発表年:1976年
ez的ジャンル:メロウ・グルーヴ&ディスコ/ファンク
気分は... :ショーパン可愛い!
最近、『ショーパン』を観るのが楽しみです。
初々しくていいですな。今日もウドが興奮しまくりでしたが、あんな可愛い子を目前にすればそうなるわな。
一昨日、昨日とサッカーのUEFAチャンピオンズリーグ第3節の試合が行われました。
どうしてもスペインとイングランドのチームの試合を中心に観てしまいますが、グループ最下位のリヴァプールの不調が気になりますね。
プレミアの序盤戦を観た限りは、今年のリヴァプールはかなり面白い!と思っていたので、この低迷ぶりは少し意外ですね。ベニテス監督のターン・オーヴァー制はどうなんですかね?
逆に、アンリが抜けてどうなるのかと危惧していたアーセナルがプレミア、チャンピオンズリーグ共に絶好調ですね。
セスク、ファンペルジーらが完全にチームの中心となり、ウォルコット等の期待の若手も確実に伸びているあたりは、さすがベンゲル監督という言うべきなのでしょうね。
あとはバルサが物足りないですね。中盤にヤヤ・トゥレ、デコ、マルケスと怪我人続出で、その穴埋めができず何かチーム全体がしっくりきていない気がします。
シーズン序盤に観たあのファンタスティックなサッカーがやや陰を潜めているようですね。早くエトーが復帰してくれないかなぁ。
さて、今回はRod Tempertonが在籍していたファンク・グループHeatwaveの2回目の登場です。
前回はフリーソウル系リスナーに人気の2ndアルバム『Central Heating』(1978年)でしたが、今回はディスコ・クラシック「Boogie Nights」収録の1st『Too Hot To Handle』(1976年)です。
後にプロデューサーQuincy Jonesのお抱えソングライターとなり、Michael Jackson「Off The Wall」、「Rock With You」、「Thriller」、George Benson「Love X Love」、「Give Me The Night」などの大ヒット曲を送り出すRod Tempertonですが、その原点がこのHeatwaveの1stアルバム『Too Hot To Handle』(1976年)かもしれませんね。
本作『Too Hot To Handle』でも全9曲すべてRod Tempertonのペンによるものです。「Boogie Nights」等のディスコ・チューンから「Always and Forever」等のロマンティックなスロウまで、Tempertonの才能を堪能することができます。
ということで、Rod Tempertonに注目が集まりがちですが、グループの中心KeithとJohnnieのWilder兄弟のボーカルもなかなか魅力的です。素晴らしいソングライティングと魅惑のファルセット・コーラスが組み合わさり、アルバムの魅力を高めています。
全曲紹介しときヤス。
「Too Hot to Handle」
タイトル曲はUKでシングル・ヒットしたポップなファンク・チューンです。底抜けに明るい感じがいいですね。とても元気が湧いてきます!
「Boogie Nights」
全米ポップチャート第2位、全米R&Bチャート第5位、全英チャート第2位となった大ヒット・シングル。というよりもディスコ・クラシックとして有名ですね。僕もHeatwaveというグループの存在を認識する前からこの曲だけは知っていました。
♪ブッギー・ナイッ〜♪というフレーズを聴いただけで夜遊びモードになりそうなノリの良さがサイコーですね。Rod Tempertonらしいポップな聴きやすさも兼ね備えているところも魅力ですね。
「Ain't No Half Steppin'」
リラックスしたグルーヴ感がカッチョ良いミッド・グルーヴ。Big Daddy Kane「Ain't No Half Steppin'」、Doug E. Fresh「Keep Risin' to the Top」等のサンプリング・ネタにもなっていますね。
「Always and Forever」
僕の一番のお気に入りはこのロマンティックなスロウです。メロウ&スウィート好きの方はたまらない1曲なのでは?シングルカットされ、全米R&Bチャート第2位、全米ポップチャート第18位のヒットとなりました。
Luther VandrossやSilk等がカヴァーしていますね。個人的には90年代に初めに活動していた日本では全く無名のR&BグループWhistleのカヴァーを今も愛聴しています。
「Super Soul Sister」
冒頭の♪パッパッパッ!パッパッパッラ〜ラ〜♪というコーラスが印象的なファンク・チューン。
「All You Do Is Dial」
「Lay It on Me」
魅惑のファルセットが冴えわたるメロウ・チューン2曲。案外サラッと仕上げているので、それほどファルセットが暑苦しく感じないのがいいですね。
「Sho'nuff Must Be Luv」
しっとりとした哀愁スロウ。じんわりと感動が伝わってきます。
「Beat Your Booty」
このノリの良いミッド・ファンクはかなり好きですね。なんか独特のポップなノリがクセになりそうですね。
さっきAmazonで確認したら、「Always and Forever」のカヴァーを収録したWhistleのアルバム『Always and Forever』(1990年)を扱っているようなので、近々紹介しますね。