発表年:1996年
ez的ジャンル:クール&癒し系R&B
気分は... :もっと楽しく、優しく行こうよ!
昨日は午前中クライアントへ訪問した後、広尾の僕の密かなお楽しみ☆お気に入りの洋食屋さんでランチ(^ー^) その店に行くといつもは定番ポークジンジャーなんだけど、何故か今日はハンバーグをオーダー。
僕がハンバーグを外で食べるなんて年に数回程度なんだけど、今日はどうしてもハンバーグが食べたい気分になった。
洋食屋ならではの、気取らない正統派のハンバーグとうれしい目玉焼きのトッピングに思わずニンマリ。あと普段は殆ど食べないマカロニ・サラダがやけに美味い。
ゴチャゴチャしていた頭の中も、店を出るころにはスッキリ・モード☆やっぱり食は大事ですな。
さて、今回はハンバーグ目玉焼きのせのようなホッとする一品!Mona Lisa『11-20-79』(1996年)っす。
当時はそこそこ人気があったアルバムだったと思うけど、今となっては完全に忘れ去られているアルバムじゃないかなぁ。
でも、僕的にはこのアルバムがかなり名盤で、今でも、SWV、Brownstone、Braxtonsあたりと並んで相当頻繁に聴く90年代R&Bアルバムだ。
基本的にはMary J. Blige以降の流れを汲むHip-HopモードのR&Bンなんだけど、あまり熱くなりすぎないクール&ライトな感覚がたまらなく好きだね。
本作以降全然その名前を聞かなかったが、一昨年出たCam'ron『Purple Haze』収録の「Girls」にMona Lisaがフューチャーされていた。Mona Lisaの参加とCyndi Lauperの名曲「Girls Just Wanna Have Fun」ネタであることで、すっかり「Girls」が気に入り、柄でもなくCam'ron『Purple Haze』を購入してしまいまシタ。
本作発表時、Mona Lisa嬢はまだ16歳だった。多分アルバム・タイトルは生年月日なんじゃないかな?でも、中身は全然16歳とは思えない、しっとり大人のムードですよ。
オススメ曲を紹介しときやす。
「Just Wanna Please U」
本作のハイライトと言えるクラシック・ナンバー。本ブログの記念すべき第1回エントリーで取り上げたBobby Caldwell「What You Won't Do For Love(風のシルエット)」をモロ使い。原曲のメロウな雰囲気に、クールなグルーヴ感が加わって、言うことなしの出来っす。
「Where I Wanna Be」
これもクールなメロウ・グルーヴ。「Just Wanna Please U」とセットで聴くとバッチリっす。Phyllis Hyman「Children of the World」ネタ。
「Love U Enough」
A Tribe Called Quest(ATCQ)のAli(Ali Shaheed Muhammed)プロデュース。浮遊感のあるメロウ・グルーヴに仕上がっていマス。
「You Gave Me Love」
個人的には「Just Wanna Please U」と並ぶ名曲だと思うなぁ。本曲も含めて本作の曲って、サビの部分の歌詞がわりと憶えやすいので、そのあたりも親しみやすい要因かもね!
「Can't Be Wasting My Time」
Krs-One「MC's Act Like They Don't Know」ネタのミディアム・グルーヴ。そう言えば、Krs-OneやBoogie Down Productionsって本ブログではあまり登場しなかったですね。
「You Keep Leading Me On」
Isaac Hayes「Don't Let Me Be Lonely Tonight」ネタのスロー。切ないメロウ・トラックがいいカンジ。
「Our Time to Shine」
本ブログでも取り上げたAverage White Bandの名曲「A Love of Your Own」ネタ。ライブ仕立ての作りで盛り上がりマス。
「Crazy」
胸キュンの美メロ・スロー。胸の高鳴りが抑えられなくなりそうっす☆
「You Said」
本作を貫くクールネスを象徴するような1曲。このヒンヤリ感たっぷりのトラックで残暑厳しい日々を乗り切れそう!
最近、僕の周囲にはイラつきモードの人、お疲れモードの人が多い。
そんな人々に癒し薬として、ぜひスイセンしたい1枚っす。
みんな、人生楽しく、優しく生きようよ☆