
発表年:1997年
ez的ジャンル:セクシー系ネオソウル
気分は... :昨日からの"Patterson"つながりで...
いよいよNBAが開幕しましたね。
「セルティックス対ヒート」の開幕戦は、新旧スーパースターが勢揃いし、その姿を観ているだけでワクワクしてきました。結局、セルティックスが勝利しましたが、セルティックスは今シーズンもかなり強そうですね。ヒートはチームとして機能するには少し時間を必要とするかもしれませんね。
今回は大好きな男性ネオソウル・シンガーRahsaan Pattersonのデビュー・アルバム『Rahsaan Patterson』(1997年)です。
偶然ですが、昨日のKellee Pattersonから"Patterson"つながりになりました(笑)
これまで当ブログで紹介してきたRahsaan Patterson作品は以下の3枚。
『Love In Stereo』(1999年)
『After Hours』(2004年)
『Wines & Spirits』(2007年)
前回、『After Hours』の記事を投稿したのが、2007年12月にビルボードライブ東京でRahsaanのライブで観た直後でした。当時の最新作『Wines & Spirits』(2007年)を引っさげてのライブは、実にリラックスした雰囲気で楽しめた記憶があります。
あれから約3年経ちますが、その間のRahsaanの目立った活動と言えば、クリスマス・アルバム『The Ultimate Gift』(2008年)のリリース、Angela Johnsonのアルバム『A Womans Touch:Vol.1』(2008年)の収録曲「Dream Flight」への客演くらいだと思います。
そろそろ彼の新作が聴きたいですね・・・
さて、今回紹介するデビュー・アルバム『Rahsaan Patterson』ですが、当時僕にかなりのインパクトを与えたアルバムでした。当時はD'Angelo、Eric Benet、Maxwellといった才能ある男性ネオソウル・シンガーが続々と登場した"ネオソウル黄金期"でしたが、その中でも一番の有望株であると感じたのがRahsaanでしたね。
本作『Rahsaan Patterson』と次作『Love In Stereo』(1999年)の2枚は、今聴いてもワクワクするネオソウル名盤です。
Rahsaanのセクシーな歌声とネオソウル・サウンドが一体化した独特のセクシーな音空間は、一度ハマると中毒になりますね。
あの頃のネオソウルは最高だった!と改めて実感できる1枚です。
全曲紹介しときやす。
「Stop By」
オススメその1。シングルにもなったオープニング。当時、この浮遊するファンク・チューンを聴き、"これぞ新時代のソウル/R&B!"と興奮した記憶があります。Keith Crouchプロデュース。
http://www.youtube.com/watch?v=Ha1UDuK8kI8
「Spend The Night」
オススメその2。美メロなミディアム・スロウ。さり気なさの中に漂うセクシー感にグッときますな。Jamey Jazプロデュース。
http://www.youtube.com/watch?v=zf7NzKHc26A
「Where You Are」
オススメその3。この曲もシングルになりました。メロディアスなアコースティック・ソウル。オーガニックな中にもRahsaanのソウル魂を実感できる名曲だと思います。Jamey Jazプロデュース。
http://www.youtube.com/watch?v=ttvYb6wcJSU
「So Fine」
オススメその4。ネオソウルらしいクールな疾走感にグッとくるファンク・チューン。女性コーラスとの絡みもグッド!
Keith Crouchプロデュース。
http://www.youtube.com/watch?v=E6Hv5c8C1TQ
「Stay Awhile」
オススメその5。哀愁モードのミディアム・スロウ。大人のセクシー感がサイコー!Jamey Jazプロデュース。
「Come Over」
オススメその6。特に女性はグッとくるであろう絶品スロウ。Rahsaanならではのセクシー・モードの音空間を堪能できます。Keith Crouchプロデュース。
http://www.youtube.com/watch?v=hfAxB7eonuU
「Can't We Wait A Minute」
オーケストレーションも配したロマンチック・バラード。Jamey Jazプロデュース。
http://www.youtube.com/watch?v=Liekx_4k0-0
「Joy」
ア・カペラで聴かせてくれます。なかなか心憎い1曲です。Les Pierceプロデュース。
http://www.youtube.com/watch?v=khVt6B--4B8
「My Sweetheart」
オススメその7。Stevie Wonderがネオソウルしたら・・・こんな雰囲気になるのでは?Jamey Jazプロデュース。
http://www.youtube.com/watch?v=xgDK4SxD2jA
「One More Night」
オススメその8。ネオソウルならではのジワジワくる高揚感を堪能できる美メロ・スロウ。Dinky Bingham/Ira Schickプロデュース。
「Don't Wanna Lose It」
オススメその9。大人のアーバン・"ネオソウル"といった趣ですね。痒いところに手が届く素晴らしい仕上がりです。Les Pierceプロデュース。
http://www.youtube.com/watch?v=sy4190kLcbk
「Tears Ago」
オススメその10。男の哀愁モードにグッとくるバラード。一人感傷に浸りたくなりますな・・・。Chris Boldenプロデュース。
「Ain't No Way」
オススメその11。心の奥まで感動で伝わってくる絶品ミディアム・グルーヴ。Les Pierceプロデュース。
「Soul Free」
オススメその12。ラストはネオソウルらしい浮遊するグルーヴで締め括ってくれます。Jamey Jazプロデュース。
殆どがオススメ曲になってしまいました(笑)
本当に捨て曲ナシの名盤だと思います。
Rahsaan Pattersonの過去記事もご参照下さい。
『Love In Stereo』(1999年)

『After Hours』(2004年)

『Wines & Spirits』(2007年)
