2007年10月10日

『ジャケット・アートの世界〜Marcus Keef編』

昨日に続き、ジャケット・ネタです。

今日はジャケット・アート的なものを!ということで、フォトグラファーMarcus Keefの作品を紹介しマス。

Marcus Keefは、60年代後半から70年代前半のUKロック作品において印象的なジャケを数多く残しました。70年代後半からはビデオ・ディレクターへ転身し、Kate Bush等の作品を手掛けています。

Keefといえば、赤外線フィルムの利用、着色、ネガの未反転、粗い粒子などを利用した不思議なジャケで有名ですよね。

非日常的な色使いにエラく惹かれますね。
ヨーロッパらしい美学に溢れているのも大好きです!
70年代初めのUKロック・シーンの空気感とピタッと符合している気がしますね。

Keef作品の中から僕が選んだお気に入りデザイン10枚を紹介します。
グロテスクなものやヌードなどのヤバいものは除いてあります。そのあたりは僕の趣味ではないので...

Beggars Opera『Act One』(1970年)
Act One

Affinity『Affinity』(1970年)
Affinity

Black Sabbath『Black Sabbath』(1970年)
Black Sabbath

Zior『Zior』(1971年)
Zior

Robin Lent『Scarecrow's Journey』(1971年)
スケアクロウズ・ジャーニー (紙ジャケット仕様)

Colosseum『Valentyne Suite』(1969年)
Valentyne Suite [12 inch Analog]

Nirvana『Local Anaesthetic』(1971年)
局部麻酔(紙)

David Bowie『The Man Who Sold the World』(1971年)
The Man Who Sold the World: Japanese Vinyl Replica Edition

Sandy Denny『North Star Grassman and the Ravens』(1971年)
海と私のねじれたキャンドル+4(紙ジャケット仕様)

Fresh Maggots『Fresh Maggots』(1971年)
Fresh Maggots...Hatched

他には、Rod Stewart『An Old Raincoat Won't Ever Let You Down』(1969年)、『Gasoline Alley』(1970年)、Al Stewart『Orange』(1972年)あたりが有名ですね。

正直、今回紹介した10枚の作品は1枚も持っていませんし、殆どが未聴の作品ばかりです。多分、今後聴くこともないでしょう。

でも、これらのジャケが吸い込まれそうなくらい魅力的なものであることに変わりはありません。
posted by ez at 00:10| Comment(2) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする