発表年:1991年
ez的ジャンル:Jam & Lewis系エレガンスR&B
気分は... :ゴージャスでロマンティックな夜を...
僕はかなりのJam & Lewis(Jimmy Jam & Terry Lewis)好きだ。特に、80年代後半から90年代前半にかけてはJam & Lewisプロデュースあるいは彼らのプロダクションであるFlyte Tyme Productionの作品というだけでCDに飛びついていたね。
特にお気に入りのJam & Lewisプロデュース作品はS.O.S Bandの『On The Rise』(1983年)、『Just The Way You Like It』(1984年)、『Sands Of Time』(1986年)の3枚だ。この3枚こそがJam & Lewisとの出会いであり、今でもかなり頻繁に聴いている。ホントはS.O.S Bandを紹介したいんだけど、先の3枚のアルバムは残念ながら廃盤で現状ベスト盤しかないため断念してマス。
S.O.S Band以外でお気に入りのJam & Lewis作品と考えたとき、Cherrelle、Alexander O'neal、Force M.D.'s、Change、Human League、New Edition、Sound Of Blackness...等々多くのアーティストの名前が頭を過ぎったが、最終的にはJanet Jackson『Rhythm Nation 1814』(1989年)かKaryn White『Ritual of Love』(1991年)の2枚が最もJam & Lewisらしいという結論に至った。
で、Janetはまた取り上げる機会がありそうなので、今日はLAの歌姫Karyn Whiteに決定!Karyn White『Ritual of Love』は、全米No1になった「Romantic」を含む大ヒットアルバムであり、Jam & Lewisが1つのピークに達した作品だと思う。Jam & Lewisらしいバキバキでシャープなミネアポリス・サウンドを聴いているだけで、とってもゴージャスでエレガントな気分になった記憶があるなぁ。
オススメ曲を紹介しときやす。
「Romantic」
大ヒット1stシングル。彼女のキュートな声とJam & Lewisの打ち込みサウンドが見事にマッチしたダンス・クラシック。今でもイントロ聴いただけでウキウキしてくるねっ。よく街中で最初の♪Turn the lights down〜Its time to get romantic♪ってところ口ずさんでいまシタ。
「Way I Feel About You」
「Romantic」に続く2ndシングルであり、こちらも大ヒットしたダンス・ナンバー。「Romantic」よりもさらに大スキな曲。なんかとってもチャーミングなKaryn のボーカルがたまりません。ホント、僕の1991年は「Romantic」、「Way I Feel About You」という2曲の独壇場だったね!2曲ともアルバムだけでは気が済まず、CDシングルを購入して、色んなリミックスを集めたりもしてたなぁ。
「Love That's Mine」
Jam & Lewisらしい都会的でクールな打ち込みサウンドが印象的なナンバー。このクールネスのカッチョ良さは彼らしか生み出せない音だよね。
「How I Want You」
「Tears of Joy」
どうしてもこのアルバムは「Romantic」、「Way I Feel About You」に行きがちなんだけど、結構アルバムの後半を占めるスローが良かったりする。ある意味歌姫Karynの魅力をストレートに堪能できるのはこれらのスローかもしれない。「How I Want You」はセクシーなKaryn、「Tears of Joy」はスウィートなKarynに出会えます。特に、「Tears of Joy」は名曲だと思いマス。
「Hard to Say Goodbye」
アルバムの最後を飾るメロウなミディアム・ナンバー。Jam & Lewisならではの胸キュン・ソングです。
彼女はこのアルバム発表後、Terry Lewisと結婚した☆まさにロマンテック(*^ ^*)