2009年08月27日

Maze Featuring Frankie Beverly『Maze Featuring Frankie Beverly』

Frankie Beverly率いるMazeのデビュー作☆Maze Featuring Frankie Beverly『Maze Featuring Frankie Beverly』
Maze
発表年:1977年
ez的ジャンル:西海岸系メロウ・ソウル
気分は... :夏の終わりに...

急にBS放送の観られなくなり、少しイラっとモード...
WOWOWで映画『PEACE BED アメリカVSジョン・レノン』を観ようと思っているのに...

Frankie Beverly率いるMazeの4回目の登場です。
これまで当ブログで紹介してきたMaze作品は以下の3枚(発表順)。

 『Joy and Pain』(1980年)
 『Live In New Orleans』(1981年)
 『Silky Soul』(1989年)

4枚目に紹介するのは彼らのデビュー・アルバム『Maze Featuring Frankie Beverly』(1977年)です。

決して派手なデビュー作ではありませんが、Mazeらしいメロウ・グルーヴとイナたいソウル・フィーリングが魅力のアルバムだと思います。

Mazeのアルバムはいつ聴いてもグッとしますね。
コレって作品が無いのも事実ですが、どの作品を聴いても一定以上の満足感を得られます。

本作『Maze Featuring Frankie Beverly』もクラシック級キラー・チューンには欠けますが、どの曲もそれぞれ味わい深い仕上がりになっています。特に「Happy Feelin's」「Lady of Magic」といったMazeらしいメロウ・チューンや、「While I'm Alone」「Look at California」 といったラテン・フレイヴァーの効いた楽曲にグッときます。

夏の終わりを迎えようとしている今の時期にピッタリなアルバムだと思います。

全曲紹介しときやす。

「Time Is on My Side」
軽快な中にアーシーな雰囲気が漂うファンク・チューン。初期Mazeらしいですね。
http://www.youtube.com/watch?v=-7FakTRV3ZA

「Happy Feelin's」
オススメその1。本作で一番好きなメロウ・グルーヴ。ファンの間でも人気の高い1曲なのでは?僕がMazeに求めるメロウネスを存分に堪能できます。2Pac「Can U Get Away」等のサンプリング・ネタになっています。
http://www.youtube.com/watch?v=pq5zgqmzWSI

2Pac「Can U Get Away」
 http://www.youtube.com/watch?v=DyHSpNqRo_I

「Color Blind」
明るく開放的なファンキー・グルーヴ。どこかイナたくリラックスした雰囲気が印象的です。
http://www.youtube.com/watch?v=eHDJgz3l_58

「Lady of Magic」
オススメその2。メロウネス溢れるスロウ・チューン。誰もいない浜辺で過ぎ行く夏を思いながら聴くとピッタリな雰囲気です。
http://www.youtube.com/watch?v=mWWllW6SrG8

「While I'm Alone」
オススメその3。シングルとして全米R&Bチャート第21位になっています。軽くラテン・フレイヴァーの効いた仕上がりがいいですね。Nate Dogg「G Funk」のサンプリング・ネタにもなっています。
http://www.youtube.com/watch?v=5koxNckug1E

Nate Dogg「G Funk」
http://www.youtube.com/watch?v=BCD24VQhGW4

「You」
オススメその4。ライトタッチの哀愁グルーヴ。やや地味な印象も受けますが、どこか捨て難い魅力を感じます。
http://www.youtube.com/watch?v=enEBzTtqzU4

「Look at California」
オススメその5。夏の終わりにピッタリな哀愁スロウの前半からノリの良いラテン・グルーヴの後半への流れがいいですね。
http://www.youtube.com/watch?v=gImPnQ6BDZw

いつ聴いても安定感抜群のMazeでした。
posted by ez at 00:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする