2006年08月18日

213『The Hard Way』

Warren G、Nate Dogg、Snoop Doggによる伝説のグループの待望のアルバム☆213『The Hard Way』
The Hard Way
発表年:2004年
ez的ジャンル:G-Funk系Hip-Hop
気分は... :再結成なのに1st?

先日、Warren G『I Want It All』を紹介した流れで、久々に213『The Hard Way』を聴いてみまシタ。

213と言えば、Warren G、Nate Dogg、Snoop Doggという今をときめく3人のHip-Hopアーティストが、それぞれソロ契約を結ぶ前に組んでいた伝説のグループですね。213というグループ名は、彼らの地元であるロングビーチのエリアコードから取ったのだとか。

この伝説のグループが再結成し、発表された待望の1stアルバムが『The Hard Way』(2004年)だった。再結成なのに、1stアルバムというのもヘンな感じだけどね。

僕は特にG-Funk好きなわけではないし、Warren Gは別にして、Snoop Doggはデビューアルバム『Doggystyle』(1993年)以外はそれ程積極的に聴いてきたわけではなく、Nate Doggのソロも殆ど聴いたことがなかったが、何故かこのアルバムには食指が動いてしまった。

Warren GやDr.Dreがプロデュースしていない等々賛否両論があった話題のアルバムだけど、僕はかなり楽しめまシタ。単純に僕の大好きな曲のサンプリング・ネタだらけで反則だよねって感じかなぁ。普段Hip-Hopをそんなに聴かない人も、とっつきやすいキャッチーな作品だと思いマス。

夏にユル〜イ感じで聴くにはピッタリなHip-Hopアルバムじゃないかなぁ?
ダラダラモードでお聴きください☆

オススメ曲を紹介しときやす。

「Gotta Find a Way」
シングルカットもされた僕の一番のお気に入り曲。大好きEmotions「Rejoice」ネタのライトでパーカッシブなトラックが最高っす。ジャケの雰囲気とかなりギャップのある爽快さが気持ちイイですね。

「Groupie Luv」
DJ Poohプロデュースの先行シングル。 Herbie Hancock「Chameleon」ネタのジャズ・ファンクなトラックがいいカンジ。

「Another Summer」
Kanye Westプロデュース曲。Latoiya Williamsをフィーチャー。全体のマッタリ感がとっても好きだなぁ。Eddie Kendricks「Intimate Friends」ネタのメロウなトラックとLatoiyaのボーカルがイイ感じっす。

「Keep It Gangsta」
Steely Dan「Black Cow」ネタというだけで僕的にはOKっす。怪しげな雰囲気もいいですね。

「Lonely Girl」
これもかなり好きなメロウ・チューン。こうやって聴くとNate Doggのボーカルもいいよね。

「Mary Jane」
タイトル通りRick Jamesの名曲「Mary Jane」ネタ。この曲の前に「Rick James interlude」というRick Jamesのモノマネのインタールードも収録されている。そして本作発表と前後してRick Jamesが亡くなった。何か因縁めいているよね。

「Absolutely」
パーカッシブかつエスニックなトラックがミステリアスなムードを醸し出していマス。

「Joysticc」
これもMtume「Juicy Fruit」ネタというだけで僕は好きになってしまいマス。Nate Doggのボーカルが実にマッチしてマス。

「So Fly」
Missy Elliotプロデュース曲。なんか意外だよね。Missy自身が関わっていたMonica「So Gone」やWhisperers「You are Number One」ネタのトラックをバックに和み系な感じのボーカル&フロウがいいですな。

なんかこのアルバムを聴いていたら、カキ氷が食べたくなってキタ。
宇治金時に白玉トッピングのがいいなぁ。
posted by ez at 10:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 2000年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする