発表年:1981年
ez的ジャンル:シルキーヴォイス系R&B/Soul
気分は... :上村愛子チャンよく頑張った\(^∇^)/
昨晩は女子モーグルを大興奮で観ていまシタ。
上村愛子ファンの僕としては、結果はとても残念だったけど、彼女の頑張りには拍手を贈りたいっす(^o^)//
コーク720メチャ恰好良かったぜぃ!
さて、今日は昨年54歳の若さで他界したR&B/Soul界の巨星Luther Vandrossの1stアルバム『Never Too Much』(1981年)っす。2003年に脳卒中で倒れたと聞いた時から、最悪このような事態になるかもしれないと覚悟していたが、失うにはあまりにも惜しまれる才能だったと思いマス。
正直、僕は熱烈なLutherファンという訳ではない。そんな僕でも80年代のR&B/Soulシーンを牽引した男性シンガーと聞かれれば、Lutherの名が真っ先に思い浮かぶ。
僕が実際にレコードでLutherのボーカルを聴いたのは、大学生の時に後追いで買ったChange『The Glow Of Love』だった。別にLutherを意識して購入したわけではなかったけど、あとでクレジットを見たらLutherの名を見つけ、コレがあのLuther Vandrossね!と思って、初めてLutherのシルキーヴォイスに針を落とした。
リアルタイムで2nd『Foever, For Always, For Love』(1982年)あたりからLutherのことは気になったが、バラード・シンガーのイメージが強くて、長い間彼のアルバムを購入するには至らなかった。当時高校生の僕は、今とは異なりバラードばかりの極甘スウィート・アルバムは少しかったるい気がしたんだよね。そんなわけで、僕がLutherを本格的に聴くようになったのはCD時代になってからデス。
そんなLutherのアルバムの中でやっぱり一番スキなのは1st『Never Too Much』だなぁ。曲が粒揃いだし、バラードとダンサブルなナンバーがいいバランスで収録されている点もイイカンジ☆今聴いても全然飽きがこないっす!
全曲紹介しときやす。
「Never Too Much」
何と言ってもこのタイトル曲ですよね!R&BチャートNo1となった大ヒットナンバーであり、ディスコ・クラシックとしてもお馴染みですね。僕もベタですがLutherの曲のなかで一番スキっす!
Will Smith「1000 Kisses」、Queen Pen「All My Love」、Keyshia Cole「Never」等のサンプリングネタにもなってますよね。僕は昨年Keyshia Cole「Never」を随分聴きました!
「Sugar and Spice (I Found Me a Girl)」
これも陽気で盛り上がるナンバーっす。このNYらしい音っていつ聴いてもスキだなぁ。Lutherも実に気持ちよく歌っているカンジっす。ちなみにWhitney Houstonの母Cissy Houstonがバックコーラスで参加してマス。
「Don't You Know That?」
R&Bチャートでトップ10ヒットとなったアーバンなミディアム・ナンバー。Heavy D & The Boyz 「Got Me Waiting」、112(Feat. Mase)「Love Me」、Black Sheep「To Whom It May Concern」等でサンプリングされています。
「I've Been Working」
ハツラツとしたミディアム・ナンバー。摩天楼が良く似合うカンジの曲。
「She's a Super Lady」
案外、この曲が一番好きという人は多いかもしれないダンスナンバー。何といってもMarcus Millerのベースがカッチョ良いの一言に尽きます!
「You Stopped Loving Me」
ストリングスが美しいドリーミーなバラード。やっぱりこの手のシルキー・バラードを歌わせたら絶品ですな!
「House Is Not a Home」
Dionne Warwick等のバージョンで有名なBurt Bacharach作品のカバー。数多くのカヴァーが存在する曲だけど、Lutherによる感動的なボーカルはかなり秀逸だと思いマス。Hip-Hopファンにとっては、大ヒット曲Kanye West(Feat.Twista and Jamie Foxx )「Slow Jamz」の元ネタとしても有名ですよね。
昨年リリースされたLutherのトリビュート・アルバムでは、Mary J. Bligeが「Never Too Much」、Aretha Franklinが「A House Is Not A Home」を歌いLutherへリスペクトしています†(‐‐)