発表年:2006年
ez的ジャンル:Neptunes系Hip-Hop/Neptunes
気分は... :長かったねぇ!
昨年から延期になっていたPharrell(Pharrell Williams)の初のソロ・アルバム『In My Mind』がやっと発売されましたね。
説明不要だとは思いますが、Pharrellと言えば、相棒のChad Hugoとのコンビによるスーパー・プロデューサー・チームThe Neptunes、二人に幼馴染みのShaeを加えたロック・テイストのHip-HopグループN.E.R.D、その他有名アーティスト作品への客演などでお馴染みですよね。
何となく2000年代に入ってから出てきた印象があるけど、本ブログでも紹介した1996年のSWV『New Beginning』にも参加しているから、もう10年選手なんだよね。PharrellもChadもあんまり年取らない顔してるよね。
別にNeptunes、N.E.R.Dのファンじゃないけど、ついつい彼らの関連のアルバムには手を出してしまう。だって、殆どハズレなしだからね。今回はJurassic 5『Feedback』を購入する目的でCDショップへ行ったら、しっかり、本作とChristina Aguilera『Back To Basics』を一緒に持ってレジへ向っていまシタ(笑)
さて、その『In My Mind』ですが、既に多くの方がブログその他でレビューされていますね。予想通りというか、賛否両論に分かれているみたいですが。
僕はHip-HopとR&Bのハーフ&ハーフな構成に結構満足していマス。できれば前半と後半という分け方ではなく、Hip-HopナンバーとR&Bナンバーが交互に聴ける構成の方が良かったなぁとは思うけど...
僕は以前から、PharrellにPrice殿下的なものを感じるんだけど、本作は特にそんな印象が強かったなぁ。トラック自体も80年代サウンドっぽいのが多かったしね。
オススメ曲を紹介しときやす。
「Can I Have It Like That」
先行してシングルカットされていたナンバー。Gwen Stefaniをフィーチャーしていマス。重低音ベースラインの不穏なムードがいいカンジですな。
「How Does It Feel? 」
ホォ〜ッ、ホッ!という掛け声が印象的な曲だホォ〜ッ、ホッ!
「Raspy Shit」
耳から離れない中毒性のあるトラックがカッチョ良いね。
「You Can Do It Too」
快眠できそうな心地良いトラック。昼寝のお供によさそうだね(笑)後半の展開もスキ☆
「Keep It Playa」
Slim Thugをフィーチャー。このチープなカンジが逆にいいよね。シンプルなだけに実は奥深い?
「That Girl」
Snoop Doggをフィーチャーしたこの曲までがHip Hopパート。Hip Hopパートでは一番メロディアスでキャッチーかもね☆
「Angel」
ここからがR&Bパート。この曲はシングルカットされていたのでお馴染みですよね。変態チックなヘナヘナ・ファルセットがPharrellらしいですな。僕はやっぱりコレが聴きたいんだね。
「Young Girl/I Really Like You」
Jay-Zをフィーチャー。なんでこの2曲がセットになってるのかな?2曲共に80年代サウンド風のトラックがいいね。特に「I Really Like You」がいいね。
「Take It Off (Dim the Lights) 」
メロメロ好きの僕の好みにピッタリのメロウ・チューン。夏の終わりの夕暮れにピッタリなんじゃない☆初期Jam & Lewis風のポコポコ・リズムもいいね。
「Stay with Me」
続くこの曲もメロウ好きにはストライクですな。ClipseのPusha Tをフィーチャー。
「Baby」
Nellyをフィーチャー。この曲聴いていたら、Prince殿下の「When Doves Cry」が聴きたくなった。
「Number One」
Kanye Westフィーチャーの3rdシングル。最強タッグの曲が悪いわけないよねぇ。Pharrellらしい意外な曲展開もお気に入りっす☆
PV観て思うんだけど、Pharrellのスベスベ肌は見事だよね。男性エステのCMとか最適なんじゃない?