発表年:1980年
ez的ジャンル:レア・グルーヴ系ガールズ・グループ
気分は... :80年代レイディースって?
GW中はあまり重い作品は聴きたくないので軽めの作品で...
今日はレア・グルーヴ/フリーソウル・ファンにはお馴染みの1枚Eighties Ladies『Ladies of the '80s』(1981年)です。
Eighties Ladiesは、Sylvia Striplin、Marva Hicks、Susan Beaubian、Vivian Prince、Denie Corbettの5人から成るガールズ・グループ。
Roy Ayersが立ち上げたUno Merodicレーベルから本作『Ladies of the '80s』(1980年)をリリースしています。プロデュースはRoy AyersとEdwin Birdsong。Edwin Birdsongは先日The Baker Brothers『Avid Sounds』の記事でも紹介した「Cola Bottle Baby」でお馴染みですね。
レア・グルーヴ/フリーソウル・ファンは同じくRoy AyersがプロデュースしたSylvia Striplinのソロ作『Give Me Your Love』(1981年)とセットで愛聴されている方も多いのでは?僕もそのパターンです。
フリーソウル・ファンには「Sing Me」、「Turned on to You」の2曲が人気ですね。(良い意味での)キュートなB級ダンス・アルバムだと思います。Roy Ayersらしさが反映されていると思うので、そのあたりがお好みの方はグッとくるはずだと思います。
ベタなグループ名も含めてB級モード出まくりですが、逆に気楽に聴くことでできて楽しめると思います。
全曲紹介しときやす。
「Ladies of the Eighties」
オープニングはベースがブンブン唸るファンキー・チューン。グループ名と照らし合わせてもテーマ曲みたいな位置づけなのかもしれませんね。好き嫌いはともかくRoy Ayersらしさが溢れている仕上がりです。
「Tell Him」
個人的にはなかなか気に入っているアップ・チューン。このグループの持つキュート&スマートな魅力がよく出ているのでは?
http://www.youtube.com/watch?v=GS-9Y8Tzk6Y
「He Is Mine Forever」
ミステリアスな雰囲気のミッド・チューン。Roy Ayersらしい浮遊感がいい感じ!
「Ladies of the Eighties(Instrumental)」
オープニング曲のインスト・ヴァージョン。
「I Knew That Love」
この曲もレア・グルーヴ系のコンピに収録されているのでお馴染みの曲かもしれませんね。あまり濃厚な味付けをせず、さっぱり味の爽快ダンス・チューンに仕上げているのがグッドだと思います。
http://www.youtube.com/watch?v=r0ehpN1kCSc
「It's Easy to Move」
歯切れの良いアップ・チューン。良く悪くもB級感が溢れています(笑)
「Sing Me」
フリーソウル・ファンには「Turned on to You」以上に人気がある曲なのでは?ラブリーな歌声とキュート&プリティなアレンジはいかにも日本人好みの1曲なのでは?僕もやっぱりこの曲が一番好き!
「Turned on to You」
レア・グルーヴ/フリーソウル・ファンにはお馴染みのダンス・クラシック。イントロのカッチョ良さにグッとくるミッド・グルーヴです。結構ジャズしているホーン隊も含めてクールで幻想的な仕上がりがいいですね。Nova Casperがカヴァーしています。
http://www.youtube.com/watch?v=5FX9lmOJuVA
Nova Casper「Turned on to You」
http://www.youtube.com/watch?v=6kYPr16-sOc
Sylvia Striplin『Give Me Your Love』(1981年)とセットでどうぞ!
他のメンバーで言えば、Marva Hicksもソロ作をリリースしています。