2006年01月19日

Camp Lo『Uptown Saturday Night』

70年代、80年代へのリスペクトHip-Hop☆Camp Lo『Uptown Saturday Night』
Uptown Saturday Night
発表年:1997年
ez的ジャンル:有名曲ネタ系Hip-Hop
気分は... :『キーハンター』が観たい!

多分、このアルバムってMarvin Gaye『I Want You』をパロったジャケットを見て、ニヤリとしながらジャケ買いした人が多かったんじゃないかなぁ?
勿論、Marvin大好きの僕は即行ジャケ買いしました。

Camp LoはSunny CheebaとGeechie Suedeの二人組。ちなみにSunny CheebaはSonny Chibaこと千葉真一好きからこの名を名乗るようになった。関根勤さん大ウケ間違いナシのおバカな奴だよねぇ〜!でも、そんなノリがスキっす。

でもって、中身もアルバムジャケットを反映するよに70年代、80年代音楽へのリスペクトに溢れるものっす。有名曲ネタのモロ使いが多いですけどねぇ。

自宅のCD棚のHip-Hopコーナーを眺めてみると、名盤が目白押しの90年代前半に比べると、90年代後半って少し停滞気味だったような気がしマス。僕もこの時期一気にHip-Hopアルバムの購入枚数が減りまシタ。そんな中、輝きを放っていた数少ないアルバムが本作だと思いマス。

オススメ曲を紹介しときやす。

「Luchini AKA This Is It」
Dynasty「Adventures In The Land Of Music」ネタの人気ナンバー。モロ使いトラックだろうがDynasty大好きの僕には構いません。オリジナルの良さを上手く生かしていると解釈しましょう(笑)やっぱりこの曲が一番のお気に入りデス。

「Park Joint」
Deodato「September 13th」ネタのループがジワジワと中毒になってくるナンバー。

「B-Side To Hollywood」
De La SoulのTrugoy参加曲。とってにDe La Soulっぽくて嬉しい限りっす。ニューオリンズ産ファンクEddie Bo「Hook and Sling」ネタ。

「Sparkle」
Cal Tjader「Leyte」ネタのVibeの音色が気持ちイイ曲。関係ないけど、以前投稿したBobby Hutchersonの記事の中で有名なVibes奏者について触れた時、すっかりこの人のことを忘れてまシタ。反省の意味でCal Tjader『The Prophet』を聴きながら、記事を書いていマス。

「Black Connection」
The Stylistics「Love Is The Answer」ネタの哀愁漂うトラックが印象的な曲っす。

「Swing」
Digable Planet(懐かしい〜!)のButterfly参加曲。Digable Planetを彷彿させるジャジーなトラックっす。Digable Planetもよく聴いたなぁ。彼らもそのうち紹介しますね!

「Rockin' It AKA Spanish Harlem」
Loose Ends「A Little Spice」モロ使いのラテンフレイヴァーのナンバー。でもLoose Endsネタってあんまり聞かないよね。このあたりのセンスが好きだなぁ。「A Little Spice」収録のLoose Ends『A Little Spice』も大好きなアルバムなのでこちらも後日紹介したいっす!

「Black Nostaljack AKA Come On」
Curtis Mayfield「Tripping Out」モロ使いトラックの曲。これもオリジナルがメチャ好きなので悪いはずがありません。

「Coolie High」
本アルバム発表前にクラブでヒットしていた彼らの代表曲。ドラム・ブレイクの定番Skull Snaps「t's a New Day」のリズムに浮遊感漂うJanet Jackson「Funny How Time Flys」ネタが絡むとっても心地良いスムースなトラックっす。

千葉真一と言えば、子供の頃、彼が主演していたTVドラマ『キーハンター』が大好きでシタ。野際陽子が歌っていた主題歌「非情のライセンス」もとってもエロくて、子供には鼻血ブーでシタ。久々に観たいなぁ〜!
posted by ez at 01:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 1990年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする