2010年07月08日

Annett Louisan『Das Optimale Leben』

ラテン/ブラジル・フレイヴァー満載の3rd☆Annett Louisan『Das Optimale Leben』
Das Optimale Leben
発表年:2007年
ez的ジャンル:小悪魔ウィスパー系キュートポップ
気分は... :スペイン正念場!

さぁ、間もなくサッカーW杯、最大のヤマ場「ドイツ対スペイン」戦ですね。
オランダには申し訳ありませんが、この勝者が世界王者となる可能性が高いと思います。

個人的には大会前から優勝候補に推していたスペインに勝って欲しいのですが、今大会の流れでいけばドイツに勢いがありそうですね。

スペインは準々決勝のパラグアイ戦の後半で見せてくれた、ビジャ、イニエスタ、ペドロ、セスク、シャビの布陣を期待しています。ただし、このメンバーで戦っているということはスペイン劣勢の状況かもしれませんが・・・

今回は「ドイツ対スペイン」戦に因んで、ドイツの人気ポップ・シンガーAnnett Louisanの3rdアルバム『Das Optimale Leben』(2007年)です。

Annett Louisanの紹介は、『Teilzeithippie』(2008年)に続き2回目となります。

思わずジャケ買いした『Teilzeithippie』(2008年)で、すっかりAnnettの小悪魔ウィスパー・ヴォイスに魅了されてしまいました。

今日紹介する『Das Optimale Leben』(2007年)でもAnnettのキュートなウィスパー・ヴォイスを堪能できますが、ポップアイコン的な印象が強かった『Teilzeithippie』とは少し異なる印象を受けます。

『Teilzeithippie』ほどの弾けた雰囲気はありませんが、全体のまとまりとしては本作の方が上かもしれませんね。大きな特徴としては、ラテン/ブラジル・フレイヴァーの楽曲が目立ちます。その意味では現在の僕の嗜好ともマッチした1枚です。

単なる女性ポップと侮ることなかれ!
表情豊かなAnnettのヴォーカルとセンス抜群のサウンド・プロダクションにグッとくるはずですよ。

全曲紹介しときやす。

「Das Alles War Nicht Passiert」
オススメその1。シングルにもなったオープニング。ノスタルジックなフレイヴァーとポップな味わいが程好くブレンドしたサウンドをバックに、Annettがキュートなヴォーカルを聴かせてくれます。
http://www.youtube.com/watch?v=QXs3GzsDb2U

「Kleine Zwischenfalle」
哀愁モードのメロディと能天気なリズムのギャップが不思議な雰囲気を醸し出します。
http://www.youtube.com/watch?v=gXcCevoMsVE

「Was Haben Wir Gesucht」
オススメその2。この曲もシングルになりました。美しくも切ない哀愁バラード。上手く説明できませんが、ドイツ語なのに丸みのあるAnnettのヴォーカルがいい感じです。
http://www.youtube.com/watch?v=UJmalbCBW7o

「Er」
オススメその3。哀愁のラテン・チューン。Annettのキュートな声質が意外にラテン・サウンドとマッチしています。
http://www.youtube.com/watch?v=t4ciM3mtWis

「Die Wahrheit」
オススメその4。僕の一番のお気に入り曲。小粋なジャジー・サウンドと吐息まじりのAnnettのセクシー・ヴォーカルで昇天しそうです!
http://www.youtube.com/watch?v=kg1B7nMZuLA

「Wenn Man Sich Nicht Mehr Liebt」
哀愁のアコースティック・チューン。こういう曲はいかにもドイツっぽいですな。
http://www.youtube.com/watch?v=RRQrT0-sg7E

「Ich ...Be Dich」
オススメその5。美しいメロディのアコースティック・チューン。サウンド・プロダクションがお見事!
http://www.youtube.com/watch?v=E1NbZwgudbw

「Die Sein」
オススメその6。かなり使えるボッサ・チューン。Annettのキュート・ヴォーカルとボッサ・サウンドの組み合わせがグッド!
http://www.youtube.com/watch?v=XhLyf8dN-5c

「Mein Innerer Schweinehund」
Die Prinzenをフィーチャーしたポップ・チューン。穏やかなサウンドが素晴らしいヴォーカル・プロダクションを盛り上げてくれます。
http://www.youtube.com/watch?v=Q7KjL_ExfkA

「Gendefekt」
オススメその7。雲空のサンシャイン・ポップ(?)といった感じでしょうか。晴天モードになりそうでならないところが好きです。
http://www.youtube.com/watch?v=Ymcw8K_W4JE

「Unbekummert」
オススメその8。Annettのキュート・ヴォーカルの魅力を堪能できるアコースティックなポップ・チューン。
http://www.youtube.com/watch?v=OgU0ZpxpGts

「Rosenkrieg」
オススメその9。ムーディーなボッサ・ジャズ。いかにも・・・な仕上がりですが、この手の曲に弱いんです(笑)
http://www.youtube.com/watch?v=od12ZW6t32M

「Dings」
オススメその10。「Die Wahrheit」と並ぶ僕のお気に入り。さり気ない雰囲気ですがカフェ・モードにぴったりの小粋なボッサ・チューンです。
http://www.youtube.com/watch?v=iushTGrc724

「Ende Dezember」
哀愁モードのバラード。本当はこういったバラードが似合うのでしょうが、本作の流れでいくと少し存在感がないかも?

「Der Kleine Unterschied」
この曲はボーナス・トラック。落ち着いたジャジー・チューンでグッドなのですが、曲終了後の隠しトラックが余計です。
http://www.youtube.com/watch?v=GncEVFsxjlA

『Teilzeithippie』(2008年)
Teilzeithippie
posted by ez at 01:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 2000年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする