発表年:1991年
ez的ジャンル:Jam & Lewis系コンテンポラリーゴスペル
気分は... :神よ酔っ払いの僕を救いたまえ(‐‐)†
僕が大好きなプロデューサーJam & Lewisが1991年に旗揚げしたPerspective Record 第一弾アーティストは何とゴスペル・グループSound Of Blackness だった!
12月やクリスマスにはゴスペルがマッチしますな。
僕はミッション系の大学に通っていたせいで、余計にそんなイメージが強いのかもね。
ということで、オススメのゴスペルアルバムSounds of Blackness『The Evolution of Gospel』デス。
Sound Of Blacknessは、1970年代にリーダーのGary Hinesを中心に結成されたクワイア(聖歌隊)グループである。以来長い下積生活が続いたが、本アルバムでブレイクしやシタ。良かったねぇ\(^ ^)/
グループ名の通り、“Blackness”つまりアフロ・アメリカンであることを充分踏まえた総勢40人からなる大所帯による圧倒的なヴォーカル・パフォーマンスは、それまであまりゴスペルアルバムをキチンと聴いたことがない僕にとって衝撃的だったね。R&Bファンをゴスペルの虜にしてしまうJam & Lewisの手腕はやはり脱帽するしかないねっ。
オススメ曲を紹介しときやす。
「Optimistic」
シングルカットもされたヒット曲。“諦めずに試練を乗り越え、楽天的に行こう”と呼ぶかける曲。サウンドは、Jam & Lewis流グランド・ビートってカンジの曲デス。何の先入観もなくこの曲を聴くと、あまりのスタイリッシュなサウンドにゴスペルだと意識して聴く人は少ないかもしれないね。
「Pressure, Pt. 1」
重量感のあるファンクナンバー。リードボーカルを務めるAnn Nesbyのパワフルな歌声もスバラシイの一言です。プレッシャーに負けずに戦うぞ!神様どうぞ力をお貸し下さい(‐‐)†
「Testify」
Jam & Lewisらしいスペイシーかつクールなサウンドが印象的なファンク曲。僕がお気に入りのJam & Lewisプロデュース作品であるS.O.S Bandの諸作にも通じるテイストです。
「Stand!」
以前紹介したSly & The Family Stoneの名曲のカバー。クワイアらしいコーラスワークの魅力が堪能できる仕上がりデス。ファンクのクラシック曲にクワイアとラップを自然に融合させてしまうあたりがJam & Lewisの心憎いところですな。
「Your Wish Is My Command」
「We Give You Thanks」
スタンダードなゴスペルらしい感動的な2曲。やっぱりクリスマスシーズンはこうじゃなくちゃね。。これらの曲を聴いていると、とっても神聖な気持ちになり、感謝の気持ちで胸一杯になりマス。個人的に今年は転機となる大きな出来事があったけど、いろんな人に支えられて何とか乗り切ることができそうデス。みんなに感謝☆感謝デス。
「Please Take My Hand」
これまた胸にしみるゴスペルソング。ホント、自分が正しい道へと導かれるような気分になりマス。
彼らのクリスマス・アルバム『The Night Before Christmas - A Musical Fantasy』(1992年)もこれからの季節にハマりすぎの神聖かつソウルフルな1枚です。
今年も忘年会シーズンに突入し、酔っ払っておバカな事を数多くやらかしているが、Sounds of Blacknessを聴くと、そんな失敗もやさしく包み込んでくれる気がしマス。
神よこの酔っ払いを救いたまえ(‐‐)†