2007年09月20日

Johan Christher Schutz『Passion』

大人気の北欧ボッサ!最近国内盤が発売されました☆Johan Christher Schutz『Passion』
パッション(紙ジャケ仕様)
発表年:2004年
ez的ジャンル:スウェーデン産北欧ボッサ
気分は... :キレキレのメッシは凄い☆

昨日に続き、今朝もUEFAチャンピオンズリーグをTV観戦していました。
昨日も書いたように今日は「バルセロナ対リヨン」、「アーセナル対セビージャ」という超目玉の2試合を集中的にチェック。

「バルセロナ対リヨン」は、バルセロナの一方的な展開でしたね。アンリ、ロナウジーニョは今一歩でしたがメッシはキレキレで凄かったなぁ。リヨンは昨年までの魅力的なサッカーを観ることができず残念でしたね!

「アーセナル対セビージャ」は、セビージャがアウェーでも守備的なサッカーをしない分、なかなか見ごたえのある一戦でしたね。アンリが抜けてどうなるのかと不安視していたアーセナルですが、なかなか楽しいサッカーと底力を見せてくれました。セスクが完全にチームの中心になりましたね。

さて、今回はスウェーデンのストックホルムで活躍するシンガー・ソングライターJohan Christher Schutzのデビュー・アルバム『Passion』(2004年)です。

Johan Christher Schutzの名は、以前にPaulo Muniz『Trying To Fool Destiny』のエントリーでチラッと紹介しましたね。

オシャレな音楽に敏感な方には、すっかりお馴染みのJohan Christher Schutz
最近2ndアルバム『Blissa Nova』も発表し、なかなか旬なアーティストの一人なのでは?

本場ブラジルとは異なる独特の北欧ボッサ・サウンドは、瞬く間に多くのリスナーを虜にしてしまいましたよね。僕も心温まるアコースティックなボッサ・サウンドにハマりまくった一人です。

この素朴だけど実に洗練されているカンジがいいですよね。
ネオアコのボッサ・ナンバーよりは全然手慣れているけど、ボッサなDNAが組み込まれているブラジル人のようなナチュラルな感覚でもない、ボッサ好きが生真面目にボッサ・ナンバー創りました!みたいなところに好感が持てますね。

2ndアルバム『Blissa Nova』ではGilberto GilBaden PowellLuiz Bonfaなどの作品を取り上げていますが、本作『Passion』は全曲オリジナルです。ボッサ・サウンドを強調しすぎると雰囲気だけのアーティストと思われる方もいるかもしれませんが、ソングライティングのセンスもなかなかですよ!

ちなみにアートワークを新たにし、ボーナス・トラックを加えた国内盤が最近発売となりました。今回のジャケ写真も国内盤のものです。

なかなか秋にぴったりのボッサ・アルバムだと思いマス。

オススメ曲を紹介しときやす。

「Passion」
アルバムのハイライトは何と言ってもこのタイトル曲ですね。僕もまずはこの曲目当てで購入しまシタ。ネオアコ風味のジェントルなボッサ・ナンバーというカンジですかね。フルートの音色が涼しげでいいですね。浜辺で聴くよりも、渓谷あたりで聴きたいというカンジかなぁ。
http://www.youtube.com/watch?v=EjVUwOdNGwk

「There's Only You」
実際にアルバム1枚聴き終えて、一番気に入った曲がコレ。アコーディオンとピアノの響きが小粋なカフェ・モードのボッサ・チューン。カフェ・ランチでもしながらバックでこんな曲が流れてくるとサイコーですな。

「All Because Of You」
秋の夕暮れが似合いそうな哀愁たっぷりのスロウ・チューン。映画音楽っぽいエレガントなストリングスがいいですね。

「Think Of Me」
シンプルながらもジャジーなアレンジがなかなかいい雰囲気のナンバー。

「So Happy」
ギター一本で情感たっぷりの弾き語りを聴かせてくれます。素朴なカンジがいいですね。

「Pinch My Arm」
落ち着いたvibeの音色が印象的なナイト・モードのボッサ・チューン。

「Prague This Spring」
小鳥のさえずりのような爽やかな1曲ですね。朝の目覚めにいいかも?でも気持ち良すぎて二度寝しちゃいそうかな(笑)

「Reach The Top」
大人のカフェ・ミュージックといった趣きのアレンジがいいですね。読書しながら聴きたい気分の曲かなぁ。

「I'm Here」
「Passion」、「There's Only You」と並ぶ僕のお気に入り。明るく爽やかなサンバ・チューン。MPB系のアコースティック・グルーヴがお好きな方は気に入るのでは?

「Tousled Kitten Samba」
タイトル通り、涼しげなライトタッチのサンバ・チューン。サンバを演奏しても几帳面なカンジがこの人らしいのでは?

「Before You Go Away」
エンディングはジャジーな味わい。途中からパーカッシヴな展開になっていくのが好きですね。

今回発売された国内盤には「Passion」のニューバージョン「Passion (Surprise reprise)」が追加されているみたいです。

『Blissa Nova』はまだ未聴ですがチェックしたいですね。
平日昼間のタワーでも行ってじっくり試聴してこようっと。
posted by ez at 05:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 2000年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする