2010年04月06日

Rufus Featuring Chaka Khan『Rufus Featuring Chaka Khan』

本作でもChakaは絶好調!☆Rufus Featuring Chaka Khan『Rufus Featuring Chaka Khan』
ルーファス・フィーチャリング・チャカ・カーン(紙ジャケット仕様)
発表年:1975年
ez的ジャンル:ダイナマイト・ボーカル系R&B
気分は... :スタミナがつく音楽を聴かないと...

日曜の晩に仕事で徹夜し、約36時間不眠状態であったため、昨晩は爆睡してしまい記事更新できませんでした。

今日もまだ疲れがとれません...ウ〜ンやはり歳ですな。

こんな時にはスタミナがつく音楽を聴かないと...となれば僕にとってのスタミナ音楽であるChaka Khanを聴かなければ!

これまで当ブログで紹介したChaka Khan関連作品は以下の5枚です。

 Rufus Featuring Chaka Khan
 『Rufusized』(1974年)
 『Ask Rufus』(1977年)
 Chaka Khan
 『Chaka』(1978年)
 『Naughty』(1980年)
 『What Cha Gonna Do For Me』(1981年)

今日紹介するのはRufus Featuring Chaka Khan『Rufus Featuring Chaka Khan』(1975年)です。

Rufus時代の作品となれば、メンバーにTony Maiden(g)、Bobby Watson(b)が加わりファンキー路線へシフトしていった3rd『Rufusized』(1974年)から4thRufus Featuring Chaka Khan『Rufus Featuring Chaka Khan』(1975年)、5th『Ask Rufus』(1977年)あたりが好きですね。

本作でもChakaは絶好調です。
裏ジャケに一人で堂々と写るChakaの姿にも自信が満ちていますね。

Chaka以外のRufusのメンバーはKevin Murphy(key)、Tony Maiden(g)、Bobby Watson(b)、Andre Fischer(ds)です。一作ごとにChakaの存在感が増し、それに反比例して他メンバーが地味になっていく感じですが、彼らのファンキー・サウンドとChaka特有の節回しの相乗効果がアルバムの魅力だと思います。

「Sweet Thing」「Dance Wit Me」「Jive Talkin'」といったシングル曲がハイライトだと思いますが、それ以外にもいい曲が揃っています。

ジャケの唇にグッときた方はぜひ!

全曲紹介しときやす。

「Fool's Paradise」
ストリングス&ホーンも入ったエレガント・サウンド&ファンキー・リズム隊をバックにChakaがスケール感の大きなヴォーカルを聴かせてくれます。。作者のGavin Christopherは本作ではクリエイティブ・アシスタントとしてクレジットされており、本曲も含めて3曲を提供しています。1986年にはソロ・アルバム『One Step Closer』もリリースしています。
http://www.youtube.com/watch?v=lAaKKX47T2A

「Have a Good Time」
実はアルバムで一番好きな曲。アルバム中一番ファンキー度が高い仕上がりだと思います。Chakaも水を得た魚にようなヴィヴィッド・ヴォーカルを聴かせてくれます。Gavin Christopher/Tony Maiden作品。
http://www.youtube.com/watch?v=AFt9NIqaUS4

「Ooh I Like Your Loving」
Boogie Down Productions「The Blueprint」のサンプリング・ネタにもなったファンキー・グルーヴ。抑揚の効いたChakaのヴォーカルもいい感じ!Chaka Khan/Tony Maiden/Bobby Watson作。
http://www.youtube.com/watch?v=HAupPm6nbpk

「Everybody Has an Aura」
地味な曲ですがヴァイヴに溢れたChakaのヴォーカルを堪能できます。Tower Of Powerホーン隊もいい感じです。Gordon DeWitty作。

「Circles」
この曲も大好き!Little Brother「The Becoming」のサンプリング・ネタにもなっているファンキー・ミッド・チューン。中盤の郷愁を誘うメロディもグッド!Tony Dulaine作。
http://www.youtube.com/watch?v=IsnwXWow7w8

Little Brother「The Becoming」
 http://www.youtube.com/watch?v=evh78LigqpQ

「Sweet Thing」
本作のハイライト。アルバムからの1stシングルとして全米シングル・チャート第5位、同R&Bシングル・チャート第1位となったスウィートなスロウ・チューン。なんかホッと一息つける感じが大好き!Chaka Khan/Tony Maiden作。
http://www.youtube.com/watch?v=SLdl0WkMJ6o&feature=related

この曲と言えば、当ブログでも紹介したMary J. Blige(アルバム『What's The 411?』収録)のカヴァーも外せませんね。また、Hip-HopファンはMellow Man Ace「B-Boy In Love」、DMG & Daddy V「G Thang」のネタにもなっているぜひチェックを!特に「B-Boy In Love」は「Sweet Thing」気分を楽しめます。

Mary J. Blige「Sweet Thing」
 http://www.youtube.com/watch?v=--GkU2UuHeE
ChakaとMJBが共演した映像がYouTubeにありました。
 http://www.youtube.com/watch?v=J6zcRItCmfE

Mellow Man Ace「B-Boy In Love」
 http://www.youtube.com/watch?v=dQfuy1XwWss
DMG & Daddy V「G Thang」
 http://www.youtube.com/watch?v=o3LwqYsuxnU

「Dance Wit Me」
「Sweet Thing」に続くシングルとして全米R&Bシングル・チャート第5位となりました。イントロのドラム・ブレイクにグッときますよね。ファンキー・リズムを堪能したい方にはオススメです。Gavin Christopher作。
http://www.youtube.com/watch?v=qCyHGM1zvX4

「Little Boy Blue」
エレガントなストリングスをバックに、Chakaが独特の節回しを聴かせてくれます。さり気ない感じが大好き!J. Farris作。
http://www.youtube.com/watch?v=r3Yp00eF_XY

「On Time」
ファンキー路線のインスト。

「Jive Talkin'」
ラストはBee Geesの全米No.1ヒット「Jive Talkin'」のカヴァー。Chakaヴァージョンもアルバムからの3rdシングルになりました。お馴染みBee Geesヴァージョンとは別の味わいで楽しめます。テンポを落とした引きずるようなグルーヴがたまりません。
http://www.youtube.com/watch?v=0AyJvFcmQE8

未聴の方はRufusの過去記事もご参照下さい。

『Rufusized』(1974年)
Rufusized

『Ask Rufus』(1977年)
Ask Rufus
posted by ez at 09:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする