発表年:2006年
ez的ジャンル:フレンチ系ディープハウス
気分は... :野暮なんだよね!
僕は野暮なことが大キライだ。
野暮なことをする人(=野暮天)はキホン的に以下のような習性を持つ。
・空気を読めない!(アンタのその行為で場の雰囲気ぶち壊し!)
・思い込みが激しい!(そう思うのはアンタだけなんじゃない?)
・自分優先!相手の立場で考えない!(こっちはそんなこと期待していない!)
・しつこい(だからますます嫌われる!)
こんなことを書いても、野暮な人はそれが自分だとは気付かない。
だって野暮天だから...オレ自身がそうだったりして(笑)
さて、今回はそんな野暮天に邪魔されたくないオシャレなディープハウスHanna Hais『Rosanova』(2006年)デス。
Hanna Haisは、南フランス出身のボーカリスト。2002年にChristoph Kardekプロデュース作品「Je sens」、Larry Heardプロデュース作品「Il Parlait Pas Francais」で注目を集め、その後はMasters At Work(MAW)の作品などでもフューチャーされていたようです。
ちなみにMr. Fingers(Larry Heardの別名)のアルバム『Introduction』(1992年)は、マイ・フェイバリット・ハウス・アルバムっす。現在、廃盤のようなので本ブログでは紹介できていませんが(;_;)
本作『Rosanova』はそんなHannaの1stアルバム。フランス語独特の語感が醸し出すクールネスが魅力のボーカルと、かなりラテン、ブラジリアン、アフロ、エレクトロニカなど多彩なハウス・サウンドの組み合わせが何ともオシャレっす。しかも、収録曲のリミックスやダブを収めたボーナスCDも付くお得な2枚組。
何ともトレビア〜ンなアルバムです。
オススメ曲を紹介しときやす。
「Parfum Chic」
Matthias Heilbronnプロデュース曲。僕好みのパーカッシブなトラックと、アルペジオのギターの音色が何ともスタイリッシュですな。
「3 Notes Pour Dire Je T'aime」
W杯開催中のドイツを拠点とするRalf Gumプロデュースの曲。涼しげなシャーベットのようなディープ・ハウス。
「Il Parlait Pas Francais」
前述のLarry Heardプロデュース曲。Larry Heardらしく実にクールで気持ちイイ曲なのだが、このバージョンには愛を囁く日本人男性の声が入っているのだが、日本人が聴くとちょっと恥ずかしい(>o<)。なので、僕はこの部分がカットされているボーナスCD収録の別バージョンの方が好きだ。
「Desire」
Christoph Kardekプロデュース曲。ボコーダー使いがウレシイっす。全体的なヒンヤリ感が好きデス。
「Rosa Nova」
ヒットしたタイトル曲。パリのオシャレなアコーディオンの音色と、リオあたりのカーニバルの光景を思い浮かべるブラジリアンなサンバのリズムが合体した絶品ナンバー。一番のお気に入りっす。
「Doucement」
Matthias Heilbronnプロデュース曲。ソウル・テイストなファンキーなUSハウスなナンバー。とっても優雅なカンジでいいね。
「De Toi a Moi」
エレクトロニカなナンバー。うねるシンセベースが印象的だね。
「Bel Amant」
パーカッションがトライバルなアフロ・ハウス。ワールド・ミュージックの時にも思ったが、アフロ・サウンドとフランス語って相性がいいよね。
「Je Sens」
前述のChristoph Kardekプロデュース曲。実に気だるく、ドライなカンジが夏向きかもね?
先ほどW杯「イングランド対パラグアイ」が終了したが、イングランドは勝ったけど、中盤が全く機能していなかったね。特に、積極的に攻撃参加できない守備的な役割のランパード、ジェラードなんて観たくなかったなぁ。
やっぱりベッカム、ジェラード、ランバート、ジョー・コールという黄金の中盤4人を機能させるには、数日前にも書いたキャラガーを4人のDFの前に守備的MFとして配置する4-1-3-1-1の布陣がいいと思う。
さぁ、今日の明け方の「アルゼンチン対コートジボワール」も楽しみ。
死のグループC組はどうなるのか?