2006年09月12日

Pat Metheny Group『Still Life (Talking)』

イライラしているアナタに癒しの1枚☆Pat Metheny Group『Still Life (Talking)』
Still Life (Talking)
発表年:1987年
ez的ジャンル:ジャンル超越ピュア・ミュージック
気分は... :今年も毒素抜きの季節がやってきまシタヽ(-o-;)ノ

最近、僕の周囲にはイライラ・モードな人や、ヘトヘト・モードの人が多い。
特に、イライラ・モードの人は、見ていて余計なことにパワーを使い、その頑張りが周囲に伝わらないと、被害者妄想でさらにイライラが増幅し、周囲はついにドン引き状態という悪循環。

イライラ・モードの人は、不発に終わった亀ちゃんの月9ドラマ『サプリ』のセリフにあった、“大人と子供の境界線、自分が悪くなくても謝れるのがオトナ、自分が悪いのに謝れないのがコドモ”という名セリフ(?)に基づけば、完全にガキ・モードになっている。

かなり、心と身体のストレスが溜まっているんだろうね。
そんな人は身体中の毒素抜きしないとね。

そんな人にピッタリなデトックス(毒素抜き)・ミュージックがPat Metheny Group
Pat Metheny Groupは、昨年紹介した『First Circle』(1984年)以来2回目になりヤス。

前にも書いたけど、僕は熱烈ファンというほど天才JazzギタリストPat Methenyのことについては詳しくは知らない。それでも、『First Circle』(1984年)、『Still Life (Talking)』(1987年)、『Letter from Home』(1989年)、『Secret Story』(1992年)の4枚は、ある時急に聴きたくなることがある。

基本的にこれら4枚の作品を聴いていると、南米やアフリカの大自然の映像が浮かんでくる。そして草花の香りや鳥や動物の鳴き声も聞こえてきそうだ。そんな日常を全く感じさせない音空間が、毒素だらけの僕の身体に気を送り、心や体の悪いものを全て洗い流してくれる気がしマス。

『First Circle』(1984年)が大のお気に入りの僕にとっては、本作『Still Life (Talking)』(1987年)も『First Circle』に似た雰囲気のアルバムかもしれないね。よりブラジル・テイストが強いって感じかな。

とにかく、Pat Methenyのつくり出す大地のミュージックを聴いていると、日々のイライラや悩みなんて、実にちっぽけな事に思えてくる(≧∀≦)

日々を楽しくするのも、つまならくするのも自分次第!
Methenyの音楽聴いて、今日1日楽しく穏やかに過しましょv(^-^)v

全曲紹介しときヤス。

「Minuando (Six Eight) 」
Mark Ledfordのコーラスと共に、大地の息吹が聞こえてくるような壮大なイントロのオープニング・ナンバー。人気のナンバーですね。テーマはじまると目の前の霧が一気に晴れて、緑鮮やかな大自然が視界一面に広がってくるようだ。乾いた心に潤いを与えてくれるねぇ!

「So May It Secretly Begin」
タイトルも影響しているけど、この曲を聴いていると、大自然の中でつぼみだった花が開花する映像が思い浮かぶ。新しい活力が漲ってくる気がするね!Methenyのギターと共に、Lyle Maysのピアノもいいカンジ☆

「Last Train Home」
テレビ朝日『世界の車窓から』でも使われていた人気曲。本アルバムの中この曲だけは、唯一米国の映像が思い浮かぶ。汽車に乗りながら、故郷への思いを馳せる若者ってカンジかな。Methenyのギターシンセが実にリリカルだよねぇ。何かこみ上げてくるものがあるなぁ。Paul Werticoのドラムが実に汽車の雰囲気を出しているよね。

「(It's Just)Talk」
再び舞台は南米の大自然へ!ってカンジのブラジリアン・テイストのナンバー。

「Third Wind」
躍動感溢れるブラジリアン・ナンバー。これはかなり好きデス。Methenyのソロで毒素が抜けてパワー全開ってところでしょうか。後半のパーカッシブな展開も僕好み☆ボーカルがPedoro Aznarだったらなんて思うのは無いもの強請り?

「Distance」
大自然の神秘が宿ったようなナンバー。とっても崇高な静けさを感じるよね。

「In Her Family」
そして美しすぎるラストナンバー。目を閉じて聴きたくなる曲だね。まさにStill Lifeってイメージ!

雨降って地固まる...勇気を持って心をリセットしてみよう!
きっと何かが変わるはずd(^ ^)グッ!
posted by ez at 00:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 1980年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする