発表年:1990年
ez的ジャンル:元祖New Jack Swing
気分は... :昨日は祝日だったんだね!
いやぁ、昨日は祝日だったんですね。夕方になるまで全く気付かなかった(笑)
昼飯で近所のラーメン屋へ行ったら、やけに混んでたり、TVをつけると普段とは異なる特番をやっていたり...おかしいなぁと思ったんだけど、夕方のニュースを観ていて初めて気付きまシタ。
個人事業者は、曜日や祝祭日に対する感覚がマヒするね。ヤバイ!ヤバイ!
さて、Teddy Riley率いるGuyの2回目の登場っす。
Teddy Riley大好きの僕にとって、やはりGuy、Blackstreetは特別な存在デス。
特にGuyは、しばらく聴いていない時期もあったんだけど、一昨年に本ブログでデビューアルバム『Guy』(1988年)を取り上げたのを機に、再びちょくちょく聴くようになりまシタ。
ということでGuyの2ndアルバム『The Future』(1990年)っす。
デビューアルバム『Guy』を購入した頃は、CDショップへ行っても期待のグループ扱いで、それほど大物感はなかったけど、この2ndの頃はかなり大物グループ扱いになっていたような記憶がありマス。ジャケのメンバーの写真見ても『Guy』は初々しいけど、本作『The Future』は貫禄ありすぎだよね。
本作でもハネハネNJS(New Jack Swing)ナンバーと、心地良いメロウ・グルーヴ、胸キュンのスロウがバランス良く揃い、かなり満足度高い1枚に仕上がっていマス。
Teddy Riley大好きの僕だけど、聴けば聴くほど、GuyはAaron Hallのボーカルが肝だということを痛感しますな。昨今のR&Bシーンでも上手いボーカリストは数多いるけど、Aaronのように声質がいいボーカリストには滅多にお目にかかれませんな。
Aaron Hallという最高のボーカル素材とTeddy Rileyという凄腕料理人が見事に調理したのがGuyってカンジでしょうかね。
その意味では、Aaronのソロ『Inside of You』(1998年)あたりを聴くと、Teddy Rileyのような料理人がいないのが残念でなりませんね。
逆に言えば、Guyの1st、2ndはミラクルな2枚なのかもしれません!
オススメ曲を紹介しときやす。
「Wanna Get With You」
アルバムからの1stシングルにもなったNJSチューン。TeddyとAaronの絡みがいいカンジです。当時Teddyの♪Get With You〜♪というパートをよく鼻歌で歌っていた記憶がありますね。
「Do Me Right」
Heavy D.参加のハネハネな1曲。当時、「Let's Chill」と並ぶ僕のお気に入り曲でしたね。ウォークマンで「Let's Chill」とこの曲ばかりリピートしていたなぁ。Aaronのボーカルがホントいいですね。
「Teddy's Jam 2」
『Guy』収録の「Teddy's Jam」の続編。個人的には「Teddy's Jam」の方が好きですが(笑)ちなみに『Guy III』(2000年)には「Teddy's Jam 3」も収録されていマス。
「Let's Chill」
昔も今もダントツで一番のお気に入り曲。胸キュン・メロウ好きの僕をメロメロにしてくれる絶品スロウ。Teddyの音作りも見事だけど、やっぱりAaronのボーカルがサイコーやね。
Gap Bandの中心人物だったCharlie Wilsonが2005年に発表したソロ・アルバム『Charlie, Last Name Wilson』でカヴァーしていますね。TeddyもAaronもGap BandおよびCharlie Wilsonへリスペクトはかなり大きいと思われるので、このカヴァーに歓喜したのでは?
「Tease Me Tonite」
これは青少年にはお聴かせできなエロエロ・ソングです。とても、ロマンティックなスロウなんだけど、最後の30秒はボリューム落とさないと、周囲からエロビデオ鑑賞と勘違いされてしまいマス(笑)
「Dog Me Out」
当時はあまりいい曲の印象がなかったけど、今聴くとなかなかゴキゲンなダンス・チューン。All The People「Cramp Your Style」ネタ。
「Her」
「Gotta Be a Leader」
Teddyの弟Markell在籍のHip-HopグループWrecks-N-Effectが参加している2曲。2曲ともに、この時代らしいNJSなHip-Hopに仕上がっている佳作です。「Her」はCommodores「Assembly Line」、「Gotta Be a Leader」はJames Brown「I Don't Want Nobody To Give Me 」をサンプリング。
「The Future」
「Let's Stay Together」
Aaronのボーカルの魅力がうまく引き出されたダンサブルなメロウ・グルーヴ2曲。個人的にはこの手の曲がもっと多くてもいいんだけねぇ。「Let's Stay Together」では、名曲「Is It Good to You」でもフィーチャーされていたTammy Lucas嬢がバック・ボーカルで参加していマス。
「Yearning for Your Love」
サンプリング・ネタとしても有名なGap Bandの名曲のカヴァー。前述のとおり、TeddyやAaronのGap Bandへの思い入れが伝わってきますね。出来としては、オリジナルに及ばないけど、それでも全然OKです。
「Long Gone」
他の収録曲とは少し肌触りが異なる70年代ソウル・テイストな1曲。
Aaronと言えば、一昨年に久々の新作『Adults Only: The Final Album』をマイナーレーベルから出しましたね。
軽く試聴した印象では、悪くは無いけど都落ち感は否めず、少し寂しい気がしまシタ。