2007年03月05日

Lynyrd Skynyrd『Second Helping』

Allman Brothers Bandと並ぶサザン・ロックの雄☆Lynyrd Skynyrd『Second Helping』
Second Helping
発表年:1974年
ez的ジャンル:アジテート系ササン・ロック
気分は... :眠くて限界...

今日は確定申告を行い、国民の義務として納税を行ってきまシタ。
なかなかイタイ出費です...

そんな関係で今日の仕事が色々ずれこんでしまい、更新も大幅に遅れてしまいまシタ。

それにしても今日の強風は凄かったですね。
家で仕事をしていたら、外でいろんなものが舞い上がっている音がして、結構怖かったなぁ。

さて、今回はAllman Brothers Bandと並ぶ、サザン・ロックの2大巨頭グループLynyrd Skynyrdの登場っす。

本ブログでは、Allman Brothersはかなり前に紹介していたにも関わらず、Lynyrd Skynyrdはずいぶん紹介が遅れてしまいまシタ。

Lynyrd Skynyrdと言えば、1977年10月20日に自家用機で次の公演地へ向う途中に、飛行機が墜落し、リード・シンガーだったRonnie Van Zantらメンバー3人を含む6人が死亡するという事故に逢った悲劇のバンドとして知られていますね。

僕が始めてLynyrd Skynyrdを聴いたのは、この悲劇から4〜5年経っていた頃だったかな。その時聴いたのが今日紹介する彼らの2ndアルバム『Second Helping』(1974年)デス。

Al Cooperの目に留まり、MCA傘下のAl CooperのレーベルThe Sounds of Southより、Al Cooperのプロデュースのもと、デビュー作『Pronounced Leh-Nerd Skin-Nerd』(1973年)を発表したLynyrd Skynyrdが、その名を一気に有名したのが、本作『Second Helping』っす。デビュー作同様Al Kooperがプロデュースを担当していマス。

ちなみに、Lynyrd Skynyrdというグループ名は、メンバーが通っていた高校生の長髪嫌いの体育教師レナード・スキナー氏からとったもの。

そんな長髪嫌いの体育教師がいかにも嫌いそうなワイルドで、ラフで、アーシーな匂いがプンプンしてくる1枚です。多分僕が一番多く聴いたサザン・ロックのアルバムは本作じゃないかなぁ。

Lynyrd Skynyrdって、根底にハードロックの血が流れているのが魅力だと思いマス。実は純粋なハードロックにはあまり食指が動かない僕なんですが、Lynyrd Skynyrdのハードさはとっても好きですね。

オススメ曲を紹介しときやす。

「Sweet Home Alabama」
サザン・ロックを代表する名曲であると同時に、グループ唯一のベスト10ヒット。南部を非難したNeil Young「Southern Man」へのアンサーソング。イナたい中にも南部の意地と誇りが溢れていマス。

「I Need You」
へヴィーネスがズシリと腹にくる1曲。トリプル・ギターが唸りマス。

「Don't Ask Me No Questions」
僕がアルバムで一番好きな曲。ブギ調のこの曲こそラフでワイルドでファンキーなSkynyrdの魅力を堪能できると思いマス。ホーンセクションもいいカンジ。

「Workin' for MCA」
「Don't Ask Me No Questions」と並んで好きな曲。エッジの効いたハードさがカッチョ良いね!MCAのために働いている!と実に辛辣な歌詞も大好き(笑)僕も♪Workin' for ●●●♪と叫びたいね!

「Ballad of Curtis Loew」
アルバムで一番大人しいカンジのカントリー・ブルース調ナンバー。

「Swamp Music」
歯切れの良いリズミカルな展開が印象的な1曲。スワンプの匂いが漂ってきますなぁ。

「Needle and the Spoon」
この曲も大好き!こんな曲を聴きながら、南部のひたすら続く一本道を車で走りながら、この曲を聴いたらピッタリな気がしますね。

「Call Me the Breeze」
アルバムの最後はJ.J.Caleの名曲のカヴァー。実にアゲアゲでゴキゲンな仕上がりとなっていマス。

本作が録音されたジョージア州アトランタと言えば、今日ではOutkastに代表されるHip-Hopの印象の方が強いかもね。
でも、たまにはこんなロックのダーティー・サウスもいいのでは?

今日はあんまり寝ていないから、もう限界。
今から少し仮眠しマス。
posted by ez at 17:57| Comment(0) | TrackBack(1) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする