2006年08月04日

Cherrelle『High Priority』

Jam & Lewis屈指の名曲「Saturday Love」収録☆Cherrelle『High Priority』
High Priority
発表年:1985年
ez的ジャンル:Jam & Lewis系ブラコン
気分は... :さんでー、まんでー、ちゅーずでー...

久々にJam & Lewisプロデュース作品のご紹介を!
多分、Janet Jackson『Rhythm Nation 1814』(1989年)の投稿以来かな?

本ブログでは、『Rhythm Nation 1814』以外にもKaryn White『Ritual of Love』(1991年)、New Edition『Heart Break』(1988年)、Sounds of Blackness『The Evolution of Gospel』(1991年)、Alexander O'Neal『Hearsay』(1987年)といったJam & Lewisプロデュース作品を紹介してきまシタ。

今回紹介するCherrelle『High Priority』は1985年発表の作品なので、これまで紹介したJam & Lewisプロデュース作の中で一番昔のアルバムになりますね。

Jam & Lewisの1つの大きなターニング・ポイントになった年が1986年だと思う。
Force M.D.'s「Tender Love」、Human League「Human」といった大ヒットシングルや、Jam & Lewisがメジャーへの道を歩み始めたJanet Jacksonの大ヒットアルバム『Control』、そして個人的に初期Jam & Lewisの集大成アルバムと考えるS.O.S Band『Sands Of Time』といったJam & Lewisファンがヨダレ物の作品を続々とプロデュースしたのが1986年という年でシタ。

その意味では、本作Cherrelle『High Priority』は、Jam & Lewisがスーパープロデューサーになる前の作品っす。

Cherrelleと言えば、Alexander O'NealやS.O.S Bandと並ぶ、Jam & LewisのホームグラウンドTabuレ−ベル"の看板ア−ティストだった。Jam & Lewisファンの中には彼らがメジャーになる前のこれらのアーティストの作品に、特に思い入れが強い人も多いのでは?僕もそんな一人っす。

Alexander O'Neal『Hearsay』の記事でも書いたけど、MZA有明でライブを観た僕はとっては、特に思い出深い曲が本作収録の「Saturday Love」デス。きっと他の人が考える以上に僕的には名曲扱いしているかもしれません☆

80年代らしいアーバンで、バブリーで、ブラコンなカンジが魅力の作品っす。

今回記事投稿にあたりネットを見ていて初めて知ったんだけど、CherrelleってPebblesのいとこだったんですね。全然知らなかった。

オススメ曲を紹介しときやす。

「Saturday Love」
このアルバムは何と言ってもAlexander O'Nealとのデュエットによるこの曲ですね。この曲を聴くと、アーバン・ナイトのオトナのラブソングって感じですよね。

♪Sunday,〜Monday,〜Tuesday,〜Wednesday〜Thursday,〜Friday〜Saturday love♪という部分を一緒に歌おうとして、そのスピードについていけず、途中で木曜あたりがいつも抜けてしまっていた記憶がありマス。

僕のJam & Lewisランキングの中でかなり上位にくる曲デス。夏の夜のドライブなんかに聴きたくなる曲だよね?

「You Look Good to Me」
Jam & Lewisらしい硬質なファンクを聴けるナンバー。例のどこか近未来チックな独特のファンク・サウンドを堪能できます。Cherrelleの元気なボーカルもいい感じデス。

「Artificial Heart」
80年代らしい懐かしさに満ちたファンク・ナンバー。ほのかにメロウなシンセ・サウンドが好きっす。

「New Love」
思わず、体を揺らしてしまうキャッチーなダンス・ナンバー。このあたりを聴いているとJanet Jacksonプロデュースの成功を予感させるものがありますね。

「Will You Satisfy?」
メロウネス漂うミッド・チューン。実はバキバキのファンク・ナンバーよりも、このあたりのメロディアスなナンバーが案外好きだったりする。

「Where Do I Run To」
超ボク好みの胸キュンの名バラード。本作の翌年に結婚するRandy Ranとのデュエット!Classic Exampleのカヴァーでもお馴染み!S.O.S Bandなんかもそうだったけど、そもそもボクがJam & Lewisにハマったきかっけは、こういった絶品の胸キュン・バラードの魅力にとりつかれたのが最初だった。

なんか学生時代を一気に思い出してしまいマス。当時、Jam & Lewisのバラードを聴くと、途端に気持ちが恋愛モードになり、大好きだった子に今すぐ会いたくなったりしたものだったなぁ。

この記事を書きながら、「Saturday Love」、「Where Do I Run To」、Force M.D.'s「Tender Love」、Human League「Human」の4曲をリピートで聴いていマス。思わず恋愛モードになって、誰かに電話してしまいそう(笑)...ヤバイ!
posted by ez at 02:12| Comment(4) | TrackBack(0) | 1980年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする