発表年:1974年
ez的ジャンル:猥雑&スウィート系Funk
気分は... :久々にお休みしますm(_ _)m
最初に1つお知らせデス。
Seesaaブログのメンテナンスのため、本ブログも明日(19日)午前2時から20日午前2時まで丸一日閲覧できません。
なので、明日(19日)は久々にエントリーをお休みしようと思います。
エントリーを休むのは昨年の9月以来になります。
まぁ、毎日更新せねばなんて気負いも多少あったので、こんな機会に一休みするのいいのかも?20日からまた頑張ってエントリーしますのでよろしくデスm(_ _)m
さて、そんなお休み前のエントリーに選んだのはOhio Players『Fire』(1974年)っす。Ohio Playersは本ブログ開設当初にエントリーした『Honey』(1975年)以来となりマス。
70年代を代表するFunkグループとして人気を集めたOhio Playersだが、その快進撃はMercury Recordsへ移籍してから始まった。本作『Fire』はMercury移籍第1弾アルバム『Skin Tight 』(1974年)に続き発表された作品である。
やっぱり、『Skin Tight 』(1974年)、『Fire』(1974年)、『Honey』(1975年)というMercury時代の最初3枚がOhio Playersの絶頂期を示す作品なのでは?
Mercury時代のOhio Playersは、ギター&ボーカルのLeroy "Sugarfoot" Bonner、キーボードのBilly Beck(Zapp、Rogerの作品でもお馴染みですね)、ドラムのJames "Diamond" Williamsが中心となって、独自のファンク・サウンドを確立していった。
Ohio Playersって、猥雑なファンク・ナンバーの魅力は勿論だが、メロウでスウィートなコーラスワーク抜群のバラードも見逃せない。このアゲアゲファンクとスウィートなスローのギャップが僕にはたまりません!
そんな栄光のMercury時代でも最も売れた作品が本作『Fire』であり、ポップ、R&B共にアルバムチャートNo.1に輝きまシタ。ファンクとバラードというグループの持つ2つの魅力が交互に登場するつくりになっているところがニクイねぇ!
大ヒットしたタイトル曲「Fire」をはじめ、絶頂期のOhio Playersを堪能できマス。
オススメ曲を紹介しときやす。
「Fire」
ポップ、R&B共にシングルチャートNo.1に輝いたグループを代表する大ヒット曲。消防車のサイレンの音と共に、ノリノリのファンクがスタートする。印象的なベースリフに、猥雑なボーカルスタイル等々Ohio Playersらしさに溢れた1曲。
「Together」
「Fire」から一転して、スウィートなバラード。彼らが60年代ソウルの伝統もしっかり受け継いでいるグループだと認識できる1曲。
「Runnin' from the Devil」
個人的には「Fire」以上にカッチョ良いと思うファンク・ナンバー。『Honey』収録の「Love Rollercoaster」あたりに通じるノリを持った曲だよね。Earth,Wind & Fireをもっと黒く、猥雑にするとこんな曲になるのかなぁ?ってカンジだよね。
「I Want to Be Free」
シングルカットされ、R&Bチャートでトップ10入りしたスウィート・バラード。次作『Honey』収録の名曲「Sweet Sticky Thing」が好きな人ならば絶対気に入る曲だと思いマス。僕がOhio Playersに惹かれるのは、このスウィート路線に拠るところが大きいかもね。
「Smoke」
ラテン・テイストのファンク・ナンバー。ホーン部隊が盛り上げてくれマス。
「What the Hell」
インスト・グループとしての彼らの腕前を堪能できる1曲。なんか不穏なムードのゴッタ煮感覚がいいカンジっす。
「Together/Feelings」
ラストは1分強だけどメロウネスたっぷり小作品で余韻を楽しむようにアルバムは幕を閉じる。
『Skin Tight 』、『Fire』、『Honey』という代表作3枚がキホンだと思いますが、個人的には『Angel』(1977年)あたりも大プッシュの1枚デス。
では、明日お休みしますが、また明後日からエントリーしますのでお楽しみに!