2007年06月08日

The Isley Brothers『Winner Takes All』

Ronaldの声でまったり過ごすのもいいですよ!☆The Isley Brothers『Winner Takes All』
Winner Takes All
発表年:1979年
ez的ジャンル:ディスコ&メロウ試行錯誤中Isleys
気分は... :君は僕の心の鍵...

今年のお正月以来のThe Isley Brothersです。

『Between The Sheets』(1983年)、『The Heat Is On』(1975年)、『Baby Makin' Music』(2006年)、『The Isleys Live』(1973年)に続く5枚目の紹介となる作品は『Winner Takes All』(1979年)です。

Isleys70年代最後の作品となる本作は、他の70年代の作品と比較すると地味な印象ですよね。確かにO'Kelly Isley、Rudolph Isley、Roland Isleyのボーカル隊と、Ernie Isley、Marvin Isley、Chris Jasperのリズム隊が一体となってファンク・グループとして不動の地位を確立した「3+3」時代の1つのピークが、70年代半ばあたりだったことは事実だと思いマス。

その意味では、本作『Winner Takes All』はIsleysの長い歴史の中で過渡期の作品と呼べるかもしれません。それでも僕は本作がたまらく好きなんですよねぇ。自分でもよくわからないけど、この名作ではない雰囲気に惹かれているのかも?

オリジナルはLP2枚組の大作でした。
大まかに分けるとディスコ・テイストのダンス・チューンが中心の1枚目とメロウなスロウ中心の2枚目ということになりマス。

僕の場合、2枚目のスロウばかり聴いているのですが...
RonaldのIsleys節でまったり過ごしたい方には、この2枚目はなかなかいいと思いますよ〜!

オススメ曲を紹介しときやす。

「I Wanna Be with You(Parts 1 & 2)」
R&BチャートNo.1に輝いたファンク・チューン。パンチは少し弱いかもしれませんが、かなりキャッチーです。

「Winner Takes All」
タイトル曲はディスコ・テイストのミッド・チューン。このあたりは好みが分かれるかもしれませんが、僕は好きですね。

「Life in the City(Parts 1 & 2)」
アッパーなダンス・チューン。アップものではこの曲が一番好きですね。Ernieのギターがいいカンジです。パーカッシヴな仕上がりも僕好みですね。

「It's a Disco Night (Rock Don't Stop)(Parts 1 & 2)」
タイトルの通りのディスコ・チューン。いい意味でも悪い意味でもB級な仕上がりですね(笑)

「Let's Fall in Love(Parts 1 & 2)」
ここからLPでいう2枚目になります。うっとりするスロウ・サイドの始まりデ〜ス。RonaldのIsleys節に聴き惚れましょう。この曲も聴いているだけで、心が優しくなりフォーリン・ラブ気分になりますよ〜!

「You're the Key to My Heart」
「You're Beside Me(Parts 1 & 2)」
アルバム中一番お気に入りのメドレーのようにつながっている2曲。愛しい人のことを思いながら聴くと、胸いっぱいになるスロウです。何たって心の鍵を持った彼女がすぐ傍に居てくれるんだからね☆

「Let Me in Your Life(Parts 1 & 2)」
軽快なミッド・ダンサー。このグルーヴ感は何処となくMarvin Gayeあたりにも通じるカンジですね。

「Love Comes and Goes(Parts 1 & 2)」
気持ちが安らぐ絶品スロウ。僕なんかはしみじみと過去の思い出に耽ってしまいマス。いろんなことがあったけど、今ならば笑って振り返ることができるってカンジかな。

「Go for What You Know」
Isleysにしてはライト・メロウな雰囲気のミッド・グルーヴ。スロウ・オンパレードの中でいいアクセントになっていマス。

月が替わって少し落ち着いたと思っていたら、また慌しくなってきた。
こんな時、僕の心の鍵を開けてくれるのは蛇女しかいない...
posted by ez at 00:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする