2007年04月03日

Manfred Mann『Five Faces Of Manfred Mann』

ブリティッシュ・ビートの枠に収まらないユニークな1枚☆Manfred Mann『Five Faces Of Manfred Mann』
The Five Faces of Manfred Mann
発表年:1964年
ez的ジャンル:Mod系ブリティッシュ・ビート
気分は... :ヒップだぜぃd(^-^*)♪

60年代に活躍したブリティッシュ・ビート・グループManfred Mannの2回目の登場デス。

前回は、インスト・ナンバー中心の編集アルバムであり、今日ではオリジナル以上に人気の高い『Soul Of Mann』(1967年)をしまシタ。

今回はデビュー・アルバム『Five Faces Of Manfred Mann』(1964年)を紹介します。

本作のメンバーは、Manfred Mann(key)、Mike Hugg(ds、vib)、Paul Jones(vo、harp)、Tom McGuiness(b)、Mike Vickers(g、sax)の5人。

1963年にデビューした彼らは、1964年に入ると、「5-4-3-2-1」(全英チャート第5位)、「Do Wah Diddy Diddy」(全英チャート第1位、全米チャート第1位)、「Sha La La」(全英チャート第3位)といったヒット曲を連発し、人気グループの仲間入りを果たしました。

これらのシングル・ヒットを聴いている限りでは、かなりポップでキャッチーな印象を受けますね。しかし、Manfred Mannの魅力は、やっぱりMod Jazz的な要素を持った高い演奏能力ですよね。

このデビュー・アルバム『Five Faces Of Manfred Mann』(1964年)では、シングル・ヒットのみではわからない、グループの魅力が詰まっていると思いマス。カラフルになった2ndアルバム『Mann Made』(1965年)と比較すると、R&B色が強いのも特徴ですね。

このあたりはボーカルのPaul JonesのR&B志向が反映されているかもしれませんね。

Rolling StonesのMick Jagger、AnimalsのEric Burdon、ThemのVan Morrisonといった当時の名立たるR&B志向のロック・シンガーと比較すると地味かもしれませんが、Paul Jonesのボーカルもなかなかだと思いマス。

オススメ曲を紹介しときやす。

「Smokestack Lightning」
Howlin' Wolfのカヴァー。Yardbirdsもカヴァーしていましたね。Paul Jonesのブルージーなボーカル&ハープが堪能できマス。

「Don't Ask Me What I Say」
Jonesのオリジナル。ビート感溢れるいかしたR&Bナンバーに仕上がっていマス。実はアルバムの中で一番好きな曲かも?Vickersのサックスもいいカンジ。

「Sack O' Woe」
『Soul Of Mann』にも収録されていたジャズ界の大物アルト・サックス奏者Cannonball Adderleyのカヴァー。こうしたジャズのインスト・ナンバーをカヴァーするあたりが、このグループらしいですね。

「Hoochie Coochie」
シカゴ・ブルースを代表するアーティストWillie Dixonのカヴァー。激シブのブルースですな。Willie Dixonは、Cream「Spoonful」、Led Zeppelin「I Can't Quit You Baby」、「You Shook Me」、Doors「Back Door Man」など多くのアーティストにカヴァーされていますね。

「I'm Your Kingpin」
Mann/Jonesによるオリジナル。Mannのジャズ志向、JonesのR&B志向がブレンドされていて面白いですな。Huggのvibがなかなか印象的ですね。

「Down The Road Apiece」
Chuck BerryやRolling Stonesのカヴァーで有名な曲ですね。本カヴァーもChuck Berryのバージョンの影響が大きいのでは?

「I've Got My Mojo Working」
これまたシカゴ・ブルースを代表するアーティストMuddy Watersのカヴァー。小気味良くシャープな演奏がいいですね。

「It's Gonna Work Out Fine」
Ike & Tina Turnerのカヴァー。なかなかメロウな仕上がりですな。

「Mr. Anello」
『Soul Of Mann』にも収録されていたラテンのりのゴキゲンなナンバー。Paul Jonesのハープがカッチョ良いっす。

「Untie Me」
Joe South作品のカヴァー。オリジナルはJoe SouthがR&BグループTamsのために書いたものデス。味わい深いR&Bナンバーです。

「Bring It To Jerome」
Bo Diddleyのカヴァー。Paul McCartneyも演奏していましたね。本バージョンは、ヒップなセンス溢れる演奏を聴かせてくれマス。「Don't Ask Me What I Say」と並ぶ僕のお気に入りです。

次回紹介する時には、メンバーチェンジを行い、新生Manfred MannとなったFontana時代の作品を取り上げますね。『Up The Junction』(1968年)あたりかなぁ。
posted by ez at 00:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 1960年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする