録音年:1963年
ez的ジャンル:フレッシュ・ハードバップ系Jazz
気分は... :seesaaさん、顧客満足のキホンをお勉強すべきじゃない?
う〜ん、seesaaのサーバー障害で半日以上ブログへアクセス不可状態だった(`_´メ)イライラ!
何だかseesaaブログはトラブル続きですなぁ!まぁ、トラブル発生自体は仕方がないことだと思うけど、今回に限らずトラブル発生の経過報告があまりにも遅すぎるのが不満だね。seesaaさんは、トラブル発生以上にその経過報告の対応の悪さに対して、利用者が不満を持っていることに気付いてないみたいだね。会社として、顧客満足やサービス・マーケティングのキホンについて少しお勉強した方が良さそうですな!
こんなつまらん事で苛立つこと自体がバカバカしいので、Jazzでも聴いてクールダウンしようっと!ということで、何故か気になるB級サックス奏者Hank Mobley『No Room For Squares』(1963年)デス。
Joe Hendersonの投稿の時にも書いたけど、Jazzサックス奏者に関して、僕はJohn Coltrane、Sonny Rollinsといった一流どころ以上に、Dexter Gordon、Joe Henderson、Pharoah Sanders、Hank Mobleyといったその下の1.5流クラスのアルバムを好んで聴く。
その中で、Dexter Gordon、Joe Henderson、Pharoah Sandersの3人は、自分でもかなり思い入れがあると意識して聴いているんだけど、Hank Mobleyだけは特にそういった思い入れは意識していない。にも関わらず、気付くとCD棚からMobleyのアルバムを手にしているから不思議だ。彼のアルバムって、特にアーティストを意識することなく、いかにもJazzってムードを満喫できるので、そのあたりが手に取りやすい原因かもね。これは多分に僕がJazzに明るくないが故のことなんだけど...
そんなMobley作品の中で、僕が良く聴くのが『No Room For Squares』(1963年)、『Dippin'』(1965年)の2枚だね!多分有名なのは、ジャズ・ボッサの名曲「Recado Bossa Nova」収録の『Dippin'』だと思う。僕も「Recado Bossa Nova」目当てで『Dippin'』を購入したのがMobleyとの出会いだったね。でも、このアルバムはもっと暖かい季節に向いていると思いマス。なので今回は『No Room For Squares』っす。こっちの方が今の僕のイライラ解消向きだしねっ!
まずはこのジャケがイイよね!これも本ブログで何度も紹介しているBlue Noteの最強ジャケ・デザイン・コンビFrancis WolffとReid Milesっす。
そして、『No Room For Squares(堅苦しい奴はお断り!)』っていうアルバムタイトルもカッチョ良い!やっぱり人間柔らか頭じゃないとイカンですよ!
内容の方は、Mobley(ts)、Lee Morgan(tp)、Andrew Hill(p)、Joe Ore(b)、Philly Joe Jones(ds)によるセッション(以下セッションA)と、Mobley(ts)、Donald Byrd(tp)、Herbie Hancock(p)、Butch Warren(b)、Philly Joe Jones(ds)によるセッション(以下セッションB)が収められていマス。
全曲紹介しときヤス。
「Three Way Split」
セッションAによる演奏。大好きなLee MorganとMobleyがストレートな演奏を聴かせてくれマス。何かスカッとするね!
「Carolyn」
セッションAによる演奏。Morgan作品の哀愁漂う名バラードっす。僕的には、Lee Morgan『Lee Morgan Vol.3』(1957年)収録の名バラード「I Remember Clifford」あたりと一緒に聴きたくなりマス。
「Up a Step」
セッションBによる演奏。セッションAに比べると、セッションBはMorganがいないせいか、あるいはHancockあたりがいるからか全体的にスマートなカンジかもね!
「No Room for Squares」
セッションAによる演奏。アルバムで一番好きな曲っす!ジャケ写真の雰囲気をそのまま音にしたようなカッチョ良さがたまりません。特に、Morganがサイコーっす!こうやって考えると、僕がこのアルバムが好きなのはMobley以上にMorganのせいかもね!
「Me 'N You」
セッションAによる演奏。これもMorgan作品っす。何となくMorganの超有名曲「The Sidewinder」に似ているかもね?ラテン・テイストの演奏がイイカンジっす。
「Old World Imports」
セッションBによる演奏。Donald Byrdがファンキーな演奏を聴かせてくれマス。Hancockのピアノもらしくてイイっす。
このアルバム聴いていたら、少しはイライラが収まった。seesaaさん、ホント勘弁してくれ〜!