2005年10月18日

Spandau Ballet『True』

みんな一度は聴いたことがあるであろう名曲スロー「True」収録のSpandau Ballet 『True』
トゥルー
発表年:1983年
ez的ジャンル:アダルト&ゴージャス系ニューロマ
気分は... :♪ハァー・ハッハッ・ハァーハァー♪(☆_☆)

Spandau Balletは、80年代前半のニューロマ・ブームの中で登場してきたグループであり、本国イギリスではDuran Duranのライバル的存在だった。ちなみにニューロマとは、ニューロマンティック・ロックの略であり、80年代初頭のファッショナブル&ビジュアル系のUKポップ・ミュージックのムーブメントのことデス。そう思うと、Spandau BalletってDuran Duran、Adam And The Antsといった他のニューロマ系グループと比較すると、オトナのグループ(=オヤジくさいグループ?)ってカンジだったよね。

僕は別にSpandau Balletのファンではなかったが、この「True」だけは別格で大好きだった。このロマンティックなスローがバックで流れ、隣には愛しの子が...なんて妄想をよく抱いていたものだ。今でも♪ハァー・ハッハッ・ハァーハァー♪というあのフレーズを聴いただけで甘酸っぱい気分になる。

実はSpandau Balletのオリジナルのみならずサンプリングネタで使っている曲も含めて「True」好きなんだよねぇ。

なので、今日はいつもと違うパターンで「True」ネタ曲を紹介しやす。

Nelly「N Dey Say」(2004年)
アルバム『Suit』収録。大ヒット曲「My Place」だけじゃなくて、この曲も忘れないでね!ちなみに「My Place」はTeddy Pendergrass「Come On With Me」、Debarge「I Like It」の2曲をネタに使っていたけど、「I Like It」はともかく「Come On With Me」は意外なネタだったよねぇ。

P.M.Dawn「Set Adrift On Memory Bliss」(1991年)
キワモノHip-Hopの一発屋☆このグループ名でピンと来る人は、それだけで年代バレちゃうよね。この曲収録のアルバム『Of the heart,of the soul and of the cross』を持っているけど正直「Set Adrift On Memory Bliss」以外を聴くことはマズ無いっす。でも、「Set Adrift On Memory Bliss」だけはしっかりiTunesにインポートしてありヤス。

ICE「C'est La Vie」(2003年)
宮内和之と国岡真由美によるJ-POP屈指のユニットICEによるネタづかい。アルバム『Formula21』収録。個人的には「True」ネタでこの曲が一番好きだなぁ。他の曲と比較して、一番オリジナルの雰囲気と違うけど、一番オシャレな仕上がり。オリジナル「True」のアダルト&ゴージャスな雰囲気と、ICEの都会的でクールなサウンドが見事にマッチしてマス。夜のドライブにピッタリっす。

Gordon Chambers「Slippin' Away」(2005年)
今年イチ押しの男性R&Bアルバム『Introducing Gordon Chambers』収録。正直、ICE「C'est La Vie」と同じ位秀逸デス。オリジナル「True」が多少古臭いと感じる人は、この曲でその不満を解消できるはず! オリジナル以上にメロウかもね?それにしても彼の名を紹介するのは、このブログでもう3回目になるので、『Introducing Gordon Chambers』も紹介しなくちゃね。

最後にアルバム『True』について触れておくと、「True」以外にも「Communication」「Lifeline」など佳作が多いデス。ニューロマ好きの人はぜひどうぞ!
posted by ez at 01:08| Comment(8) | TrackBack(0) | 1980年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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