発表年:1980年
ez的ジャンル:クインシー系R&B/フュージョン
気分は... :ホロ酔い気分だぜ〜!
今日は徹夜明けでかなりクタクタ状態デス。でもある事が一区切りついたので解放感に浸りたい気分っす。そしたらふと聴きたくなったのがこのアルバム。僕にとってGeorge Bensonってそんな音楽なのかなぁ?
George Bensonって別に深い思い入れがあるアーティストじゃないんだけど、でも気づくと長い間安定的に聴き続けている気がする。多分、いつ聴いてもお手軽に“程よく”イイ気分にさせてくれるからだと思う。千円札1枚でいつでも“ホロ酔い”気分にさせてくれる、熱燗1本+焼き鳥4本のセットってカンジかなぁ。
そんな僕にとっての“ホロ酔いセット”George Bensonに初めて出会ったアルバムがこの『Give Me The Night』だ。当時はジャズギタリストだなんて全然知らず、てっきりR&Bシンガーだとばかり思っていた。
Quincy Jonesプロデュースで、Rod Tempertonが作品を数多く提供している点では、このアルバムの前年に発表されたMichael Jackson『Off The Wall』と全く同じデス。『Bad』以降のMichaelに殆ど興味がない僕だが、今でも『Off The Wall』だけでは別格でスキなアルバムだ。その意味では『Off The Wall』と『Give Me The Night』には共通する何か特別なものを感じるねっ♪
オススメ曲を紹介しときやす。
「Love X Love」
アルバムのオープニングを飾るRod Temperton作品。僕がBensonで一番スキな曲。この気持ち良さは格別☆さすがRod Tempertonだね。僕的には同じTemperton作品であるMichaelの「Rock With You」と兄弟ソングだと勝手に思ってマス。
「Give Me The Night」
大ヒットしたタイトル曲☆勿論これもTemperton作品。この曲聴けば誰でもディスコソングを歌うR&Bシンガーだと思うよね。
「Moody's Mood」
これは同じボーカルもので一応Jazz系のボーカリストってカンジがするPatti Austinとのデュエット曲。昔は全然聴かなかった曲だけど、最近は結構お気に入りデス。
「Dinorah, Dinorah」
ギタリストとしてのBensonの魅力が堪能できるインストナンバー。MPB屈指のシンガーソングライターで僕も大好きIvan Linsの作品デス。そう言えば、このブログでブラジルもの全く扱っていないのでそのうち紹介しヤス。こういった曲でのBensonのスキャットってカッコイイよねぇ。ホント、彼はスキャットがハマりまくる人だと思う。
「What's On Your Mind」
「Turn Out The Lamplight」
当時の表現で言えば、ブラコンというかAORっぽい2曲。元々甘い声のBensonがこの手の曲を歌うと、いささか出来すぎの感もあるんだけどねぇ。
ボーカリストのBensonに興味がある人は『In Your Eyes』(1982年)もどうぞ。