2005年11月25日

Simply Red『Stars』

Mick HucknallとGOTAによるロマンティックかつグルーヴィーなアルバムSimply Red『Stars』♪
Stars
発表年:1991年
ez的ジャンル:スタイリッシュ・ブルー・アイド・UKソウル
気分は... :星に願いを...

Simply Redって聞くと、DCブランドをイメージしてしまう...

Simply Redは僕が大学生の時にデビューしたバンドだ。その頃はファッションで言えばDCブランド花盛りの時期で、Simply Redの衣装はあのPaul Smithが手掛けていた。彼らのアルバムにもわざわざClothesとしてPaul Smithの名前がクレジットされている。僕の記憶が正しければ、Paul Smith自身がSimply Redのファンだったはずだ。

大学生の時に、新宿で彼らのライブを見たが、メンバー全員がPaul Smithに身を包み、音楽もさることながら“エラく衣装がキマっているバンドだなぁ”との印象を受けた。当時の僕も柄にもなくDCブランドにハマっていたので...(/o\)

肝心の音楽性で言えば、Simply Redの魅力は、リーダーのMick Hucknallのソウルフルなボーカルに尽きる。グループと言いつつ、Simply Redの実態はMick Hucknallプロジェクトだったしね。当時の僕の感覚ではロックというよりも、Paul SmithのイメージそのままにスタイリッシュなUKソウルを聴いているとの感覚の方が強かったなぁ。

そんな彼らのアルバムの中で一番オススメなのが1991年発表の4th『Stars』である。それまでのアルバムも悪くはなかったけど、このアルバムから格段にサウンドが良くなった。その最大の功労者はこのアルバムからバンドのメンバーになった、日本が世界に誇るサウンド・クリエイターGOTAこと屋敷豪太である。

屋敷豪太といえば、Nelly Hooperと共に一時代を築いたクラブ・ミュージックであるグランド・ビート(Ground Beat)を仕掛けたグルーヴ・マスターである。90年代前半、僕はかなりのGOTAマニアだった。クレジットにGOTAの名があるだけで無条件でCDを購入していたもんね。ちなみにGOTA & The Heart of Gold『Something to Talk About』収録の「Someday」、「All Alone」の2曲は僕の90年代の超ヘビーローテーションだったなぁ。特に「Someday」は今でもiPodで日常的に聴いてマス。

稀有のブルー・アイド・ソウルマンMick Hucknallとグルーヴ・マスターGOTAの強力タッグが生み出したロマンティックかつグルーヴィーなアルバムが『Stars』デス。

オススメ曲を紹介しときやす。

「Stars」
最近でも中村獅童が出ていたスバル「 IMPREZA」のCM曲としてもお馴染みのタイトル曲。文句無しメロウ&グルーヴ・サウンドと、Mickのスタイリッシュかつソウルフルなボーカルが絶妙にマッチングしている永遠の名曲。アルバムジャケット同様に星に願いを託したくなるよねっ。

「Something Got Me Started」
アルバムのオープニングを飾るSimply Redらしい疾走感と気持ち良さが同居するナンバー。ファンキーなピアノが印象的デス。

「Thrill Me」
硬質なんだけどパーカッシッブなグルーヴ感がイイ感じの曲。密かなお気に入り☆

「For Your Babies」
Mickのボーカリストとしての魅力を堪能できるロマンティックなナンバー。Mickにこの手のバラードを歌わせたらホント絶品だねっ。イントロと間奏のアコギが何ともステキ!

「How Could I Fall」
スタイリッシュな大人のバラード。キマりすぎなんだけど、それが嫌味にならなないのがSimply Redの魅力だと思いマス

「Freedom」
GOTAの実力が存分に発揮されたグルーヴ感満載のナンバー。聴けば聴くほどカッチョ良さを実感できマス。

今思うと、僕にDCブランドはミスマッチだったねぇ。それにしても当時よくそんな金があったなぁ。今より全然リッチじゃんo(><)o
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2005年11月24日

The Beatles『Rubber Soul』

説明不要☆ロックの最重要グループBeatlesの作品中ボクの一番のお気に入り『Rubber Soul』
Rubber Soul
発表年:1965年
ez的ジャンル:ロックのマストアイテム
気分は... :今夜も『あいのうた』で号泣(; ;)。。。

Beatlesについては“ロック史の最重要グループ”という説明以外何も必要ないのかもしれない。

Beatles、Rolling Stones、Whoという別格扱いのロック3大グループの中で、Rolling Stones、Whoは今でもフツーによく聴くけど、Beatlesを最近聴くことは正直あまりない。でも、僕が今でもBeatlesの影響を大きく受けていることに変わりはない。

僕が洋楽を聴き始めた頃、Beatlesはとっくに解散していた。
にもかかわらず、僕はBeatlesにズッポリのめり込み、その結果、現在のような音楽好きになったと言っても過言ではない。特に、中学生の頃は、試験勉強のように(いやそれ以上だね)Beatlesの楽曲や歴史を覚えるのに必死だったなぁ。

だから、中3の時に起こったJohn Lennon射殺のニュースは大ショックだった。
購入したばかりのJohn Lennon(& Yoko Ono)のニューアルバム『Double Fantasy』(1980年)を自宅で聴いている時に、友人から“Johnが殺された!”との電話をもらい、受話器を握りにながら事態をなかなか把握できず呆然としていた記憶がある。

Beatlesのアルバムは全作品マストなので、1枚だけ選ぶのは至難の技だけど、なんだかんだ言っても6th『Rubber Soul』(1965年)と7th『Revolver』(1966年)の2枚が一番好きかなぁ。特に、一番聴いた頻度が高いアルバムが本作『Rubber Soul』デス。この作品は、脱アイドル化し、ロックシーン全体の先導者・革新者として、新たなアプローチを試みていった中期Beatlesの最初のアルバムと位置づけられマス。全体的には、とても内省的だけど、そこが魅力のアルバムだよね。

オススメ曲を紹介しときやす。

「Drive My Car」
Paul McCartneyらしい、ドライブ感溢れるハードなロックナンバー。Paulのベースがカッチョイイ!昔よく♪ビビ〜ッ、ビビ〜ッ、イェ〜♪というコーラスを叫んでいたなぁ!

「Norwegian Wood (This Bird Has Flown)」
村上春樹の小説「ノルウェイの森」でもお馴染みのJohnの名曲。George Harrisonが初めてシタールを使った曲でもあり、このシタールがほんわかムードをうまく醸し出しているよねっ。

「You Won't See Me」
アルバムの中ではかなり地味な曲だけど、このコーラスワークがBeatlesらしくてスキだなぁ。

「Nowhere Man」
とってもポップなメロディと、居場所がないひとりぼっちの自分を見つめる内省的な歌詞のギャップが魅力の曲。中学生の一時期、勝手にこの曲を自分のテーマ曲にしていた。今思うと、俺って孤独だったのかなぁ?

「Michelle」
Paulのセンスが光る美しくロマンティックなラブソング。中学生の頃エラク洒落た曲だと思ったねぇ。昔はかなりの人気曲だったけど、今はどうなのかねぇ?

「Girl」
男を狂わせる女の子について歌うJohnのレイジーなナンバー。結局Johnを狂わせたのはYokoなのだが...

「In My Life」
僕のBeatlesマイ・フェイバリット・ソング。Johnが思い出の地ペニーレインをテーマに書き上げた感動的な名曲。間奏のGeorge Martinによるハープシコードのような美しいピアノの音色がセンチメンタル気分をさらにアップしてくれる。この曲を聴いているだけで、自然と胸が熱くなり涙がこみ上げてくるんだよねぇ。映画「For The Boys」の中でBette Midlerが歌うこの曲のカヴァーも涙なしは聴けません。

「If I Needed Someone」
最後に忘れちゃいけないGeorge Harrisonのナンバー。後期Beatlesでその才能を存分に発揮したGeorgeだけど、この曲はそれ以前に彼が書いた作品の中で最高傑作だと思いヤス。先日紹介したByrdsにも通じるサイケなムードを持った曲デス。

『あいのうた』を観て「In My Life」を聴いたら、理由もなく大泣きしてしまった。
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2005年11月23日

Eurythmics『Be Yourself Tonight』

目覚めたAnnie Lennoxの解放的パワー溢れるアルバムEurythmics『Be Yourself Tonight』
Be Yourself Tonight
発表年:1985年
ez的ジャンル:クール&ソウルフルUKポップ
気分は... :目覚めなさい!

