2005年12月12日

Peven Everett『Latest Craze』

クールネスたっぷりの掘り出しモノR&BアルバムPeven Everett『Latest Craze』♪
Latest Craze
発表年:2005年
ez的ジャンル:アンダーグラウンド系ネオソウル
気分は... :密かに期待してマス...

昨日に続きサッカー2006年W杯ドイツ大会の1次リーグの組み合わせの話題を!
日本が入ったF組の話題は別の機会として、僕が密かに期待している国、選手をご紹介しマス。

国で言えば、オランダ、チェコ、ガーナに期待してます。オランダ、チェコは実力がありながら、2002年は予選敗退で本大会で見ることができず、やっと世界の舞台で見ることができ嬉しい限りっす。

オランダは伝統の4-3-3で両ウィングがグイグイえぐる攻撃的サッカーが見ものデス。チェコはブルックナー監督の相手の弱点を研究しつくした采配が楽しみっす。ガーナはアフリカ勢で一番躍進する可能性があるのではと思いマス。ただ、残念なことにチェコとガーナはイタリアがいるE組なんだよね。ここはC組に次ぐ激戦区で、イタリアの突破を前提に考えると、チェコとガーナのどちらかが1次リーグ敗退になる?もったいない。

選手で言えば、エッシェン(ガーナ)、ロッペン(オランダ)、ジョー・コール(イングランド)が密かに楽しみっす。って、3人ともチェルシー(イングランド)の選手なんだけどねぇ。

エッシェンは今世界で最も優れた万能型のMFだと思いマス。チェルシーが50億円以上の移籍金を払ってまで彼を獲得したのが納得っす。ロッペンも突破力で言えば、世界最高のウィングだと思うなぁ。彼が本調子ならば誰も彼を止められないんじゃないかな?

ジョー・コールはイングランド躍進のキーマンだと思います。イングランドのフォーメーションが4-4-2で、MFの右がベッカム、中央をジェラード、ランパード、左がジョー・コールという布陣を期待してマス。イングランドが長年懸案としてきた左MFの人材不足をジョー・コールが埋めてくれると思いマス。

CDも密かな掘り出しモノということで、最近僕のiPodのヘビーローテーションになっているアンダーグラウンドなR&B/SoulアルバムPeven Everett『Latest Craze』っす。

正直、全く彼のことは知らなかったんだけど、バークレー音楽院出身のマルチプレイヤー、クリエイターで、2002年に1stアルバム『Studio Confessions』、2004年に2ndアルバム『Kissing Game』を出していマス。また、House系のシングルも多数発表しており、クラブシーンでも密かに支持を得ているらしいデス。

全体的な印象は、D'AngeloとStevie Wonderを足して2で割って、さらにジャジーにしたカンジかな。D'Angeloのシンプルなグルーヴ感とStevieのような独特のメロディとジャジーな感覚がうまくブレンドして、Peven独特のクールなグルーヴを構築していマス。

オススメ曲を紹介しときやす。

「Latest Craze」
ジャジーながらも粘り腰のグルーヴがクセになるミディアムナンバー。終盤の気の効いたアレンジが心憎い。

「Ghetto」
80年代メロウグルーヴとネオソウルのテイストを併せ持ったナンバー。僕はこの手のキーボードの音色に弱いっす。

「Get What You Got」
パーカッシブなグルーヴが気持ちイイ曲。Pevenの曲っていきなり盛り上げるのではなく、徐々にグイグイ高揚させるのが上手いね。

「Don't Go」
このアルバムで一番のお気に入りクール&ファンキーなナンバー。ホーンセクションがカッチョ良いっす。彼がHouse方面のDJからも支持が高いというのが、打ち込みのビートのセンスからうかがえマス。

「Beep You」
ライト感覚のソウルナンバー。この浮遊感のあるクール&スムーズはPeven独特の感覚だね。

「Dillusional」
ラテンテイストのジャジーナンバー。サラッとした仕上がりデス。

「Everything I Could (A Father's Love) 」
シットリかつエレガントなフォーキーナンバー。アコースティックソウルと言っても甘さ控え目がです。

「Gin Dancer」
ギター弾き語りの前半から突然、Stevie Wonder風へと展開する70年代ニューソウルの香り漂う曲。

「See Saw」
ミステリアスな雰囲気のミディアム・グルーヴ。ジャジー系Hip-Hopが好きな人はハマるグルーヴです!

それにしても、トヨタカップは盛り下がってますね。わざわざこのために来日するリバプールに同情しちゃいます。それより今日のミラノ・ダービーが楽しみっす。
posted by ez at 00:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 2000年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする