2005年12月19日

Floetry『Flo'Ology』

ネオ・フィリーを盛り上げる女性デュオFloetryの2nd『Flo'Ology』
Flo'Ology
発表年:2005年
ez的ジャンル:UK出身ネオ・フィリー
気分は... :大人の味だよねぇ!

Misiq『Soulstar』を紹介したときにネオ・フィリーのムーブメントについて多少コメントしたけど、今回はネオ・フィリーを盛り上げる女性デュオFloetryの2ndアルバム『Flo'Ology』デス。

Floetryは、ボーカルのMarsha “Songtress” AmbrosiusとMCのNatalie “Flocist” Stewartの女性2人組である。グループ名のFloetryとは、“Flow”と“Poetry”を組み合わせたものであり、その名の通り、ボーカル、ラップ、ポエトリーリーディングを巧みに組み合わせた作品を聴かせてくれる。

2人は共にロンドン出身だが、アメリカに渡りフィラデルフィアを拠点に活動開始!Jazzy Jeff率いるA Touch Of Jazz(ATOJ)の一員として活躍し、Michael Jackson、Bilal、Glenn Lewisなどに作品を提供してきた。以前に紹介したAngie Stone『Stone Love』にも参加してマス。2002年に1stアルバム『Floetic』を発表し、グラミー賞3部門にノミネートされるなど一気にブレイク!

彼女たちの魅力は、大人の落ち着きと程良いグルーヴ感のバランスが何とも気持ちイイってカンジだよね。鍋でいうと、あっさりスープだけど素材のダシがしっかり出ている上品な味ってところかな?特にボーカル、ラップ、ポエトリーリーディングとさまざまな側面から楽しめるのがいいよねっ。

この2ndアルバムは、Darren Henson & Keith Pelzer(元ATOJ)、Scott Storch、Raphael Saadiqらがプロデューサーとして名を連ねてマス。派手ではないけど、味わい深い1枚っす。どちらかと言えば夜向きですな。

オススメ曲を紹介しときやす。

「SupaStar」
Commonをフューチャーした先行シングル。このアルバムのハイライト曲デス。肩の力が抜けたスムースかつソウルフルなグルーヴが最高っす。♪スッパ☆スッパ☆スタ〜♪と思わず口ずさんでしまいヤス。でも全然酸っぱくないよ(つまんね〜)(σー_ー)σ

「Closer」
とってもエッジの効いたナンバー。繊細でソフトな曲が多い中で、いいアクセントになってマス。

「My Apology」
「SupaStar」と同じくScott Storchプロデュースによるナンバー。とっても雰囲気があってムーディーなんだけど、何処となくカワイイ感じがするのがイイっす。「SupaStar」とセットで聴くと気持ちよさ3倍増っす。

「Feelings」
「Sometimes U Make Me Smile」
ジワジワと込み上げてくる美しいバラード2曲。あんまり仰々しくならないところがスキだね。特に「Feelings」がお気に入りデス。

「Imagination」
Raphael Saadiqプロデュース曲。RaphaelとFloetryは聴く前から多分相性良いと思っていたけど、予想通りのソウルフルな出来に満足っすd(^ ^)♪

「I Want U」
とってもアダルトなカンジの曲。ピアノの音色とポエトリーリーディングがオシャレっす。

音楽で盛り上がるフィラデルフィアだが、僕の大好きなアメフト(NFL)では、スーパーボウル出場の有力候補との下馬評が高かったフィラデルフィア・イーグルスが見事にコケてしまった。残念っす(/_;)クスン...
posted by ez at 00:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 2000年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする