今日はジャケット・アート的なものを!ということで、フォトグラファーMarcus Keefの作品を紹介しマス。
Marcus Keefは、60年代後半から70年代前半のUKロック作品において印象的なジャケを数多く残しました。70年代後半からはビデオ・ディレクターへ転身し、Kate Bush等の作品を手掛けています。
Keefといえば、赤外線フィルムの利用、着色、ネガの未反転、粗い粒子などを利用した不思議なジャケで有名ですよね。
非日常的な色使いにエラく惹かれますね。
ヨーロッパらしい美学に溢れているのも大好きです!
70年代初めのUKロック・シーンの空気感とピタッと符合している気がしますね。
Keef作品の中から僕が選んだお気に入りデザイン10枚を紹介します。
グロテスクなものやヌードなどのヤバいものは除いてあります。そのあたりは僕の趣味ではないので...
Beggars Opera『Act One』(1970年)
Affinity『Affinity』(1970年)
Black Sabbath『Black Sabbath』(1970年)
Zior『Zior』(1971年)
Robin Lent『Scarecrow's Journey』(1971年)
Colosseum『Valentyne Suite』(1969年)
Nirvana『Local Anaesthetic』(1971年)
David Bowie『The Man Who Sold the World』(1971年)
Sandy Denny『North Star Grassman and the Ravens』(1971年)
Fresh Maggots『Fresh Maggots』(1971年)
他には、Rod Stewart『An Old Raincoat Won't Ever Let You Down』(1969年)、『Gasoline Alley』(1970年)、Al Stewart『Orange』(1972年)あたりが有名ですね。
正直、今回紹介した10枚の作品は1枚も持っていませんし、殆どが未聴の作品ばかりです。多分、今後聴くこともないでしょう。
でも、これらのジャケが吸い込まれそうなくらい魅力的なものであることに変わりはありません。