このアルバムはAnnie Lennoxが女性として覚醒したアルバムだと思う。これ以降のAnnieはどんどんパワフルな女性になっていったカンジがするなぁ。

Dave StewartとAnnie Lennoxの男女ユニットEurythmicsがブレイクしたのは1983年の「Sweet Dreams」の大ヒットだった。でも、当時の僕にとってEurythmicsは、ヒンヤリしたシンセと(当時は)無機質なAnnieのボーカルが相俟って、暗ぁ〜い憂鬱なカンジのグループというネガティブな印象しか無かったなぁ。Annie Lennoxの中性的なカンジも最初は生理的に拒否反応を起こしていたかも?

そんな彼らの印象が変わったのが1983年発表の3rdアルバム『Touch』収録のカリプソ・フレイヴァー溢れる「Right By Your Side」だった。Eurythmicsがカリプソなんて少し意外だったし、Annieにも陽気な一面があるんだ!って思ったなぁ。

そして登場したアルバムが『Be Yourself Tonight』(1985年)である。このアルバムは、僕が初めてAnnieに異性としての魅力を感じた作品でもある。どうしても名曲「There Must Be an Angel」に目が行ってしまうんだけど、僕が衝撃を受けたのは1stシングル「Would I Lie to You?」に代表されるAnnieのソウルフルなボーカルだった。これまで聴いたことが無い腹式呼吸使いまくりの彼女のパワフルなボーカルに、何か全てから解き放たれた覚醒を感じたよねぇ。

オススメ曲を紹介しときやす。

「Would I Lie to You?」
1stシングルとなったRock'n Soulなナンバー。ソリッドなサウンドとシャウトするAnnieのダイナマイトかつソウルフルなボーカルはインパクト大。彼らの全シングル中この曲が一番スキですっ!

「There Must Be an Angel (Playing With My Heart)」
説明不要の名曲♪ダラリダリラリラ〜♪というあのイントロを聴いただけで、天使が舞い降りてくるようなドリーミーな気分になるよね。Annieが天使に扮するPVも大スキでした☆Stevie Wonderのハーモニカも好サポートです。朝の通勤・通学時なんかに聴くイライラ解消になるよねっ。

名曲だから、カヴァーもたくさん。一番有名なのは5〜6年前の藤原紀香、豊川悦司、稲垣吾郎共演のドラマ「危険な関係」のエンディング曲だった井出真理子のカヴァーかな。他にもFantastic Plastic Machineや、シブいのではSharon Forresterというアーティストのラヴァーズレゲエのカヴァーもありヤス。あとハウス系だと10年以上前にUtah Saints「What Can You Do For Me」という曲でサンプリングネタとして使われてマス。

「Sisters Are Doin' It for Themselves」
“クイーン・オブ・ソウル”Aretha Franklinと共演したパワフルなナンバー。まさに女性の自立を高らかに歌った曲♪女王相手でもガップリ四つのAnnieがも頼もしいです。曲が何となくTaking Headsっぽいところも好きです。

「Conditioned Soul」
いきなり尺八が聞こえるイントロから始まるミステリアスなナンバー。UKらしいムードの曲だと思いマス。

「Adrian」
Elvis Costello参加曲。ポップセンスが光るキャッチーなナンバー。アルバム中の隠れ名曲デス。

「It's Alright (Baby's Coming Back)」
Annieの覚醒をとてもよく実感できる曲。僕がAnnieに抱く“強くて魅惑的な女性”というイメージそのまんまデス。

僕は基本がガキっぽい性格なので、キリリとカッチョ良い女性にメチャ弱い( ̄0 ̄;)
きっとAnnieみたいな女性ならば、瞬く間に手玉に取られてしまうだろうね...それでもいいっか!
posted by ez at 01:05| Comment(0) | TrackBack(2) | 1980年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月22日

Musiq『Soulstar』

2000年代のネオ・フィリー・ブーム☆その代表的アーティストMusiqの3rdアルバム『Soulstar』
Soulstar
発表年:2003年
ez的ジャンル:Stevie系ネオ・フィリー
気分は... :フィリー・ソウルって?

ご存知の通り、The Rootsが土台をつくり、その後MusiqをはじめBilal、Jill Scott、Kindered The Family Soul、Jaguar Wrightなどフィラデルフィアを拠点とする実力派アーティストが目覚ましい躍進を見せたムーブメントがネオ・フィリー・ブームである。

僕も別にネオ・フィリーとかを意識することなく、ネオ・ソウルの流れの中で、知らぬ間にこれらのアーティストのアルバムの購入枚数が増えていた。気取らずナチュラルで、でもグルーヴ感は忘れないこれらのアルバムは、僕にとってもフィットする。

ただ、ネオ・フィリー・ブームを“フィリー・ソウル”って言葉で括っている記事等を見るとオヤGとして多少違和感を覚えるのデス。僕なんかが“フィリー・ソウル”と聞くと、70年代の初めの(元祖)フィリー・ソウルを思い出してしまうんだよねぇ。

代表的なアーティストとして、Delfonics、Stylistics、Spinners、O'jays、Three Degrees等が挙げられ、スローでもダンスナンバーでも、スウィートネス、メロウネスたっぷりで、かつ分厚いストリングスに代表されるゴージャスなサウンドが特徴と言えマス。O'jays「Love Train」や70年代の人気番組“ソウル・トレイン”としてテーマで知られるMFSB feat. Three Degrees「T.S.O.P.」なんかが典型デス。

僕的には“こってり”ゴージャス・サウンドの元祖フィリー・ソウルと“あっさり”ナチュラルなネオ・フィリーの間には、“フィラデルフィアを拠点にしている”という点以外の共通項はあまり感じないのデス。なので、両者に同じ“フィリー・ソウル”という言葉を使ってしまうと、元祖フィリー・ソウルの現代版がネオ・フィリーであるといった誤解を受けてしまうのでは?と思うのですが...

そういった言い方をするならば、やっぱりニューソウルの現代版ってカンジだもんねぇ。Musiqだって21世紀のStevie Wonderって言い方される事が多いしねっ!まぁ、こんなこと深く考えない方がいいっかヾ(`〜')イカン、イカン\(_ _)ハンセイ

さて、Musiqの3rd『Soulstar』です。購入当初よりも数ヶ月経ってから急にスキになったという、聴き込むほど味が出てくるアルバムです。

オススメ曲を紹介しときやす。

「Forthenight」
1stシングルとなったメロウ&スムーズなミディアム・ナンバー。エレピ好きの僕には、このサウンドと美メロだけで胸キュンです☆Musiqのボーカルとの相性もバッチリです。

「Womanopoly」
ゆったりしているのか、忙しないのかよう分からん不思議なサウンドが後を引きマス。女性の苦境とmonopolyをダブらせたタイトルが面白いよねっ。

「Whoknows」
個人的には一番スキなナンバーであり、去年はホントお世話になった曲デス。傑作スローだと思うなぁ。寒さが身に凍みる時に飲むホットココアのように心を暖めてくれマス。これからの季節にピッタリじゃない!

「Missyou」
Rolling Stonesの名曲「Miss You」のカヴァー。正直Stonesのオリジナルの方が断然スキだけど、これはこれでイイのでは?チャレンジ精神は評価しマス。

「Momentinlife」
Kindred The Family SoulとCee-Loをフィーチャーした落ち着きを持ったミディアム・ナンバー。曲調がモロにStevieっぽいね。

「Dontstop」
Bilalをフィーチャーしたナンバー。ネオ・フィリーを代表する二人が個性を発揮して絡み合うカンジがイイっす。シンプルだけどカッチョ良い曲。

「Givemorelove」
「Forthenight」同様に僕が大好きな典型的なメロウ&スムーズ。Tom Scott「Getaway Day」ネタ。

久々にThree Degreesを聴いたらベタだけどやっぱイイねぇ!そのうち紹介しマス。
posted by ez at 02:46| Comment(2) | TrackBack(0) | 2000年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月21日

Emotions『Rejoice』

永遠のダンスクラシック「Best of My Love」☆Emotions『Rejoice』
Rejoice
発表年:1977年
ez的ジャンル:EW&F系女性R&Bグループ
気分は... :今日は何をお祝いしようかな?

Emotionsと言えば、大ヒットした永遠のダンスクラシック「Best of My Love」であろう。あのイントロとベースラインを聴けば、誰でも踊らずにはいられないナンバーだ。個人的には、この曲とCheryl Lynn「Got To Be Real」、Alton Mcclain & Destiny「It Must Be Love」の組み合わせがかなり強力で、3曲セットで聴くのが大好きデス。

「Best of My Love」のイメージが強いため、Emotionsは流行のディスコ系グループと思われがちだけど、この大ヒットに至るまでは長い道のりであった。Jeanette、Sheila、WandaのHutchinson姉妹によって結成されたグループは1968年に名門レーベルStaxと契約し、Isaac Hayesのプロデュースでメジャーデビューを果たすが、ブレイクはしなかった。

そんな彼女たちにとって、Earth, Wind & Fireのバックコーラスを努めたことが転機となり、彼らのKalimba Productionに迎えられ、Maurice Whiteのプロデュースにより制作されたのが『Flowers』(1976年)であり、それに続く作品が本作『Rejoice』である。以前紹介したDeniece Williams同様にMaurice White、EW&Fの全面バックアップでポップでキャッチーなダンスアルバムに仕上がっている。一方で、彼女達のルーツであるゴスペル・テイストのスローもまさにエモーショナルで絶品デス。

オススメ曲を紹介しときやす。

「Best of My Love」
説明不要のダンスクラシック。POP、R&Bの両チャートで全米No1となった。サンプリングネタとしても定番であり、Conway「Best Of Me」、3rd Bass「Brooklyn-Queens」、Tamia「Fallin' For You」、Positive K「Car hoppers」、Elizabeth Lawson「Here we go」などで使われていマス。 Mary J. Bligeのカヴァーも有名ですね。あと、オヤG世代として懐かしいのが、1981年の岩崎良美「ごめんねダーリン」(尾崎亜美作詞作曲)がまんま「Best of My Love」でしたよねっ!

「A Feeling Is」
少しイナたい感じが魅力のミディアム・ナンバー。彼女達のコーラスワークを堪能できマス。Biz Markie「What Comes Around Goes Us Cold Chillin'」、Masta Ace「Don't Understand」の元ネタです。

「Love's What's Happenin'」
いかにもEW&Fらしいグルーヴ感がとっても気持ちイイナンバー。出だしの部分がEW&Fの大好きな曲「Sing A Song」に似ていてスキです。

「Don't Ask My Neighbors」
「Blessed」
エモーショナルなバラード2曲。こうしたスローでの美しいコーラスワークこそが彼女達の本来の魅力だと思いマス。奇しくも90年代のガールズ・グループJadeがデビューアルバム『Jade To The Max』(1992年)でこの2曲を共にカヴァーしていマス。「Blessed」はL.L. Cool J「No Airplay」 の元ネタです。

「Rejoice」
フェニックス・ホーンズが大活躍のキャッチーなタイトル曲。Hip-Hopファンならばオリジナルよりも213「Gotta Find A Way」の元ネタとして聴いている人の方が多いかもね!

『Flowers』も本作に劣らず絶品っす!苦節10年一花咲かせてヨカッタ\(^^)/
posted by ez at 03:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする