発表年:2001年
ez的ジャンル:エレガント系男女デュオR&B
気分は... :男と女ってややこしい?
ここ数年印象に残る男女デュオR&Bのアルバムと言えば、夫婦デュオKenny Lattimore & Chante Moore の『Things That Lovers Do』が思い浮かぶ。裏ジャケの“これを聴くと妊娠するかも?”という注意書きで話題になったように、二人だけのラブラブな世界のアルバムだ。あまりのアツアツぶりに少々妬けてくるかも?
その点、2001年に出たFonzとVeeのデュオKoffee Brown『Mars/Venus』は、もっと純粋に男女ボーカルの絡みを楽しめる。ちなみにプロデューサーは元Naughty By NatureのKay Geeデス。Kenny Lattimore & Chante Mooreのラブラブぶりと比較すると、酸いも甘いも知っている大人の男女の会話のようなアルバムってカンジ。
♂♀をコーヒー豆でかたどったジャケットも印象的だよね。
関係ないけど、松本明子のデビューシングルは「♂・♀・Kiss(オス・メス・キス)」デス(¬¬)
オススメ曲を紹介しときやす。
「After Party」
デビューシングルとなったスムーズなダンスチューン。この落ち着いた雰囲気が何ともエレガンス☆以前に紹介したDe La Soul「Say No Go」と同じくDaryl Hall & John Oates「I Can't Go For That」をサンプリングしてます♪
「Didn't Mean To Turn You On」
個人的にはイチオシのミディアム・ナンバーです。AOR大好きな僕がハマるパターンの気持ちのイイ曲です。Du-Ganzというラッパーをフューチャーしてます。
「Weekend Thing」
「Didn't Mean To Turn You On」と並んでお気に入りのグルーヴィーなナンバー。この曲を聴いていると、続けてAlexander O'NealとCherrelleの名曲「Saturday Love」(1985年)を聴きたくなる。
「I Got Love (Scars)」
しっとりとした大人のバラード。アーバンな雰囲気たっぷりデス。
「Blackout」
Lady Luckという女性ラッパーをフィーチャーした、とってもキャッチーなナンバーです。アルバムの中でいいアクセントになっている曲だと思いマス。
残念なことに彼らはその後別れてしまったため、このアルバムがKoffee Brown唯一のアルバムだ。男と女ってややこしいよね!