2005年09月27日

Everything But the Girl『Eden』

Ben WattとTracey ThornのデュオEverything But the Girl(以下EBTG)によるネオアコの名作『Eden』
エデン(紙ジャケット仕様)
発表年:1984年
ez的ジャンル:気だるい系ネオアコ
気分は... :まぁ、気楽に行きましょ!

高校2年の時、FMラジオでTracey Thornの「Night and Day」、「Femme Fatale」(共に1982年のソロアルバム『Distant Shore』に収録)の2曲を聴いた。「Night and Day」は、ポピュラー音楽の大御所Cole Porterによるお馴染みのスタンダードナンバー♪「Femme Fatale」は、アンダーグラウンド界のカリスマVelvet Undergroundの名曲である。こんな趣きの異なる2曲を気だるく淡々と歌う、何の飾りもないあまりにシンプルな音楽に衝撃を受けないはずが無かった。

その後、TraceyがBen Wattとデュオを組み、Everything But the Girl(以下EBTG)として発表した1stアルバムが『Eden』である。Traceyのソロに比べると、カラフルに洗練されたBossa & Jazzyテイストの音楽ってカンジかな。休日の午後あたりに、何も考えず、何もせずにこのアルバムを聴いていると、とっても気分が穏やかになるだよねっ!

オススメ曲を紹介しときやす。

「Each And Every One」
このアルバムで最も有名な曲。彼らのファンであればこの小粋なBossa Nova調のナンバーをフェイバリットに推す人も多いのでは?ちょっとSaxなんかがオシャレすぎる気もするけどね。

「Bittersweet」
まさにポッキー&ウィスキーなビター・スウィートなカンジ(¬¬)

「Another Bridge」
小気味良いネオアコ満喫ナンバー。懐かしい(?)青春時代ってカンジがするね!

「Spice Of Life」
前述の「Femme Fatale」に似た気だるいカンジが気持ちイイ曲。今の僕にも人生のスパイスが必要かも?しかも思い切り辛目のヤツ(≧o≦)

「Even So」
なんか気分はスイーツ・フォレストな曲(意味不明でゴメンちょ)m(。-_-。)m

「I Must Confess」
Jazzテイストのブルージーなナンバー。
この曲聴いてると、スタカン(Style Council)が続けて聴きたくなる(『Cafe Bleu』収録の「The Whole Point Of No Return」なんかとセットで)♪

『Walking Wounded』(1996年)以降はドラムンベースやテクノ寄りのアプローチへ向かってしまった彼らだけど、それはそれで結構スキだったりして...\(^_^ )
posted by ez at 10:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 1980年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする