発表年:1984年
ez的ジャンル:ジャンル超越ピュア・ミュージック
気分は... :アルコール漬けの体を毒抜きしなくちゃね!
年1回は必ず聴かなきゃ...Pat Metheny Group『First Circle』はそんなアルバムだ。
1975年のデビュー以来、グラミー受賞10度以上など常にシーンの最前線で活躍し続ける天才&人気Jazzギタリストである彼のキャリアについて、僕はそれほど詳しくは知らない。それでも、『First Circle』(1984年)、『Still Life (Talking)』(1987年)、『Letter from Home』(1989年)、『Secret Story』(1992年)の4枚は、CD棚の一角を占めるジャズ・コーナーのヘビーローテーション常連である。
なんか時代や流行に関係なく聴くことできて、かつ聴くたびに新たな発見があるんだよねぇ。最大の魅力は、ジャンルの枠を軽々飛び越えた“時空を超えた音楽”とでも表現したくなる美しさだと思うなぁ。さまざまな音楽のエッセンスを、純度を極限まで高めて昇華させたそのサウンドは、まさに“Pat Metheny”というジャンルでしか語れない。彼のことをギタリストなんて狭い肩書きで語るのも違うのかもねぇ〜。
これらの作品を目を閉じて聴いていると、南米やアフリカの大自然の映像が次々と浮かんでくる。同時に、自分の心や体の悪いものが全て洗い流される気がする( ̄ー ̄)要は、僕にとってアロマテラピーやヘッドスパのようなデトックス(毒素抜き)・ミュージックなのかも?
『First Circle』は、最初に出会ったMethenyのアルバムであり、僕が最もお気に入りのMetheny作品。Methenyのguiterを中心に、心地よくかつスケールの大きなサウンド、Pedro Aznarのボーカル(天使の歌声)が実によく一体化している(b^ー゚)♪
オススメ曲を紹介しときやす。
「Yolanda, You Learn」
疾走感溢れるキャッチーな曲。この曲はアルバムの2曲目なんだけど。オープングの「Forward March」という曲が僕のような凡人には理解できない曲なので、実質この曲がオープニングだと思って聴いてヤス。
「First Circle」
冒頭のリズムが印象的な彼の代表作とも言えるタイトル曲。このリズムを手拍子で刻めるか否かでMethenyファンの本気度が試されるらしい♪出来るかな...??
とにかく何か心に響いてくる曲だよね。Pedroの天使の歌声に何かを問い掛けられているカンジがする。
「If I Could」
Methenyのguiterがひたすら美しい、これぞデトックス・ミュージックってカンジだね。このピュアな透明感は何なのかねぇ。この曲を聴きながら耳を澄ますと川のせせらぎや鳥のさえずりが聞こえてくる気がするんだよね。
「Mas Alla (Beyond)」
Pedro Aznarのボーカルを大きくフューチャーしたサウダージ感覚のナンバー。思わず遠い何処かへ思いをはせたくなる。
「Praise」
感動のエンディングナンバー。とても心地良い爽快感があるねぇ。聴き終わると頃には、普段はダメダメの自分がとても品行方正な人間になったような錯覚に陥る?デトックス・サービスの最終仕上げのような曲。
『First Circle』に感動した人は、『Still Life (Talking)』、『Letter from Home』、『Secret Story』も気に入ること間違いなし♪☆\(^0^\)♪