2010年09月03日

Jorge Ben『A Banda Do Ze Pretinho』

Jorge Ben絶頂期の1枚!躍動するリズミック・サウンドに魅了されます☆Jorge Ben『A Banda Do Ze Pretinho』
A Banda Do Ze Pretinho
発表年:1978年
ez的ジャンル:サンバ・ロック/ファンク
気分は... :躍動するサウンド&リズム!

今日は躍動するサンバ・ロック/ファンクを聴きたい気分です。

ということで、ブラジルを代表する男性シンガー・ソングライターJorge Ben(Jorge Ben Jor)の2回目の登場です。

『Africa Brasil』(1976年)に続いて紹介するのは、1978年リリースの『A Banda Do Ze Pretinho』です。

本作はSom Libre移籍第一弾アルバムです。
一般的にはディスコ路線のアルバムという位置づけの本作ですが、実際聴くとJorge Benらしいサンバ・ロック/ファンクが貫かれており、ダンサブルな作品ではありますが、僕はディスコ・アルバムという印象は受けません。

Jorge Benならではの躍動するリズムと心地好いカッティング・ギター、独特の節回しの歌声を存分に堪能できます。小細工なしに心の中から湧き起こるものを、そのままサウンド&リズムに反映している感じにグッときます。

伝統的なブラジル音楽とコンテンポラリーなサウンドが自然に融合している雰囲気も大好きです。

レコーディング・メンバーの中に、近年その注目度が高まっているDadiの名前を見つけることができたのが嬉しかったですね。

躍動するサンバ・ロック/ファンクを聴いてパワーアップ!

全曲紹介しときやす。

「A Banda Do Ze Pretinho」
タイトルはダンサブルなサンバ・ファンク。この躍動感こそがJorge Benですよね!軽快に鳴り響くサンバ・リズム、ファンキーなホーンセクションがサイコーです!Jorge Ben独特の節回しにもグッときます。
http://www.youtube.com/watch?v=DW3-m84j_fs

「Troca Troca」
ロッキンなイントロから始まるライトタッチのサンバ・チューン。軽快なリズムと小気味良いギター・カッティングがいいですね。
http://www.youtube.com/watch?v=Ok2at0dDXMo

「Bon Dia Boa Tarde Boa Noite Amor」
メロウな味わいが好きです。伝統的なブラジル音楽とコンテンポラリーなサウンドが上手く融合している感じがいいですね。
http://www.youtube.com/watch?v=StY2VCH9_rI

「Cade O Penalty」
ギター・カッティングがひたすら心地好いフュージョン・サンバ。サッカーのPKについて歌ったものです。♪Penalty!Penalty!Penalty!♪とPKを強烈に主張しています(笑)
http://www.youtube.com/watch?v=IcfFJsti1Lo

「Minha Estrela E Do Oriente」
大地の鼓動といった感じのリズムがいいですね。♪ジンジーニャ♪ジンゴロー♪というフレーズの語感がやけに印象に残ります。
http://www.youtube.com/watch?v=6sS1D7Zsit4

「Era Uma Vez 13 Pontos」
サッカーくじについて歌った爽快サンバ・チューン。サッカーくじに当たった時の妄想が歌われています(笑)
http://www.youtube.com/watch?v=wi_aD_r-2Eg

「Menino Jesus De Praga」
Jorge Benらしいサンバ・ロック・チューン。美しいストリングスも盛り上げてくれます。
http://www.youtube.com/watch?v=-YoPpPjnpqA

「Amante Amado」
「愛されている愛人」という邦題がビミョーですね。抑えきれない愛情を歌った妖しげなラブ・ソング。この曲も美しいストリングスが印象的です。
http://www.youtube.com/watch?v=lM56NuTew_s

「Berenice」
♪ベレ・ベレ・ベレ・ベレ二〜ス♪という歌い出しが脳内リピートする1曲。
http://www.youtube.com/watch?v=9tQHRS4UduY

「Denize Rei」
哀愁メロウなミッド・グルーヴ。セクシャルなドレスを着たデニージ・レイを勝手に妄想してしまいます(笑)
http://www.youtube.com/watch?v=FD4leIuNiww

「Viva Sao Pedro」
ラストは陽気なファンキー・サンバで締め括ってくれます。お祭りを楽しむ開放的な雰囲気がグッド!
http://www.youtube.com/watch?v=qDYfRLkbO2Q

『Africa Brasil』(1976年)
アフリカ・ブラジル
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2010年09月01日

Leon Ware『Rockin' You Eternally』

Marcos Valleとの共作3曲を含むメロウ・ワールド!☆Leon Ware『Rockin' You Eternally』
Rockin' You Eternally
発表年:1981年
ez的ジャンル:ミスター・メロウネス系アーバン・ソウル
気分は... :チラ見せ胸毛がセクシー(笑)

"ミスター・メロウネス"Leon Wareの3回目の登場です。

『Musical Massage』(1976年)、『Inside Is Love』(1979年)に続いて紹介するのは『Rockin' You Eternally』(1981年)です。

去り行く夏といった趣のジャケが今の時期にマッチしている感じがしてセレクトしてみました。

基本的に70年代後半から80年代前半のLeon Ware作品はどれもお気に入りですが、、『Musical Massage』(1976年)、『Inside Is Love』(1979年)、)、『Leon Ware』(1982年)あたりと比較すると、聴く頻度が少ないかもしれません。多分、これぞ!というキラー・チューンが無いせいかもしれませんね。

それでも改めてじっくり聴いてみると、アーバン・メロウで貫かれたアルバム全体の完成度はかなり高いと思います。

内容としては、Marcos Valleとの共作3曲に惹かれます。ミスター・メロウネスとブラジル屈指のシンガーソングライターのコラボはメロウ好きにはたまりませんよね。特に共作3曲は本作と同じ1981年にリリースしたMarcosの『Vontade De Rever Voce』に収録されているので両ヴァージョンを聴き比べるのも楽しいと思います。

レコーディングにはBilly Beck(key)、Clarence "Chet" Willis(g、b)、James "Diamond" Williams(ds)、Michael Boddicker(syn)、Laudir de Oliveira(per)、Gene Page(horn & string arr)等が参加しています。

Billy Beck、Clarence "Chet" Willis、James "Diamond" Williamsは、元Ohio Playersのメンバーで結成したShadowのメンバーです。Shadowの2ndアルバム『Shadow』(1980年)、3rdアルバム『Shadows In The Streets』>(1981年)をLeon Wareがプロデュースしています。

ブラジル音楽ファンはMarcosとの共演を楽しみ、ソウル/AOR/フリーソウル・ファンは"ミスター・メロウネス"のメロウ・ワールドを堪能しましょう。

全曲紹介しときやす。

「A Little Boogie (Never Hurt No One)」
Richard Rudolph/Leon Ware作。ヴォコーダーも駆使したブギー・ダンス・チューン。悪くはありませんが、何となくメロウ大王っぽくないかも?

「Baby Don't Stop Me」
Leon Ware/Marcos Valle/Laudir de Oliveira/Peter Cetera作。シングルにもなりました。LeonとMarcosとChicagoメンバーのコラボというだけでグッときますね。Marcosのヴァージョンは「Paraiba Nao E Chicago」のタイトルで『Vontade De Rever Voce』に収録されています。共にアーバン・メロウな仕上がりですが、メロウな中にもブラジル伝統音楽の香りがするMarcosのヴァージョンと比較すると、Leonヴァージョンは大人のアーバン・ソウルといった趣ですね。

Marcos Valle「Paraiba Nao E Chicago」 ※音質悪いです
 http://www.youtube.com/watch?v=BmN2pdLMl_M

「Sure Do Want You Now」
Richard Rudolph/Leon Ware作。エレガント&シルキーなメロウネスがたまりません。この曲も人気が高いのでは?
http://www.youtube.com/watch?v=4vGBezKavDs

「Our Time」
Billy Beck/Clarence "Chet" Willis/James "Diamond" Williams/Richard Rudolph/Leon Ware作。Shadowのメンバー3人がソングライティングでも参加しています。キャッチーさで言えば、このダンサブルなファンキー・メロウがアルバム随一なのでは?
http://www.youtube.com/watch?v=AYn6zKBmWOw

「Rockin' You Eternally」
Leon Ware/Marcos Valle作。Marcosのヴァージョンは「Velhos Surfistas Querendo Voar」のタイトルで『Vontade De Rever Voce』に収録されています。Marcosとの共作3曲のうち、両者のヴァージョンの印象が最も異なる曲かもしれませんね。軽快なMarcosヴァージョンとアーバンなミディアム・スロウのLeonヴァージョンは、知らずに聴くと同じ曲だと気付かないと思います。それぞれ異なる魅力を持った素晴らしい出来栄えだと思います。
http://www.youtube.com/watch?v=uN0Kqqc4L6Q

本曲と言えば、以前にLeon Ware本人も参加したJazzanovaのカヴァーも紹介しています(アルバム『Of All The Things』収録)。オリジナルに近い雰囲気のカヴァーでしたね。また、以前に紹介したBrothers Like Outlaw「Settle the Score」でサンプリングされています。

Jazzanova feat. Dwele & Leon Ware「Rockin' You Eternally」
 http://www.youtube.com/watch?v=li4Afl639KE

「Got To Be Loved」
Leon Ware/Marcos Valle/Richard Rudolph作。Marcosのヴァージョンは「Bicho No Cio」のタイトルで『Vontade De Rever Voce』に収録されています。クールばMarcosのヴァージョンと比較すると、Leonヴァージョンはメロウ大王らしい仕上がりです。

Marcos Valle「Bicho No Cio」
 http://www.youtube.com/watch?v=mqJX3TaRst8

「Don't Stay Away」
Leon Ware作。メロウなインスト・チューン。途中でDoobie Brothers「What a Fool Believes」風のフレーズが聴こえてくるのが楽しかったりします。
http://www.youtube.com/watch?v=D3zCDSX1Ko0

「In Our Garden」
Adrienne Anderson/Leon Ware作。Marvin Gaye『I Want You』『Musical Massage』の流れを汲む官能メロウ・チューンでアルバムは幕を閉じます。
http://www.youtube.com/watch?v=oJNSEJoOQco

Leon Ware作品の過去記事やMarcos Valle『Vontade De Rever Voce』の過去記事もご参照下さい。

『Musical Massage』(1976年)
Musical Massage

『Inside Is Love』(1979年)
Inside Is Love

Marcos Valle『Vontade De Rever Voce』(1981年)
ヴォンタージ・ジ・レヴェール・ヴォセ

posted by ez at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 1980年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする