2006年04月18日

Shalamar『Friends』

永遠のダンス・クラシック「A Night To Remember」収録☆Shalamar『Friends』
Friends
発表年:1982年
ez的ジャンル:Solarダンス・クラシック系R&B/Soul
気分は... :ナァ〜イトゥ・リメンバァ〜♪(/^-^)/☆♪

80年代R&B/Soulファンには見逃せない重要レーベルの1つがSolarですね。

Sound Of Los Angeles Recordsの頭文字を取ったSolarは、アーティストのマネジメントで辣腕を振るってきたDick Griffeyと人気音楽TV番組「Soul Train」司会者Don Corneliusが1975年に設立したレーベルっす。

一時は80年代のモータウンとまで称され、Lakeside、Dynasty、Midnight Star、Whispers、Klymaxx、Deele(LA ReidやBabyfaceが在籍)といったアーティストが次々と素晴らしい作品を輩出した。

そんなSolarを代表するグループの1つが今日紹介するShalamarっす。

Shalamarは、前述の「Soul Train」のダンサーだったJody Watley、Jeffrey Danielらが結成し、1977年にデビューしたグループ。1979年にHoward Hewettが加入し、Jody、Jeffrey、Howardの最強メンバーとなりまシタ。その後1983年にJody、Jeffreyが脱退するまでがShalamarの絶頂期だと思いマス。

そんなShalamarの作品中、僕の最もお気に入りの1枚が『Friends』(1982年)っす。
この黄金期のShalamarの魅力はJody & Howardのツインボーカルと、プロデューサーLeon Sylversのクリエイトするエレガントなダンス・サウンドだと思う。

そんな彼らの集大成的な1曲が名曲「A Night To Remember」だ。このアルバムはこの永遠のダンス・クラシック1曲のためだけに買っても決して損はないと思います。でも、それ以外にもゴキゲンなダンス・ナンバーが目白押しですよ〜♪┌(・。・)┘♪

オススメ曲を紹介しときやす。

「Night to Remember」
永遠のダンスクラシック。Shalamarと言えばこの曲で決まりですよね。エレガントで瑞々しいシンセサウンドによるに、キュートなJodyとセクシーなHowardのツインリードが絡むライト感覚のダンス・ナンバー。踊って良し、聴いて良し、しかも胸キュンのメロディ...100点満点ですな。

実はあのトシちゃん(田原俊彦)もカヴァーしていました。もう落ち目の時期だったので、人気歌番組などで披露されることは少なかったですけど、深夜の歌謡スポット的な番組でよく見かけまシタ。深夜のさびしさと、哀愁のトシちゃんと、「Night to Remember」の泣きのメロディがやけにマッチして、妙な感動を覚えた記憶がありマス。

他にもKimara、Romina Johnson 、Sister Teeなどのカヴァーがありますね。また、サンプリングネタだと、Kris Kross「Tonite's tha Night」、Mase feat. Blackstreet「Get Ready」あたりが有名ですかね。また、日本モノで昨年出たJhett feat. Sowelu & BIG-O「Get Ready - Nite 2 Remember」も話題になりましたね。

「Don't Try to Change Me」
Jodyがリードボーカルを努める明るく元気なダンス・ナンバー。この後、ソロ・アーティストとして大成功を収めるJodyだけど、Shalamar時代の方が彼女のキラキラしたボーカルが輝いていたような気がするなぁ。

「Help Me」
Howardがリードボーカルのミディアムスロー。とってもロマンティックでアーバンな大人のブラコンですな。

「Friends」
ご機嫌なダンス・ナンバーに仕上がっているタイトル曲。ファンキーでメロウでライトタッチで全体のバランスが何ともいいですな。

「Playing to Win」
レーベル・メイトのMidnight Starを彷彿させるエレクトリック・ファンク。勿論ボコーダーも忘れちゃいません。

「I Just Stopped by Because I Had To」
Jody & Howardのツインボーカルによるラブバラード。実にスウィートネスたっぷりで胸キュンメロウ好きにはたまりません☆

「There It Is」
「Night to Remember」と並ぶアルバムのお気に入り曲。イントロのギター・カッティングが何ともカッチョ良いし、Howardのファルセット・ボイスもいいですな。ホント、Shalamarのダンスナンバーって、ダンサブルだけなじゃなく、メロディもしっかりしているところがスキだなぁ。今聴いていて思ったんだけど、Kool & the Gang「Get Down on It」あたりと相性が良さそうかもね?

「I Can Make You Feel Good」
この曲もアルバムの人気曲ですね。Howardのハイトーンのボーカルがとってもマッチしたメロディアスなダンス・ナンバーっす。サビの♪I Can Make You Feel Good〜♪のところは大合唱になりそうでスキだなぁ。

Shalamarの他の作品ならば、大ヒット「The Second Time Around」収録の『Big Fun』(1979年)も僕の愛聴盤っす。

Solarでは、Dynasty、Klymaxxあたりも個人的に思い入れのあるアーティストなので、機会があれば紹介しますね♪
posted by ez at 01:10| Comment(2) | TrackBack(0) | 1980年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする