2007年06月27日

Lemuria『Lemuria』

みんなでゆる〜く楽しく行きましょ!☆Lemuria『Lemuria』

発表年:1978年
ez的ジャンル:ハワイ系フュージョン/AOR
気分は... :もっとゆる〜く楽しめばいいんじゃない?

対人コミュニケーションを単純に示せば以下の2つに大別できると思う。

 ・相手を肯定する
 ・相手を否定する

当たり前だけど、相手を肯定すれば人間関係は良好になり、否定すれば悪化する。

相手を肯定するのが上手な人は、相手の短所には多少目をつぶって長所をうまく引き出してあげることができる人だと思う。一方、相手を否定する人って、長所には全く目を向けようとせず、短所ばかり重箱の隅を突付くように探しまくっているように思える。

人間誰しも完璧ではない。なので、短所や落ち度を探し出そうと思えばいくらでも列挙できてしまう。仮に相手に失敗や落ち度があった場合、それに対してどのように振舞うのか...人間の器量ってそういったところにモロに出てしまいますな。

物事ネガティブに考えるよりもポジティブに考えた方が素晴らしい仲間に恵まれ、楽しく日々を過ごせるのでは?

素晴らしい仲間と奏でる素敵な音楽をイメージしたら...今の僕の気分はハワイアン・ミュージックってカンジかなぁ。

ということで久々のハワイアン・ミュージックです。
Lemuria『Lemuria』(1978年)☆

Lemuriaは元Kalapanaのキーボード奏者Kirk Thompsonが結成した大所帯グループですね。

フリーソウル・ファンの間では、Mackey Feary BandTender Leafと並ぶハワイ産フリー・ソウルの最高峰といった評価があるほど人気のグループですよね。僕もフリーソウルの流れで本作を知りました。

ただ、個人的にはフュージョン色も強いのでSeawindあたりと同じ流れで位置づけているのですが。

ジャケの写真のようにハワイの大自然とゆったりとした時の流れのなかで心が癒されるカンジですね。

日々忙しなく過ごしていると、ハワイアンAOR/フュージョンの持つ爽やかさってホント心の清涼剤になりますよね。

些細な物事をくよくよ考えているのが馬鹿らしくなってきマ〜ス。
もっと楽しく、前向きに行けばいいじゃん!という声が聞こえてきますな。

みんなでゆる〜く楽しく行きましょ!

オススメ曲を紹介しときやす。

「Hunk of Heaven」
フリーソウル・ファンにはお馴染みのクラブ・クラシック。ブラジリアン・フレイヴァーのメロウ・ダンサー。ファンキーなグルーヴ感がいいですな。Uklistik「93」 、Substantial「Substance」といったサンプリング・ネタにもなっていますね。

「All I've Got to Give」
この曲もフリーソウル・ファンにはお馴染みですね。ハワイアンAORならではのメロウネスをたっぷり堪能できマス。フルートの音色が実に涼しげですね。この曲を聴きながら、何も考えずボーッと過ごしたいものですな。

「Dreams」
この曲もハワイアンAOR好きにはたまらないミディアム・スロウですね。イントロを聴いた瞬間にいい曲ってわかるカンジですよね。Star Williamsの艶やかな女性ボーカルにうっとりしてしまいマス。

「Mister U」
ハワイならではのアーバン・メロウといった1曲ですね。「All I've Got to Give」〜「Dreams」〜「Mister U」という3曲でAOR好きの方はKO寸前だと思いマス。

「Get That Happy Feeling」
夏を待てないといった趣のインスト・ナンバー。やっぱり夏が近づくとこうしたフュージョン系のインストもいいですね。

「Moonlight Affair」
個人的にはアルバムで一番お気に入りの曲。ハワイアン・ボッサといったムードが何ともたまりませんね。聴いているだけでハワイの光景が浮かんでくるカンジですな。

「The Making of You」
そよ風のように、さりげないけどじんわり心に染みてくる1曲。Azure McCallのボーカルがなかなか味わい深いですね。

「The Lady and the Dude」
男性ボーカルが唯一フィーチャーされている曲。リラックス・ムードがいいカンジですね。

だんだんとハワイアンAOR/フュージョンが聴きたくなりますねぇ。
posted by ez at 11:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする