発表年:1986年
ez的ジャンル:Zappファミリー系歌姫
気分は... :スタミナつけなくちゃ!
サッカー好きにとっては、南米選手権、U-20ワールドカップ、アジア杯とイベント盛り沢山の日々のはず...でもイマイチ盛り上がらないですね。何故なんだろう?生放送で観ていないからかなぁ?
Zappファミリーの歌姫Shirley Murdockのデビューアルバム『Shirley Murdock!』(1985年)デス。
Zapp/Roger好きの人は外せないアーティストの一人ですね。
10代の頃から聖歌隊で鍛えた圧倒的な歌唱力をRoger Troutmanに認められ、Zappファミリーに加わったShirleyは、Rogerの2ndソロ『The Saga Continues』(1984年)やZappの4thアルバム『The New Zapp IV U』(1985年)にも参加していまシタ。特に「Computer Love」での華やかなバック・コーラスが印象的でした。
そんなShirleyが満を持して発表した1stソロが本作『Shirley Murdock!』です。
僕が持っているShirleyのアルバムは、1st『Shirley Murdock!』(1986年)、2nd『A Woman's Point of View』(1988年)、3rd『Let There Be Love!』(1991年)の3枚ですが、やっぱり本作『Shirley Murdock!』を聴く機会が一番多いですね。
Roger Troutmanプロデュースの本作には、RogerをはじめとするZappファミリーが大挙して参加しています。あまりオーバープロデュースにならず、Shirleyのパワフルなボーカルの魅力を引き出すことに成功していると思いマス。
やっぱり「Go On Without You」、「As We Lay」という2大スロウが秀逸ですね。
この2曲だけでも本作を聴く価値があると思いマス。
ジャケはB級ですが、中身は絶品ですよ!
オススメ曲を紹介しときやす。
「Be Free」
「No More」
80年代半ばらしい打ち込みファンク2曲。それほどZapp/Rogerらしさ全開というカンジではなく、パワフルなShirleyのボーカルを生かした仕上がりになっていマス。
「Go On Without You」
「As We Lay」と並ぶ本作のハイライトと呼べるスロウ。シングルとして全米R&Bチャートの第5位となりまシタ。久々に聴いたけど、スウィート&ドリーミーな仕上がりにウットリしてしまいますね。なんか大学生の頃を思い出すなぁ。
「Truth or Dare」
80年代エレクリック・ファンクらしい1曲。個人的にはボーナス・トラックのEuropean Mixの方がフルートの音色なども入った仕上がりで好きですねぇ。
「Teaser」
ファンク系ナンバーではこのミディアム・ファンクが一番好きですね。とってもブラコンなカンジがいいですねぇ。
「As We Lay」
シングルヒットもしたスロウ。文句なしの本作のハイライトです。シングルとして全米R&Bチャートの第5位となりまシタ。
オリジナルは作者のBilly Beckも在籍していた同じZappファミリーのHuman Bodyですが(アルバム『Make You Shake It』収録)、この曲といえばShirleyのイメージが強いですよねぇ。とにかく、ジワーッと胸に染みとおるカンジがたまりません。胸キュン好きの僕は胸が張り裂けそうデス(笑)ボーナス・トラックのMidnight Mixも大好きですね。
Kelly Priceのカヴァーも話題になりましたね。また、Jennifer Lopez feat. Fat Joe「Hold You Down」のサンプリング・ネタとしても有名です。
「The One I Need」
「As We Lay」、「Go On Without You」と並ぶ僕のお気に入り曲。この曲だけやけにアーバン・メロウな仕上がりになっていマス。ソフト&メロウ好きの人向けですねぇ。
「Tribute」
1分半にも満たない曲ですが、感動的なスロウに仕上がっていマス。ボーナス・トラックのExtended Mixの方が長尺なので、じっくり聴きたい方はそちらをどうぞ!
現在のShirley Murdockはゴスペルの世界で活躍しているようですね。
夏にもなっていないのに、バテ気味の僕ですがShirleyのパワフルな歌でも聴いてスタミナつけようっと!