2007年04月19日

Breakwater『Splashdown』

爽やかだけど、暑苦しい(?)のが魅力☆Breakwater『Splashdown』
スプラッシュダウン
発表年:1980年
ez的ジャンル:爽快&猛暑系フリーソウル&ファンク
気分は... :憶えていない...

昨晩は某所で飲んでいたのだが、帰りの記憶が全くない。

切符を買って地下鉄に乗るまでの記憶と、最寄り駅に着いてからの記憶はあるんだけど、車中の記憶が完全に飛んでいる。誰と帰ったかもわかっているんだけど迷惑かけなかったかなぁ???

泥酔して記憶がないことはよくあるんだけど、昨晩はそれほどでもなかったような気がする。帰宅してからのこともよく憶えているし、車中の記憶のみ抜けている。

年を取るとこんなものなのか?
というより、やっぱり泥酔していたのか?

やだねぇ...

さて、フリーソウル系のリスナーだった方にはお馴染みBreakwaterの登場です。

Breakwaterは、Kae Williams Jr.を中心としたフィラデルフィアの8人組ボーカル&インスト・グループ。

1978年に1stアルバム『Breakwater』、1980年に本作『Splashdown』を発表していマス。

多くの方と同じように、Breakwaterの存在を知ったのは、フリーソウルのコンピです。「Work It Out」「Say You Love Me Girl」「Time」といった爽快なメロウ・グルーヴを聴き、すっかり虜になりまシタ。

そんな関係で『Breakwater』『Splashdown』がCD化された途端、即行で購入した記憶がありマス。

でも、そんな爽やかなメロウ・チューンばかりを期待していると、いきなり80年代らしいファンク・チューンが聴こえてくるのが、このグループの面白いところかもしれませんね。

爽やかなメロウ・チューンと暑苦しいファンク・チューンの見事なコントラスト!
というのが僕のBreakwaterに対する印象ですね。

フリーソウルのコンピの影響か、Breakwaterを聴いていると、セットでNite Flyteが聴きたくなりマス。その逆パターンもあるんだけどね。

全曲紹介しときやす。

「Splashdown Time」
アルバム・ジャケのイメージそのままのB級SFドラマのようなスペイシーなファンク・チューン。でも、この80年代らしいB級感が逆に魅力だよね。

「Love of My Life」
イントロのダイナミックなホーン隊から一転して、メロウなミディアム・スロウが始まるところがいいですね。

「Release the Beast」
エッジの効いたギター・サウンドが印象的なファンク・チューン。最近だとDaft Punk「Robot Rock」の元ネタとしてご存知の方もいるのでは?

フリーソウル的なニーズで本作を購入したので、こんな骨太ファンクが聴けるなんてうれしい誤算でしたね。初期エレクトリック・ファンクらしいシンセの音色が大好き!

「One in My Dreams」
「Time」と並ぶ僕のお気に入り!スウィート×2のメロウ・スロウです。メロウ好きの僕のハートを高鳴らせる1曲ですね。

「You」
肉感溢れるファンク・チューン。ボーカル&インスト・グループには、この暑苦しさも必要だよね。

「Say You Love Me Girl」
フリーソウル・ファンにはお馴染みのラテンタッチのスムース・グルーヴ。ノリのいいティンバレスのリズムを聴いていると、何故かスパイシーなチキンカレーが食べたくなるねぇ!

「Let Love In」
イントロの盛り上がりが何ともカッチョ良いミッド・グルーヴ。軽快なホーン隊がいいですね。案外、このあたりの曲がBreakwaterらしいのかも?

「Time」
「Say You Love Me Girl」と並ぶフリーソウルの人気曲でしたね。落ち着きのあるグルーヴ感がホッとしますな。個人的にはBreakwaterの曲の中で一番好きだなぁ。感動ドラマのエンディング曲にぴったりなカンジですね。

「Work It Out」を含む1stアルバム『Breakwater』(1978年)とセットでどうぞ!
posted by ez at 11:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 1980年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする