発表年:2005年
ez的ジャンル:アンダーグラウンド系ネオソウル
気分は... :密かに期待してマス...
昨日に続きサッカー2006年W杯ドイツ大会の1次リーグの組み合わせの話題を!
日本が入ったF組の話題は別の機会として、僕が密かに期待している国、選手をご紹介しマス。
国で言えば、オランダ、チェコ、ガーナに期待してます。オランダ、チェコは実力がありながら、2002年は予選敗退で本大会で見ることができず、やっと世界の舞台で見ることができ嬉しい限りっす。
オランダは伝統の4-3-3で両ウィングがグイグイえぐる攻撃的サッカーが見ものデス。チェコはブルックナー監督の相手の弱点を研究しつくした采配が楽しみっす。ガーナはアフリカ勢で一番躍進する可能性があるのではと思いマス。ただ、残念なことにチェコとガーナはイタリアがいるE組なんだよね。ここはC組に次ぐ激戦区で、イタリアの突破を前提に考えると、チェコとガーナのどちらかが1次リーグ敗退になる?もったいない。
選手で言えば、エッシェン(ガーナ)、ロッペン(オランダ)、ジョー・コール(イングランド)が密かに楽しみっす。って、3人ともチェルシー(イングランド)の選手なんだけどねぇ。
エッシェンは今世界で最も優れた万能型のMFだと思いマス。チェルシーが50億円以上の移籍金を払ってまで彼を獲得したのが納得っす。ロッペンも突破力で言えば、世界最高のウィングだと思うなぁ。彼が本調子ならば誰も彼を止められないんじゃないかな?
ジョー・コールはイングランド躍進のキーマンだと思います。イングランドのフォーメーションが4-4-2で、MFの右がベッカム、中央をジェラード、ランパード、左がジョー・コールという布陣を期待してマス。イングランドが長年懸案としてきた左MFの人材不足をジョー・コールが埋めてくれると思いマス。
CDも密かな掘り出しモノということで、最近僕のiPodのヘビーローテーションになっているアンダーグラウンドなR&B/SoulアルバムPeven Everett『Latest Craze』っす。
正直、全く彼のことは知らなかったんだけど、バークレー音楽院出身のマルチプレイヤー、クリエイターで、2002年に1stアルバム『Studio Confessions』、2004年に2ndアルバム『Kissing Game』を出していマス。また、House系のシングルも多数発表しており、クラブシーンでも密かに支持を得ているらしいデス。
全体的な印象は、D'AngeloとStevie Wonderを足して2で割って、さらにジャジーにしたカンジかな。D'Angeloのシンプルなグルーヴ感とStevieのような独特のメロディとジャジーな感覚がうまくブレンドして、Peven独特のクールなグルーヴを構築していマス。
オススメ曲を紹介しときやす。
「Latest Craze」
ジャジーながらも粘り腰のグルーヴがクセになるミディアムナンバー。終盤の気の効いたアレンジが心憎い。
「Ghetto」
80年代メロウグルーヴとネオソウルのテイストを併せ持ったナンバー。僕はこの手のキーボードの音色に弱いっす。
「Get What You Got」
パーカッシブなグルーヴが気持ちイイ曲。Pevenの曲っていきなり盛り上げるのではなく、徐々にグイグイ高揚させるのが上手いね。
「Don't Go」
このアルバムで一番のお気に入りクール&ファンキーなナンバー。ホーンセクションがカッチョ良いっす。彼がHouse方面のDJからも支持が高いというのが、打ち込みのビートのセンスからうかがえマス。
「Beep You」
ライト感覚のソウルナンバー。この浮遊感のあるクール&スムーズはPeven独特の感覚だね。
「Dillusional」
ラテンテイストのジャジーナンバー。サラッとした仕上がりデス。
「Everything I Could (A Father's Love) 」
シットリかつエレガントなフォーキーナンバー。アコースティックソウルと言っても甘さ控え目がです。
「Gin Dancer」
ギター弾き語りの前半から突然、Stevie Wonder風へと展開する70年代ニューソウルの香り漂う曲。
「See Saw」
ミステリアスな雰囲気のミディアム・グルーヴ。ジャジー系Hip-Hopが好きな人はハマるグルーヴです!
それにしても、トヨタカップは盛り下がってますね。わざわざこのために来日するリバプールに同情しちゃいます。それより今日のミラノ・ダービーが楽しみっす。