じがする。多分、僕が彼に惹かれてやまない理由は、そんなところと結び付いているのだと思う。

オススメ曲を紹介しときやす。

「Here's That Rainy Day」
まずはこの曲で安らぎタイムがスタート!曲名そのままでドシャ降り雨模様の心をやさしく包み込んでくれる。何だか、自分の不安な気持ちを正直に打ち明けている気分になる。

「Time for Love」
そうするうちに2曲目「Time for Love」に突入。
「静」の前半から「動」の後半への展開が、「お前の悩みはわかったけどさぁ。そんなの大したことねぇーじゃん。クヨクヨすんなよ!」と僕を諭してくれる。

「Midnight Mood」
3曲目「Midnight Mood」に突入する頃には、僕の不安はかなり収束に向かっている。
「そうだよなぁ。悩んだところで何も解決しないし、まぁひとまず寝よっ」ってカンジ。

そして、4曲目を聴くことなく、僕は深い眠りの森へと吸い込まれていく...真面目なJazzファンならば5曲目の大作「Never Let Me Go」あたりを大スイセンしないといけないんだろうけどねっ。
posted by ez at 17:29| Comment(2) | TrackBack(0) | 1960年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月12日

Ohio Players『Honey』

オハイオをFUNKの名産地とした立役者Ohio Playersの甘くて危険なアルバム『Honey』
Honey
発表年:1975年
ez的ジャンル:お口べとべと猥雑FUNK系
気分は... :Funkグループのメロウナンバーでヤラれたい!

Zapp、Slave、Dayton...僕のお気に入りFunkグループはみんな\(^ー^)/オハイオ〜出身。
まぁ、Ohio Playersという偉大な先輩が居たからこそ、オハイオからFUNKグループが続々と輩出されたんだろうけど。

1つエピソードがある。このジャケット写真の女の子(実はレコード会社の社長の娘)は、実際に大量のハチミツを体中に垂らされ、この写真を撮影した。長時間に及ぶ撮影が終了した時、ハチミツが固まってしまい、彼女は床のアクリル板に張り付いて動くことが出来なくなった。あわてた撮影スタッフは、お湯をかけてハチミツを溶かし、無事彼女は救出された...信じられないような本当の話。
(本当はCDよりもオリジナルのLPでその素晴らしさがわかるジャケットなんだけどねっ)

オススメ曲を紹介しときやす。

「Love Rollercoaster」
まずはFunkバンドなのでやっぱりゴキゲンでアホなナンバーを聴かないとね。
と言うことで、Red Hot Chili Peppersのカバーでも有名な猥雑ファンクナンバーがこれ。カッティングがメチャグーでカッチョいいねっ!

「Honey」
アルバムの冒頭を飾るメロウなスローナンバー。
僕は彼らのFunkナンバー以上にアルバムに数曲必ず入っているスローにメチャ弱い。
意外にもメチャメチャ泣かせるコーラスワークに即KOされてしまう。ダミ声とのギャップがたまらん☆

「Sweet Sticky Thing」
お待たせしました!このアルバムのハイライト間違いナシ☆のとろけるスウィートナンバーがコレ。この気持ち良いミディアム・グルーブで僕は瞬く間に昇天してしまう♪

Ohio Playersの代表作って言うと、本作以外では『Skin Tight』(1974年)、『Fire』(1974年)を挙げる人が多いと思うけど、個人的には『Angel』(1977年)がオススメです。
posted by ez at 23:39| Comment(10) | TrackBack(0) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする