発表年:1978年
ez的ジャンル:メロウ・ダンス/ディスコ
気分は... :700回目デ〜ス!
昨晩は都内某所の大盆踊り大会に参加してきましたぁ!
というより単に酒を嗜む口実が欲しかっただけなのですが(笑)
なので、酔っ払いモードで陽気にエントリーを書いていマ〜ス。
実は今日は本ブログの700回目のエントリーっす。
よく考えると、700回もエントリーするなんて俺も余程音楽が好きなのか、暇なのか(笑)
次は800回目へ向かって、引き続き特定ジャンル、年代に肩入れしない無節操なスタンスでエントリーを続けマ〜ス。
さて、記念の800回目のエントリーは、かなり強引ですが盆踊りに因んでダンス・クラシックを!ということでAlton Mcclain & Destiny『It Must Be Love』(1978年)をセレクト☆
その昔相当ディスコ通いした方や、フリーソウル・ファンにはお馴染みのダンス・クラシックですよね。
Alton Mcclain & Destinyはカリフォルニア出身の女性ボーカル・トリオ。
メンバーはリードボーカルAlton McClainを中心にRobyrda Stiger、D'Marie Warrenの3人です。
本作について、きっと僕より少し上のディスコ世代の方はリアルタイムで聴いていたのかもしれませんね。僕はフリーソウルの流れでこの作品を知りました。
当時は第2のEmotionsとして売り出そうとしていたみたいですね。
そんな気合いの表れかバックもWah Wah Watson、Lee Ritenour、Paul Jackson, Jr.、Ed Greene、James Gadson、Michael Boddicker等といった豪華メンバーが名を連ねています。
やっぱり「Crazy Love」と「It Must Be Love」の2大クラシックが聴きどころというカンジですかね。僕的には「It Must Be Love」がサイコーですね。
「It Must Be Love」をはじめ、 Cheryl Lynn「Got To Be Real」、Emotions「Best of My Love」、B.T. Express「Have Some Fun」という4大スウェイ・ビート・クラシックスを聴くと、とにかく元気になりますよね。
今日のような“閉じた”世の中においては、こうした底抜けに明るい“開いた”ダンス・ミュージックが必要なのでは?
全曲紹介しときヤス。
「Crazy Love」
これを知らないフリーソウル・ファンはいないというほどの大定番ですよね。フリーソウル流にいえば、涙うるうる&こみあげ系のメロウ・ダンス・クラシックということですね。特に女の子はこういう曲絶対好きだよねぇ。時期的にも夏の終わりにピッタリなのでは?当時はシングルとして全米R&Bチャート第69位となりました。
「Sweet Temptation」
スマートなファンク・ナンバー。いまいちパンチ力不足ですがバックの演奏はなかなかカッチョ良いです。
「Taking My Love For Grante」
ライナーノーツにFloaters「Float On」っぽいと書いてありましたが、確かにそんなカンジ。切なくメロウなソウル・チューンです。
「My Empty Room」
ポップ・テイストのスロウ。Alton Mcclainの声質にはこうしたポップなナンバーも合っているかも。
「The Power Of Love」
「Crazy Love」、「It Must Be Love」という2大クラシックに次ぐ聴きものはこのスロウかも?R&B/Soulファンにはお馴染みの女性シンガーAngela Winbushの作品です。後にAngela自身もセルフ・カヴァーしています。胸に染み入る味わい深いナンバーです。
「Push And Pull」
ミドル・テンポのファンク・チューン。バックの演奏がかなりイカしているだけに惜しい気がしますね。
「It Must Be Love」
文句無しのディスコ・クラシックですね。前述の4大スウェイ・ビートの中でもダントツで好きですね。聴いているだけで週末の夜遊びモードになってくる!これを聴いて踊らないようならばお医者さんに診察してもらった方がいい(笑)Diana Rossを彷彿させるAlton Mcclainのキュートなボーカルがサイコーです。当時はシングルとして全米R&Bチャート第10位、ポップチャートでも第32位となりました。Robin S.によるカヴァーも話題になりましたね。
「God Said, "Love Ye One An」
ロマンティックなワルツ・テイストのナンバー。ミュージカルの1曲みたいですね。意外とこのグループにハマっていますね。
とりあえず「Crazy Love」と「It Must Be Love」の2大クラシックだけでも是非聴いて欲しいですね。