発表年:2005年
ez的ジャンル:カナディアン・アーバン・ソウル
気分は... :冬のアーバン・ナイト
この一年間を振り返ってみると、人間関係の大切さに改めて気付かされた年だった。
そんな中で僕が気を付けている人付き合いのキホンはこんなカンジ。
・自分と相手の関係は対等である
・自分にも、相手にも長所と短所があることを理解する
・相手の長所とうまく付き合い、短所を許容する心を持つ
・相手に対して、等身大の自分を理解してもらうように努力する
これら実践できている時には、人間関係がうまく回っているいる気がする。
別の言い方をすれば、上記のことが実践できているときは、自分軸と相手軸がうまくアジャストできていると思う。
どれも当たり前のことなんだけど、案外実践するのは難しかったりするんだよね。
欲やプライドって奴がこれらの阻害要因になる。特に男の場合はねっ(笑)
さて、今日はようやく紹介できる1枚Jeff Hendrick『Soul Celebration』(2005年)です。
本作は今年の夏購入して、ずっと愛聴してきたんだけど、何故かAmazonでの扱いがなくて紹介できませんでした。最近ようやくAmazon.comで発見したので紹介しマス。
Jeff Hendrickはカナダ出身の白人シンガー。キーボードやサックスも演奏するようです。正直僕が知っている情報はこれくらい。
僕は渋谷のタワーで試聴して本作を購入したんだけど、てっきり黒人シンガーだと思っていまシタ(笑)
2ndアルバムとなる本作『Soul Celebration』(2005年)は本国カナダでは昨年暮れに発売され、UKやヨーロッパでもブレイクしたらしいっす。日本で紹介されたのは今年に入ってからなので、実質的には今年の新作という扱いで良いのでは?
全体的としては、80年代あたりのアーバン・ソウルの雰囲気にUKソウルのようなスタイリッシュさが加わったメロウ&グルーヴってカンジでしょうか。大都会の夜のドライブにピッタリな1枚っす。
案外、今あるようで無い音だと思いマス。今時R&B/Soulリスナーのみならず、オールドリスナーの方も思わずニヤリとするのでは?
オススメ曲を紹介しときやす。
「Celebrate」
オープニングは、いかにも日本人が大好きそうなアーバン・ソウル。サックス・ソロあたりも昔のAORっぽくていいよね
「Old School Party」
80年代の香り漂うアーバン・メロウ・チューン。僕の一番のお気に入り曲。Keni Burkeのクラブ・クラシック「Risin' To The Top」(1982年)あたりを彷彿させるよね。ラップ入りの別バージョンも収録されており、コチラもグッドです。
「I Just Wanna Dance」
シングルにもなったミッド・チューン。ダンス・ナンバーなんだけど、この落ち着いた雰囲気が実にいいよね。
「I Like The Way」
「Old School Party」と並ぶ僕のお気に入り。iPodでもこの2曲を繰り返し聴くことが多いかなぁ。何かダンディーな男を気取ってみたくなるような曲ですな。
「Summertime」
軽快なサマー・チューン。ホントは夏に紹介できれば良かったんだけどねぇ...
「You're All I Ever Wanted」
恋人たちのためのメロウ・グルーヴってカンジだよね。こんなロマンチックな曲を流しながら、愛の告白なんていいのでは?
「Love U Down」
ムード満点のセクシーなスロー・ナンバー。意外にもスローはこの1曲のみっす。
「One Ya Want」
なんかRahsaan PattersonやEric Benetあたりとの共通項を感じてしまうネオ・ソウルな1曲。
個人的には今年の掘り出し物の1枚デス。