2006年04月15日

Kindred The Family Soul『Surrender To Love』

血縁パワーによる実にナチュラルなネオ・フィリー☆Kindred The Family Soul『Surrender To Love』
Surrender to Love
発表年:2003年
ez的ジャンル:血縁系ネオ・フィリー
気分は... :ナチュラル(* ̄∇ ̄*)

今回はFatin DantzlerとAja Graydon の夫婦R&B/SoulデュオKindred The Family Soulのデビュー・アルバム『Surrender To Love』(2003年)っす。

Musiq『Soulstar』の記事投稿で書いたように、フィラデルフィアを拠点とするKindredはネオ・フィリー系のグループっす。。

何たってKindred(血縁)のFamilyによるソウルだからねぇ!
夫婦デュオということで、どこかで“21世紀のAshford & Simpson”みたいな記事を見かけたけど、あまりそんな感じは受けないなぁ。Kindred はAshford & Simpsonほど見た目も濃くないし(笑)

僕は初めてこのアルバムを聴いた時に、同じ夫婦デュオでもBobby Womackの弟CecilとLindaのカップルWomack & Womackを思い出した。彼らの『Love Wars』(1983年)というアルバムのナチュラルさが大好きなんだけど、それと同じ力の抜け具合をカンジたねぇ。ただ、Womack & Womackがまさにソウルのナチュラルさだったのに対して、Kindredはニューソウル的なナチュラルさだねぇ。

昨年発表した2ndアルバム『In This Life Together』も悪くないけど、少しマーケットを意識しすぎたカンジかな?なので、僕的にはこの1stアルバムの方がお気に入りっす。

オススメ曲を紹介しときやす。

「Rhythm of Life」
アルバムからのリードシングルとなった曲。ジャジーだけど実にリラックスしたカンジが魅力のナンバー。このあたりはネオ・フィリーらしいね。

「Far Away」
FatinとAjaそれぞれのボーカルの持ち味を堪能できるナンバー。元RufusのBobby Watsonがベースで参加してマス。

「Stars」
アルバムの前半はスローが多いんだけど、スローものでは実にエレガントなナチュラルさを感じるこの曲が一番好きだなぁ。週末に朝までマッタリ飲んでる時なんかに聴きたいねぇ。

「I Am」
アルバムでダントツのお気に入りナンバー。サウンド的には「Marvin GayeDonny HathawayStevie Wonder」というカンジでニュー・ソウル好き的には完璧ですな。そこにAjaとゲスト参加のJazmine Sullivanの包容力のあるボーカルが絡んでくる。ホント、この1曲にKindredの魅力が全て詰まっている気がしマス。

「Family Song (Reprise)」
約1分20秒程度のインタールードなんだけど、Jill Scott、Bilal、Musiqといったネオ・フィリー・オールスターズがコーラスで参加してマス。

「Meant to Be」
アーバン・ソウル・テイストなナンバー。さりげなくオシャレっす。この曲も週末の夜にピッタリだねぇ。

「Spread the Word」
「If I」
僕がすぐにヤラれるパーカッシブなグルーヴ感がたまらないナンバー2曲。2曲ともホーンセクションやフルートがさらにグルーヴを盛り上げてくれマス。

「Don't Wanna Suffer (Carbon Copy)」
これは実にCurtis Mayfieldなナンバーっす。骨太Curtisってカンジの疾走感がいいですな。

「Party's Over」
Flo BrownとMalik B.のラップをフィーチャーしたニューソウルHip-Hopといった趣のナンバー。

「Rhythm of Life(King Britt Remix)」
King Brittによる「Rhythm of Life」のRemix。邪道だけど、実はこのフロア仕様の曲がアルバムで一番スキ!って人は案外多いんじゃないかと思いマス。僕も実はオリジナルよりもこのRemixの方がダントツに好きっすm(_ _)m

何故だかこのアルバムを聴いていると、渋谷、下北沢、中目黒あたりで週末飲んでいる風景が頭に浮かんでくる。渋谷だと台湾料理で一杯やってるカンジだね。何故だろう?このアルバム一番聴いていた頃、そんな週末の行動パターンが多かったのかなぁ(? ?)
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2006年04月14日

The Beatnuts『The Beatnuts:Street Level』

ビート馬鹿野郎達によるHip-Hopバカ一代☆The Beatnuts『The Beatnuts:Street Level』
ビートナッツ(紙ジャケット仕様)
発表年:1994年
ez的ジャンル:職人系JazzネタHip-Hop
気分は... :ビート馬鹿サイコー(orサイコ?)(-_-)

久々に90年代前半のHip-Hop黄金期におけるクラシックということで、The Beatnuts『Street Level』っす。

BeatnutsはJuJu 、Psycho Les、Fashion(Al Tariq)の3人からなるN.Y.クイーンズ出身のHip-Hopグループ。JuJuとPsycho Lesは以前にJungle Brothers等のネタ師としても活躍してまシタ。Fashionは1997年に脱退し、その後Al Tariqの名でソロ作も発表しています。

Beatnutsと言えば、まずは1993年のデビューEP『Intoxicated Demons』が大いに話題になりましたね。「Psycho Dwarf」、「No Equal」、「Reign of the Tec」といった名曲もさることながら、Jazzの名門Blue Note好きの僕としては、本ブログでも紹介したサックス奏者Hank Mobleyの作品『The Turnaround』(1965年)を“モロ使い”したジャケットに驚きましたねぇ。

ちなみに2002年に出た日本のHip-Hopアーティストによるチャリティ・アルバム『Change The Game』では、さらに『Intoxicated Demons』を“モロ使い”したジャケット・デザインとなっています。

話が逸れましたが、『Intoxicated Demons』で高まる期待の中で発表されたデビューアルバムが『The Beatnuts:Street Level』(1994年)っす。『Intoxicated Demons』のデザインそのままでバックが白地からストリートの写真に代わっただけのジャケがまずいいよねぇd(^ ^)グッ

まさに90年代前半がいかにHip-Hop黄金期だったかを改めて痛感する1枚。激シブのジャズネタを中心に、プロフェッショナルなHip-Hopを堪能できまっせ!大ネタを使わなくても、豪華なゲストを迎えなくても、みんなが歓喜する素晴らしい作品が次々と発表され、そうした作品がアンダーグラウンドな存在でもなかったというミラクルな時期でしたなぁ。

オススメ曲を紹介しときやす。というかクラシックだらけですなぁ。

「Ya Don't Stop」
不思議な浮遊感とちょっとヤバ目な雰囲気が同居するトラックがカッチョ良い曲。Heath Brothers「Billy Suite」、Average White Band「Schoolboy Crush」ネタ

「Props over Here」
本作における6大必聴クラシックその1。彼らの名声を不動のものにした超・超クラシック。これぞジャジーHip-Hopってカンジだね。久々聴いたけど、やっぱりマストだねぇ。ほんのりメロウなカンジもいいですな。Donald Byrd & Little Booker「Wee Tina」ネタ

「Hellraiser」
クラシックその2。さすがビート馬鹿!ってカンジの何クールなグルーヴがたまりませんなぁ。個人的にかなりお気に入りの曲。Glass Prism「Here You Are」ネタ。

「Are You Ready」
クラシックその3。とってもチープで下品なカンジが彼らしいですな。Bill Doggett「Honky Tonk」、James Brown「Honky Tonk Popcorn」ネタ

「Superbad」
スーパーにバッドでヤバいストリートの雰囲気が一杯のトラックがサイコーですな。Cannonball Adderley「Cannon Raps」、Serge Gainsbourg「En Melody」ネタ。

「Rik's Joint」
メロウでジャジーなトラックがいい仕事してますっ!この手の落ち着いたトラックに弱いんだよねぇ。Hugo Montenegro「Again」ネタ。

「Yeah You Get Props」
70年代Jazzファンクのりのトラックが気持ちイイ曲。Herbie Hancock「Toys」(『V.S.O.P.』のバージョン)ネタ

「Get Funky」
クラシックその4。ファンキーという割にはクールなトラックが逆にお見事っす。Roy Ayers「Painted Desert」、Lowell Fulsom「Tramp」ネタ。

「Hit Me With That」
クラシックその5。一連のクラシック群の中では、実はコレが一番スキかも?とってもNYらしい雰囲気のトラックがたまりませんな。Monty Alexander「Love and Happiness」、David Axelrod「Holy Thursday」ネタ。

「Psycho Dwarf」
クラシックその6。とても人を食ったカンジのトラックが何ともサイコですな。Lonnie Smith「Spinning Wheel」、Tomita(冨田勲)「Golliwog's Cakewalk」ネタ。

僕がBeatnutsを聴いてきたのは「Off the Books」、「Find That」等を含む2nd『Stone Crazy』(1997年)までっす。それ以降の作品は正直よくわかりましぇ〜ん。でも、彼らは、『Intoxicated Demons』と本作『Street Level』の2枚に尽きると思いマス。
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2006年04月13日

Bootsy Collins『The One Giveth, The Count Taketh Away』

古城に降り立った灼熱のP-Funker☆Bootsy Collins『The One Giveth, The Count Taketh Away』
The One Giveth, The Count Taketh Away
発表年:1982年
ez的ジャンル:シリアス&ジョーク系P-Funk
気分は... :P-Funk万歳!(☆_☆)

人間は誰でも、新しい取り組みに直面した場合、“やらない”マイナスモードと“やっちゃう”プラスモードという二面を持っていると思う。

“やらない”マイナスモードの人は、新しい取り組みに対して、「わからない」、「やりたくない」、「できない」等々の理由をアレコレ並べて、結果として何も行動を起こさない(“やらない”)ことを正当化する。

一方の“やっちゃう”プラスモードの人は、「わからない」、「できない」なんてことは考えず、「やりたい」という気持ちのみで、とりあえず行動を起こし(“やっちゃう”)、その試行錯誤を楽しみながら、「わからない」、「できない」を乗り越え、知らぬ間に「わかる」、「できる」ようになっている。

僕は仕事柄、マイナスモードの人をプラスモードとなるように説得しなければならないことが多いのだが、だからこそ自分自身はプラスモードの人間でいるように心掛けている。元来A型乙女座の慎重派タイプ(?)なので、意識して楽天家モードでいるくらいがいい塩梅のマインドなのかもしれない?それに周囲もプラスモードの人といる方が楽しいしね〜ぇ\(@^o^)/

それでいくと今回紹介するWilliam “Bootsy” Collinsは完璧プラスモードの人だよね!この人ぐらい突き抜けて生きていると、人生どんなことも楽しく、笑い飛ばせるんだろうねっ☆

Bootsyと言えば、J.B.'s、P-Funk、Bootsy's Rubber Band等ファンク好きを狂喜させ続ける個性的なベーシストですよねっ!

僕的にはファンクとの出会いに関して、James BrownやClinton総帥よりもBootsyの方がはるかにインパクトがあったなぁ。何たって、☆型ベース、☆型サングラスだもんね(☆_☆)

Bootsyの作品の中から、『Ultra Wave』(1980年)、『The One Giveth, The Count Taketh Away』(1982年)、『What's Bootsy Doin'?』 (1988年)の3枚で悩んだけど、今回は『The One Giveth, The Count Taketh Away』(1982年)にしまシタ。

『The One Giveth, The Count Taketh Away』は、生音主体ファンクと初期エレクトリック・ファンクが混ざったカンジのアルバムっす。この6年後に発表された次作『What's Bootsy Doin'?』 (1988年)が打ち込み重視の完全なサイバー・ファンク・アルバムだったので、本作までがBootsyのソロ活動の1つの大きな区切りになっていると思います。

Clinton総帥、兄Catfish Collinsをはじめ、Fred Wesley、Maceo Parker、Bernie Worrell、Gary Shiderといったお馴染みのメンバーやMidnight Starのメンバーなども参加していヤス。

『灼熱のP-ファンカー』という邦題の通り、シリアス&ジョークな灼熱ファンクを楽しめマ〜ス☆み〜んなお馬鹿になりましょう(☆_☆)

オススメ曲を紹介しときやす。

「Shine-O-Myte (Rag Popping)」
日本でいう逆さ言葉(あるいは業界用語かな?)でおふざけしているお馬鹿ファンクで幕開けっす。人を喰ったようなボコーダー(ZappのプロデューサーだったBootyの場合はトーク・ボックスと呼ぶべきなのかな?)、キーボード・サウンドがウレシイ限りっす。

「Landshark (Just When You Thought It Was Safe)」
映画『ジョーズ』のテーマをパロったイントロで始まるファンクナンバー。邦題が『ペテン師に御用心』だもんね。インチキ野朗の歌の割には、哀愁のメロディーが見え隠れしたりするのが面白かったりして?

「Countracula (This One's for You)」
これぞBootsyらしい、一発でお馬鹿になれる!ご機嫌な骨太ファンク・ナンバー。セサミストリートの人気マペット“ミスター・カウント”のことを歌ったものらしいっす。

「#1 Funkateer」
Zapp顔負け☆トーク・ボックス使いまくりのエレクトリック・ファンク。勿論、Zapp大好きの僕にとってはアルバムの一番のお気に入りっす。大音量で聴くと、大盛り上がり間違いナシのナンバー。

「Excon (Of Love)」
お馬鹿モードのファンク4連発のあとは、シリアスな(?)ラブソング。メロウなBootsyもなかなかですよ☆

「So Nice You Name Him Twice」
J.B.'sモードのノリ一発のゴリゴリ・ファンクナンバー。Maceo ParkerのMCも聴けます。これぞJ.B.'sってカンジのホーンセクションもカッチョイイっす!

「What's W-R-O-N-G Radio」
思わず腰を動かせずにはいられない骨太グルーヴのファンク・ナンバー。アコースティック・ギターのサウンドも聴けるアレンジが異色でイイカンジっす。

「Take a Lickin' and Keep on Kickin'」
チープなシンセ・サウンドがBootsyのグルーヴィーなベースを際立たせてくれて、何とも心地良いエレクトリック・ファンク。やっぱり、80年代前半のファンクって、このチープなシンセが決め手だよね。

P-Funkファンのみならず、80年代前半のZappMidnight StarMtumeなどのエレクトリック・ファンク好きの人も楽しめるアルバムっす。

マイナスモードの方はBooty聴いて、お馬鹿になって、プラスモードでやっちゃいましょうd_(^ ^)_bグッ!
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2006年04月12日

Small Faces『Small Faces』

“100%ピュア・モッズ”による真のモッズ・アルバム☆Small Faces『Small Faces』
スモール・フェイセス(デジタル
発表年:1966年
ez的ジャンル:元祖モッズ
気分は... :カッコイイ〜!

モッズ...モッズ・スタイルのファッション、音楽、ライフスタイル等々

僕は別にモッズ的な生き方をしてきたわけではないけど、常にその言葉に憧れを抱いてきたかなぁ。

モッズ(Mods)は、モダーンズ(Moderns:現代人、思想や趣味が新しい人)の略で、1960年代にロンドンのカーナビー・ストリートに集まった若者の一派および彼らのファッション・スタイル、好んだ音楽等の総称を意味する言葉だ。

僕がモッズに憧れを抱くようになったのは、多くの人と同じく元祖モッズ・バンドThe Who、ネオ・モッズの代表バンドThe Jamからの影響だ。僕は、中学生の終わり頃に、The WhoThe Jamをほぼ同時期に聴きはじめた。しかも、その少し前にモッズを描いた映画『さらば青春の光』が公開されていた。まさに、モッズにハマる土壌は十分に出来上がっていたよね!

でも、不幸なことに僕はWhoについては『Tommy』『Who'next』から入ったため、初期モッズ作品を聴くのが後回しになり、そのままカッチョ良い生き方からも逸れてしまったようだ(笑)それでも『さらば青春の光』のモチーフとなったWho『Quadrophenia』のブックレットをよく眺めながら、モッズ的な生き方に憧れていたなぁ。

そんなモッズ好きにとって、The Whoと並んで外せない元祖モッズ・バンドがSmall Facesですよね。

多少言い方が悪いけど、The Whoは自分達を売り出すために、モッズというスタイルを巧みに使ったグループだった(それでも僕はWhoの大ファンだけど)。一方のSmall Facesは、実際にモッズだったメンバーが結成したバンドであり、その意味でSmall Facesこそ“真のモッズバンド”と呼べるのかもね。

今回紹介するのは、彼らのデビューアルバム『Small Faces』(1966年)っす。メンバーは、Steve Marriott、Ronnie Lane、Kenney Jones、Ian Mclaganの4人っす。オリジナル・メンバーからキーボードがJimmy WinstonからIan Mclaganへチェンジしてマス。 Whoファンの方には、Kenney JonesはKeith Moonの死後に代わりのドラマーとして加入したあのKennyっす。

まさにどこから切っても“100%ピュア・モッズ”ってカンジで、カッチョ良いの一言!

オススメ曲を紹介しときやす。

「Shake」
オープニングはSam Cookeのカヴァー。Steve Marriottではなく、Ronnie Laneがリードボーカルっす。まさにシェイキーなビートがイカしてますっ!

「Come on Children」
実にハードな演奏とシャウトするMarriottのボーカルが印象的なナンバー。この時代に、このハードさは正直驚きですな。まさにヒップな感覚☆

「It's Too Late」
僕の一番のお気に入りナンバーっす。イントロが何ともモータウンなカンジがたまりません。特にMartha Reeves & The Vandellasあたりと一緒に聴くと、相性バッチリだよね!思わず踊り出しちゃいます♪┌(・。・)┘♪

「What'cha Gonna Do About It」
彼らのデビューシングル。伝説のソウルマンSolomon Burkeの「Everybody Needs Somebody to Love」のリズムパターンを拝借し、ラフでドライブ感溢れる仕上がりになってマス。それにしても、プリティ・フェイスとはかなりギャップのあるMarriottのハードなボーカルはイイですな。キーボードはまだJimmy Winstonっす。

「Sorry She's Mine」
実にモッズなカンジのソウルフルなナンバー。スクーターを乗り回すモッズの映像が浮かんできマス。

「Own Up Time」
2分にも満たないインスト・ナンバーだけどかなりの聴きものっす。Ian Mclaganのオルガンがメチャいいね!

「You Need Loving」
Led Zeppelinの代表曲「Whole lotta love(胸いっぱいの愛を)」(1969年)のモチーフとなったと言われるナンバー。一部歌詞はまんま同じだし、メロディもそれっぽいしね。そして何より、Robert Plantのボーカルって、相当Marriottから影響されているカンジだよね。

「Don't Stop What You're Doing」
コーラスがメチャメチャ“ヒップ”なR&Bテイストのナンバー。密かなお気に入り☆

「E Too D」
これまたハードなナンバー。こういった曲を聴いていると、このバンドって元祖モッズ・バンドに加えて、元祖ハードロックだったことを痛感しマス。

「Sha-La-La-La-Lee」
ヒットシングル。彼らにしてはライト感覚のテンポの良いポップ・ナンバー。

2ndアルバム『From The Beginning』(1967年)も変則的ですけど、モッズ・ファン必聴の1枚ですね。

久々に押入れから引っ張り出してきたThe Who『Quadrophenia』のLPのブックレットを眺めながら、Gerorge FameやManfred MannあたりのCDを聴き、気分だけはモッズになってマス。
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2006年04月11日

Patti Austin『End of a Rainbow』

春にピッタリ!小鳥のさえずりのような音楽☆Patti Austin『End of a Rainbow』
エンド・オブ・ア・レインボー
発表年:1976年
ez的ジャンル:クロスーバー/コンテンポラリー系女性ボーカル
気分は... :春のさわやかデザート(⌒¬⌒)

今回は、Patti Austinのデビュー作『End of a Rainbow』っす。

春になり、清々しい日が続くようになると、このアルバムを聴きたくなるね。
天気のいい午前中に、多摩川沿いを散歩しながら聴くのにピッタリのアルバムってカンジかねぇ。きっと僕には小鳥のさえずりのような音楽なのかもしれない。

僕がPatti Austinの名を知ったのは、Quincy Jonesプロデュースの『Every Home Should Have One』(1981年)だったかな。名曲「Do You Love Me」やJames Ingramとのデュエットで大ヒットした「Baby, Come To Me」といった曲は印象に残った。でも、正直Patti Austinというシンガーには特に興味を覚えなかったなぁ。なんかQuincyのお抱えシンガー程度の認識だったね。

その後CD時代になって、このデビュー作『End of a Rainbow』(1976年)と2ndアルバム『Havana Candy』(1977年)を購入した。これら2枚の購入理由は、Patti本人よりバックのメンツに興味を覚えたからっす。

特にRalph MacDonald大好きの僕としては、『End of a Rainbow』のクレジットにRalphの名を発見し、それだけで購入決定でした(笑)♪

それ以外にもこの2枚のアルバムには、Richard Tee、Dave Grusin、Eric Gale、Steve Kahn、Hugh McCracken、Will Lee、Chuck Rainey 、Anthony Jackson、Steve Gadd、Andy Newmark、Steve Jordan、Randy Brecker、Michael Breckerといった豪華メンバーがズラリ☆この名前だけ見れば、2日前に紹介したDonald Fagenも真っ青ってカンジでしょ!

あと、このジャケ写真もインパクトがあったね。一瞬エイリアンかと思った(?)m(_ _)m失礼。でも、本作とRoberta Flack『Quiet Fire』(1971年)、Erykah Badu『Worldwide Underground』(2003年)の3枚が、僕的にはデカ頭ジャケBest3っす。Erykah Badu『Worldwide Underground』は、絶対この2枚のどちらからかインスパイアされていると思うけどね!

今思うと、クロスオーバー・ブームの立役者の一人CTIレコードの総帥Creed Taylor自らプロデュースし、売れっ子アレンジャーDavid Matthewsが全面サポートというあたりを見ても、かなりの意欲作であったことがうかがえマス。

サウンド的には、フルーツたっぷりだけど甘さ控え目の春のさわやかデザートってカンジですな。

オススメ曲を紹介しときやす。

「Say You Love Me」
アルバムのハイライト曲であり、クラブ系リスナーにも大人気のオープニング曲。CTIの面目躍如と言うべき、見事に洗練されたオシャレ・サウンドっす。やや細目のPattiの声がホント小鳥の鳴き声のように心地良く響き渡ります。この曲もハマると中毒になるタイプの曲だね。

「In My Life」
じんわり胸にしみるラブソング。Richard Teeのフェンダー、Eric Galeのギター、Michael Breckerのテナーサックス、Ralph MacDonaldのパーカッションなどのバックの好サポートが目立ちます。

「You Don't Have To Say You're Sorry」
実に味わい深いバラード。スローものではこの曲が一番お気に入りですね。リリカルなピアノのイントロ、CTIらしいストリングスのアレンジも実にロマンティックですね。

「More Today Than Yesterday」
本作唯一のカヴァー曲(他の曲は全てPattiの作品)。オリジナルはThe Spiral Starecaseというソフト・ロック・グループの1969年のヒット曲っす。ここでは、R&Bテイストのハツラツとしたミディアム・グルーヴに仕上がっていマス。

「Give It Time」
「Say You Love Me」と並ぶ僕のお気に入り曲っす。メロメロ好きの僕が一発KOのメロウ・グルーヴっす。個人的には、Ralph MacDonaldの大好きな作品「In The Name Of Love」あたりと一緒に聴くと相性バッチリだと思います。この曲でもそのRalphのパーカッションが活躍していマス。

「There Is No Time」
「Give It Time」からシームレスで続くこの曲もメロウ好きにはヤバい曲ですな。出だしの女性コーラスで胸がトキメキますよ〜っ☆トロピカル風味のほんわかナンバーっす。

「This Side Of Heaven」
「Say You Love Me」と並んでクラブ系リスナーに人気の高い曲。やっぱりRalphのグルーヴィーなパーカッションが肝ですね。実に気持ち良い踊れるカンジですな。

「Sweet Sadie The Savior」
アルバムのエンディングはゴスペル・タッチのスロー。こうしたディープ・タッチよりもライト・タッチの曲の方が彼女には向いていると思うけど、アルバム中に1曲くらいはこうしたナンバーがある方が全体が引き締まっていいかもね。

本作を気に入った方は2ndアルバム『Havana Candy』(1977年)もどうぞ!こちらはDave Grusin & Larry Rosenがプロデュースしてます。
posted by ez at 00:35| Comment(4) | TrackBack(0) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする