発表年:1994年
ez的ジャンル:胸キュン&ゴスペルフィーリング系女性R&B
気分は... :ノリだけじゃなく心に響くR&Bを聴きた〜い!
90年代に活躍した女性R&Bグループと言えば、En Vogue、SWV、TLCあたりが有名だと思うけど、この時代の僕のダントツNo1はBrownstoneだった。Michael Jacksonが絡んでいたにも関わらず、当時はかなり地味な存在だったよね。
彼女達の魅力は、何といってもゴスペルフィーリング溢れるコーラスワークにある。
コーラスがパワフルで分厚く、3人の声が見事にシンクロして響きわたるカンジがイイ!
3人のコーラスワークが紡ぎ出す世界は歌好きにはたまらんですよ。
オススメ曲を紹介しときやす。
「If You Love Me」
正直このアルバムを購入した理由は、この1曲をどうしても手元に置きたかったから。
胸キュンのイントロから、静かにボーカルが絡み、ミディアム加減がメチャカッチョ良いサビ部分へ...ホント完璧ツボにハマった曲。当時タバコのCMソングとして流れていたので、サビ部分は結構覚えている人もいるんじゃないかな?
「Grapevyne」
彼女達らしいコーラスワークが堪能できる1曲。「If You Love Me」1曲狙いで買った僕だったけど、この「Grapevyne」を聴いて“こりゃ大変、ホンモノに出会ったぜ!”と確信した。
「I Can't Tell You Why」
Eaglesのヒット曲のカバー。やや抑え目なボーカルが逆にいいカンジです。
「Half Of You」
アルバムのエンディングを飾る感動の1曲。
ピアノ伴奏のみなので、歌の持つパワーをホント実感できる。途中から絡んでくる男性シンガーもバッチリだし、なんてずっと思っていたら、最近になってこのシンガーがGordon Chambersであることが分かった。ちなみに彼が今年出したアルバム『Introducing... Gordon Chambers』も大スイセン盤です。
2nd『Still Climbing』もメンバーチェンジしているけど、1stに負けず劣らずの傑作です。この2枚は今後も僕の魂を揺さぶり続けるんだろうな。